六畳半のすごし方 TOP  >  キラキラ☆プリキュアアラモード >  第8話「キラパティオープン…できません!」

第8話「キラパティオープン…できません!」

①前途多難なお店準備
 今週もいちかの解説から。
 前回公言したとおりお店を開くための準備を始めます。しかしスポンジを焦がしてしまい大失敗。店開く前に修行した方がいいんじゃないでしょうか。怪人にすら相手にされません。絶対オープンさせてみせる!を意気込む我らがいちか嬢。

 映画宣伝仕様OPその4。戦闘場面集。かかと落としのシーンが足りません。


 汚れた室内をお掃除。何食わぬ顔のゆかりにあおいがさっき一人だけ逃げたでしょ?と絡みます。髪に臭いがつくのが好きじゃないのと悪びれた様子はありません。巻き込まれたやつがどんくさい。中学生組に馴染んでいるあきらに比べると独特の距離感と立ち位置。あきらも確かに綺麗だとお世辞を言います。自慢気に「よく言われるわ」。ほんといい性格してる。性格は既得権。先にこういうもんだと思わせた方が勝ち。
 ひまりが血相を変えてやってきます。どうやら厨房だけでなく店全体が真っ黒けになってしまったらしい。どんな爆発だよ。さらにオープンが遠のいてガッカリ。前途多難。ところで「真っ黒けっけ~です」って言い方をするひまりもなかなかに独特。

 そこに現れる見知らぬ怪しいおっさん。長老。人間の姿に化けられるらしい。顔のアップだけ見れば変わったおっさんで済むんですが、頭頂部まで含めると警察呼びたくなります。女の子達の反応は一様に微妙。
 「でもすっごくかっこいい」とフォローするあきら。この人は6話でもそうでしたが周囲に気を遣うタイプのようです。今回もフォローを真っ先に行っています。気苦労人というか、常識人枠でしょうか。お世辞に気をよくした長老はみんなを隠し通路に案内。

 初めて入る部屋。中央には巨大なビーズメーカーのアレ、またはガチャ。かつてプリキュアが残したキラキラルポットと説明する長老。前回回想で触れた件がこれか。キラキラルを集め保存し新たなる夢に変える装置。毎年恒例の収集品。今回はどストレートにキラキラル。つまり自分で作ってしまえる。もう探す手間すらいりません。やはり本作はこの方向で突き進むようです。
 さっそくいちかがハンドルを回します。もくもくとクリームが出てきます。これがキラキラルで、綿飴のように軽く自分の意思で形状を変えられます。プリキュアのとき使っているものと基本的には同じ。このクリームを使ってお店を自由にデコれる。
 早速役割分担。あおいはテーブル作り。あきらはギャルソン。ギャルソン? 接客係。男性給仕を指す言葉。イメージ映像も男性。長老が勘違いしているわけはないと思いますが……それあきらに失礼なんじゃないですかね? なお長老は実体がないので説明はできても実務には携われません。あくまで店を動かすのはいちか達。
 ひまりはスイーツの材料を買いに行くと自分から言い出します。残るゆかりは……なんか黙々とスイーツのレプリカ作ってました。マイペースだなぁ。絶対ウキウキしながら没頭してたでしょ。案外この人が一番子どもっぽい。人の分担を決めたところでいちか自身は調理担当。これがなければ出すに出せない。一番不安要素のある料理人ですが。
 手をつけようとしたところで轟音。行ってみると壁に大穴が開いています。敵襲か?
 「ご、ごめん。勢い余ってテーブル飛んでっちゃって…
 「なんで~!?
 脚の長さが揃わずあきらと引っ張り合いをした結果このザマとなりました。キラキラル(物理) ふたりが苦戦している間もゆかりはさらに大量のレプリカを量産。もっとも、使い道は本人も知らない。

