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第16話「海への誓い!みなみの大切な宝物!」

○今週の出来事
①海藤ブラザー

 海にドボン。沈み行く少女を助けるイルカの姿。

 …というのは今は関係なくて、海藤ホワイトビーチ、グランドホテル海藤、海藤海洋水族館、オーシャンビュー海藤……とリゾートを案内するみなみ。何その四葉並の自重の無さ。名称に名前入れすぎだろ。浜一帯が海藤家の所有地。毎年夏にバカンスに来ているようです。どうやら作中の時系列はもう夏。
 海藤はトップを争う世界的な企業。マジかよ、四葉のライバルなの?オールスターズ大丈夫なの!? 楽屋で出すジュースとかお菓子とか海藤飲料や四葉製菓がこれ見よがしに並んでそう。トランプ王国との癒着同然の権益を得て四葉リードってところか。
 本当に凄い人だと感心するはるか。みなみは凄いのは自分ではないと謙遜。そりゃそうです。中学生で経営に携わって監視カメラ操作したりネット情報を操作したりジェット機操縦する人の方がオカシイのです。
 実はこのリゾート事業をやっているのがみなみの兄。若いながらすでに10の会社の社長。いやいやそれほどでも、とご本人登場。なんか思いのほか軽い。「ご紹介にあずかりました海藤わたるです」とフランクに挨拶。格好もラフ。兄の姿を見た瞬間にパッと顔を輝かせたみなみはすぐに駆け寄ると抱きつきます。学園では絶対に見られないレアなシーン。どうやら結構なお兄ちゃん子のようです。
 兄妹が抱き合っている横で、はるかときららは頬をくっつけて抱き合います。キタコレ! 水着とかそんなチャチなものはどうでもいい。所詮あんなものは初級者を釣るための誰でも思いつくサービス。プリキュア歴10年を越える東堂いづみは流石に格が違う。これで今年も戦えます。本当にごちそうさまでした。


 クルーザーで海に出てダイビング。ここでもすんなりと対応できるきららの高スペックぶり。はるかは不安げな顔を水面に浮かべます。泳げるけど足が付かないことに不安。早速丁寧に対応し始めるみなみですが、兄が笑いながら姿を現します。子どもの頃泳げなくて自分に泣きついてきた。それを聞いたはるかもきららも興味津々。みなみは静かに照れています。ここで「もうお兄さまったら!」みたいに抵抗しないあたりみなみらしい。
 泳げなかった自分でも大丈夫なのだからと話しを戻します。ここは自分が好きな場所、はるかにも見て欲しい。こう言われればはるかも好奇心が勝ります。

 思い切って飛び込むと海の底には珊瑚が広がり小魚が泳ぐ竜宮城のような場所。しばし満喫。
 はるかも大喜び。すると突然イルカが。「ティナ!」。そのまま会話し始めるみなみ。野生のイルカだけど子どもの頃からの友達だと兄が説明。イルカと友達なんてステキ! 流石海のプリンセス!とこれにははるかもきららも納得。火を噴くドラゴンを飼いたいとか言ってた黄色とは違います。っていうか、ほんと酷いな四葉。あの当時も今もなんであんなに規格外なんだ。


 みんなの前で社長が挨拶。わざわざ社長が出張るくらいだから今日は招待客の日なのかもしれません。相変わらず兄はサクサクと話しを進めます。
 海の幸を味わっていると、みなみちゃん久しぶりとウェイターが話しかけてきます。おかげで繁盛してるよとサービスしてくれます。学園ではプリンセス扱いされているみなみですが、外では割と普通にお嬢さん扱い。みなみも人見知りせず素直に受け取ります。2クール目に入ってキャラに幅が出てきました。
 はるかは相変わらず食い気に走ります。食べ過ぎ、とツッコミを入れるきらら。今回みなみは兄にべったりでしょうからはるかを独占できるに等しい。きららちゃん絶対内心では喜んでる。タダで遊べてタダで食べられてはるはる独占とか旨味しかねぇ。
 一方、兄は若社長と地元の人に親しまれている様子。おっさんに大人気。おっさん味方につけるとかこいつ世の中分かってるわ。大企業の社長であの親しみやすさならモテるときららも絶賛。もちろんこれはみなみ向け。案の定みなみは兄について語り出します。テキトーに話し振って兄貴に夢中になっている隙にはるかを独占する作戦。
 兄がそうであるようにみなみも将来会社経営にたずさわるつもり。兄というモデルがいて、家(会社)という場が用意されているので将来のビジョンが具体的です。8話までだと少し堅い感じがしていましたが、今の様子を見るとそれほど義務的な感じもないので、はるか、きららと同じスタンスになっています。
 兄のように人の心を動かせる人間になりたい。
 「もう、なってると思いますよ
 みなみさんのおかげで海が大好きになりましたから。これが天然ジゴロのテクニック。これまでもみなみの人柄ははるかを通して表現されてきました。プリキュアにおける友達は自分を映す鏡。
 「そう、嬉しいわ
 屈託のない笑顔を浮かべるみなみ。あれ、もしかしなくてもこの子めちゃくちゃ可愛い?


