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自分らしくあるための必要経費

いま生きる階級論 ルポ 雇用なしで生きる――スペイン発「もうひとつの生き方」への挑戦


 「資本主義においては、金持ちになるチャンスは誰にでもあり、それを目指すのは自由だと教えます。いわゆるアメリカン・ドリームです。だから人々は教育にお金をかけ、よい就職を目指し、お金持ちになろうとする。しかし、私たちには尊厳ある貧乏暮らしをする自由だってあるはずです。ところが既存の経済は、そういう選択をする人が生活の糧を得る場を提供しない。成長を求めない、もうひとつの経済を育てれば、それが可能になります」(フリオ・ヒスベール)


 「あるいは、ここには金融関係の方もおられるでしょう。しかし、金融関係の現場での仕事で、何か価値を作っているのでしょうか? それはその最先端にいる人ほど、よくわかっているわけですよね。かといって、そこから抜け出すとか、自分の仕事を辞めるとかいうわけにはいかないし、あるいはこの競争社会の中で、競争から下りて世の中を斜めに見るというのも決していい人生ではないように思えるんだ、と。競争はある程度やっていかなきゃいけないし、この社会とそこそこ付き合わないといけない。それがすべての世界観、人生観になってはいけないとは承知しているけれど、ある程度の名誉と尊厳をもってそこそこの収入を得ていきたいと。しかも、資本主義システムというものは当面崩れそうにないと。では、その中でどうやってわれわれの生き方を見つけていくか? 実はその実践的な探求が、今われわれがここに集まっている理由なんですよ」(佐藤優)


 わかる。

 私はね、仕事でも人間関係でも自分の人生にさえも、全部その気になれば「や~めた」って言えるようにしたいんですよ。これは俺の人生なんだと。誰にも命令される義理はねーんだと。好きにやらせろよと。でもそれをやるためには自分が自分でいられるために必要なものと、それを支えるだけの力が必要なんだね。それは自分に値札を付ける作業と言ってもいい。


[ 2016年05月20日 19:32 ] カテゴリ:よもやま話し | TB(0) | CM(-)
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