 そんな感じで店の準備が停滞していると、ひまりが泣きながら帰ってきます。材料を買いに行ったのに手ぶら。
 何事かと尋ねると大勢の客に圧倒されて玉砕。おめおめと帰ってきたようです。コミュ障に買い物はハードルが高かった。お店をやるなんて無謀と引きこもってしまいます。いや、大丈夫だって、ね、あおちゃん。「結構めんどいんだよね」。予想外のリアクション。あきらがフォローしようとするとゆかりがお店をやりたいなんて言ったからしら?と混ぜっ返します。みんな頑張ってるんだからとたしなめるとあなたの意見は?と切り返し。あきらが同調しやすいことを読んでの反撃でしょうか。図星だったようであきらは口をつぐんでしまいます。
 お店をやりたいのはいちかであって、ほかのメンツはそこまで士気が高いわけではない。ましてのっけからこうも躓いては士気はダダ下がり。その頃長老は居眠り。全く使えません。メインの話には全く絡ませる気がないこの潔さ。


②初めてのお客さん
 幼女がペットを連れてやってきます。店の前にいる三つ星ニャンコを発見。例の噂は幼女も知っているので店を訪ねます。
 「あれ~? まだオープンしてないの?」
 オープンどころから解散の危機です。8話で解散させるの好きだな、このシリーズ。
 いちかが応対。自分達の問題は棚上げして丁寧に話します。コミュ力高い。ここ最近の本編や映画での行動もあっていちかに対する評価は結構高いです。リーダーというか、5人の真ん中にいる説得力というのか。物語の舵を切るのはこの子、という安心感があります。
 幼女(えみる)は友達との写真を見せながら明日お茶会をすると話します。そこで悩みどころなのは何を持って行けばいいか。それぞれ好みが違います。そこでいちかはドーナツを提案。ドーナツと聞いてペコリンがうっかり出てきます。犬の振り。話を戻してドーナツでどうだろう?と訪ねると「わかんない」。彼女の心には刺さらなかったようです。
 トボトボと帰ろうとするえみるに、いちかは友達みんなが喜ぶスイーツを届けると大見得を切ります。不安顔の一同。ゆかりさん楽しそう。この人だけ他とリアクションが違うのがいいね。ある意味では一番いちかに期待している人なのかもしれない。それが「楽しそう」だからという理由であっても。


 また安請け合いしてと嘆息するあおい。大見得を切ったものの具体的な案はありません。期限は明日。間に合うのか。
 「間に合わせる!
 「だって初めてのお客さんだもん。あの子のしょんぼり顔が笑顔になったら…めっちゃうれしい!
 いちかが思いつきで動いた開店準備ですが、ここで他のメンバーにも動機を共有。これは面倒事を引き受けたのではなく、お客さんを得たのだと。自分達はただスイーツを好きなのではなく、みんなにもその好きを味わってもらうのだと。

 しょんぼり顔を笑顔に。帰り道一人考え事のひまり。彼女自身がスイーツに手痛い思い出がありますが、それで救われた思い出もあります。あきらが話しかけます。一緒に買い物に行こう。一人じゃ怖くても二人なら何とかなるよね。
 手伝いたいのは山々だけどまた壁壊してもアレだし…。そんなあおいにゆかりが話しかけます。あのお店、足りないものがあると思わない? いちかに感化されて高校生組が具体的なリアクションを起こします。

 翌日。寝不足のいちか。結局思いつきませんでした。
 工房から叫び声。あおいが勢いをつけてレプリカを屋根に上げます。力持ちだからってほんとに力任せなのかよ。ゆかりと共同してカウンターを用意。あおいが失敗したテーブルが一部に使われていることに気づきます。よく気づいたな。なんということでしょう、もはや原型をとどめていません。あおいが説明しながらレプリカ投擲を続けます。果たして彼女の歌唱力が陽の目を見ることがあるのだろうか。
 このお店にいれば退屈しない。そう話ながらゆかりは泡立て器(ホイッパーとも言うらしい)を作ります。
 「はい、期待してるわよ。無謀な店長さん
 この人どんどん面白いキャラになっていくな~。
 受け取ったいちかのもとに今度はあきらとひまりが姿を現します。手にはいっぱいのりんご。結局何に使ったんだろう?
 あきらが店主に話しをつけてくれたとひまりが言います。悲しい顔をしている子をほっとけない。これは自分の意見!とゆかりの方を向いて言うあきら。材料を手に入れられたのはひまりちゃんが頑張って説明してくれたおかげと彼女の活躍もフォロー。ひまりはレシピを見せながら何を作ろうか考えようといちかを促します。材料りんごですが。りんごの箱にたぶんいろいろ入ってるんだとは思いますが。いちかの頭をなでながらギャルソンの勉強をすると答えるあきら。それぞれが自分の意思で店に携わります。
 ダンディーの道は遠いジャバよ。ダンディーから離れろ。

