六畳半のすごし方 TOP  >  ドキドキ!プリキュア >  第45話「宿命の対決!エースvsレジーナ!」

第45話「宿命の対決!エースvsレジーナ!」

○今週の出来事
①最後の神器

 久々に登場したジョナサンに疑いの目を向ける一同(主に真琴と六花)。偽物が出たと訊いても「大変だったね」で済まされてしまいます。こちとらパッドを取りに行ったり、イヤイヤ期乗り越えたり、プリキュアが増えたりと大変だったことを抗議するように言う妖精。
 それを軽くスルーして、ジョナサンは亜久里に挨拶。やってることがまんま偽物と同じ。ある意味真似しやすい人です。ところで、もうチューリップハット被ってないし、最終回も近いのでノッポさん改め、ジョナサンの本名呼びに切替えます。
 亜久里のことをアンから訊いてるとジョナサン。氷付けの王女を見下ろしながら…って床に転がっている縄が生々しいな。担いできたんでしょうか。彼も時間を無駄にしていたわけではありません。ラビーズ。最後の神器、エターナルゴールデンクラウン。

 ジョナサンはマナ達と別れたあと隠れ家に移動。すると王女は愛の切り札となる少女が目覚めようとしている、アイちゃんは旅立たねばならない、キングジコチューが完全復活する前に神器を探して欲しいと頼みます。時系列的にはほんとに別れてすぐです。今までさらりと流されていましたが、やはりエースが持っているパレットに付いている宝石は例のクリスタルで間違いない。あのクリスタルは王女の記憶と呼べるものなので、エースが王女関連なのは大方の予想通り。もしかしたら亜久里がプリキュア関連の知識を得たのはアイちゃんと合流後なのかもしれません。記憶がインストールされるというか。まあ、この辺の辻褄合わせはどうでもいいんですけど。
 どっかの砂漠の、どっかの遺跡を訪れたジョナサンはそこで神器を見つけます。どう見てもパッドの入手難易度がおかしい。ジョナサンごときが入手できるのに、エース含めたプリキュア総出でやっととか偏りすぎ。
 さっそく神器を実体化。カタログスペック的にはこの世の全ての知識が詰まっているそうです。概ね王女関連の情報引き出し口になってますが。資格がある人だけ知識を与えるとジョナサンが説明します。
 さっそくマナがかぶります。何もおきないし、知識も得られません。なるほど、王冠と槍の入手難易度が低いのはセキュリティが厳しいからで、逆にパッドの難易度が高いのは誰でも使えるからそれでバランスを取っているのか。プリキュアが使っていたアイテムなのにプリキュアが使えないとかどうしようもないアイテムだな。
 丁重に扱え、と亜久里が取り上げます。はい資格者発見。王冠から(主に王女関連の)知識が流れ込んできます。一気に情報が流れこんだせいか亜久里は気を失ってしまいます。


 目を覚ますと祖母が居ます。自分の部屋。壁には夏祭りの写真が飾られています。身体を起こした亜久里は沈んだ声でどうしたらいいのかと祖母に尋ねます。自分が何者でどんな運命を課せられているのか知った。悲しく重い運命。その重さに潰されてしまいそうだと亜久里は素直に泣きます。ここはとても良いシーン。この前の祖母とのエピソードが効いています。彼女は祖母に甘えたいのだ。自分の苦しさを受け止めて欲しい。彼女を抱き寄せた祖母は人は運命に背くことはできない、受け身で押しつぶされるか、立ち向かって未来を切り開くか、それはあなた次第だと語りかけます。何を成すべきか分かっているのでしょ? 祖母は孫を信じます。
 「ありがとうお婆さま。もう迷いません


②直接対決
 夜。ソリティアを訪れる真琴。警戒したジョナサンがカードを投げつけてきます。この辺のやり取りを見るとこのふたりが実力者のように見えますが、この作品でも1、2を争う使えない人達だということは全視聴者が知っています。
 すぐに亜久里がやってきます。っていうか、王女にそこに置きっぱなしなのかよ。ふたりを呼んだ理由を説明するため、亜久里は傍らにあった王女の氷を砕きます。驚くふたり。しかし氷の中には誰もいません。そうこれはジコチュー達の目を欺き時間を稼ぐための囮。隠された王国の真実。

