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第10話「パニック寸前!甘くて危険な見学実習」

○今週の出来事
①景気がいいなぎさ

 登校時間。いつもよりも元気かつ積極的にほのかに挨拶するなぎさ。どうやら今日のケーキ工場見学が楽しみのようです。ケーキが食べられるのでウキウキのなぎさ。一応たしなめるほのか。「子どもみたい」「はい、子どもです」なぎさの反応に微笑むほのか。朝から萌え空気を出しています。
 ひかりを発見して声をかけるなぎさ。やたらテンションの高いなぎさに「楽しそうですね」とひかりが言うとなぎさは「ケーキが食べ放題・・・」「ケーキ作りの見学に行くのよ」とすかさずほのかが訂正に入ります。あまりアホなことを言うと上級生の沽券に関わります。
 ひかりにケーキの作り方を覚えたらほのかと一緒に作ってあげる、と殊勝ななぎさ。ほのかは寝耳に水だったので自分も?と言いますが、なぎさに腕引っ張られておねだりされたら断れません。なぎさはケーキで盛り上がってますが、ほのかは内心なぎさで盛り上がっているかもしれません。
 先を行くなぎさとほのかの背を見ながらひかりは「なぎささんとほのかさんが私のために・・・」と呟くのでした。

②ケーキ
 バスで移動。なぎさは窓をあけ寄りかかって物憂げな表情で思索に入ります。手とか出してるわけではありませんが、危ないのでやめた方がいいと思います。前回登場のビブリス他ほのかの事も回想します。リーグ戦が近いらしいです。今度の話になるのかな?と思ったら次回予告がそうでした。

 ケーキ工場に到着。建物の外まで良い匂いがするそうです。ケーキだからまだいいんですが、コーヒー工場だとかなり酔いそうな感じになります。あと、製紙工場はヤバイですね。
 今回は校長と教頭はいないようです。そーいや、あの二人必ずといっていいほど付いてくるんで居ない事の説明をする志穂と理奈。多分、しなくても気付かなかったと思います。元気にはしゃぐラクロス三人組。ほのかは笑顔で見つめます。

 洋館。ショートケーキを食べる少年。おやつの時間でしょうか。サーキュラス達幹部も手にケーキを持ちながら前回の反省会。ウラガノスは一口でケーキを食べます。それだけでは足りなかったのかビブリスの分まで食べたがるウラガノス。許可するビブリスですが苺だけはダメと言う前に食べられてしまいます。怒るビブリス。苺が好きなんでしょうか。たしなめるサーキュラス。そうです。いくら闇の住人だからといって大の大人がケーキの苺ごときでケンカなどみっともない。「じゃあ、あんたの苺頂戴」とビブリス。「いや、それはダメだ」とパクッと苺だけ先に食べるサーキュラス。口の周りに付いたクリームが素敵です。・・・・・こいつらダメくせぇ。
 よほど悔しかったのか持っているフォークを砕くビブリス。「新しいの買ってくる」と出て行こうとします。買うんですか!?それ買ったんですか!?「あの子達を倒してからね」と付け加えます。道草は食べない方がいいと思います。「ミルクレープなんてどう?」とサーキュラス。「いいね」ウラガノス。・・・・・この人達は何というか、面白い人達です。

 家庭の先生が引率のもと、実習に入るベローネ桜組。皆頭巾を被ります。本来は完全武装したいところですが、キャラの判別の都合もあるので軽装です。甘井さんが行程を紹介してくれます。毎年お世話になっているようです。見学の最後にはケーキを用意していると甘井女史が言うと歓喜する桜組。かしましくて良い反応です。
 行程を説明する甘井女史に早速質問する志穂。家庭で作る場合は材料の分量に注意すること等と説明する甘井女史。その後ろにほのかがいますがさらに後方に画面で半分以上切られていますが、柏田真由がいます。あのソバカスは間違いない。
 熱心な志穂に理奈が声をかけると志穂は「何時の日か、きっと、誰かのために」ととても曖昧な未来を想定して夢見がちに答えます。志穂っぽいです。「誰かのために、ケーキを作るか」と妄想モードのなぎさ。お相手は藤P。○のサインを貰ったなぎさはバックに花火を打ち上げながら有頂天。相変わらず凄まじい妄想です。画面には出てませんが、ほのかの妄想バージョンもあると思います。
 「いいかも」と悦のなぎさ。前だったら妄想自体を照れたんですが、肯定的に妄想しているところを見ると藤Pへの恋心は完全に自己の中で承認されているようです。MaxHeartになってから藤Pほとんど出てこないのでうっかり忘れるところでした。

