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第1話「大好きたっぷり!キュアホイップできあがり!」

○今週の出来事
①思い出のスイーツ

 ウサギの真似をしながら母のケーキを待ついちか嬢。できたのはイチゴのショートケーキ。それを見たいちかはキラキラしていると夢中になります。これは各人に思い出のスイーツがあって、それが変身のモチーフになってる的な感じでしょうか。

 現在。
 母が帰ってくるとウキウキしながら街を駆けるいちか。商店街の人とも顔見知り。ケーキを作るため八百屋で卵を入手。ホイップ(ホップ)・ステップ・ジャンプ、とはしゃいでいる裏では、何やらきな臭い争いが起っています。って、近いな、おい。
 カップケーキみたいな形の山から謎のクリーム状のものがダダ漏れすると同時に謎の生物が飛びだしてきます。街中にクリームが降ってきます。みんなビックリ仰天。いちかが匂いを嗅いでみると甘い香り。今でも山からはクリームが火山の煙のように噴出し……ショートケーキ状の雲を発見して喜ぶいちか。いや、待て、そうじゃない。この異常事態を異常と思って下さい。
 同時刻。黄色い人、青い人、紫の人、赤い人もそれぞれにスイーツの雲を見つけます。だからそうじゃない。いや、そうなのか。この異常を異常と思わないタフで異常な精神力が選ばれし者の条件なのかもしれない。
 異常現象よりもケーキ。母が帰ってくる前に作らなければ。いちかはきびすを返します。

 OP。あ、妖精二人いたんだ。赤い人良い人そう。プリキュアが持ってるアイテム、昔スーパーとかで売ってましたよね、中にチョコとかラムネ入ってた。高校生組が浮くんじゃないかと思ってましたが、案外馴染んでますね。


 家に戻ると隣の道場にいた父が迎えます。これまた珍しい主人公設定。
 早速調理の準備。今日は絶対に成功させると意気込みます。成功したことないんかい。
 「レッツ・ラ・クッキング!
 微妙に昭和の匂いを感じます。
 イメージ映像とキャラソン。そうきたか。全体的に今作は演出や進行がやや独自路線。実写映像も入ります。折角料理をメインに据えたんだから、このアニメをキッカケにお菓子作りに興味を持ってもらおう、話のタネにしてもらおうという配慮でしょうか。
 黒い煙。失敗のお知らせ。ペシャンコなスポンジのできあがり。頭を抱えていると父が道場から戻ってくるなり見事なクッキーと失敗作を褒めます。そんなデカイクッキーないだろ。台所から追い出された父は年頃の娘は難しいと肩を落とします。同情するように頷く門下生。

 一方街の方では異変は収まったようですが、何だったんだ?と疑問の声が上がります。すると今度はケーキ屋のケーキが灰色になる事件が発生。犯人はキラキラルなるものを収集しているようです。妖精が追いますが返り討ち。


②キラキラキラルン・キラキラル

 再びチャレンジするもまた失敗。さらっと登場した他の面子を見るかぎり特段お菓子作りに長けているというわけでは無さそうです。黄色は別格ぽいですが。まあ、クッキングアイドルだしね。
 そこに先ほど殴られた妖精がピンポイントで顔面に直撃。ちなみに今作の感情表現は魔法つかいとガラっと変えているようで、ギャグ顔を多用しています。謎の生物を見たいちかは律儀に一つ一つリアクションを返します。思わず父を呼びに行こうとして止まります。どうやらお腹を空かせている模様。腹ぺこキャラに悪い奴はいない。何かないかと冷蔵庫をあたろうとすると、妖精はスイーツ、特にキラキラルが入ったスイーツが食べたいと所望。
 キラキラルはわかりませんが、スイーツならペシャンコなスポンジがたくさんあります。これをスイーツと呼んでいいのか疑問が残りますが、妖精はクッキー美味しいと喜んでくれます。恩を仇で返すスタイル。
 複雑な気分のいちか。でも美味しいとムシャムシャがっついている姿を見て悪い気はしません。一応自己紹介。視聴者的には前回からご存じ宇佐美いちか。ペコリンと答える妖精。いつも腹へってそうな名前。