 衝撃を受けた真琴は持っていたカップを落としてしまいます。ジョナサンも信じられない…と動揺を隠せません。亜久里の話しが本当ならすべての辻褄が合う。王女のために尽くしてくれてありがとう、と礼を述べる亜久里。自分はレジーナと決着を付けるためにトランプ王国へ行く。ふたりにはその立会人になって欲しいと頼みます。何故マナに話さないのかと真琴は口を挟みます。「きっと…」「それはできません!」。マナならきっと戦わずに済む方法を考える。自分とレジーナどちらが倒れてもマナが受け入れないことは分かっています。しかしこれは自分達に課せられた運命、避けて通れない。おそらくこれはトランプ王国の事情で、マナ達は関係ない。責任を果たさなければならないという思いもあるでしょう。無理にとは言わない。納得できなければ帰ってもいいと選択させます。ジョナサンは行くと答えます。迷う真琴はスペードのエースに視線を落とします。


 ぶたのしっぽ。新年を迎えるための準備のためマナ達は真琴達を待ちます。ですが待てども来ません。アイちゃんも居ないとシャルル達が慌てて伝えます。さらにエルちゃんもやってきます。息を切らせて亜久里がいないか訊きます。
 昨日亜久里から絵を渡されたと話します。大切なお友達の絵。でも突然どうして? 自分の気持ちを伝えたかっただけ、と言い残して踏み台を持って去っていく亜久里。カッコイイんだけどシュールな子です。しかしそれにしてもエルちゃんのカボチャパンツ&黒ニーソの破壊力は凄まじいな。
 亜久里の態度に今生の別れを連想したエルちゃんは彼女を捜そうと家を訪ねても居なかったと言います。アイちゃんも不明。これは何か起きている。


 トランプ王国。デザートをおかわり。器でけー。不機嫌そうなレジーナ。私の気持ちも知らないで…。前回のことを思い出します。マナに対する嫌悪感はほとんど消えています。自分のことを分かって欲しい。ベールはもうすぐキングジコチュー様も復活するしそうなれば…と暢気そうな声でしゃべります。うるさい!と一喝。誰も自分を分かってくれない。
 大きな振動。亜久里、真琴、ジョナサン、アイちゃんが出現。パッドを使えば本拠地まであっという間。ある意味シリーズでも斬新。普通は敵本拠地に行けないんですが。

 決着を付けに来た。
 そんな話しを受ける理由はありません。しかし王冠を見ると動きが止まります。亜久里は神器を賭けて一騎打ちを申し込みます。なお、パッドは賭の対象になっていない模様。彼女を睨みつけるとレジーナは笑って、その挑戦を受けます。ソファを蹴って槍を取り出します。動きカッコイイ。変身。
 ソードとジョナサンはイーラ達を牽制。戦いが始まります。ベールは飴を取り出すとお手並み拝見、と高みの見物。いつものアレですね。この人も懲りないなー。

 単純な火力では神器を持つレジーナが上回りますが、戦闘技術ではエースが上。ドラゴングレイブの名のとおり竜を模した攻撃を仕掛けるレジーナ。このまま時間がかかるとエースは不利です。
 戦闘によって建物がどんどん壊れていくので巻き込まれないよう待避。戦いから目を逸らそうとするソードに制止の声。ジョナサンが壁を登りながら格好良さそうなことを言います。が、どう見ても戦力的にはお荷物。ソードに手伝ってもらいます。さらにはおんぶされて移動。どんだけ使えないんだ。