 崖っぷちで黄昏れるトワイライトさん。
 ロックはシャットにゲームを持ちかけます。盛り上がるふたりを無視してトワイライトは浜辺で談笑しているみなみ達に視線を向けます。
 昔話に花を咲かせる兄と妹。傍目にはカップル。兄が彼女連れてきたら寝込むんじゃないか、みなみん。仕事で世界中を飛び回っている兄ですが、この場所が気に入っているようです。この海をいつまでも守りたい。そう語る兄にみなみは頷きます。リップサービスも忘れないお兄さんにみなみは照れます。この家、親がどんな人かは分かりませんが、普通のイメージだと堅そうなんですが兄の存在がそれを中和していたのだろうと思われます。みなみが公正ではあっても堅苦しくなく、きららのフランクな態度やはるかの人懐こい態度に柔軟に対応できるのもこの兄あってこそなのでしょう。この前のはるかファミリーもそうですが、家族の登場でキャラに幅と深みが増しています。
 浜辺でいちゃついている人達を見ていたら胸がうずきだすトワイライトさん。フラグが立ち始めたようです。まず間違いなくこの人寝返りますよね。重要なのは、この人がどんな理由や動機、意味でもってそうなるかなんですが。しかしよくよく思い出してみると、イースといいレジーナといい家出のパターンだな。
 シャット!ロック!と呼びかけます。すぐに応えたロックは駆け寄ります。そのまま鍵で充電。ちょ、え、そんなノリなの? バンク使わないの? 遠目なせいかトワイライトが「はいよ、レギュラー満タンね」みたいな顔になってるし。今週一番の笑いポイント。


②海の力!(海の幸的な意味で)
 仕事で戻ろうとした兄の行く手をロックが阻みます。生け贄に。夢が叶ってシャチになりました。

 一方、はるか達はビーチで満喫。カメラさんそこスライディングしながらきららちゃんの側面に回ってくれませんかね。
 レッスンパッドからカナタが呼びかけます。新しい鍵のお知らせ。完全にアイテム係になっているようで通知してくれます。なお、今回その通知は肝心のみなみには伝わらなかった模様。っていうか、今は敵が現われたことを通知してくれた方が助かるんですが。意外とアイテム回収が早い。4人目追加されたら鍵揃っちゃうんじゃない? 追加で鍵増えたりするんでしょうか。
 轟音。


 ティナを避難させます。この人、普通にコミュニケートしてるなぁ。変身。久しぶりのよろしくて?
 すぐに応援が到着。はるかと一緒にビーチ、はるかと一緒に変身。きららちゃん満足度120%。
 フローラが先制。ところがゼツボーグはフローラを海の中に引きずり込んでしまいます。後を追うマーメイド。まずいこのままでは自分がのけ者に…などと考える間も与えずもう一体のゼツボーグが出現。先ほどの魚屋のおっさん。どうやらタコになりたかったようです。2体同時強襲。この配置ではフローラを追えません。心中お察しします。

 何とかシャチの手から逃れたものの、水中戦は不利。タコとトゥインクルが戦闘中だと知るとシャチはマーメイドが引き受けてフローラはトゥインクルの加勢に。
 ティナに魚達の避難誘導を指示するマーメイド。色々ツッコミどころは多いんですが、水中適性Sは凄いな。流石ゲッター3枠。水中戦なんて年に数えるほどですが、だからこそ輝きます。

