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第18話「魔法界再び!リンクルストーンを取り返せ!」

○今週の出来事
①魔法界で再会

 前回に引続き落ち込みムードのはーちゃん。ガーネットはふたりが取り戻してくれるとモフルンが請け負います。お前も仕事しろ。安心して、と言うふたりに頷くも不安を拭えないはーちゃん。
 そこに黒い折り紙の鳥が舞い込んできます。鳥から手紙に。内容はガメッツからの果たし状。場所は最果て島。その名のとおり魔法界の最果てにある島とリコが説明。現物と映像に差異がありますが、あくまでイメージです。

 早速リコの故郷に行くと親に説明してバタバタと出発。父は暢気にお土産を期待します。お婆ちゃんは相変わらず意味ありげなセリフを言いますが、この人はこういう人ってことで。


 根を詰める校長に休んだ方がいいと忠告する水晶さん。ふたりが頑張っているのだから休むわけにはいかないと仕事してる振り。前回抜け出して煎餅買ってたこと忘れてませんからね? 何かを探し続けます。
 ナシマホウ界と魔法界は休日設定が同じっぽいんですが、生憎と本日は魔法の練習。折角の休みなのに…と不満顔のジュン。ふと見上げるとみらいとリコの姿が。ケイとエミリーも気付いて手を止めてしまうとアイザック先生から注意を受けます。ちなみに補習メイト以外の生徒が初登場の回。こちらの世界も少し拡張していくようです。

 最果て島で今か今かと待ち続けるガメッツ。場所遠くね?

 箒で飛びながらみらいはもっと近くで待ってくれればいいのに~と不満を漏らします。ですよねー。自分が瞬間移動できるからって人もそれできると思ってたんでしょうか。瞬間移動の魔法はあるようですが、まだふたりは使えないようです。っていうか、使えるとそれはそれで色々困るので使えないままなんでしょうけど。話しの都合で魔法界に、それも今まで登場したメンツをおさらいするためにわざわざ遠い場所に設定してるんですから。
 と、突然海の中から……えっと、ロレッタ先生。すみません、名前忘れてました。シシー、ナンシー、ドロシーも健在。こういう事態に備えて7話で名前を書いておくとコピペしやすい。空を飛ぶ練習をしていたと話します。どうやら開放的になったようです。っていうか、すぐ飛べないんだ。失われた技術なんだろうか。
 最果て島に向かっていると伝えると箒で3日はかかると返されます。待っててくれるかな?とみらい。いや、そういう問題なのか。食料とか寝る場所とか。3日も箒にまたがってたら痛そうだなぁ。いろんなポーズ試してみたりとか、斬新な乗り方発明しちゃえそう。……サファイアで飛んで行けばいいじゃん!
 そんな閃きを没にするように、潜水艦を用意してくれるロレッタ先生。人魚のくせに乗り物使うのかよ!と言いたいところですが、人間も陸上生物だけど乗り物使うし、ずっと泳ぎ続けるのも疲れるのかもしれません。普段とは違う光景にワクワクのみらい。これには表情が陰っていたはーちゃんもニコニコ。
 みらいとリコに恩があるので協力的。里の風習も変わりつつあると言います。このシーン、上半身のカットしかありませんが、直立を支えるために下半身プルプルいってるのかな、とか要らぬ想像をしてしまいます。うっかり忘れてしまいそうな部分ですが、人魚達はふたりがプリキュアであることを知っています。空飛ぶ人魚(サファイア)を見た彼女達はふたりに勇気を貰ったと話します。この辺もナシマホウ界と連動するように、あっちは魔法の存在がじょじょに広がって、こちらでも変化の兆しがある、という方向で動いているようです。あと今週しきりにはーちゃんのカットが多いですが、これは前振りが始まっているからでしょう。

 ずっと待ち続けるガメッツ。あと3日くらい待ってろ。


 最寄りの場所に到着。楽しかった、と暢気なみらい。最果て島はすぐそこ。上。ところが障壁のように立ちこめる嵐雲。箒でこれを乗り越えるのは心許ない。それはそうとカメラさん良い仕事してます。
 今度はペガサスが登場して協力してくれます。最終回で人魚もペガサスもミラクルライト振るのかってくらい順調に外堀埋めています。


②魔法戦士ガメッツの最期
 待ちくたびれたガメッツはもっと近くで待てばよかったと若干後悔。
 ようやく現地に到着。焦らし作戦には引っかからないぞ、と勝手な解釈をするガメッツ。「えっ?」。いや、単に場所のセッティングが悪いだけです。こっちはすげー急いで来たんだっつーの。
 本気を出したガメッツの甲羅が割れると長身の体型に。スパルダのように自分がヨクバールになるわけではないらしい。
 「赤いプリキュアでこい!」
 ルビーをご所望。ほう、こいつわかってるな。
 魔法戦士としての真の姿…今週も実況解説はバッティさん。このまま職転すれば長生きできるかもしれません。来週殉職しそうですが。その場合、誰が解説してくれるんでしょうか。自分でしちゃうんでしょうか。
 