 「なんだかとっても良い匂いがするですわん」と緑のハーティエルはケーキ工場に向かいます。クイーン探そうよ。

 説明を続ける甘井女史。聖子いますね。毎日こんないい匂いに包まれてるなんてうらやまし~となぎさ。毎日だと鼻の感覚が狂いそうなので大変だと思いますよ。

③調和
 下校。木漏れ日の中を歩くひかり、そこはかとなく神秘的です。ふたりの少女が仲良さそうにひかりを追い越して駆けてきます。つがいの雀。春ですね。そんな折、例の声が聞こえてきます。貴女は一人じゃない、居場所がある、大切な人とそこから調和が生まれるとアドバイスされます。どうやら今回のテーマが確定したようです。
 タコカフェに着くとバタバタと準備するアカネさん。出張するようです。


 ケーキにクリームを塗る行程を説明。一日500個塗るそうです。多いのか少ないのかは良く分りません。1個1分だと8時間を越えます。うーん、機械化して欲しいなとか思っちゃいます。
 大変ですね、という京子。夏子もいます。大変だけどチームを組んでいる。それぞれの人が最高の仕事をした結果最高のケーキが出来上がる。だから手を抜けない、そう思うとやりがいがあると語る塗り職人。良い事を言う。プリキュアは働く人を応援します。人と人のハーモニーが大切と甘井女史。ハーモニーというか完全な分業制だから、パラレル的な協調よりもシリース的な各個の完成度を重視するんじゃ?とか思いましたが、まあ、ハーモニーが大切なんでしょう。何かが抜けては成り立たない、とかそういう意味で。

 移動するタコカフェ。ひかりに顧客の新規開拓を説明するアカネさん。阿吽の呼吸とか客とのハーモニーとか説明します。言葉を繰り返すひかり。まあ、言っている言葉はよくわかりませんが、言いたいことはわかります。こちらは先ほどよりも、対人関係が求められますので調和といえば調和かもしれません。音楽とかの方が例え易いんでしょうけどね。それぞれの楽器の特性と全体としての音の成り立ち方とか。

 見学の最終段階。ケーキのデコレーションを実演します。なお、作ったケーキを食べる事になるので、あまり酷いものは作れません。同じ班の志穂と理奈はなぎさに声援を送ります。安請け合いするなぎさですが、いざやってみると出だしから無残な感じ。結果が容易に想像できます。

 ケーキ工場の上空に立つビブリス。ケーキはケーキ屋で買おうよ。いきなり製造工場行っちゃダメだよ。問屋挟もうよ。いや、そういうことではないか。

④食べられない
 何はともあれ完成するケーキ。見た目は食欲半減ものですが、なぎさは自信満々で心がこもってるから大丈夫と太鼓判です。以前、さなえさんとかにも言われているので、学習といえば学習していますが、そんな自信満々で言うものでも無いと思います。ほのかは苦笑するしかありません。あと、堂々とハーモニカと言える胆力はなかなかのものだと思います。
 と、どこから進入したのか緑のハーティエルが「大切なのは調和ですわん」と飛んでいます。発見するほのか。幸運にも周りの人達は気付いていません。飛び出したなぎさを追うほのかですが先生に呼び止められて引き返します。あれだけ楽しみにしていたケーキですが、ハーティエルの方を優先して即実行に移すなぎさの行動力はなかなかのものです。
 ケーキを食べる志穂達。味はなかなかのようです。同時に邪悪な気配が立ち込めてきます。

 ケーキ工場近くの公園に設営するタコカフェ。どうやらアカネさんもベローネの見学で来た事があるようです。かなり昔から見学をやっているようですね(アカネさんに失礼)。
 ケーキ工場と聞いてもしかしたら・・・と考えたひかりに合わせるようにプリキュラが危険だポポと警告するポルン。ひかりはタコカフェをこっそりと抜け出します。

