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第7話「ファイトだなぎさ!家事で火事場の馬鹿力!」

○今週の出来事
①お留守番

 母が同窓会でお泊りなので、休日はなぎさと亮太のみで頑張れと言われます。父は同窓会・・・どうしようかい?などというどーしよーもないギャグを言います。子ども達には不評ですが、母には大受けです。その辺に惚れ込んだのでしょうか。
 休日なのですが父は休日出勤なので当てになりません。家事は実質上なぎさが取り仕切る事になりました。母にキッチリと家事を委任されるなぎさ。拒否権はありません。なお、放棄した場合はお小遣い抜きです。前途多難。

 今回最初からテンポがいいです。マジレンジャー、響鬼とも良いテンションです。新春玩具販売促進運動(多分)は伊達ではありません。未だにコミューンは売っていません。

②家事
 大量の洗濯物と洗い物の前にため息のなぎさ。いきなりダラケ始めます。監視されていないのでのんびり行くようです。問題を先送りし始めるのは危険な兆候です。そんな姉の態度に亮太はほのかに憧憬を抱きます。ほのかは基本的に完璧超人なので何をやらせてもこなせるか、習得済みです。
 姉の権限と物理的な力で弟を脅し、物干しをさせるなぎさ。この家庭は女性が強いようです。TVでいわゆる日曜朝の番組を見るなぎさ。一瞬ですが、河童をモチーフにした嫌にマッチョなヒーローが活躍しています。手にはキュウリを持っています。プリキュアの前にやっている番組と関係性が気になります。
 亮太のSOSを聞き駆けつけると、風に飛ばさたシーツに包まれた亮太の姿。仕方なく、皿洗いを命じます。ところがこちらも上手くいかない亮太。亮太も小学6年生のはずですが、ダメダメのようです。この家庭の子は不器用なのかもしれません。お姉さんが頑張るしかありません。

③遊び
 洋館。今度は「こども野球セット。君もホームランが打てる」です。どんどん買い与えていきます。一人用ではなく、多人数で出来る玩具を使い始める辺り、少年もすくすくと成長しているのかもしれません。
 バットを握る少年に対し、執事(ノッポ)ザケンナーは大きく振るかぶって超スローボールを投げます。かっ飛ばす少年。ボールはサーキュラスとウラガノスが守備するど真ん中に向かいますが、ウラガノスは「ナイスバッティング!」とサーキュラス共々回避します。いや、それ守備の意味無いだろ。油っ子ですか。壁にあった家具がボールに当たり壊れます。執事に片付けを命じます。その間に少年はホームイン。確かにホームランが打てました。はしゃぐ少年。そんな微笑ましい光景を「健やかにお育ちだ」と教育担当のサーキュラスが言います。そして光の園連中が目障りだという方向に話が進みます。シャイニールミナスが気がかりです。光の根源のような力だ、と警戒するサーキュラス。まあ、クイーンだし。
 サーキュラスが話終わるのも待たず、部屋を出て行くウラガノス。今度は壊さないようにキチンと出ます。デカイ図体に似合わず妙にラブリーです。「人の話を最後まで聞け」とサーキュラス。言っていることはもっともなのですが、根本的にこの人はツッコミどころが間違っているような気がします。律儀なウラガノスは来週は話を聞くかもしれません。

④他力本願
 カップラーメンのお昼を出すなぎさ。世知辛い家庭です。不精なだけでしょうが。ぶーたれつつも、お姉ちゃん子な亮太はなぎさに宿題を教えてくれと頼みます。面倒臭がるなぎさですが、「小遣いが減らされても良いの?」と足元を見られます。引き受けるしかないなぎさ。してやったりの亮太。この辺の駆け引きは姉弟です。余談ですが、ほのかが優等生的に見えるのは一人っ子で何でも自分で出来るというイメージもありますね。まあ、さなえさん直伝の孫娘なので出来ないわけがないのですが。
 小学6年生算数の宿題に固まるなぎさ。他の宿題も全部回収して家を出ます。魂胆はミエミエです。不思議がる亮太。いっそほのかに指導してもらえば良いのかもしれませんが、姉の面目もあります。

 なぎさにツッコむメップルですが、「ミップルに会えなくても良いの?」と足元を見られます。この姉弟は足元を見るのが上手いです。そこへシークンが飛んできます。そー言えば、ポルンはひかりが担当するのでしょうが、シークンはどっち持ちなのでしょうか?
 ハーティエルの気配を感じるとシークン。先週出てきたパションのことでしょうか。先週の引きだと合流したように見えましたが、どっかに行って別行動のようです。当のパションはハトに乗ってクイーンを探していました。