 陸ではタコに苦戦するふたり。タコだけあって手数が多い。

 マーメイドも苦戦。なんていうか水中専用モビルアーマーと戦っている感じでパワーに押されっぱなし。よくよく考えたら水中専用の特殊技があるわけでもなくジリ貧。間一髪のところでティナが盾に。これはあれです、いわゆるコラテラルダメージってやつです。この言葉を使うと許されるらしい。
 ゼツボーグの追撃を受けて海の奥底へと。


 みなみが意識を取り戻すとイルカの上に。親しげなイルカにみなみは懐くとティナと名付けます。
 意識を取り戻したマーメイドの横には傷ついたティナの姿。涙を溢すマーメイドに魚達が寄ってくると突然光が。泡が包み込むとティナが回復。ついでに鍵ゲット。泡がモチーフ。なるほどお金持ちなだけにバブリー。マーメイドは海から託された力だと真面目に解釈。良い子で助かりました。
 気合一閃、シャチを蹴り上げます。


 ミラクルドレスアップキーを手にしたマーメイドは普段よりもパワフル。
 これはただのキーではない。この海で暮らす生き物達の想いがつまったもの、と解説するマーメイド。さっき美味しそうに食べていましたが突っ込むと怒られそうです。栄養もあるし海大事。美しい海を汚すなんて許せない。リゾート開発し…いや、止めておきましょう。四葉と違ってクシャポイされないとは思いますが。
 トワイライトの射撃を受けながらも水面に着地。普通に水の上に立ったよ、この人。
 「バブル!
 「高鳴れ、泡よ! プリキュアバブルリップル!
 エレガントキーと同じように技の発動キーとして使えるようです。新フォームは3つ揃ったらでしょうか。マーメイドの支援で形勢を逆転するといつもの流れで浄化。

 そろそろトワイライトもプリキュアを認め始めます。


 社長は子どもにも人気。
 暢気に遊ぶ一般人に悪態をつくアロマ。それでいいと言うみなみ。しかしプリキュアの活躍を知っている者もいる。海の幸……もといティナ達。
 ティナの元気な姿を見たみなみは今度は自分が海を守れたのだと安堵と共に実感します。


③次回予告
 今度はどっから湧くんだあの鍵。


○トピック
 華麗にゆいちゃんがハブられた回。ゆいちゃんの前で3人が「あの浜辺綺麗だったよね」「お兄さんイケメンで気さくだったよね」とか会話しているのを想像すると色んな期待で胸が膨らみます。


 野暮なツッコミばかりしましたが、次回予告から察するに今回次回とモデル(見本)の後追いをするようです。
 みなみは兄を、きららは母親をモデルにしています。でも今の彼女達は半人前。特にみなみは事業を手伝うのはまだ難しい。しかしながら兄の海を守りたい、海を通じて人を繋ぐ夢はみなみも持つことができます。幼い頃にみなみはティナに助けられていますが、それは彼女が兄に助けられていた(懐いていた)ことと連動しています。つまり今回みなみは、ティナと兄を助けたことで自分にも海を守れること、兄のように将来それが自分の夢に繋がっていくものとして体験しています。
 みなみは(きららも)家族の模倣から始まっていますが、自分の足で一歩ずつ着実に進み始めています。みなみにとってティナを守れたことは海を守った実感として大きいでしょう。繋がりを強く感じたはずです。漠然と兄がやっているから、そういう家に生まれたからではなく自主性と実感を持ったことで彼女もスタートラインから動き出しています。以前(9話)触れましたが、みなみは義務感が強いイメージ(シリーズで言うといつきに近い)がありましたが、今回を経てポジティブなイメージになっていますね。

 これに合わせて鍵の回収とトワイライトのフラグが立ち始めて物語が大きく動き出しそうです。家族の登場ははるか達や物語の拡張とともにトワイライトにも関わってきそう。レジーナとは違うパターンでくると思いますが、ラスボスが母親だけにどうなるか非常に楽しみです。


[ 2015年05月17日 23:10 ] カテゴリ:Go!プリンセスプリキュア | TB(0) | CM(-)
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