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第11話「大ピンチ!ハートをつないで一発逆転!!」

○今週の出来事
①手を繋ぐ、という行為

 放課後部活。なぎさは一休み。そこへタイミングを見計らっていたんだけど、偶然を装った風なほのかがなぎさに声をかけます。このエンカウント率は偶然のなせる業(わざ)ではありません。でなければ愛だ。愛。
 明日からリーグ戦なので気合入れて励んでいるようです。そのなぎさの手をほのかは自分の手と繋ぎあわせます。ヒューヒュー夕方から見せ付けてくれるじゃねーかよ(ヤンキー風に)。
 「手を握るって、力とか気持ちとか色んなものが伝わると思うの」と自分のパワーを送ってあげると言うほのか。凄い積極的です。何か、良いことでもあったのでしょうか、というか、これ自体が良い事なのでしょうけど。
 そんなラブリーでほんわか友情度をアップしまくっている後ろでは、険悪なムード。3年のめぐみと2年のマキがいさかいを起こしています。試合が近いのでピリピリしているのでしょう。止めるなぎさですが収拾はつきません。大丈夫かしら?と心配するほのか。イザって時はほのかが助っ人で入れば楽勝ですよ(協力とか関係無しに個人の能力頼みかよ)。

②不和
 試合本番。最初から相手を甘く見ているマキ。油断が綻びを生み、敗北に繋がります。引き締めるめぐみ。すぐに険悪ムードになってしまいます。やばそー。

 丁度近くで商いをしていたタコカフェ。OGだけあってアカネさんも気をかけている様子。ひかりが応援にいくために時間まで調整していたようです。多少延びてしまいましたが、「なぎささん達はきっと勝ってくれます(最初買ってくれますと変換されてちょっと笑ってしまった)」と信頼しているひかり。そんなひかりを見てアカネさんは良い感じになってきたねぇ、と言います。お姉さんというか保護者としてひかりを見ていてくれる人です。お土産にたこやきをひかりに持たせます。気前がいいですが、あまり良すぎると経営に響きそうです。
 ふと、カバンを見ると中にかなり大き目の岩が入っている事に気付くひかり。かなり不自然です。岩を置いていくひかり。気にしないアカネさんもなかなかの胆力です。普通気味悪がったりすると思うんですが。

 「いけいけナモナイ」と応援の声。って名も無いんかい!?初出場ってのは本当なんだな・・・・と別な意味で納得。いや、そういう問題でもないのか。
 試合は0-3とベローネが勝っていると一瞬間違ってしまうひかり。劣勢のベローネに驚きを隠せないひかり。それを証明するように、先の険悪ムードだっためぐみとマキの連携が悪く、相手に点を取られてしまいます。
 試合を見ていたほのかとひかりとハーティエルとメップルとミップルとポルン・・・って別の意味で凄い面子。一番奥とはいえ人目が気になるところですが、まあ、そんなことは瑣末な事です。戦闘になると一般人消えますし、メップル達が堂々としてたってバチはあたりません。
 「気持ちがバラバラでハーモニーになっていませんわん」と自分の本分を発揮するハーモニン。この人の持ち場です。
 相手が強いわけでも、味方の動きが悪いわけでもないのですが、協調がとれていないようでバラバラです。位相がズレているって感じですかね。悪い時はドンドン悪くなるのが常です。

③手を繋ごう
 洋館。スゴロクで遊ぶ少年と執事ザケンナー。それを見ながら、いつもの会話をする面白芸人幹部。4人目の幹部を示唆する会話をしています。どんな人なんでしょうか。というか、どんな芸風なんでしょうか。ツッコミでしょうか。
 サーキュラスの話を最後まで聞かず去っていくビブリス。突っ込もうとするサーキュラスですが、少年がスゴロクで勝ったので拍手を送ります。素敵なパパです。

 前半終了。休憩タイムです。弱気になる志穂ですが莉奈が注意します。なぎさも諦めません。この3人はこの3人でバランスが取れています。しかし、未だに不協和音なめぐみとマキ。なぎさが注意しますが、不協和音はチーム全体に広がっていきます。
 心配するひかり。バックを持ち直すと中に先ほどの岩が入っていることに気付きます。怖いな。ほのかが問いかけますが、岩のことは伏せて試合のことを言います。応援することしかできない、とほのか。しかし、ひかりは気が焦るばかりです。最初の頃と比べると見違えるように心を持ちました。
 勢い余ったひかりはグラウンドに入ってなぎさの手を握って、頑張ってくださいと伝えます。真剣な表情と言葉、そして伝わる手の暖かみ。審判によってひかりはグラウンドから退場します。最初見たときは気にならなかったけど、見直すとこのシーン熱いです。

