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第41話「ジュエリーな毎日!魔法学校へ放課後留学!」

○今週の出来事
①変わる世界、変わる人々

 バタバタと学校から帰ってきたと思ったらそのままの勢いで家を出て行く3人。駅の改札を通って魔法界へ。
 まだ半信半疑のリコ。本当にそんなにすぐ着くのか。
 着きました。
 特急必要なくなって、収益減でリストラの危機。


 映画宣伝仕様OP。ルビーのアッパー見たくなる度に映画館行ってます。


 オルーバへの定例報告。
 魔法界とナシマホウ界が近くなっている。それと同期するようにデウスマストの力もまた発現しつつあるようです。


 魔法界の成り立ちについて講義する教頭。授業に顔を出しているみらいはワクワクを隠せません。ヒソヒソ話を始めるみらい達にリコが注意すると、彼女が持っているペンを褒めるケイ。すると気をよくしたリコが誕生日に姉から貰ったと嬉しそうに見せます。めっちゃ目立ってしまい教頭から叱責が飛びます。各々勉強してる振り。ジュンさんそれ寝てますよね?
 アイザック先生からは移動手段について。カタツムリニアは野生種を品種改良したものらしい。入れ歯芸は相変わらず。
 実技指導はリズ先生。日々魔法のレベルは上がっているようです。

 瞬く間に時間は過ぎて夕方に帰宅。家族で団らんを過ごすとそのまま爆睡。
 翌日学校から戻ってくるとまた飛びだすように外へ。こいつらどんだけ元気あるんだよ。明日は祝日なのでリコの故郷へ遊びに行くということですが、同じ日本人だと思われているんだろうか。家電製品に驚いてたけど、すげード田舎の人だと思われてそう。

 泊まりがけなので寮の部屋へ。するとガラクタ…もとい、芸術作品が所狭しと並んでいます。
 悪ぃ、悪ぃ、と苦笑しながら謝るジュン。勝手に物置として使っていました。悪びれることなく自分の部屋を使えば良いとポジティブシンキング。枕を取りに行こうとみんなを促します。これはこれで合宿っぽくていい感じと乗り気なみらいとはーちゃん。
 その様子を傍から見ていた教頭はいつものようにため息。校長は校長でこれも一興とどっしりと構えます。物語も終盤に入ってきたので段々準備が進んでいます。外の世界、知らない子達との出会いや共有体験は良いことなのだ、というスタンスで固めるようです。
 空を見上げながらかつての友クシィのことを思い浮かべる校長。意外にも終盤にきて再びスポットが当たるようです。
 「すべて消えてしまった。お前も、お前の生涯をかけたものも、この世界に何も残さずに」
 果たして彼と、彼らに救いはあるのか。


 ジュンの部屋にケイとエミリーがお邪魔します。おっと、寝間着姿とかスタッフわかってますね。前にも言いましたが、私はネグリジェを着ているのは富裕層の子女である、というよくわかんない思い込みがあります。リコとか良いとこのお嬢さんオーラ出てる(お嬢さんとは言ってない)。
 色々持ってきたとお土産持参。大勢の方が楽しいと喜ぶみらい。しかしあくまでここは個室。ベッド一つでは雑魚寝もできない。それなら大きくすればいいととはーちゃんが魔法をかけます。一気にキングサイズに。
 みんなでお菓子を持ち寄ります。ナシマホウ界からは恒例のイチゴメロンパンとつなぎ煎餅。修学旅行みたいな感じでワイワイ賑やかに過ごします。
 しかしそこに忍び寄る足音。エミリーがハタと気づいてみんなに注意を促します。今日の見回り当番は教頭。騒いでいるのがバレたら雷が落ちるのは必至。角部屋だから大丈夫だろうとタカをくくるジュン。まだ完全に陽が落ち切っていない窓の外を見ながら消灯時間が早すぎると不平を溢します。このアニメは女児準拠なので早いのです。
 けったいな規則を追い払うかのように、ジュンはアイザック先生のもの真似を始めます。生徒達の笑いのタネと言えば先生のもの真似が鉄板。ケイも教頭の真似を始めます。これも大ウケ。しかしその時部屋の前についに教頭が。
 扉を開けると同時に口を開きますが全員寝静まっているのを見て言葉が止まります。先ほどまで騒いでいたはずなのに……訝りながらも引き返す教頭。ベッドのサイズについては違和感を持たないらしい。はーちゃんいるし大概のことは不思議に思わないのかもしれません。
 教頭が出ていくとパジャマパーティ再開。狸寝入りは基礎スキルです。
 リコ、カードゲーム弱そう。ドヤ顔とか絶対顔に出そう。

 みんながカードゲームに熱中している間、ジュンはリコに箱を渡します。遅ればせながら誕生日プレゼント。促されて早速リボンを解くと、中から毛虫の玩具が飛び出て腰を抜かすリコ。予想どおりのビックリ箱。よくもやったな!とリコはジュン追いかけます。
 また教頭がやってきて部屋に入ってきます。