 食べ終わると同時にバタバタと眠り出す桜組一同。志穂と理奈も同様です。というか、皿に堂々と顔を埋めます。その他の生徒も制服とか汚れそうです。プリキュアのパワーなのか何かの加護なのかご都合なのかは不明ですが、その災厄から逃れたほのかはなぎさを探しに出ます。
 ほのかの目の前に立ちはだかるザケンナー。火炎攻撃にピンチです。なぎさが駆けつけます。

⑤戦闘
 久々にフルバージョンに近い変身。これはルミナスも期待できるでしょうか。
 「とっととお家にかえりなさい」という口上に反論するビブリス。世の中ケーキのように甘くは無いと断じます。ふたりのハーモニカ・・・と敵の前でもボケるブラック。飛ばされてホワイトにキャッチされますが、「だからハーモニーだって」と突っ込まれます。もう、散々です。
 ビブリスに蹴り飛ばされ壁に面白い形で埋まるブラック。ザケンナーの跳び道具をホワイトは蹴りで跳ね返します。その隙を突くように迫るビブリス。ホワイトはザケンナーの飛び道具を利用して回避します。上手いです。しかし、ビブリスの放った蹴りの威力はかなりのもので、空振りしたにも関わらず衝撃波が発生してホワイトにダメージを与えます。相方をやられて闘志を燃やすブラックはビブリスに挑みかかりまが、ビブリスの方が余裕があります。ザケンナーの支援攻撃を交わし反撃するプリキュア。なかなか良い戦いです。拮抗しています。ただ、マーブルスクリューの放つタイミングが取りにくい分やや不利です。

 そこにちょっと待ったコールです。ひかり登場。変身です。
 ルミナスの出現に「あれはクイーンですわん」とハーティエル。そろそろ本来の目的を思い出したでしょうか。

 仕切り直し。ザケンナーに命令を下すビブリス。対してポルンが「力を合わせるポポ」と言います。この時点で決着はつきました。流石です。場を仕切りなおさせることで必殺技のタイミングを呼び込みます。
 突然宇宙空間。衛星軌道上にあるソレ、すなわちハーティエルバトン。っておいおい宇宙規模ですか。ハートの光を地球に照らします。クイーンの持つ大いなる加護、力、ハートは地球を見下ろし包み込むとかそういう感じでしょうか。どちらにせよやることがデカくなってきました。
 上空から舞い降りるバトン。あれは大気圏突入して降りてきたのか。ルミナスを中心に広がる光。バトンをクルクルと回し空中に固定します。そして手を突き出しバトンからあふれ出す虹色の奔流。プリキュアを包み込みます。どうやら、これが完全なエクストリームルミナリオのモーションのようです。ひらひらと舞うホワイトのスカートが魅力的です。思わず目を凝らしてしまいます。足を踏み出して放たれる黄金奔流の前にザケンナーは消滅します。撤退するビブリス。結局ケーキは買ったのでしょうか。
 ルミナスに自己紹介する調和のハーティエル・ハーモニン。

 起き出す桜組一同。志穂と理奈は大丈夫か?と思っていたら案の定顔に皿をくっ付けています。この後結構大変だったと思います。
 タコカフェ。謝るひかり。なぎさとほのかが訪れます。ケーキの差し入れ。中身はちゃんとしたやつなのか気になるところです。


⑥皆に囲まれながら

 ベローネ学院。ベンチに腰掛けるひかりになぎさはケーキの箱を差し出します。本当に作ってきてくれたふたりに喜ぶひかり。仕上げの一歩手前まではほのか、デコレーションはなぎさが担当したようです。何かオチが見えます。
 それなぎさが作ったとは言えないメポと真っ当な突っ込みをいれるメップル。それを無視し開けてとひかりに促すなぎさ。開けてみるとそこにあったのは「これは酷いポポ」と評される見た目のケーキ。思わずひかりも固まってしまいます。ぬいぐるみ軍団から散々な言われようです。それはそうと、ケーキを開けた時のひかりの太ももが・・・ごめん何でもないです。
 外見はアレですが、味は美味しいケーキ。基本はほのかが作っているので問題ありません。その様子に食べたがるぬいぐるみ軍団ですが、なぎさは先ほどの言い様を憶えているのか渋ります。それを「仲がいいんだか悪いんだか、でも、呼吸だけはぴったりね」とほのかは評します。それを聞いたひかりは「これって調和」「ハーモニーですわん」とハーモニンも続けます。「皆ここにいる」個性が強すぎる面子ですが、自然と妙な一体感を持ちます。


