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第18話「みんなで幸せ全力応援!ぴかりが丘の結婚式!!」

○今週の出来事
①手作り結婚式

 大森ごはんでランチ。姫様が大衆食堂でかっこんでる姿とかホント威厳ねーな。どうやら大森ごはんはテイクアウトだけでなく食堂もやっているようです。
 実は結婚することになったと切り出すゆうこ。あら早い。この子は早そう。相手は勿論モブ的な人と。ゆうこのキャラ造詣の妙は変身前がモブにしか見えない華のなさを性格と変身後で覆していることですね。ふたりの反応を見たゆうこはお客さんだと補足説明。常連らしく店で出会ったので店で式をあげたいとのこと。……どんな変わり者夫婦だ。
 何弁当がいいだろう?と悩むゆうこ。それを聞いたひめはすぐに眉をひそめると疑問を口にします。結婚式に弁当はねーだろ。しかしこれもお客さんの要望。……当事者はそれで良くても両方の家が反対しそうなものですが、なるほど変わり者一家なのか。ローコストに仕上がりそう。めぐみはノリノリですが、ロマンチックが足りないと不満げなひめ。ハピネスで一番常識人で現実的なのが姫様というこのカオスさ。
 噂の人達が店にやってきます。パッと見普通です。金に不自由してなさそうな雰囲気。趣味に突っ切れてしまう人達なのかもしれません。大盛ごはんスタッフ全員でバックアップ。プラスしてめぐみが名乗り出ます。
 「私はフレンチの方が素敵だと思うけどな~
 今週もひめの社会勉強。


 キュアピーチ。
 おっぱいと太ももが最強のプリキュア。フレッシュはシリーズで唯一胸があるのが特徴。衣装がシンプルでありながら可愛いくて洗練されています。等身の高さと相まってダンスが最も栄える。個人的に変身後で一番可愛いプリキュア。しかし格闘戦では「おりゃあぁぁぁ!」と漢前な姿を披露するため羅武兄貴と呼ばれることもある。なお、彼女達が持っているキュアスティックは発売当初品切れになってプレミアがつきました。そのためにベリーへの支給が遅れたかは不明。


 めぐみはクラスの友達にも声をかけます。えれにゃんこと椎名の家は雑貨店なので小道具を担当。高野はアンティーク屋なので衣装。その他雑用は氷川流空手で引き受けます。誠司にそんな権限あるのか? めぐみは誠司のグループに入ります。モジャ子さん(かずみ)はしゃべってませんがこの子も空手グループでしょうか。
 みんなの視線がひめに集まります。ひめ的には消極的だったようですが、頼られたのが気持ちいいのかサムシングフォーのアイデアを出します。聞き覚えがあると思ったら愛天使伝説ウェディングピーチで出てきた単語だった。この引き出しはそっと閉まっておこう。
 花嫁が付けると幸せになれる4つの品。古いもの、新しいもの、借りたもの、青いもの。この青いものは聖母マリアのシンボルカラーだそうです。言うまでもなく西欧圏の風習ですね。集めるの面倒臭ぇ。
 博学ぶりを褒められたひめは調子に乗ります。勉強回もそうですが、今のひめは自分の得意分野で評価され、頼られるまでに達しています。さらに誠司からどうやって調達する?と突っ込んで訊かれます。時間も人手もないので言い出しっぺがそのまま主担当に。みんなから頼られたひめはやっぱり悪い気はしないようで、早速具体的に話しを進めていきます。体よく使われる格好になっていますが、人に指示を出して決めていく能力は有用。ここで経験とセンスを磨き始めるひめの成長スピードは異常。今回も基本的にはひめの社会見学兼経験値稼ぎが主軸です。
 クラスの友達とも打ち解け、テキパキとリーダーシップを発揮するひめを見ためぐみは喜色満面。ほらね、必ずプリキュアはこういうシーンを入れます。あなたを私は見ていますっていう視点を入れることで見守られていること、それを見守っている人もまた感銘を受け変化していくことが示唆されています。前回は誠司達のめぐみを見る視点が入っていたのでその補償的な意味合いもあるでしょうか。
 あとは借りもの。親友が望ましい。これは本人に相談。


 大使館でティータイム。勿論話題は結婚式。ひめはブーケと合わせるために新婦のドレスがどういうものか確認して欲しいとゆうこに頼みます。この子はなかなか仕事できるかもしれません。先ほどの指示もテキパキと即決していましたし、実務能力は潜在的に高そう。おいおい誰だよこの子のことクズって言った奴。
 「ウェディングドレスか~
 関心を持つめぐみ……が珍しいのか彼女に視線を向ける誠司。このシーンは一瞬なので逆に気になったのですが、彼的には意外な印象を受けたのかも知れません。
 どんなドレスがいいかという話しに。ひめは3歳の頃から決めているようです。ゆうこは炊きたてのご飯のような真っ白なドレスに憧れます。イメージ映像がぽっちゃり体型ですが、それがイイ。めぐみは着物も似合いそうだとひめ。興味を持つめぐみ。これはしめたもの。(コマ送りしないと確認できないほど一瞬ですがひめがニヤリとする)。
 早速誠司に水を向けます。ドレスを希望する誠司。その流れでめぐみに「ドレスだって」と振ります。ひめの巧妙な誘導。つい数ヶ月前までコミュ障だったとは思えない自然さ。めぐみは「え?」と意味を測りかねます。するとひめは神様に振ります。ここはヘタに突っ込まず流して一旦退却する作戦に切替えたようです。
 「君達楽しそうだけど、分かっているね?」
 「プリキュアは恋愛禁止で~す」
 ということでこの話しはチャンチャン。ひめ……恐ろしい子!! それはそれとして、神様はきっと巫女さんが好きだと思います。


