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第12話「きららとアイドル!あつ~いドーナツバトル!」

○今週の出来事
①黄色対決

 そんなわけで改めてゆいちゃんがプリキュア活動に参加。みなみはさん付けで、きららはゆいゆいと親しげに迎えます。照れるゆいちゃんが猛烈に可愛い。これだ! ワイが求めていたのはこれだったんや!
 なお、今回はキャラデザの人が担当しているためか全体的に可愛い(特にゆいちゃんが可愛い)。確かにこの絵柄の雰囲気ですね、プリンセスは。
 ノック。きららを呼びながら入ってくる女性。「社長!」。事務所の方のようです。社長自らマネージメントしてるんでしょうか? 小さい事務所なのかな。仕事を持ってきます。
 内容はテレビのリポーター。露骨に嫌な顔をしたきららは即却下。ボアンヌの件も控えているしテレビに興味が無いようです。彼女が目指しているのはあくまでモデル。そんなドサ周りみたいな仕事願い下げ、といった感じでしょうか。テレビっ子なのか期待していたはるかはガッカリ。
 社長は簡単に引き下がるように見せて、彼女の好物をチラつかせます。今回リポートするのはマーブルドーナツ。しかも新作登場の可能性有り。
 「やる! やるわ社長!
 ちょろいわー。きららちゃんちょろすぎだわー。
 「あ、そう」
 あくどいわー。響子さんマジゲスいわー。社長の方が一枚上手。きららの操縦法を心得ているようです。


 次の生け贄はシャットでしょうか。三銃士って呼ばれているわりに横の繋がりほんと無いな。


 上機嫌に廊下を歩くきららを付け狙う視線。どす黒いオーラと高笑いが当たりに広がっていきます。この学校たしかケータイとか持ち込み禁止だったと思いますが、そうじゃなかったらTwitterやLINE的なもので暴露されてそう。

 収録当日。
 移動販売していたマーブルドーナツは遂に店持ちに。
 さっそく漂ってくる香りに期待が膨らみます。遠目から様子を見ていたはるかは自分もテレビに映るのでは!?と期待が膨らみます。
 きららに声をかけるプロデューサーさん。すると番組リポーターの一条らんこが割ってはいるように現われます。可愛いさアピールな役作り。きららちゃんは知っているよね?と尋ねると「全然」。この顔である。
 「私はいずれテレビの世界で光り輝くスターになるの。足を引っ張らないでよね」ときららに先制攻撃。ところが彼女に興味がないのかきららは軽く挨拶してかわします。きららの目的はあくまで新作ドーナツ。別にらんこと張り合おうってわけじゃありません。しかしそこは勘が鋭いのか、スルーされたことに敏感に反応。Pがたしなめて本番に入ります。
 らんこに見覚えがあるみなみの隣でいつの間にかリボンを追加しているはるか。映る気満々。ゆいちゃんはツッコミ役としてのポジションを確立しつつあります。

 収録開始。きららがしゃべり始めた途端、遮るようにらんこがまくし立てます。自分で日曜日の天使ランランとか言っちゃうあたり剛の者。心臓に毛が生えてるわー。超カメラ近い。
 店内に入ると、さっそくきららのセリフを遮って蹴落としにかかります。何この番組、もしかして毎週らんこがゲストを蹴落とすのを楽しむ番組なの? ドラマとか出てもラビニア役しか貰えなさそう。その役やる分にはハマリ役なんですが。
 ついでに店長のセリフまで取り始めます。どんだけ出たがりなんだよ。しかもカメラに顔向ける分には可愛い顔見せるとか徹底してるのがすげぇ。きららが店長にファンであることを伝えるとすかさず張り合い始めます。
 「(何? この子…?)」
 さしものきららも彼女に困惑しはじめます。可愛さアピールの黄色vsクールビューティな黄色の様相。ところで、このドーナツ屋、パッションドーナツとかハニードーナツとか細かいところでネタ入れてくるよね。

 「はい、カット! いいね~」
 いいのかよ!? 日曜からお茶の間に修羅場見せるとかオンリーワン狙いすぎだろ、このグルメ番組。
 ここからはマーブルドーナツ三番勝負。お、実食か。勝負に勝つと新作ドーナツが食べられます。新作と聞いて俄然やる気を出すきらら。最初の対決はお店のキャラクター作り。ん?


