六畳半のすごし方 TOP  >  Go!プリンセスプリキュア >  第7話「テニスで再会!いじわるな男の子!?」

第7話「テニスで再会!いじわるな男の子!?」

○今週の出来事
①球技大会でプリンセスを目指せ!

 球技大会のご案内。
 はるかはパフをブラッシング、きららは柔軟体操。妙に生活感あるな。もちろんきららははるかの隣に座るわけですが。
 ボールを使うスポーツと聞いたパフはアロマをボール代わりにして遊びます。案外えげつない。まあ、シスコンなんでご褒美かもしれませんが。
 種目はサッカー、バスケ、テニス。珍しく男女混合。これは親睦を深めるのが目的。きららが何に出るのかと早速尋ねます。開始1分程度ではるはる好きをアピールできるきららちゃんマジ有能。
 はるかはテニスに即決。理由は言うまでもなく。しかしこの子コロコロしてて可愛いな。

 今週も映画宣伝仕様。ハートキャッチ・スイート・ドキドキ組編。お、レジーナも出るのか。マナの音痴は相変わらず。ブロッサムとマリンは安定の出場。マリンとメロディ同級生に見ねぇ。


 抽選のくじ引き。
 ゆいちゃんもテニスを選んで見事当選。もうこのふたりがペアでいいんじゃないかな。ゆいちゃんのテニスウェア見たいです!!
 天は我らを見放した!としきりに悔しがる三人。男女混合なので男女ペア。はるかが組むのは藍原君。イケメンな感じです。割とお似合いな組合わせ。藍原君はテニス部所属。ここでもテニスかと級友からからかわれます。本人もノリノリ。テニスバカのようです。はるかに気安く声をかける藍原君の様子を見た三人組は思いっきり睨んできます。ファンらしい。はるかは味方を作りやすいけど敵も作りやすい。ゆいちゃんは割と事情通ですな。
 肩を叩かれると放課後誘われます。おっと、これはドキドキのイベントか。


 テニスの練習。実力も知っておきたいと藍原君。
 はるかは自信満々にプリンセスサーブを受けてごらんなさい!と張り切ります。あ、うん、結果が見えてるとはいえ1%くらいは期待しちゃおうかな。
 スカッ。空振り。知ってた。
 幾度繰り返してもラケットにすら当たりません。テニス経験ゼロと知って藍原君は文句タラタラ。思わずはるかは一番プリンセスぽかったと理由を言います。仕草可愛い。いいんじゃないかな。僕はその理由アリだと思います!
 「はあ? プリンセス?」
 そのセリフを聞いたはるかはかつて同じ言葉を投げかけられたことを思い出します。沈黙。同時に大声。藍原ゆうきと春野はるか。ようやく幼稚園の同期だったことをふたりして思い出します。
 はるかがまだプリンセスと言っているのを知った藍原君は「大丈夫?」と呆れ顔。


 そういうわけでみなみに泣きつきます。この子ほんと妹キャラだな。この甘え上手さ。そして年上の包容力。これはきららちゃんが見たら爪噛むわー。プリンセスプリキュアのことは伏せなければならないので言うに言えません。まあ、言ったところでそのプリンセスはプリンセスなの?って話しなんですが。
 みなみははるかにも苦手な人がいるのだと意外そうに言います。幼稚園の頃バカにされた、他にもたくさん意地悪されたと振り返ります。カナタとは大違い。現実的には藍原君のようなパターンなのでしょうが、そこは女児向けアニメ、王子様とお姫様は実在します。
 テニスを選んだことを後悔するはるかに、みなみは一緒に頑張れば仲良くなれるかもしれないとアドバイスします。入学してからほとんど話してないんでしょ?と付け加えます。今作は学校が舞台だけあって男女の垣根のような今まであまりやってこなかったエピソードにも触れていますね。要するに一矢報いるって話しなんですが。

 放課後。はるかは勇気を出して藍原君に声をかけます。テニスを教えてくれないか。「あ~いいや、お前は立ってるだけで」盛大にフラグをへし折る藍原君。お前絶対後悔するわ。全部自分でやる。ヘタに動かれると迷惑。テニスでは絶対に負けたくない。はるかを放置して出ていきます。きららいなくて良かったな。間違いなく回し蹴りお見舞いされてたわ。