 大森ごはんで打合せ。ウエディングケーキを見立てて唐揚げタワーを試作。
 「いいっすね~。男としては燃える!」
 いや、なんだろ、そういうことじゃないと思うんだよ。運動部の打上げじゃないんだからさ。「そうだろう」と親父さん。あ、はい。
 ケーキカットはどうする? ファーストバイトは?とひめ。バイトというのは奥さんを食べるのに困らせないという誓いだそうです。
 「じゃあバッチリだね、唐揚げ
 「ケーキより腹持ちよさそうだしな」
 「うん、うん
 花より団子精神。
 「わぁ、すごい!」
 「旨そう!」
 新郎新婦は大喜び。顧客満足度ナンバーワン。大盛ごはんはお客さまのニーズに完璧にお答えします。なるほど、この夫婦が依頼したのも頷ける。ロマンよりも食欲。ナイフとフォークなんていらねぇ、箸をくれ! キャンドルサービス? 海苔をあぶるためのサービスですか? そんな人達なのでしょう。
 「こういうのもありか
 世の中には如何に変人が多いかを学びます。ひめは思い込みをぶちこわす系のイベントが多い。

 新婦に借りたいものを尋ねます。趣旨を説明。新婦は表情に影を落として叶わないと答えます。一番の親友のまりあは海外留学したまま行方不明なのだそうです。その名前に聞き覚えがある誠司。いおなの姉。お、ここで繋がってくるのか。式にはいおなも出席。

 いおなの意外な背景を知る誠司達。このメンツでは誠司が一番いおなと距離が近い。ひめは氷川さんから借りようと決心します。サムシングフォーは式に来た人達みんなの幸せを願う意味もあるのだそうです。ひめなりの応援ということなのでしょう。まりあが忘れられたわけではないという意味でも効果がありそうです。
 エンカウント。いおなと遭遇。
 出し抜けに借り物をしたいと頼みます。想い出の品、と突然踏み込んできたひめに警戒心を持ついおな。ひめがプリンセスだと知っているので反感もあります。誠司とめぐみにも頭を下げられムゲに断るわけにも行かず考えておく、と保留にします。


 いつもの3バカトリオ。幸せオーラが気に入らないオレスキー。6月はジューンブライド。面倒臭いと良いながら色々知っているナマケルダさん。分かち合うより独占したいホッシーワが今週の当番。この人はどうやってカロリーを消費しているのだろう。


②プリキュア活動「結婚式を守れ」
 結婚式当日。派手でなくさりとて地味でないドレスを選ぶひめ。その横で神様は読書にふけっています。お前世界が侵略されていること忘れてるだろ。
 めぐみがやってきます。制服。折角なのでドレスアップ。
 「オシャレして行くのもお祝いの気持ちのひとつなんだよ
 さりげなく重要なセリフです。自分を着飾るのは何も自分のためだけでなく、相手への礼儀も含む。自分にこだわらないめぐみはこの点がおざなりになりがちです。相手を敬うのであれば、自分もまたそれに見合う人間でなければならないと考えるのは傲慢や見栄ではありません。めぐみはこれまでひめを引き立ててきましたが、これからはひめがめぐみを引き立てていくのかも知れません。


 着々と準備が進む式場。唐揚げタワーの物量やべぇ。
 「これ流行ったら儲かるね」
 「ごはんもいっぱい進むね」
 商魂たくましい大森ごはん。この一家ブレねぇな。

 ドレスに身を包む新婦さん。後ろの「チキン南蛮弁当500円」「サバ塩焼」に吹く。
 「白がまぶしいですぞ
 ひめ×ナマケルダが捗りますぞ。

 サムシングフォー贈呈。あ、これ式でやるわけじゃないんだ。いおなが姉のハンカチを渡します。
 いおなにお礼を言うめぐみ達。ひめが気に入らないいおなは忌々しそうに立ち去ります。拒絶されて肩を落とすひめをめぐみがフォロー。いおなの事情を知らないので姉のことは微妙な問題なのだろうと一般論で合理化しますが、残念ながらこの件に関してはひめへの私怨があります。

