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第29話「ふしぎな女の子?受けつがれし伝説のキー!」

○今週の出来事
①遠い記憶

 夏休みも明けて寮に活気が戻ります。
 東がお土産片手にみなみに話しかけると、3人揃ってお通夜状態。さしもの東さんもこれにはタジタジ。
 鍵を奪われて失意のどん底中。そこにトワが明るい顔でやってくると励まします。これが持てる者の余裕。オリジナルじゃなくても持ってるだけマシ。最初から持ってないゆいちゃんも元気だして、と声をかけます。なまじ鍵あること前提な3人は落ち込み具合が強い。
 変身できない状態でもし攻めてこられたら…? 不安が募ります。自分が戦って鍵も取り戻す!と意気込むトワ。彼女の話しは前回で一区切りついているので今回は出番なし。販促期間が終わると同時にエピソードに必要ないキャラはベンチに置く東堂いづみの強気の姿勢。売上?そんなのプロデューサーに責任取ってもらえばいいじゃない。
 重い空気は変わらず。ゆいちゃんも居心地悪そう。

 その夜、パフは夢を見ます。
 ホープキングダム。匂いに連れられて花、湖、空を見上げるとそこから鍵が出現。
 朝起きると何故か身体が光ってます。何それ怖い。勝手にモードエレガント。なんて露骨な販促。なお商品化されていないアロマはスルーの模様。夢から覚めても匂いは消えていません。

 パフを先頭に鍵の匂いを追います。嗅覚アップしているらしい。あまり嬉しくないスキルアップのような気がしますが、販促のためには無茶な設定付けも辞さない。札束で頬を叩かれたら大人しく従う。しかし金が絡まないなら好きにさせてもらう。東堂いづみの割切り方が伺えます。この業界で長年仕事し続けているだけはあります。
 ロックに奪われた鍵が助けを求めているのかも?とみなみ。え、そういう解釈有りなの? 鍵の思いがパフの夢に表われたんだとアロマ。鍵怖ぇ。さすが呪いのアイテム。盗まれてもその呪縛から離れられません。
 鍵の所にみんなを連れていく! 強い決意のもと駆けるパフはしかし立ち止まってしまいます。匂いが消失。しかもはるか達まで。このパターンは条件クリアしたみたいです。


 はるか達は人影を追って森の奥へ。その先には見慣れない東屋。
 呆気にとられつつも、テーブルに広げられたお茶とお菓子を見つけたはるかはガーデンパーティだとはしゃぎます。現金だな、おい。不安が吹き飛んでステキ!とパッと笑います。やっぱこの子は笑っている方が断然魅力的。
 ドレス姿のピンクな人が声をかけます。ここは一体? その質問に自分達の庭だと答える青い人。素直に受け取ったみなみは無断で入ってすみませんと謝ります。学園の敷地のような気もしますが、どいつもこいつも変な人ばかりなのでこういう一見すると変な事案もありえるんじゃないかと思っているのかもしれません。自分も島持ってるし、森の一角に庭作っててもおかしくない的な。
 黄色い人が一緒にお茶をどうかと勧めてきます。ちなみに彼女達の名前はチエリ、ユラ、セイといいます。
 辞退したいところですがはるかのお腹の虫は正直。


 その頃、鍵を手に入れたロックはそれを檻に閉じ込めてしまいます。本当に鍵が狙いだったのね。てっきりはるか達を落ち込ませる作戦なのかと思ってた。鍵から出た絶望エネルギーは膨大であっと言う間にゲージがMAX。それにしてもシャットさんの蚊帳の外っぷりがヤバイ。リアクション芸に活路を見出し始めそう。


 そんな危機的状況を知らないはるか達は茶会を満喫。
 事情を尋ねられると一様に顔を落とします。夢を守るための大切な鍵をなくしてしまった。それを聞いたチエリは鍵ではなく夢の方を尋ねます。あなた達の夢ってなぁに? これも前回のゆいちゃんが良い味出してます。彼女は鍵がなくても自分の夢を守ろうとしたし、彼女なりに戦っている。プリキュアの戦いはアイテムではなく意思で決する。玩具なんてクリスマスが過ぎればどうでもいい。
 トップモデル。人の役に立てる人間。ステキなプリンセス。
 チエリ達は社交辞令のように励ましの言葉を並べます。が、鍵を失ったはるか達は意気消沈。ちょっと誰かゆいちゃん呼んできて下さいよ。クローズ戦を生身で生き抜いた彼女のメンタル見習えよ。玩具に頼らない一般人の強さが逆説的に浮き上がります。これはなんでもそうですが、財力でも知力でも体力でも若さでも何かの取柄、強い武器があると安心感があるものですが、それが失われた時のダメージも大きいものです。人は自分が思っているよりもステータスに頼っている。頼るな、なんて言う気はありません。頼れるものをいくつも持てばいいだけです。どっちに転んでも自分がやることは変わらない。その手段は確保してある。そういう状況にしておくと気楽。たった一つのものに自分を委ねることは自分がそれの操り人形になることと同じ。
 沈黙を打ち破るように、チエリは自分達にも夢があると言います。とってもとっても大きな夢。でも…。