三番勝負!
 ゆるキャラデザイン対決。あれ、想像してたのと違う。後々の展開を見るに宣伝マスコットの位置付けらしい。
 得意気に筆を走らせるらんこと対照的に不慣れなきらら。
 傍から観戦していたはるかはいつの間にか大きいリボンに差し替え。絵については服のデザインもやっているので心配は無さそう。それはどうかしら。社長が隣に。

 完成。ドーナツプリンセス。ちょっと奇をてらったファンションショーとかで実際にあるかもしれないデザイン。とはいえセンスはあくまでファッションのイメージ。しかしこれはゆるキャラ対決、根性ドーナツ君の勝利。
 勝ちを先取りされたきららは動揺を隠せず机に突っ伏してしまいます。「はい、OK!」。それ以前のところでNGだと思うんですが、対決感は出ているかもしれません。
 未来の大スターには朝飯前、と勝ち誇るらんこ。「これで終わってもいいんじゃない?」。こういうセリフが凄まじく似合う。新人潰しに定評がありそう。終れるわけない!ときららもようやく張り合い始めます。P的には対抗心が出ているためかいいらしい。ふたりの間に挟まれた店長が可哀想。

 続いてドーナツリポート対決。別名リアクション芸対決。
 ドーナツを頬張ったきららは宇宙空間をバックに具体的なレビュー。個人的にはきららちゃんを食べたい(他意はない)。
 らんこの番。口からビーム出しそう。一口噛んだ瞬間に稲妻がはしって天に召されたかと思うとスイートスカイへイン・ザ・ダイブ。嘘くさいを通り越してボキャブラリーに感心するわ。夢の世界にトリップ。このままでは脱法ドーナツのイメージがついてしまいかねないので店長はきららに軍配を上げます。これでイーブン。
 最後の対決を前に火花を散らす両者。店長、この仕事失敗だったんじゃないですかね?
 「うわ~、最後は何の対決だろう?
 「増えてる!?」
 お前はいったい何の勝負してるんだ。


 ドーナツプリンセス&根性ドーナツ君。
 「作りました」とP。無駄なところで神対応。
 最後の勝負は着ぐるみレース。これグルメ番組だよね?

 「もらったわ! この勝負!」
 根性ドーナツ君ことらんこ。もう貰われていいんじゃないかな。
 自分でデザインしたとはいえ、あんまりな衣装にたじろぐきらら。モデル的にイメージダウンしそう。見かねたのか社長が無理しなくていいと声をかけます。もう一度衣装を見たきららはやると答えます。
 「ドーナツもあるけど、なんて言うか…
 「ふふん!(ドヤ)」
 「あれには負けたくないんだよね
 気持ちは分かる。きららの答えに社長は気をよくします。どうやら彼女なりにこの仕事には意図があったようです。
 「やっぱりあれくらい目立たないとテレビには映らないのかな?
 どうしたらこの子はわかってくれるんだろう。

 ドーナツプリンセスにチェンジ。らんこの方が走りやすそうだけどバランスは悪そう。
 スタート。
 「すごく走りずらそうね
 「まあ、着ぐるみですしね」
 この会話ジワジワくる。
 でもきららちゃんが楽しそうだとはるかは見て取ります。あの子ならやるわ、と言い残して社長は帰ってしまいます。意味深な人ですが、おそらく焚きつけるのが目的だったのでしょう。きららはモデル一本って感じで言い換えればモデル以外は眼中にない。クールで情熱的な反面、興味の無いことには全く食いつかない。それはそれで芸の幅を狭めるかもしれない。モデルとしては途上中でしょうが、人気モデルでもあるので慢心しないよう適度に競争心を煽っているのかもしれません。今回はそのための美味しそうなニンジンがあったと。