 親父さんが神父役を務めます。そこまで手作りなの!?
 このご飯に誓って幸せになると言う新郎。こんだけ鶏を生け贄にしたんだし、頑張れや。

 ブーケを投げます。
 「キャッチ&パス」
 ぶっ。不意を突かれた。これだからホッシーワさんは面白い。
 結婚より独り占めだとのたまうゴスロリ趣味の独身っぽい女性が式場に乱入。色々な意味で関わりたくない相手です。
 「いらっしゃ~い! サイアーク」
 この召喚バンク見るだけで妙な満足感を覚えるな。周囲がケーキになっていきます。

 家族が増えたらケーキを独り占めできないってことを教えてあげているのだと言うホッシーワ。兄弟が多かったんでしょうか。あるよね、分割。分け合えよ、というプリキュアにケーキはホールで!と自説を崩しません。家族全員にホールで出せば解決。
 雑魚戦は(作画も含めて)テキトーに。ハニーはチョイアークを洗脳してブーケを奪還。やっぱこの人は性能がおかしい。フォーチュンも現われます。
 サイアーク戦は妙に気合い入れて。押し負けます。

 フォーチュンも参戦して物量で反撃。プリンセスはフラダンスで支援。敵も味方も洗脳されて踊ります。その様子に呆然とするフォーチュン。この人には効果がないようです。ノリが悪いなぁ。生真面目そうなフォーチュンがどんなカードを使うのか楽しみです。個人的にはむっつり顔でコサックダンスを披露してくれないかと。みんな笑いをこらえて動きが止まったところで「今よ!」を期待しています。

 フラダンスで良い気分になったところにメテオ。容赦ないっすね。


 戦闘が終わったフォーチュンは守りたいものがあるなら絶対に負けてはいけないと真剣な顔で言います。プリンセスに言っているのでしょう。しかし期待はしていない。彼女が去った後で不満を漏らすプリンセス。煽り耐性もある程度ついてきたようです。
 ひよこカードゲット。犬といい女子中学生にどんな格好させる気だよ、このアニメ。早くお願いします。

 笑顔と幸せに包まれる結婚式。唐揚げタワーが倒壊しないか、それだけが気がかり。


③次回予告
 妙に顔が濃いサッカー選手がいますが、本人のようです。


○トピック
 今週から夏服でござる!の巻。


 ひめも実務上使えるようになってきたし、話しも中盤に差し掛かってきたし、ということで手作り結婚式。
 結婚式を手伝うことをとおしてひめの進展、社会勉強、いおなイベントが進行。地味な作業を重ねていくことで幸せは創られていくエピソード。幸せになりたいと願う人々のために頑張るのもプリキュアの仕事。

 プリキュアは何を以て正しいとするか?
 これはシリーズ共通してのテーマです。バトルものとしてプリキュアが面白いのは、敵を倒すことが正しさの証明、正義ではないことです。大抵のバトルものは悪の組織を倒すことが主人公達の目的になりますが、大抵は本当にそれだけしかやりません。敵組織を潰したってそれは元に戻るだけ。主人公それ自体は良いことや生産性のあることをしないことの方が多い。余談ですが「まおゆう」が画期的だったのは農作技術や科学技術を活用した生活レベルの向上を主人公達が意識していた点です。どういう手順で、どうなれば戦争をしなくても生活していけるか、戦争が終わった後にどんな世界が出現するのかが分かりやすく纏められていました。つまりね、敵をぶったおすことはどうでもいいんですよ。敵を倒すことしか能がない奴はただのゴロツキと大差がない。あんた何で生計立ててるの?っていう。大抵のヒーローは生活力が無さそうに見えるんだけど、私はそれが不健全でダセェと思う。きっと彼らは世の中が混沌としていた方が充実している。敵がいなくてもその人が正義の味方足り得るものでなければ、説得力ないよねって思うのです。
 プリキュアは勝つことが目的化しない。これはとても重要で、だからこそ彼女達は何をすれば幸せになれるのだろう、笑顔になれるのだろう?と考えます。前作でマナがキングジコチューと早々に対話で解決しようと考えたのも、それがレジーナの幸せに直結するからでした。彼女達が正しいこと、良いこと、幸せになれることをしないと勝てないし終わらない。このロジックの積み上げが終盤での醍醐味になります。

 ハピネスは怨恨や実現困難な願いが背景にあります。これをどう解決していくかというのは今後の課題になるでしょうが、その前に幸せとはなんだろうか、どのような行為がそれを支え、紡ぎ出すものなのか、自分はその活動に参加したいと思えるかということを彼女達は知らなければなりません。今回めぐみ達は主体になって計画を練り役割分担して結婚式を企画したわけですが、こうした仕事をこなせるまでに連携と実力がついて来ています。現実対応力、問題発掘とその解決、企画と実行。普通に仕事ですね。それを彼女達はちゃんとこなしました。それは彼女達が現実に向き合って解決していける力があること、何かしらの価値を生み出せる力があることを証明しています。プリキュア活動というのはつまりそういうことです。


[ 2014年06月02日 16:08 ] カテゴリ:ハピネスチャージプリキュア! | TB(0) | CM(-)
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