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第42話「チクルンにとどけ!想いをのせた魔法のプリン!」

○今週の出来事
①チクルンの受難

 みんなが働いている中で一人昼寝をするチクルン。そこに誰何の声。
 寝ぼけながら質問に答えていると、サボっているのがバレたら女王様に叱られるとうっかり口走ってしまいます。それは好都合とばかりに声の主をほくそ笑みます。じゃあ、バラそうか。見逃して!なんでもするから!
 ん、今なんでもするって言ったよね?ということでチクルンはオルーバの使いっ走りになりましたとさ。めでたしめでたし。

 夢にうなされているチクルンを起こすモフルン。
 話としては前回の続き。みんな同じベッドで寝ています。エミリー眼鏡外した方が可愛いんじゃね?(眼鏡っ娘好きにあるまじきセリフ)
 心配するモフルンに何でもないと答えると報告のために部屋を出て行こうとします。しかし蜂蜜集めと言い訳したのが運の尽き、それを聞いたモフルンは自分も行くと言ってききません。懇願されては断り切れず頷くとモフルンはすぐにみらいを起こします。こうなっては蜂蜜集めに行くしかありません。

 映画宣伝仕様OP。時期的にもこれがラストでしょうか。


 花畑ではしゃぐモフルン。
 チクルンが距離を置いてだらけているとオルーバの影が話しかけてきます。彼の力を使って遠距離通信。報告といっても特に何もないのでこれといった進展なし。オルーバも興味がなさそうに聞き流します。回収したクシィの本の方が重要。
 もういい加減このパターン飽きたわ、といった感じでシャーキンスが不穏な態度を見せます。それを見たチクルンは思わず制止の声をあげてしまいます。ギョロりと見返されて答えに詰まりながらも、何も正面から戦わなくても搦め手でいけるのではないかと具申。具体的にはリンクルストーンが無ければプリキュアに変身できず無力化したも同然。情がうつったのでは?と疑惑の目を向けるシャーキンス。オルーバも例の弱味を握っていることをほのめかしてきますが、なんとか猶予の時間を貰います。

 一息ついたところで蜂蜜集めが終わったみらい達から声がかかります。ふたりを先に帰して独り残ります。大きなため息。


 今日の魔法学校は授業がないのでお菓子作りをすることに。
 チクルンにお礼がしたいと話すモフルン。それなら彼の分もお菓子を作ってあげようと話が纏まります。
 講師役はいつものリズ先生。お題は蜂蜜プリン。母親が有名な料理家だけあってリズの腕もなかなか。ジュン達も気合が入ります。ちなみにプリンはナシマホウ界産。しかし今回は魔法界にある材料を使って作ります。蜂蜜はモフルンが先ほど集めたものを使用。
 一通り説明したところで早速調理開始。まずは魔法を使って卵を割ります。手を使った方が早くね?
 どうやら半分魔法の練習を兼ねているようで生徒達にも実践させます。実際にやってみると力加減が難しい。強すぎると粉々に割れてしまうし、弱すぎると割れない。はーちゃんが試してみると黄身と白身が分れるように綺麗に割れます。やはり魔法レベルは一つも二つも上のようです。

 蜂蜜集めを終わらせて帰ってくるチクルン。気が重い。
 彼女達を危険にさらさないためにはリンクルストーンを奪うしかない。でもそれは彼女達に対する背信行為。良心の呵責を振り払うようにあくまでもこれは自分のためなのだと自分を納得させます。
 自分の分も蜂蜜プリンを作っていると聞いて驚くチクルン。これから泥棒しようってときに超やりにくいわ!とわかりやすい反応。とりあえず彼女達の様子を伺っていると変身アイテムは全て同じ小袋に収納していることに気づきます。これは好都合。
 みらい達の注意がそれている隙に小袋に近づきます。細心の注意を払っているつもりが背後からモフルンに声をかけられてビックリ。すっかり忘れていました。
 小袋の上に座りながらチャンスを待つチクルン。ですが隣にいるモフルンが気になって仕方ありません。モフルンもプリキュアも自分に好意的。個人的な恨みは全くありません。だからこそこんな回りくどいことをしているわけで。しかしその一方でオルーバ達の脅威もまた自分の肌身で知っているが故に振り払うこともできません。そのふたつの間で揺れ動いたチクルンは……。