 雷鳴とともにゼツボーグが出現。さらにはディスピアまで。
 宿敵を前におののくはるか達。すぐに身構えますが鍵がありません。生身でゼツボーグとディスピアを相手に。これはもう絶対に強制イベント。新アイテムが手に入るとかパワーアップするとかそういう系。
 一旦退却。なんとか追っ手をかわしながら身を隠します。みなみときららは泡を食ったように問答。逃げきれない。戦うか。無茶。その間もチエリ達は終始無言。演技上手なイベンターです。全てはドッキリの看板を見せるため。迫真の演技が続きます。
 ディスピアに見つかってしまいます。
 はるかは腹を括ります。なんとかしなきゃ。どうやって?
 「どうやっても!
 「変身できなくても、逃げられなくても、なんとかしないと……でないと全部終わっちゃう。私達の夢もこの人達の夢も…そんなのダメ!
 プリンセスになる夢を叶えたい。ゆいちゃんの夢を守りたい。その気持ちがはるかをプリキュアに導いたのでした。女児には金も知識も体力もない。あるのは夢。そういうことです。
 はるか達はチエリ達をかばうと果敢立ち向かいます。夢の力が自分達の力。
 その言葉を待っていましたとばかりにチエリが微笑。仕掛け人としてはシナリオどおりに事が運んでくれて痛快でしょう。
 フローラ、マーメイド、トゥインクル。そう呼ぶとはるか達に鍵を渡します。青い人のポーズ、変なんだけどカッコイイな。鍵を使って変身。スカーレットさんには申し訳ないけど、変身シーンのバランスはこの3人が最もいい。三面鏡カットインが秀逸過ぎる。
 変身すればこっちのもの。変身シーンより短いんじゃないかってくらいの手際の良さで始末。

 鍵が消えると変身も解除。
 チエリの声に振り返ると、そこには3人のプリキュアが。ここでネタばらし。ここは先代達の記憶の世界。かつてのホープキングダム。自分達の不安とあなた達の不安が重なって幻影が生まれたと語ります。要するに今回のはるか達は戦う前から負けていた状態。不安それ自体が重くのし掛かって敵になったと。
 話しを纏めるように、先代フローラはこの戦いに一番大切なことは分かっていますね?と問いかけます。
 絶望しないこと。自分やみんなの夢を守りたいって気持ちが私達の戦う力。その答えに花丸をあげると先代達は身をひきます。彼女達が消える前に夢を聞きます。
 ホープキングダムが永遠に希望溢れる世界でありますように。その夢を託すように彼女達が消えると同時に鍵が現われます。

 気付けば砂浜に。
 全ては鍵が見せたかつての記憶。さすが呪いのアイテム。憑いてるわー。
 トワ達と合流。アロマは鍵に気付くと驚きます。サクラ、サンゴ、ギンガ。これこそオリジナルキー。そうすると前回のサンキーは当代のプリキュアが生んだオリジナルキーになるわけね。スカーレットもそうですが世代を重ねる毎にキーアイテムが増えるっていうのは歴史を感じさせるので好きなシチュエーションです。まあ、次の人達はそれらを集めることになるんで大変でしょうが。ジャラジャラしすぎだよ!
 先代が残した大きな夢。それもまたはるか達は守る。そのためにも奪われた鍵を取り戻さなければ。


 絶望ゲージを使って城をゼツボーグ化。ホープキングダム云々言ってるそばから王国の象徴が敵に。なかなか仕掛けてきますな。その様子を監視する黒い鳥。

 空間を砕いて現われるゼツボーグ。
 「楽しいゲームの始まりだね!」

 四葉財閥がアップを始めました。


②次回予告
 作画班もアップを始めました。


○トピック
 先代によるドッキリ企画。果たしてこの世界も四葉に牛耳られてしまうのか。もう何と戦っているのか分からない事態に。


 プリンセスプリキュア全体に話しを向け直すエピソード。
 中盤の山場だったスカーレット加入ははるかのエピソードとも重なっていたので、区切りの点でも、物語を次のステップに進める点でも全体にスポットを当て直しています。
 罪人のトワ。鍵を持たないゆい。鍵を持つはるか達。彼女達に共通するのは夢。どの夢も力強く尊い。その力は過去を生きる力に、自分にできることに、不安に打ち勝つ源になっていく。過去の罪も、過去の大願も、友達も自分も全部乗せてぶっ込んでいく。対する敵も城ごとぶっ込んでいく。とても分かりやすい中盤バトル。
 それにしても今年の高額新商品はどうなるのか。鍵全部挿し可能とか。黒ひげ危機一髪的な。


[ 2015年08月23日 15:21 ] カテゴリ:Go!プリンセスプリキュア | TB(0) | CM(-)
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