 雪城邸。亮太の宿題をやるなぎさとほのか。なぎさ「なるほどなるほど」。メップルには数が多いと言っていましたが、やはり分らない部分があったようです。終わったー、と喜ぶなぎさですが、ほのかは時間がかかっても亮太にやらせるのがなぎさの仕事だと忠告します。笑ってごまかすなぎさ。その姿には姉としての使命も威厳もありません。
 またシークンがやってきてハーティエル探しを言います。どうやらなぎさは宿題に夢中で忘れていたようです。手がかりは?と聞くほのかにシークンは「クイーンの心を納める場所」という言葉を出します。ハーティエルにとっては「クイーンの心」が寄り所、その場所に心が収まれば他のハーティエルも集まってくると言います。場所ってアイキャッチの宝石箱みたいなものでしょうか?

 考えるふたりですが、なぎさは思いついたのか声を出します。ほのかは期待する表情で聞きますが、返ってきた言葉は「家に帰えらなきゃ」。困惑顔のほのか。それは返答が予期していなかったので困惑しているのか、「なぎさが帰る」ので困惑しているのか微妙なところです。
 母がいないのでご御飯を作らなきゃいけないとなぎさ。ほのかは「へぇ~なぎさがご御飯作るんだ」と感心します。なぎさが料理得意でないことを知っているので、それでも作らなきゃいけないと言うなぎさに感心したのでしょう。先週さなえさんが言ったように、形や出来の良さではなく、心が込められていればそれはちゃんとした料理なのです。
 しかし、なぎさはインスタントや冷凍食品で済ます気です。どうして自分でやらないの?と聞くほのか。こういう時にやらないと何時までたっても上手くなりません。なぎさは自分がやってもどーせ上手くできないと答えます。その態度にほのかは突然机を叩いて真面目顔になります。うひょー久しぶりだ!素敵よほのかさん。最初から出来ないと諦めているなぎさにほのかは活を入れます。その剣幕になぎさもタジタジです。「なぎさが料理を作る」ことに決定です。
 流石ほのか嬢。最近角がとれて丸くなっておられましたが(何だその表現)、その根源的な強さと気丈さは健在でした。最近なぎさにべったりというか、優しい言葉をかけることが多かったのですが、ちゃんと厳しく言えるところがほのかの良い所です。なぎさの良いところに感心して勇気付けられつつも、悪いところにはキチっと活を入れるのが素敵です。なあなあの友達ではなく、大切な友達だからこそ頑張って欲しい、姉として、一家の臨時代表として頑張って欲しいと思うのでしょう。なぎさもそう言われて、素直に従ってしまうのも信頼というか、こういう時のほのかに逆らえないということを知っています。

⑤誰かのために
 タコカフェ。ひかりの焼いたクレープを試食するアカネ女史。ひかりは不安そうにそれを見つめます。顔に白いもの(クリーム)がかかっているひかりが可愛いです。・・・他意はありませんよ。
 合格!と太鼓判を貰うひかり。お客さんの反応も上々です。嬉しがるひかりにポルンも一緒に嬉しがります。パートナーとして喜びを分かち合います。
 そこにやってくるなぎさとほのか。ポルンはいきなりふたりの胸に抱きつきます。美味しい役得です。はしゃぐポルンを不思議そうに見つめるひかり。ひかりの元では大人しく頼れる存在のポルン。しかし、なぎさ達の前では無邪気にはしゃぎ回る子ども。ひかりは自分の知らないポルンの姿を知るのでした。

 CMのハーティルバトンに出てくるルミナスは可愛くて綺麗。

 たこ焼を食べならが食べる方がいいと言うなぎさ。にらむほのか。すると前回登場の中尾君がまたやってきます。前回は昨日らしいので結構しつこい人なのかもしれません。
 アカネさんに紹介されます。中尾君はアカネさんが前に勤めていた商社の後輩だそうです。アカネさんが商社に勤めていたって話は一作目の5話くらいでしか出てない話なので忘れかけていました。
 OLやっていたのに何故たこ焼屋を?と聞くほのかにアカネさんはニヤリとしながら拳を固め、実際に自分で何かを作って誰かを喜ばせたかったと言います。ザックバランな人なので直接人とやり取りする方が合いそうです。その話に感動するなぎさ。ほのかも感心しますが、ふと中尾氏を見ると浮かない顔です。何かあるのでしょうか。ほのかはこういう細かいところに気付く人ですね。とはいえ、ほのかの心理に一番機微なのはさなえさんとなぎさだったりするのですが。