 モフルンに持っていた蜂蜜の瓶を渡します。餞別代わりでしょうか。おそらく彼は戻ってくる気がなかったのではないかと思われます。不可抗力とはいえ、彼女達への義理を裏切ってしまうのは事実ですから。
 彼の胸の内を知らないモフルンは無邪気にこれで蜂蜜プリンをたくさん作るとはしゃぎます。断腸の思いでモフルンと袂を分かつチクルン。誰の耳にも届かないことを知りながら別れの言葉を残して小袋を持っていきます。
 みらい達はオーブンで焼かれたプリンを見てはしゃぎます。すぐに食べようとするはーちゃんをたしなめるジュン。そうそう、この手のお菓子って一手間も二手間もかかるから食べたいと思ってもすぐに食べられないんだよね。忘れた頃に出来上がるっていうか。


②モフルンマジ天使
 冷えるのを待ちながら休憩。
 みらいはリンクルストーンがなくなっていることに気づいて慌てます。

 待ちくたびれたようにチクルンの前に現れるシャーキンス。
 チクルンはこれで彼女達から手を引いてくれるんだよな?と確認するように言います。ところが彼女達が現場に到着。早っ。「甘い匂いがしたモフ」。あ、そういえば探知機でした。
 みらい達からは、シャーキンスがチクルンを利用してリンクルストーンを盗ませた構図。当然チクルンから離れろ、チクルン逃げろと呼びかけます。動きが固まるチクルン。背後では寄こせと要求するシャーキンス。結局その要求から逃れることができず渡してしまいます。
 リンクルストーンを受け取ったところでネタばらし。チクルンはオルーバの手先。今までスパイをしていた。頭を抱えるチクルン。今回は彼の禊ぎ回なのでスパイ活動が本意ではないこと、プリキュア側に対して義理と人情を感じていることを強調。真実を知ってショックを受けるみらい達。チクルンの呵責もまた最高潮。この意味でも非常に素直なキャラです。

 これで勝ったも同然、と突風でみらい達を吹き飛ばすシャーキンス。話が違う!と抗議するチクルンも払いのけます。
 プリキュアを倒すのは既定路線。チクルンとの約束など最初から守る気なし。デウスマストの眷属はこちらのことを一切考慮しません。もちろんプリキュアもあちらのことを一切考慮しません。基本殲滅戦。
 ということでシャーキンス巨大化。あ、それ負けフラグです。この調子だと他の眷属も巨大化するんでしょうか。封印されている他の眷属が一気に目覚めて巨大化して闊歩してるシーンとか出たらなかなかに絶望感ありますね。設定的には彼ら眷属は古代の神々的なイメージらしく、ランプや土偶に封印されていたのもある種祭られていたとも解釈できるので、この威圧感はしっくりきます。まあ、神だろうがなんだろうがプリキュアは殴るんですが。

 リンクルストーンの入った小袋を飲み込んで万全の体制。これ絶対チクルンが中に入るパターンじゃないですかー、と思ってる間に実行。全部ではありませんがトパーズとエメラルド(スマホン)の奪取に成功。シャーキンスさん無能。リンクルストーンを大事そうに抱えたチクルンを背後から撃ちます。一応これで禊ぎ完了。
 映画でも本編でも安定感に定評があるトパーズに変身。