 ソリティアを訪れるマナ達。砕かれた氷。スペードのカードを見つけます。パッドが出現。


 戦闘は継続。ドラゴングレイブを回避しながら体勢を整えるとエースはラブキッスルージュで相殺。クリスマス商戦もあるのでここは魅せておきたいところ。私の友人の娘さんも熱望している商品です。なお、玩具コーナーでは女児の目線の高さにセット版を置いて、単品は上の棚に置くという狡猾でえげつない売り方がされているそうです。
 時間制限を知っているイーラ達は勝利を確信。ところがエースはレジーナの前に高速移動すると神器を手に入れたことで時間制限がなくなったことを教えます。構図がカッコイイ。最終決戦なので無制限勝負。ずるい!と抗議するレジーナを無視してミラーフラッシュで不意打ち、エースショットを撃ち込みます。よくよく考えたらエースは神器を2つ使えるんだから有利だな。
 レジーナもバカにするな!と反撃。ぶつかる力と力。
 衝撃で周囲一体が破壊。エースもレジーナも傷つき倒れます。その惨状を前にしてソードは本当にここまでやらなければいけないのかと疑問を口にします。
 「どうすればいいの?
 とりあえず、ジョナサンから降りたらいいんじゃないですかね? なにそれご褒美?

 漁夫の利を画策するベール。
 「ふたりが弱ったところで全ての神器を奪い取れば俺様がナンバーワンだ」
 それ前にも訊いた気がする。
 レジーナもろともジコチューに襲わせます。イーラとマーモは文句を言うも助ける気はありません。駆けつけようとするソードもジコチューに足止めされてしまいます。ジョナサンは言うまでもない。
 「わたしは…わたしは亜久里ちゃんもレジーナも…どっちも失いたくない!
 「誰か…助けて……マナー!


③夜空の星が輝く陰で悪の笑いがこだまする。星から星に泣く人の涙背負って宇宙の始末。キュアハート お呼びとあらば即、参上!
 天から落ちる閃光がジコチューを蹴散らします。
 舞い降りる三人の…生脚! ほっそりしたダイヤ、ちょっと肉付きのいいハート、バランス型で内股がナイスなロゼッタ。これだから日曜朝の女児向けアニメはやめられない!
 助けられたソードはダイヤとロゼッタに抱きつきます。先の助けを求めたことは、この1年での彼女の心境の変化を物語っています。プリキュアになったばかりのマナに大切な人を守れるの?と覚悟の甘さを暗に訴えた彼女が、今真実を知り自分だけではこの問題を解決することができないことを悟ります。そして自分が知る限りでこれを解決し得る可能性を持った人に助けを求めたことは、彼女の弱さでもありますが、彼女がこの問題を真剣に考え第三の答えを模索したいという気持ちの表れでもあります。プリキュアは人に頼ることを否定しません。むしろ推奨します。何故なら人と人との繋がりが創造力を生み出すからです。真琴は素晴らしい友達と出会うことができた。
 ハートはエースの手を取ります。クリスマス商戦に向けての最後のダメ押し。曼荼羅ビームでジコチューを一掃。
 「や、まじ!」
 ほんとお前ら大好きだな。

 ラブキッスルージュをレジーナに向けるエース。ハートが間に入ります。退く気はありません。運命だと話すエース。戸惑いながらもハートはエースから視線を外しません。
 エースは折れると、真実を打ち明けます。
 「わたくしと彼女は決して相容れることのできない関係。元はひとつの命。アン王女から生まれた光と影なのです


④次回予告
 だいたい王女のせい。


○トピック
 ジョナサンからラスボス臭が消えるともうただの使えない人にしかならないことがわかる回。
 どこに物語が行き着くのか全く分からないのは毎年恒例。この1年を締めくくる最後の幕が上がります。
 
 なんかもうお家騒動的な臭いがプンプンしてきましたが、国王も登場するようで、この物語が親子(父子)の問題に収斂して行きそうな予感。大方の予想通りレジーナと亜久里の源流は同じ。はてさて至極個人的な話しに落ち込みそうなこの物語にマナは如何にして巻き込まれるのか、否、マナワールドに巻き込むのか。親と子。敵と味方。友達。愛を求める人々の哀しく暴力的なまでの渇望に終止符は打たれるのか。

 人が人を求めるその願いにこの物語はどう応えるのだろう。

[ 2013年12月22日 11:32 ] カテゴリ:ドキドキ!プリキュア | TB(0) | CM(-)
トラックバック
この記事のトラックバックURL