 マラソン中も宣伝を欠かしません。忙しい。
 躓いて転んだきららをこれ幸いにとらんこは容赦なく置き去り。しかしすぐに肉薄。根性ドーナツ君は嵩張るためか重い。弱音を吐くくらいなら憎まれ口を吐く。きららもプロモデルのスタミナを見せつけようとスパートをかけます。
 きららの後ろを走りながら、らんこはテレビスターになると夢を自答。はい、みなさん覚えておきましょう。彼女はここまでずっとスターになると言っています。スパートをかけます。彼女の追い上げにきららもノってきます。

 両者体力の限界。もはや気力の勝負。先に油断したのはらんこ。バランスを崩して転んでしまいます。彼女を追い抜いてきららはゴール。倒れたらんこを助け起こして一緒にゴールなんて甘っちょろいことはしません。これは両者の意地と食欲をかけた戦い。
 「ドーナツ! ドーナツ! ドーナーツ!
 この喜びよう。誰が4話の彼女から想像できただろうか。

 カツラを外してすぐに水分補給。すると後ろから声があがります。
 倒れていたらんこが起き上がると再び走り始めます。
 「根性ドーナツ君が…!
 不意打ちズルイわー。唐突に悲痛な表情を浮かべて叫ぶみなみん。歩みは遅くとも一歩一歩確実に前進し続けるらんこ。彼女の戦いはまだ終わっていません。
 「頑張れ! ガッツドーナツ君!
 「根性…ドーナツ…」
 「頑張れ! 気合ドーナツ君!」
 「根性…ドーナツ…」
 それは敢えて言い換えてるの? 素で間違ってるの? らんこさんはそれにわざわざ訂正してるの?
 「素晴らしいよ、あっぱれドーナツ君!」
 せめてプロデューサーは覚えておいてやれよ。何これ、いじめ?
 「こん…じょう…」
 「ナイスファイト! ドーナツ野郎!」
 君ですらなくなりました。っていうか何このノリ。今更スポ根感動系とか趣旨変えされても騙されないからね!?
 「根性ドーナツ君よーー!!」
 それなりに名前にコダワリがあったらしい。
 ゴールと同時に真っ白に燃え尽きます。あーもうめちゃくちゃだよ!

 「ええい、暑苦しいわ!」
 あんたも結構暑苦しそうな格好してると思うんだけど。シャットさん。
 さっそくらんこを生け贄に。夢オープン。
 「テレビで輝くトップアイドルよ!」

 「えっ?
 「えっ?
 「えっ?」
 「えっ?
 みなみんの顔やべぇ。

 「トップ…」
 「コメディアン?」
 「アイドルよ!」
 これもうわかんねぇな。

 とりあえず話しを進めてゼツボーグ化。ドーナツ型。果たして彼女はどこに行きたいんだろう。
 ゆいちゃんは避難誘導係を務めます。
 らんこの夢に何をする!と憤るきらら。個人としては好ましいタイプでは無いでしょうが、彼女の夢への貪欲さは評価に値します。きららをセンターに変身。なるほどこういう位置替えはアリなのね。ちなみに鍵が追加されています。