 お店の内装は順調に進み、キッチンの汚れもスッキリ。みんなが一つに。自分の言葉に閃くいちか。
 そこで作ったのはアニマルスイーツ。ケーキの上に乗せて全部盛り。好きなもの全部ぶっこめば顧客の満足を得られるだろう作戦。ところでえみるは何年後にプリキュアになるんですか?
 そこにまたしても現れる怪人。キラキラルを強奪。いちか達は元に戻すと啖呵を切って怪人を追いかけます。


 変身。
 「キラキラ☆プリキュアアラモード!
 ここで全員名乗り。このデザインも見慣れてきたというか、5人並んでポーズ決めればプリキュアに見える。
 怪人に息を吹きかけられて転倒。カスタードがうつぶせに倒れるのは尻尾が大きいからでしょうね。尻尾が緩衝材代わりになりそうなので仰向けの方がいいかもしれませんが。
 解散の危機からのチーム結成はプリキュアのお約束。5人でフォローし合いながらたたみかけます。ホイップさん主人公感ある。


 無事キラキラルが戻りえみるも大喜び。
 看板を最後に取り付けてお店の準備完了。あ、今まで看板ないことに気づかなかった。それならといちかは制服を思いつきます。お、きたきた。これ可愛いよね。公式のビジュアルも制服姿で集合してるやつあるし。しっくりくる。
 準備万端。
 「よーし! これからキラキラパティスリーをもっと盛り上げよう!
 「あっ、バンドの練習がある日は無理
 「私も塾が…
 「みくのお見舞いに…
 「頑張ってね、店長さん
 とみんな言いたい放題。
 そこにえみるが友達を連れてやってきます。
 「いらっしゃいませ!
 「ようこそキラキラパティスリーへ!


③次回予告
 なんかポケモンマスター目指してる人っぽいのいるの気のせいですかね。


〇今週の出来事
 えみるを準レギュラーにしよう(切望)


 みんなでお店屋さん。でも用事がある日は勘弁な。
 先日発行されたプリキュア新聞にて、神木Pが「我が道を行くプリキュアが、スイーツでつながる…逆に言うとスイーツでしかつながっていない関係性を描きたい」とコメントしたとおりの開幕。元々スイーツ好きな子もいれば、成り行きや勢いの子、退屈しのぎに、とそれぞれの動機はバラバラ。それは動物を模したスイーツにも現れていて、それぞれ単独で完結するスイーツだけど、全部盛ったら盛ったでいいよね、という。
 これまでも見ていて思いましたが、本作は場ありきの物語です。工房、スイーツというキッカケがあって彼女達は繋がり、共有し、協力して事に当たります。その逆ではありません。スイーツは手段であり目的。仲が良いから一緒にスイーツを作るのではなく、スイーツを一緒に作るから仲が良くなる。スイーツを通して年齢も学校も個人的にやっている事柄も超えて繋がる。翻せば友達ってそういうものだよねっていう。たまたま「○○だった」から始まる関係。同じではない子達が、たまたま同じことを接点に繋がり広がっていく。果たしてその先には何があるのか。お店屋さんプリキュアという新展開も含め、これからが楽しみです。


[ 2017年03月26日 15:54 ] カテゴリ:キラキラ☆プリキュアアラモード | TB(0) | CM(-)
トラックバック
この記事のトラックバックURL