 変身完了と同時に挑んでくるガメッツ。魔法(物理)の見本のようにパワーで攻め立ててきます。同じ魔法(物理)のルビーは圧され気味。このスタイル、飛べないしオプション付いてないし追加の魔法使えないし、実用性あんま無いよね。しかしそれを補って余りある可愛さ。可愛い者こそが正義。今週もワッショイノルマ達成。でもボロボロ。力負けして倒れてしまいます。ミラクルの倒れ方がナイス。さすがガメッツさん、これが狙いでしたか。グッジョブ。殉職前に良い仕事してくれました。ありがとうガメッツ。君のことは忘れても、ルビーのシーンは忘れない。来週はダイヤスタイルでしょうか。この調子でバッティさんもお願いしますよ。

 ノソノソと近づいてくるガメッツの前に立ちはだかるはーちゃん。だだっこのように彼の胸を叩きますが、彼にとっては羽虫同然。けど逃げない!と不退転の決意を見せるはーちゃん。スマホンのゲームキャラクターだと思われては心外。あと1ヶ月待ってろ。自分の玩具いっぱい出まくるんだからな!という心の声が聞えるわけではないんですが、はーちゃん強化月間は始まっています。
 彼女の叫びに応じて、スマホンが光るとそれまで闇一色だった景色は一変。あとはプリキュアのターン。本日2回目のワッショイタイム。先ほどとは違ってパワーが漲っています。誰かを思う気持ちを力に換えて殴ります。とりあえず理由をつけて殴る。先輩も愛を食らえと言っているので問題ありません。魔法で解決するんじゃねぇ、この拳で解決するんだ! いつものプリキュアです。
 ガメッツさんも納得して死んでくれます。宇宙に放棄されたりビームで圧殺されたりするより、可愛い子に体当たりされて昇天する方が満足感あるよね。わかるその気持ち。今週の感想手を抜きすぎじゃないかって? だって実質はーちゃん回だけど、彼女まだ言語的なキャラじゃないから文章にする必要ないんですよ。はーちゃん可愛い、はーちゃんガンバレ!の一行で終わっちゃう。

 ガメッツの死を見届けたバッティはさらなる疑問を抱きます。スマホンとは何なのか。とりあえず、アレを本と言い張るのはやめましょうよ。


 戦いが終わると、はーちゃんがあざとくアピール。先ほどまでの死闘が嘘のように和やかなムードに。
 それはそれとして、3日かけて戻ったんでしょうか?


③次回予告
 バッティさんの運……いや、だから校長自重してください。


○トピック
 何だかんだいって、幹部がはーちゃんに優しい件。たぶん彼女から何かが出てる。


 公式アナウンスのとおり22話ではーちゃんがプリキュアになることが確定しているのでその下準備。
 商業的に3人目は来るだろうと思ってたけど、主題歌的にはみらいとリコのふたりでガッチリ1年やる気満々だったのでどうするんだろうな~と思っていたらまさかの妖精プリキュア化。モフルンとポジションがやや被っていたので、これでより差別化されそうです。モフルンとはーちゃんメイン回お願いします。モフルンはみらいと居るより、はーちゃんと居る方がしっくりしてきました。

 最近の追加プリキュアは中盤の山場と合わせて厄介な事情を抱えていることが多くて、プリキュアになるまでが面倒臭い上になった後も面倒臭いエピソードになりがちで、しかもそれがマンネリ化しつつありました。普通に身内からプリキュアに昇格するのは逆に新鮮という。ミルキィローズ以来と考えるとこのアニメの異常さが際立つな。深刻な話しの方がドラマを作りやすいのはそうなんですけどね。今回のパターンが定型の一つになると作品間でメリハリがつくかもしれません。寝返りパターンはどうしても話しの方向性が絞られてしまいますから。本作は深刻な話しに敢えて振らないようにしている節があって、オーソドックスな展開になりそうです。これはこれではーちゃんの持って行き先が読みづらい。

 これと合わせていつもの気持ちで殴れ論。最近のエピソードは魔法を曖昧にしています。魔法使いが魔法を使わないで生活するのもありだし、魔法使いじゃなくても魔法を信じたり、知恵袋で解決しちゃう。元々この物語は魔法を使ってどうこうしようという動機がありません。特別な力というよりは一つの技術くらいの位置付け。魔法が特別なら敵が使っている魔法も特別になっちゃうので、魔法=特別で凄いもの、と単純なイコールにはできない。なので、魔法の力と意思の力を分離させています。リンクルストーンの権化であるはーちゃんが、その力に頼らずに自分の意思の力で立ち向かっているのもその例。心の強さと正しさが魔法に優先する。魔法界の常識を変えつつあるのはみらいとリコがキッカケで、魔法は直接的な要件ではありません。つまり、いつものプリキュアですね。
 魔法使いから始まって、プリキュアになって、おそらく魔法使いになる。論法的にはプリンセスと同じだろうと思います。最初は好奇心や憧れから目指す。その過程で本質を捉え自ら体現する。しかし本作の魔法はまだその答えを出していません。魔法を使わないという選択肢すらある。立派な魔法使いを目指す少女と、目標を探す少女と、ぬいぐるみと、妖精の一行の冒険はまだまだ続く。……って書いてから思ったけど、本作はどちらかというと冒険ものに近いんだな。オズの魔法使い的というのか。見て、聞いて、冒険して、新しいものと出会い、出会ったものとの経験が成長を促す。


[ 2016年06月05日 16:12 ] カテゴリ:魔法つかいプリキュア! | TB(0) | CM(-)
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