 ハッと思い出すといちかはケーキ作りを再開します。この精神力。少しは自分の周りで起きていることに興味を持った方がいいんじゃないでしょうか。張り切って気合を入れて生地をかき混ぜます。それを見たペコリンはキラキラしたものが生地からこぼれ落ちているのを目撃。なるほど、そういう表現になるわけね。
 ペコリンの助言を受けて生地を焼いてみると今度はふっくらと焼けます。どうやらかき混ぜすぎていたようです。感謝を込めてペコリンを振り回します。恩を仇で返すスタイル。
 ここで件の母について紹介。母は世界中の小さな村を回るお医者さん。今日は1年ぶりの再会。ふむ、そうすると親子間でのエピソードはここぞってとき方式でしょうか。今作は5人体制なので家族描写は尺を取りにくそうです。昔よく作ってくれたショートケーキでサプライズしたい。そう語るいちか。
 キラキラキラルン・キラキラル。ペコリンが美味しくなるおまじないをかけます。
 電話が鳴ります。黒電話。ダイヤル方式とかもうないだろ。下手すると使い方わからないレベル。母からの連絡だと察したいちかはパッと表情を輝かせて受話器を取ります。しかし話しているうちに表情が陰っていきます。受話器を置くとトボトボと台所へ。内容を知っていたのか父はそんな娘に声をかけられず一人にします。
 急患が出て帰られなくなったと話すいちか。帰国がいつになるかも未定。

 街の方では灰色事件が多発。次の狙いは……。


③キュアホイップ! できあがり!
 スポンジは出来上がったもののそれ以上手をつけないいちか。
 そこにガミーがやってきます。キラキラルを所望。言っていること自体はペコリンと同じなのでお腹が空いているの?と訊ねます。欲しいのはキラキラル。ペシャンコスポンジから吸い取ります。元気の素。それを使えばガミーは強くなる。言うが早いか巨大化。今回の敵は召喚型ではないのか。
 残ったスポンジを狙うガミー。しかしそれを渡すわけにはいかない。ペコリンが食材を乗せたトレイごとどこかに持っていきます。追うガミー。いちか視点ではよくわからない何かがケーキを持ち逃げしたことには変らないカオスな状況。母は帰ってこないし厄日ですね。

 ペコリンを追うガミーはさらに強化。2段階変身。手続きが重複してる気がするんですがどういう風に絡めていくんでしょう。
 空を飛ぶ彼らを追っていちかは公園に辿りつきます。速ぇ。陸路でその速さは尋常じゃない。合流。ケーキを守ったと健気に言うペコリンですが最早作る意味を失ったいちかは諦めムード。ガミーにペコリンの安全を条件にケーキを差し出そうとします。
 止めるペコリン。いちかはお母さんは帰ってこないし食べてもらえないならもうどうでもいいとぶっちゃけます。回想。思い出のケーキ。彼女がケーキにこだわるのはそれが母との思い出であり繋がりだから。母の愛情の証明。母と離れて暮している設定はそれを強調するためでしょう。スイーツが人と人を繋いでいる。どうでもよくないと涙を溢しながら自分の答えを自分で打ち消します。
 未完成のケーキを前にして彼女は踏みとどまるとガミーに渡さないと啖呵を切ります。キラキラルを前にそんな話聞けるかとご立腹なガミーは跳びかかってきます。
 例によって謎空間発生。プリキュアではよくある現象。っていうか、これはアレか、本当にやるのか。
 ここでケーキを完成させろ、とペコリン。まさかの展開。本作が発表された時に、友人とスイーツ作って変身するんじゃね? 今からケーキ焼くから待ってくんない? あ、失敗したからもう1回、みたいな話してたんですが、本当にやりやがった。初回だけの手続きなんだろうけど、ぶっこんでくるとは思わなかった。
 「えっ、今!?
 流石のいちかさんも困惑。
 「今ペコ!」
 念を押されてはやるしかありません。腕まくりするとクリームを……一手目から失敗。ガミーさんちょっと時間かかりそうなので少しその辺で時間潰してて。
 いちかはめげることなく続けます。ウサギをイメージするとそれをあしらったショートケーキを完成させます。なるほど。本作のモチーフは動物とスイーツ。全く関係ないこの二つを繋ぐために設けられた手続きなわけね。これ、あと4回やるんでしょうか。なかなかシュールです。というか5人目に至っては他の4人の仲間待たせたり、注目集めてる中でやらなきゃいけないとかハードル高くね? そして待たされるガミーさん。
 完成したケーキはキラキラルの結晶になります。ついでにコンパクトも出てきますが関連性は、謎です。