⑦またみてね
 志穂スペシャル。志穂の扱いが理奈より良い気がするのは気のせいでしょうか。


○トピック
 ストレートなテーマの出し方と随所に遊び心を配した回。本筋が分かりやすく戦闘シーンも動いてて笑いも入っていてバランスが良いです。
 今回は調和=ハーモニンの導入部で次回あたりで核心に迫っていく感じかな。シークンの時はひかり自身がプリキュアと接点が少なかったので別ですが、パションも最初はプリキュアを通してひかりに志を持たせる展開でした。今回もそれを踏襲していますね。もしかしたらこれがハーティエルの基本展開なのかもしれません。

①物語の見易さ
 ハーティエルの出方としてはこんな感じ。(パションの例)
1.出現(登場のみで何もしない)
2.ハーティエル自身が自己紹介するとともにまずプリキュアをメインにする。
3.ひかりの印象に残る。
4.ひかりがその志を持つ。

 3話位使ってそういう展開にしている様子。12のハーティエルだから1ヶ月弱で1つずつ出していけばいい。ハーティエル単位でのドラマ性の継続が期待されるから話としては面白くなるし、適度に新展開に移行できるからこのパターンは見る側に負担が少ない。と言うのも、何話も続くようなドラマってのは話を憶えてなきゃいけないってのもあるんだけど、要は見なきゃだめってことです。しかしそれだと見逃した場合、ヘタすると話の繋がりが分からなくなってしまうし、途中から見始めるというのもしにくくなる。これは面倒。子ども番組に限らず「入りやすさ(途中から見ても分かる)」ってのは重要だと思う。
 大きいお友達はビデオに撮ってまで見るかもしれないけど、大抵の子どもはほんとのリアルタイムでしか見ないだろうから(自分はそうだった)当然見逃すこともある。この手の番組がよく一話完結の構成をとっているのは出来る限り一話内で終わらせた方が視聴者に負担が少ないからだろうと思う。見逃したら見逃したで、次回見ればその回を素直に楽しめるからだ。
 続き物は続き物の面白さがあるけど、一話完結型は一話完結型の良さがある。プリキュアは話の骨子が成長・友情物の上に戦闘要素があるから前者の方がスタイルとしては無理が少ないんだけど(単純比較は出来ないけど続き物の響鬼は無理がない)、番組の柔らかさのために後者を選択していると思う。

②視聴者の反応
 これって(大きいお友達から見ると)損な構成なんですよね。よく言う日常パートが良いのに戦闘パートが引っ張っているとか、2話構成にすれば・・・って不満の声は少なからず出てくる。色々な要素を一話内でやらなきゃいけないから詰め込みとか強引な展開も出てくる。これが上手く決まれば賛辞の声なんだけど、コンスタントに出せていないのが現状らしい(他の人の意見を見るに)。
 個人的には毎回満足してます(程度の差はありますが)。だって朝起きて、プリキュア見て「ああ、面白かった、ほのか萌えた。ひかり可愛かった」「来週も楽しそうだ」とスッキリしながら(なぎさのことはどうでもいいらしい)、日曜日を過ごせるんだから不満なんて出やしませんよ。現実の自分に対して影響を及ぼす(した)作品って、誰もが一つくらいは持っているのかもしれませんが、私にとってのプリキュアがそれですね。活力を与えてくれます。それは作品の出来とは別なのかもしれないけど、そういう自分にとって「何か」を与えてくれる作品だからこそ、私はこうして感想を書くことができます。好きにならないと感想って書けないんですよねー。自分。
[ 2013年05月21日 19:38 ] カテゴリ:MaxHeart | TB(0) | CM(-)
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