 アイキャッチが変わりました。このタイミングで変更になるのは珍しい。

 今回も狸寝入りでかわします。お前らさっきと位置が全然違う上に布団どこにやった? リコとジュンはそのまま倒れた格好なんだろうけど、それ無理あるだろ。
 教頭が部屋を出ると灯りを付けます。でも見抜かれていました。バレバレの狸寝入りを始める一同を見回しながら教頭はため息をつくと小言も言わず部屋を出て行きます。彼女なりに校長の言葉を尊重したらしい。
 予想外の教頭の態度に逆に不安がるケイとエミリー。リコはジュンに厳しい視線を投げかけます。おっかねぇ、ちょっと前まではすました優等生だと思ってたのにと茶化すジュン。そういうあなたも泣くも子黙るジュンと恐れられていたとケイ。忘れがちですがリコはジュン達のことを当初「あなた」と呼んでいたように特別親しい関係ではありませんでした。たぶん落ちこぼれで有名なメンツとしてお互い知ってはいたんでしょうが。今ではすっかり仲良しグループに。そのキッカケを作ってくれたのがみらいだとみんなは彼女を認めます。本作はみらいとリコの出会いから始まった物語ですが、それはふたりだけの特別な関係というのではなく、その出会いから世界が広がっていく、今までの在り方が変わっていくものとして描かれています。リコは魔法界の友達とより親しくなったし、みらいもまゆみは勿論のこと勝木さんとの距離が縮まり、まゆみと勝木さんはみらい達とは関係のないところで仲良くなっています。あるキッカケから緩やかに変わっていく、そのことを好ましいものだと感じられる。そうした捉え方を本作は良しとしています。

 姦し娘達もようやく寝静まります。
 ふと目を覚ましたリコはみらいが起きていることに気づきます。振り向いた瞬間のみらいの大人びた表情がすげー美人。将来ミラクルスタイルなだけはあります。今回キャラデザの人が担当しているので全体的に可愛い。しかもパジャマ姿。楽園か。ここに住みたい。
 寝るのがもったいないと話すみらい。リコもこんなお泊まりも悪くないと相づちを打ちます。転がったビックリ箱を片付けようとしてようやくジュンの真意に気づきます。箱の底にリコを摸した人形が入っていました。サプライズ。寝ている彼女にお礼を言うとちょうど夢を見ているのか「大成功」と寝言を返します。
 改めてみらいは言います。このワクワクは自分一人で運んできたんじゃない。みんなと出会って生まれた。出会いが出会いを生み、ワクワクを生む。こんな楽しい毎日がずっと続いてほしい。彼女の目標(夢、願い)が形になってきました。具体的に何になりたいというようなものではなく、この日常を、このキッカケと発見に満ちた世界を守りたいという願い。
 窓の外を校長が飛んで行きます。こんな夜分に一体何を。


②友が遺したもの
 校長が訪れたのはクシィが光とともに消えた場所。水晶さんも何も感じられないと言います。あるいは海の底か。
 静かに頷く校長に語りかける声。オルーバ。勉強の甲斐あってか校長のことは知っているらしい。彼も探し物。
 校長を追いかけるみらい達。ネグリジェのヒラヒラいいっすわ~。女の子的にこういう普段着なさそうな服見たら着てみたいと思ったりするんでしょうかね?
 物音に気づいて向かってみると、校長がオルーバに攻撃されています。プリキュアに邪魔されては面倒とヨクバール召喚。今週は拳で語ることに定評のあるルビー。

 彼も力が復活しているのか、首領が近づいているために強化されているのか、前回のシャーキンス同様恫喝するオルーバ。世界をめちゃくちゃに。デウスマストの規模見るとめちゃくちゃってより宇宙で掃除機かけてるみたいなイメージですが。
 もちろんプリキュアは今週も自分の目線モードで対抗。興が醒めたのか、プリキュアの相手をヨクバールに任せると本来の仕事に向かいます。ドクロクシーの魔導書発見。まだあったのか。っていうか、ある意味これ本体じゃない? その間にヨクバールはいつものように分解されてしまいます。

 計画は順調。本をプリキュア達に見せるオルーバ。これからの準備に必要らしい。
 一体何に使おうというのか。


 校長と別れると、入れ替わるようにジュン達がやってきます。部屋に居なかったので心配で出てきたらしい。
 散歩していたと誤魔化すと、ジュンはあそこまで行こうと月を指さします。子どもが虹の根本に行ってみようってやるやつみたいなノリ。
 そんな彼女達の姿を見つめながら、かつての親友を想う校長。
 リコとみらいは手を繋いで天を駆けます。


③次回予告
 シャーキンスさんお疲れ様でした。


○トピック
 物語の終わりは近い。


 フレッシュのプロデューサーだった梅澤氏は、プリキュアを救済の物語にしつつもその本質は幼稚園と同じであると語っています。間違ってしまったら「ごめんなさい」と言おう、相手の身になって考えてみよう、それがわかったなら許してあげようというわけです。これは本作にも同じ事が言えます。
 本作は悪い人探しをしませんが、子どもが学校やその他で出会う人、楽しみや日々の中での発見を物語の中心に据えています。魔法つかいと称しても、その実みらいは本気で魔法つかいになるわけではありません。魔法も日常の一要素、言ってしまえば遊び道具の一つに過ぎません。不思議なことも遊びに、新しい友達を作ってその子と一緒に遊びに変えていく。学校(幼稚園)から帰ったらそのままの足で外に飛びだしていく。この意味で本作で描かれていることは視聴者の日常の延長にあります。理想や夢がどこかにあってそれを求めるのではなく、今やっていることこそが素晴らしい。それは私達の人生を豊かにする出会いであり時間。今この瞬間にも揺れ動き変わっていく心。しかしその変化を、新しい出会いとワクワクを本作は尊重します。

 再び脚光を浴びるクシィとその遺産、近づく二つの世界とまだ見ぬ妖精の女王。果たして彼女達の世界はどう変わり、彼女達の関係はどうなっていくのか。倒せば良いってもんでもない、許せば良いってもんでもない、何かになれば良いってもんでもない、まだ見ぬ世界に本作は連れていってくれそうです。


[ 2016年11月20日 14:44 ] カテゴリ:魔法つかいプリキュア! | TB(0) | CM(-)
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