 鞄を地面に叩きつけると、私のことバカにしてる!と憤るはるか。割と中学の頃あたりからこんな感じになるよね。すげー熱心に打ち込む組とそうでない組。同じ部活でも勝ちに行きたい組と遊びたい組みたいな。
 こうなったら!と鞄の中をあさります。まさか変身するのか?と困惑するパフとアロマ。プリキュアの私的利用は禁止されています。たまにそれを無視するプリキュアもいますが。
 シャムールを呼び出すとテニスのレッスンを申し出ます。見返したい!とバカ正直に動機を話します。勝ち気な子です。プリキュアじゃ珍しい。主人公って極端にできるかできないかに分れることが多いんですが、性格的には温厚なのが多いのでバカにされたくないからやったるわ!ってパターンは珍しい。今作はそういう負けてられるか!みたいなアグレッシブさがありますね。夢を後生大事に仕舞っておくより、そこに辿りつくようにガシガシ特訓するスポ根路線。
 シャムールもそんなパッションを受け取ります。


②打倒ゆうきくん!
 いつの間にかテニス場にいて服装もチェンジ。レッスンステージ。内容に合わせてフレキシブルに変化する空間と人間の姿になったシャムールが説明。なるほどそういうわけでこの姿が登場するのね。不思議と猫の姿でも人の姿でも先生っぽい。
 基礎練習、フォーム指導、打ち込み、と真っ当なレッスン。シャムールとのレッスンが終わってもはるかは一人練習を続けます。みなみときららも参加。きららおしゃれだなー。対人戦でさらに経験値アップ。「打倒ゆうきくん」を胸に日々練習を続けます。
 するとサーブもみるみる上手くなり、ちゃんと入るようになります。はるかはやればできる子。視聴者の女児が経験値ゼロなので、はるかを通してプリンセスに近づく王道な作り。
 このままいけばゆうき君を倒せる!と調子が上がってくるはるか。趣旨変わってね?
 ちなみにきららはバスケに出場。得意ではないけど室内でできるのがバスケだけだから。日焼けは厳禁。それを聞いたはるかは納得します。夢なのだからこだわるのは当然。そう自分で言ってから気付きます。彼があんなことを言った理由。

 藍原君は一人居残り練習。どうでもいいけどコーチってなんかああいうイメージあるよね。
 夢に向かって真っ直ぐな藍原君の姿にはるかは心打たれます。はるかの夢はプリンセス。なのに何を間違ったのか先ほどまで「打倒ゆうきくん」を唱える有様。無言で立ちすくみます。やはり彼女は聡明だ。何が大切かを自分で気付く力を持っている。共感と憧憬が彼女を変える。


 本番当日。今週はシャットが出勤。

 アイキャッチに声が入りました。髪型を名乗る方式。


③本当にプリンセスはいるのかもしれない
 普通と言いながら華麗にシュートを決めるきらら。男子生徒にも人気。
 サッカーもバッチリ決めるみなみ。こちらは圧倒的女子人気。この青も恋バナなさそう。

 はるかの出番。初めから彼女をアテにしていない藍原君にはるかも無愛想に応えます。
 彼にとって意外だったのははるかが正確にサーブを決めたこと。ポイントを先取。これには評価を変えざるを得ません。俄然やる気を出します。
 シャットが登場して試合が中断。すると藍原君はテニスの邪魔をするな!と堂々と抗議。この世界の人、きららといい肝座ってるなぁ。ところがそんな情熱も利用価値があると見られるだけ。ゼツボーグにされてしまいます。残念。これで彼の夢が普通のサラリーマンとかだったら笑うんだけどなぁ。すげー打ち込んでるんだけど夢は全然別っていうパターンもあると思うんですが。

 パフが変身アイテムを持ってきます。単独変身。今作は変身時の衣装が反映される仕様。
 久々の花パンチ。こういう演出ってそのうちやらなくなるんですが、初期にやっておくとそのイメージつきますよね。一発殴って身動き取れなくしてから「お覚悟はよろしくて?」。プリキュアさん結構えぐい。
 はるかの応援に行こうとしたきららの手を先生が掴んで引き留めます。みなみも生徒に手を引かれて逆戻り。あるある。