 「キュアラモード・デコレーション!
 「ショートケーキ!
 「元気と笑顔を! レッツ・ラ・まぜまぜ!
 変身バンク。コンパクトに結晶をセットして棒で混ぜ混ぜ。ねるねるねるね的な。クリームを使って変身していきます。普通プリキュアは変身するとディディールが細かくなるので大人っぽくなるものなんですが、本作はむしろ幼くなる印象。パーツが丸いからか? スカート翻すシーン可愛い。イチゴが胸についてリボンに。イチゴがパカって開いてエンブレムになったら格好いいのに、とか思う私はグレートマイトガインが大好きです。あれ、思いついた人天才だと思いますね。いちかはペコちゃんみたいな笑い顔するのが特徴。
 「キュアホイップ! できあがり!

 ようやく待機時間が終わったので攻撃再開。我慢できないとか言いながらちゃんと待っててくれたガミーさんは実は気が長い人。ジャンプして回避。お約束のシークエンスをはさみながら、着地して喜ぶホイップさん。現金な子だな。ちなみに今作はモコモコ仕様です。
 すると今度は戦法を変えてスピード勝負をもちかけるガミー。やめとけ。スピードを強調する奴は大抵失敗する。ホイップの耳がダウジングのように動きます。聴覚強化なんでしょうけど、ダウジングに使えそう。ガミーのスピードに対処。動物モチーフなのでそれぞれ特徴を出しやすいのかもしれません。……リスって何するんだ? ドングリ頬張ってるイメージしか出てこない。
 ガミーの攻撃を軽々とかわし続けるホイップ。でも防戦一方では埒が開きません。その疑問に答えるようにポシェットが光ります。コンパクトで練ったクリームを武器として使用。使うのかよ。食べ物モチーフだしクリームビームとかやれないだろ、とか思ってたけどそんなことなかった。ムチ状にして反撃。肉弾戦は控えるとは言ったが、獲物を使わないとは言ってない。てっきり相手の口にクリーム詰め込んでギブアップさせるとか、突然料理対決になるとか想像してたんですが、この辺はある意味真っ当に戦うようです。獲物があるおかげかプリキュアも格好良く見える。
 「キラキラキラルン・キラキラル!
 トドメの一撃。美味しくなあれっておまじないを敵に使うストレートさ。相手をクリームで包んで窒息させます。結局詰め込むんじゃないですかー?!
 スイーツ(物理)。平常運転です。納得せざるをえない。

 戦闘を見届けた何かが突然現れます。
 「鞄がしゃべった~!?


 ED。今回は日常空間も舞台にしてダンス。キラキラの面子はデザイン的に特徴が強いんですがCGでも上手く表現されています。マイク持ってますがこれもアイテムとして使うのかな。


④次回予告
 この黄色ノリノリである。
 調理映像付き。料理アニメとしてもアピールするようです。竹串(爪楊枝か?)ああ使うのか。


○トピック
 で、誰が今年のポンコツ枠なんですか?
 シリーズ14年目、12代プリキュア、キラキラ☆プリキュアアラモードの登場。


 動物とスイーツをレッツ・ラ・まぜまぜ。
 視聴者に疑問を持たれる前に勢いで乗り切るスタイル。黄色でダメ押しすれば完璧! 要は可愛いけりゃいい。
 プリンセス、魔法つかいとモチーフを経てお菓子作りに挑戦。東堂いづみも気付いたようです。作中でもお金を稼げばいいんだと。もうほんとどこに行く気なんだプリキュアは。それを追うのがこの感想の目的。
 この感想はプリキュアを見て、プリキュアとは関係ないことを書くのを趣旨としながらついでにプリキュアの感想を書きます。本編部分をなぞって書いているのもその方が話を飲み込めるのと、その過程で思いついたことを書くためです。感想自体は私の思考を整理するための副産物に過ぎません(要するにメモ)。物語をとおして学び、人を知り、思考を整理する。プリキュアをテキストにして毎週綴っています。


[ 2017年02月05日 18:20 ] カテゴリ:キラキラ☆プリキュアアラモード | TB(0) | CM(-)
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