 ひかりの手の温もりを知ったなぎさは、チームに手袋を外して手を繋ぐ事を指示します。円陣を組んで目を閉じるチーム。なぎさは手を繋いで気持ちを伝えることを説きます。チームの心を一つにするなぎさ。志穂と莉奈の漫才に笑いが起きます。不謹慎ではありません。笑う門には福来るでしょ、ネガティブだってぶっ飛ぶ♪ってやつです。
 後半戦が始まります。

④仲間との繋がり。独りだけの戦い
 公園のブランコに座るひかり。退場をくらったからでしょうか。何も出来なかった自分に情けなさを感じるひかり。会場に居ても辛いから出たのかもしれません。「ほんと、情けないんだから」とビブリス。一気に交戦ムード。ひかり最大のピンチです。

 ひかりのピンチとは打って変わって士気が上がり連携が増したベローネは逆転の兆しが見えてきました。安心し始めるほのかですが、メップルとミップルが邪悪な気配を感知したことを告げます。試合中です。どうするか。いつもの途中退場(そして、なぎさの逆転シュート美味しいところ持っていき作戦)でしょうか。

 追い詰められるひかり、ポルンはなぎさ達の応援を要請しますが、ひかりは単身戦うことを決意します。カッコイイです。男に限らず、人には引いてはならない時があるのです。
 フルバージョン変身キターーー。ハーティエルバトンを構えたあのシーン。溢れるツインテール、デコ、幼げな表情、めくれ上がるスカート、細くしなやかな太もも、やばい位可愛いシャイニールミナス見参です(変態的な視点だなぁ)。
 「そうこなくっちゃね」とやる気アップのビブリス。いい姉御です。ザケンナー召還です。一気に不安顔なルミナス。恐怖とはこのことです。いくら潜在能力が高かろうが、変身したからといってもまだ幼さが残る少女です。送電鉄塔が変化してエレキングザケンナー(仮名)が誕生します。仕事柄、電線が切れる描写にはちょっと躊躇いを感じます。
 エレキングの攻撃を回避するルミナス。うお、良い動きです。友人曰く「ダラダラ寝ながら見てたが戦闘になったら起きた」って言葉は前半は聞き流すとして後半は同意です。今回は映画を前日に見ていたこともあって作画の雰囲気に戸惑いを感じていましたが、戦闘パートで一気のその違和感を払拭できました。有りです。今回の戦闘は個人的に有りです。
 叫ぶように声を出しながらエレキングを蹴るルミナス。私の記憶が正しければ攻撃らしい攻撃をしたのは今回が初めてです。まだ、慣れていない攻撃がプリキュアとルミナスの差を感じさせます。
 電撃を出してルミナスを攻撃するエレキング。恐怖と不安感の表情を隠せないルミナス。まだ彼女には負の感情を打ち消せるだけの強い意思はありません。そして自分を支えてくれる仲間も。

 時間は僅か。同点。勝負は一瞬。莉奈のパスを受けなぎさのシュートが炸裂します。勝利するベローネ。みんなの気持ちが繋がったから勝てたんだ、となぎさ。ほのかの言葉、ひかりの気持ちがなぎさをチームを勝利へと繋ぎました。

⑤和
 ボロボロのルミナス。立ち上がるも勝機は薄めです。挑発するようにビブリスが迫ります。弱音を吐くわけにはいかないルミナス。
 試合が終わり、すぐになぎさを呼ぶほのか。事情を説明します。

 エレキングに捕縛されるルミナス。そこになぎさとほのかが駆けつけます。ほのか強そうです。変身です。
 手に持ったルミナスの匂いをクンクンを嗅ぐエレキング。動物っぽいです。ていうか、代われ!とか思った自分はもうどうにもなりません。電撃でプリキュアを攻撃します。回避し蹴りを入れるブラックと突撃して投げるホワイトの連携であっという間にエレキングを転倒させるプリキュア。幾多の実戦経験を重ねてきた古強者です。投げ出されたルミナスをキャッチするブラック。反撃に転じるエレキングの攻撃からルミナスの手を繋いで回避するホワイト。「手を繋ぐ」ということを明確に示唆します。
 そして「力を合わせるポポ」というポルン言葉を受けて三人の合体技であるエクストリームルミナリオを放ちます。その流れの中でバトンにクイーンのイメージを見るビブリス。エレキングは消滅し撤退するビブリス。しかし、重要な情報が察知されてしまいました。