 1対1でも果敢に戦うフローラ。やっぱスカートかっこいいなぁ。
 プリキュア恒例の捕縛。シャットさんがお約束どおり煽ってきます。意識を失っている藍原君に彼女は声をかけます。夢を踏みにじられる痛みは分かる。だからその夢を絶対に助けてみせる。彼女の夢は最も幼い。公言するのもはばかれるほど恥ずかしい。冷やかされ、なじられる。だからこそ強くならなくてはならない。守らなくてはならない。誰のどんな夢をも肯定するほどに。彼女は強い。それは彼女が常に先を、高みを目指しているから。その志を持つ人々は彼女の同志(導師)であると言えます。
 捕縛を脱すると同時にゼツボーグにサッカーボールとバスケットボールが投じられます。あ、ちゃんと変身するんだ。てっきり今週出ないのかと。トゥインクルの変身はわかりにくかったためか輪郭線が強調されるようになりました。

 ラケットを拾うとフローラはゼツボーグの球を打ち返して反撃。上達したのはサーブだけじゃありません。マーメイドが気を引いている隙にトゥインクルがゼツボーグの足を絡め取って転ばせます。この人達見た目に反して地味な戦い方するよね。フローラの必殺技でゲームセット。

 藍原君を横たえると、意識が朦朧とする彼の視界にフローラが映ります。
 「花の…プリンセス…?」
 あなたの夢叶うといいね、と応えるフローラの姿を最後に彼は意識を再び失います。


 事件についてはうやむや。この学校大丈夫なんですかね。
 試合が始まると声をかけるはるかに、藍原君は花のプリンセスみたいな人が本当にいるんだなと答えます。動揺する彼女を余所に彼はプリンセスになりたい夢も無しじゃないのかもな、と回りくどい言い方をします。はるかの実力を認めたことと、実際にそういう人を見たことで彼の中で少し評価が変わったようです。
 根性ある、サーブすげぇ、正直見直した。はるかに向き合うと素直に認めます。なかなかの爽やか少年。これはファンがいるのも頷けます。自信を持ったはるかが素敵なプリンセスになれるかな?と尋ねると500年くらい努力すれば、と答えが返ってきます。魔女だな、それ。思わずプリキュアのことを言ってしまいそうになってアロマ達に口止めされます。

 試合再開。試合が終わったみなみときららが観戦。
 まだふくれっ面のはるか。サーブを打つと見事彼の背中にダイレクトアタック。ナイスシュート。プリンセスの道は険しい。


④次回予告
 続・主人公エピソード。


○トピック
 なんとか「藍原」と書かれたわら人形を釘で打付けずに済みました。ゆいちゃんのテニスウェアが見られなかったのが唯一の心残り。


 基本的に女児向けは優しさで勝つのが勝利条件なんですが、本作はそれを踏まえつつ意地悪な男の子にも一矢報いるスタンス。きららの件もそうですがパワフルな女の子像ですね。男女共学は女の子だって男の子にヒケを取らないことを証明する場としても機能しそうです。

 主人公はプリンセス見習い。
 では主人公の持ち味、強味は何か?というのが序盤に提示される要件。スポ根的な努力達成もその一つですが、なんといっても彼女の強味は共感と憧憬、それを通じての意識改革にあるでしょう。みなみの姿に、きららの頑張りに、藍原君の情熱にはるかは感銘を受け、その度自分の目指すべき道をしっかりと見据えてモチベーションにしています。プリンセスプリキュア(≠グランプリンセス)は今のはるかの一歩先の姿(補正がかかるので)になるんですが、それを以て藍原君に認めさせるのはベタですが王道。プリンセスなんて荒唐無稽に思える。けど、本当にそんな人がいる。だとすれば決してあり得なくはない、とはるかは承認を受けています。
 周囲から承認を受ける、認められることは大事なことです。誰も認めない自称プリンセスはただの妄想でしかありません。それはプリンセスに限らない。人に認められてこそそれは名乗る意味がある。あるいは人がそう呼ぶときにその意味が生ずるのかもしれません。誰も信じていないプリンセスを認めさせていく。そんな強さとアグレッシブさが本作にはあります。


[ 2015年03月15日 16:03 ] カテゴリ:Go!プリンセスプリキュア | TB(0) | CM(-)
トラックバック
この記事のトラックバックURL