 アカネさんの話を聞いたなぎさは反省したと言います。「目の前の誰かのために」という気持ちが抜けていた。家事だって炊事だってそれは、やらされてやるものではなく、家族皆のためにやるものだと気付きます。誰かのためにやること、それを楽しくて嬉しいと思う気持ちは何よりも励みになります。やらされている、とやりたいからやるとではモチベーションが段違いです。やる気を出したなぎさは前向きに捉えほのかに助力を求めます。「喜んで」と笑顔で微笑むほのかは、きっとこんななぎさの姿を心から望んでいた事でしょう。
 ほのかに欠けているものがあるとすれば、人を心から納得されられる「心を動かす言葉」でしょう。無論、それは経験による部分もありますが、理屈っぽく時に意地になるほのかにはまだ難しいことかもしれません。

 と、いきなり声がします。声のした方を見上げると外灯にハトが止まっています。ハトがしゃべった!?と驚くふたり。ハトに豆鉄砲とはこんな感じでしょうか?正体はハーティエルのパションです。
 安心していると、いつものように邪悪な気配が。日常パートはこれで終りです。ここから戦闘パートのお時間です。

⑥逆転の起死回生ホームラン
 現れたのは野球セットが合体したザケンナー。今回はそう来たか。段々ザケンナーが何かを当てたくなる展開になってきました。
 迫り来るザケンナー。ハーティエルを守るためプリキュアは挑みます。

 ザケンナーの気配を察知したポルンは、タコカフェで皿洗い中のひかりに呼びかけます。駆けるひかり。ちゃんと蛇口は閉めましたか?何か心配です。

 ザケンナーの攻撃を回避しつつ、野球場に入るプリキュア。気分的に相手に有利な気がしなくもありません。飛んだりはねたりプリキュア動きが良いです。
 「プレイボール」とウラガノス。面白い人です。本格戦闘開始です。
 右手を突き出すザケンナー。すると手の平からボールを射出します。間一髪回避しますが、マシンガンのごとく発射されるボールに当たってブラックはフェンス部に激突します。自力でボールを押し返しますが、ザケンナーはバットを構えて打ち返します。なかなかの性能です。打ち返されたボールを回避するも隙を逃さず発射されたボールが直撃し飛ばされるブラック。かなりの性能です。
 飛ばされたブラックをキャッチしたウラガノスは、ザケンナー目掛けて放り投げます。ワンナウト、とウラガノス。野球にハマったのでしょうか。
 囚われの身のブラックを助けるため、ホワイトはとても素敵な回転力抜群の良い蹴りを放ちます。蹴るために飛び上がる前にホワイトの表情がカットインされたのですが、画面上そんなにでもないハズなのに、脳内保管されるのかムショウに鬼気迫る表情をしているように感じたのは、気のせいでしょうか。
 良い蹴りだったのですが、防具をつけているせいかザケンナーにはダメージが無く、反動で飛ばされてウラガノスに捕まります。ホワイトを助けようとパションが体当たりしますが、全く意にかえさずホワイトをザケンナーに放ります。ツーアウトです。

 体当たりした衝撃で自分がダメージを受けたパションを拾い上げるひかり。体格が違いすぎて無茶だと言うひかりにパションは言い返します。自分達を守るためにピンチに陥ってしまったプリキュア。その熱いハートに応える!と。情熱のハーティエルの名は伊達ではない。
 近づくウラガノス。ひかりも変身です。今回の変身は私服の全体像が映ります。その代わり変身シーケンスは一部カットです。ハートを持ちながら目覚めるように目を開くシーン好きなんですけどねぇ。スカートとか舞い上がるし。
 輝く命シャイニールミナス。今更ですが、「命」はクイーンの命のことを指しますが、同様に万物の命も輝いているものです。プリキュアのこういうストレートな表現は大好きです。
 