 戦闘後。独りで闘ったひかりを強い口調で叱るふたり。落ち込むひかり。踏んだり蹴ったりです。しかし、すぐになぎさはひかりの手を取り、ありがとう、とお礼を言います。「忘れないでね、ひかりさんは独りじゃない」「私たちが居るんだから」と優しく言葉をかけるふたり。メップル達も応援します。時には厳しいこともいいますが、それはひかりが大切な仲間だからです。その事を知るひかり。
 そして輝き出す例の岩。輝いた光の中にクイーンが現れます。そしてクイーンチェアレクトが現れます。新商品です。ハーティエルの家。一眠りしながら仲間を待つとするか、とパションとハーモニンは中に入ります。ああ、なるほど、これでハーティエルが何人も飛んでいるという煩雑さを回避できるわけですね。シークンは最後に入るようです。レギュラーですしね。
 クイーンの心が集まる場所。収めし場所。クイーンチェアレクト。言いにくい。



○トピック
 ラクロスパートとルミナスパートで結構内容的に盛り沢山。多少、ご都合というか、そんな手を繋いだだけですぐ逆転かよ!?簡単にいさかいが収まるのかよ!?という気も無くもないのですが、そこはプリキュア。テーマとそれを見せるための結論部分はストレートです。個人的には、テーマと結論を繋ぐ部分の細かい描写がプリキュアの好きなところなのですが今回は直結しててより一層ストレート。でも逆にそれがルミナスパートでの効果を強めることにもなっているので巧いです。
 今まで「手を繋ぐ事」というのは暗黙の了解として使われてきました。意思の疎通、協力、仲間、そういう繋がりを端的に行動として表しているものとして使われてきました。それを今回は言葉と行動で出したということは作品の根幹となるテーマが完全に登場人物内で共有され、そしてもう一歩先を目指したものになるのではないかと思ったりもします。それは作品そのものが成長しているということだと言っていいかもしれない。

①なぎさ
 なぎさは人から伝えられた事を人へと受け渡します。もっと正確に言えば、ほのかが言葉で受け渡すのに対して、なぎさは腕を掴んで引っ張っていく感じ。一作目28話のときにさなえさんから教わったことをアカネさんに言ったりと、人から受けたことを人へと伝えるのはなぎさの魅力の一つだと思います。強さといってもいいかな。真に受けすぎと言っていいほど愚直なくらい聞き入れて、そして他の人も引っ張れる原動力がある。それはほのかとは対照的ではあるものの、決して劣るとか悪いことではなく、良い面だと思う。素直さと行動力を兼ね備えた人物だからこそ、人望厚い人物としての説得力があります。

②ひかりと少年
 自分の意思が強く、他者に対して真剣に言葉を伝えられるほのかとイザという時は躊躇うことなく行動に移すことの出来るなぎさとのコンビは見事なまでの対照性と親和性があります。そして、その間に入る(というか接する)ひかりがどのように成長していくかってのがやっぱ最終的な見所なんですね。「なぎさとほのか」と「ひかり」ではなく、「なぎさ」と「ほのか」と「ひかり」になる日が来ると思います。誰が欠けてもならない、3人が見事に調和する日が待ち遠しいです(ほぼそんな感じにはなってきているんですけどね)。

 少年が未だに成長らしい成長をしていないこと。闇の幹部が甘やかすだけで苦言も注意も何もしないこと。少年の年齢的には無理を言っても仕方ないのですが、だからといってかなり過保護的です。ひかりが怒られたりしつつも正しく育っていると分るのに対して、どこか欠如している少年。不自然。ほんの些細な歪み。でも、段々大きくなっていく。

③アクション
 あの、やっぱ評判悪いみたいなんですが、今回のアクション。独特すぎるというか、もはやルミナスになってないんじゃない?って感じの絵ではあるんですが、あの動きの良さは個人的にMaxHeartに求めていたアクションの動きですね。というかOPのイメージそのものですね。ややもすると手抜きなんじゃない?と思ってしまいそうな動きと絵なんですが、ちゃんと必要な情報が入ってて、線が少ない分軽快さと動きの伸びが強調されてて見てて面白いです。もうちょっと頑張ればケレン味とカッコよさを両立させたヤバイぐらいに面白い動きになると思います。
 作画やってる人の名前とか知らないんですが、必殺技のときの絵の人のはカッコイイし一作目42話みたいな動きの流れは綺麗なんですが、同時に、今回みたいのは動きの良さ・ケレン味が存分に出てて両方好きです。だから、その2つを両立させたアクションが見れたら面白いと思う。動く時に動いて、決める時に決めるって感じで。
[ 2013年05月21日 19:39 ] カテゴリ:MaxHeart | TB(0) | CM(-)
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