 地面を砕いてバトルフィールドを形成。地面から浮き上がって身動きがとれないモフルンとチクルンを真っ先に狙います。シャーキンスさん小物感出てます。プリキュアがガード。フェリーチェがふたりを安全なところに退避。
 久々に無詠唱で岩を飛ばしたりとプリキュアの上位感を出すフェリーチェ。来週この辺触れられたりするんでしょうか。エメラルドが母体になってるんで守護石より強いだろって言えばそれまでなんですが。魔法に対する適性を考えると彼女自身に一捻りありそうですけど。
 フェリーチェを返り討ちにすると再びモフルンをターゲットにするシャーキンス。狙いはリンクルストーン。踏みつぶそうとする彼の足をプリキュアとフェリーチェがワッショイ。てっきりルビーの専売特許かと思ってました。
 そろそろチクルンの罪悪感が限界なのでプリキュアから許しの言葉が入ります。彼を抱いたモフルンも大好き、これからも友達といつもの調子で呼びかけます。改めてモフルンは良いポジションにつけたな~と感心します。スタッフはモフルンに毒を吐かせないと最初から決めて設定していたようですが、この毒気の無さ、純粋さがキャラ同士を繋ぐハードルの低さにもなっています。本編でも映画でもモフルンの交友範囲は広く、ぬいぐるみだと思われているナシマホウ界以外のキャラとはほぼ面識があります。しかもみらい達のオマケとしてではなく、モフルン個人として認知されている。戦闘要員であるプリキュアはどうしても敵に反発する形で擁護に回る格好になってしまうんですが、この点モフルンは戦意(怒り、激しさ)がない安定した口調で話すので「受け入れられている」感がプリキュアよりも強い。戦わずに和解できる希有なポジションですね。これはあなた(視聴者)が持っているぬいぐるみが心優しく、正しい友達なのだということでもあります。

 チクルンの涙がトパーズにかかると光り出してシャーキンスを押し返します。
 トパーズはワクワクのリンクルストーン。友達とわかり合えたワクワクがトパーズのパワーをよりワクワクさせたのだとフェリーチェが説明。ファジーな説明だなぁ。ダイヤでもサファイアでもこじつけられそう。
 ワクワクと聞いて黙っているはずがないミラクル。シャーキンスに接近するとハンマーを抱えます。増幅されたトパーズの力でハンマーは巨大化。シャーキンスに競り勝つと地面に叩きつけます。オーバーザレインボーでトドメ。
 同胞が敗れたことに特に感慨のないベニーギョとオルーバ。オルーバはプリキュアが持つ力の秘密に心当たりがあるようです。


③新たな世界へ
 これまでの経緯をみんなに話すチクルン。土下座して謝ります。
 モフルンがプリンを差し出しながら、女王様に一緒に謝りに行こうと彼を許します。や、女王様には言わなくていいんじゃないですかね。っていうか、女王って実在しているのか。てっきり空位ではーちゃんがそうなのかと思ってたんだけど。モフルンに促されてみんなと一緒にプリンを食べます。
 アメジストが承認。すると久しぶりに例のどこでもドアが出現。回想シーンのセレクト間違えてません?そこは校長とバッティさんが対峙してるシーンじゃないと。
 これで妖精の里に帰れると喜ぶみらい。言うが早いか行き先を告げて扉を開けます。
 ワクワクしながら扉をくぐるとそこは妖精の里。何かめっちゃ怪しいんですけど、大丈夫なんですかね。


④次回予告
 やった! この姿もっと見たいと思ってたんですよ。


○トピック
 予告で一瞬懐かしい人が映ってるんですが、もしかして再生怪人として復活でしょうか。


 晴れてチクルンも仲間入り。妖精の里への門も開きより一層終盤感が出てきました。
 魔法つかいは不思議の国が侵略を受けていない設定で始まっているので、シリーズでもかなり行動範囲が広く、またそれらの世界が根底で繋がっている節があります。子どもの視点に置き換えると隣の町に行く(祖父母の町に行く)みたいな感じなんですが、実はさらにその先にも繋がっているというワクワク感ですね。チクルンと友達になることでさらに未知の世界が開けていくというのはこれに即しています。
 プリキュアシリーズはどちらかと言えば、個人に真実が隠されていることが多くマクロ的な展開は希でした。良くも悪くも主人公達が住んでいる場所が基盤であり、その外は余所様の場所。本作はそれを大きく変え、ナシマホウ界も魔法界もパズルのピースの一つとして登場しています。ただの使い捨てかと思われたドクロクシーも実は重要参考人。おそらく登場人物の誰もがこの世界の全貌を知らない。知っている人が出てきても、そのピースを再び繋ぐ力は持っていないでしょう。みんなが持ち寄ったピースを誰がどう繋ぐのか。繋いだ手に奇跡の魔法が宿るのだとしたら、みらい達こそがそれを成し遂げてくれるでしょう。
 新しい友達との出会いは新しい世界との出会い。彼女達の手が大きな一つの地図を描く。

[ 2016年11月27日 18:48 ] カテゴリ:魔法つかいプリキュア! | TB(0) | CM(-)
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