 変身したものの、ルミナス自身はあまり場慣れしていません。容赦無く迫るウラガノスに恐怖を感じるルミナス。攻撃をかわし、スタンドに退避します。息を切らせているあたり体力も少な目です。
 プリキュアを掴み、巨大感全開で迫るザケンナー。猫に睨まれたネズミのようにルミナスは動けません。しかし、窮鼠猫をかむ。ポルンの言葉とともに、ハーティエルバトンを召還します。「光の意思よ、私に勇気を、希望と力を」なかなか欲張りさんです。っていうか、それ全部ですよ。
 ハート状バトンを回し展開させます。棒状に変形したバトンを巧に回し宙へ放ります。そして、構えるルミナス。かっ、カッコイイ!MaxHeartになってから躍動感溢れ身体全体を使った動きが多いですが、中国拳法風なのは相性が良いからでしょう。つか、女の子にそんなポーズやらせるのは少女向けとしいいんかい!?番組として面白いんですが、ごっこ遊びとか大変です。
 何か巨大化したとしか思えないくらいの大きさになったバトン。「ルミナスハーティエルアンクション」の口上とともに、バトンが描いた円がザケンナーへと打ち込まれます。バトンはそのまま消滅。
 撃ったものの、ザケンナーにダメージを与えるわけでもなく、戸惑い気味のルミナス。どうやら動きが封じられているようです。そして、プリキュアはパワーアップ。光の属性なので、闇は減退し光は増大するのでしょう。そして、プリキュア必殺のプリキュアマーブルスクリューMaxが放たれます。久々ですがカッコイイです。
 良い感じですルミナス。支援系に徹しているところが美味しいです。プリキュアと差別化を図りつつ展開にメリハリができます。ルミナス足止め→プルキュアトドメの流れはカッコイイです。古くは超電磁スピンから伝わる伝統的な倒し方です。エキストリームルミナリオと合わせてバリエーションが増えたのも展開に幅を持たせられます。

⑦選択
 ひかりにお礼を言うなぎさとほのか。ひかりはポルンにお礼を言います。ひかりを見つめていたポルンはふと何かに気付いたように表情を変えます。ん、何だろう?

 タコカフェに戻るひかりですが、アカネさんと中尾君が話をしています。どうやら、中尾君はアカネさんを会社に呼び戻したいようです。「先輩だって本当はやりたいと思っているはずです。皆藤田先輩を待っています。僕も待っています」と去っていく中尾。
 中尾の背を見つめるアカネ。ひかりは自分の知らないアカネの表情を知るのでした。

⑧料理は愛情
 夕食時。包丁を止め、なぎさの心配をするほのか。
 ほのかの心配をよそに、出来上がった料理は美味しそう。父も亮太もビックリです。ほのかに教えられたと言うなぎさに亮太は先生が良いからだと評しますが、父は素直になぎさを褒めます。大事なのは喜んでもらいたいという気持ちだと語るなぎさに感動です。
 イザ、食べてみると・・・・・お察し下さい。花嫁の道は遠い。


○トピック
 感じとしては一作目28話みたいな印象。誰かの姿を見て、それに感化されて自分達も頑張ってみるというお話。色んな伏線がテーマのために集約するのは見ていてすっきりします。
 アクションも久々のプリキュアアクションでした。すごい飛んだり跳ねたりするのは見ていて面白いですね。

①誰かを喜ばせたい
 自分の意思の持ち方で家事や炊事は面倒事ではない、とした家庭的日常的主婦応援の今回。ひかりに焦点をあてるのではなく、なぎさとほのかに焦点をあてそれぞれの立場を見せてくれました。なぎさとほのかの繋がり、アカネさんとの繋がり、そして次回へ繋がっていくだろう、ひかりのとの繋がり。今回だけに終わるのではなく、連続したものとして繋がっていく展開は面白いです。

②心の表情
 生まれたばかりで心の機微に疎いであろうひかりにとって、自分から見える人の表情や態度、姿というのは真実に見えます。でも、実際には同じ人にも色々な表情があります。なぎさのようにいつもはお調子者でもイザというときは頑張る人。ほのかのように普段は大人しく優しいのにイザというときは強く意志を見せる人。ポルンのように、アカネのように、人には色々な側面があります。見えるものだけが真実ではない。それが心です。ひかりが色んな人と色んな経験をすることで他者の心の側面を知り、また自分も増えていくのでしょう。自分を知ろうとする心(探求=シークン)、誰か他の者のために頑張る心(情熱=パション)というように、彼女は自分と周りの人達との繋がりの中で自分の心を見つけていくのでしょう。ひかりのそんな姿が愛しいです。MaxHeartの名は伊達ではない。心の物語ですね。

③ハーティエル
 どうやら、より正確に言えば、今後の展開を示唆するように出てくるようです。今だひかりは情熱という志を有していませんが、それを得る段階に達しています。今回のふたりの姿やパションの姿、そして次回のアカネさんの姿を見て彼女は何を学ぶでしょう。
[ 2013年05月21日 19:37 ] カテゴリ:MaxHeart | TB(0) | CM(-)
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