③熱い熱い情熱
 タイヤのように回転して襲いかかってくるゼツボーグ。軽やかにかわすとトゥインクルは反撃。長い髪の毛がひるがえるのは見栄えしますね。見た目のバカらしさに反して防御力が高いため攻撃がとおりません。生地が柔らかいのね、と冷静に分析するマーメイド。そういう問題なのか。
 高速で動く敵に苦戦。足を止める必要があります。マーメイドが作戦立案。
 早速先週ゲットしたプリンセスロッドを使います。個人技は手書きバンク。トルビヨンの性能がアップ。バラの質感がかっこいい。トゥインクルはバリアに。ゼツボーグを持ち上げて空中に。マーメイドが氷の山を作りだしてそこにゼツボーグを差し込みます。足止め完了。てっきり水をかけてフヤけさすのかと思ってました。
 ゼツボーグは情熱で身を熱すると氷を溶かし始めます。檻に閉じ込められたらんこに視線を向けるトゥインクル。ゼツボーグの強さや特性は本体から影響を受けています。スターになりたい彼女の夢への情熱は確か。アイドル以外のコメディアンとか目指した方が芽が出そうだけれども。止まってなんかいられない。その夢を返してもらう。
 王冠レーザーで蒸発させます。

 無事救出。黙っていれば可愛い。


 後日番組は放送。新作ドーナツは勝者であるきららのお腹の中に。
 テレビを見ながら暑苦しい子だったとため息を漏らすきらら。呼んでないけど現われる暑苦しい人。みなみが三年生だと紹介。ちなみに胸のリボンは1年生と同じピンクですがこれは塗りミスとかでなく、隔年で色が変わる仕様なんでしょうか。
 次は負けない!と敵意を剥き出しにして挑んできます。テレビに出る気はないと答えかけるきららの言葉を無視してまた高笑いをしながら立ち去っていきます。
 やれやれ、と呆れながらもそんなに悪い気はしていないきらら。ライバル?の登場。
 はるか(とアロマ)はテレビに映っていないことにガッカリ。


④次回予告
 ついに登場バイオリン仮面。


○トピック
 アイドルを目指す奴は腹黒い、というイメージを植え付けることでスーパーのソーセージコーナーの覇権を取り戻そうとする東堂いづみの巧妙な作戦。


 一番ギャグやってたのがみなみんだった謎エピソードでしたが、要するに露骨なインターミッション。次回からいよいよ敵方のプリンセスが登場して新章突入。
 ギャグ調でオブラートに包んでいますが、どうやら本作は勝負に関して白黒付ける方針のようです。ライバルに容赦無いらんこ、きららにやる気を出させようと画策する社長、と競争を煽っていて実際に勝敗が付く。これは前回のクローズの件も同様で、ヘタに手助けする描写がありません。戦うならケリを付ける。はるかのオーバーワークもそうですが、本作プリンセスでは夢に対する飽くなき志向、努力、熱意が肯定されています。らんこの敵意混じりの情熱もそのまま了承されています。クローズですら忠誠心的な見方をすれば自爆することもある種容認されています(救う手立てが無いとしても)。
 ディスダークとの戦いはバイオリン仮面の加入によって動きが出てくると思いますが、こと日常パートに関しては勝負、結果を出す事に対して躊躇わないのが本作の特徴。みんな胸に夢を抱き、それに向かって走っている。その過程でぶつかり合うこともある。その時は全力で戦おう。その熱意も敵意も前へと進もうとする人の意思。…といったところでしょうか。

 個人的にプリキュアの好きな点として、戦いを肯定していることがあげられます。スイートは特にそうでした。ケンカもまたコミュニケーションの一つとして互いを理解するための過程としていました。もちろんそれで必ずしも解決できるわけではないでしょうが、みんな仲良く手を繋いでゴール出来ないこともまた事実であり現実です。私は人の争いを認めます。どうしてもそれでしか解決できないことがあるし、進むためにはそうしなければならないこともあるし、ぶっちゃけ人間ってそういうもん。日常生活の中に数え切れないほどの競争と勝負と成功者と敗北者が存在する。ただし目的を違えてはいけません。戦いはあくまで手段でしかない。まあ、要するにさじ加減ですね。
 人と人がぶつかるときに、そこには何か叶えたい願いがある。それをどう認め、裁定し、道筋をつけていくかというのは面倒臭いですが生きる中で続けていかなければならないことです。


[ 2015年04月19日 16:16 ] カテゴリ:Go!プリンセスプリキュア | TB(0) | CM(-)
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