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第6話「ビックリ!私のお家にまこぴーがくる!?」

○今週の出来事
①剣崎真琴がやってきた!

 スタジオ。収録が終わり、真琴を労うマネージャー。真琴は少し根を詰めた様子。「どれだけ歌えばあの方に届くの…」。アレですかね、王国が崩壊して散り散りになったので、真琴が有名になることで人集めをしたいとかそういうのでしょうか。あの方と聞いてパッと思いつくのがノッポさんですが、よくよく考えるとこの人、マナの街に店を開いているのでいずれ会うでしょうから身内であればバレる。ってことはノッポさんは国王とか王子とかではなさそうです。ノッポさんのポジションってどこなんだろう。うっかりキングジコチューさんだったりして。「僕を倒せる人を待っていたんだ」的な。少年漫画のノリだな。
 気分転換を狙ってか、マネージャーは歌以外の仕事に誘います。レストランで料理対決。真琴は条件付で承諾します。


 映画宣伝仕様OP。そういえばそんな時期です。妖精学校ではプリキュアごっこが流行ってそう。えりかとアコが仲良いのが意外です。精神年齢はアコの方が高そうですが、えりか的に自分より身長が低いので可愛がっているのか。ゆりさんと手を繋いでるところなんか、まるで親子(おい)。ピースは映画でもあざとそうです。ビューティさんはOPのトリを取らないで下さい。このアニメは一応ドキドキプリキュアなので。混ぜるな自然。


 マナと六花が家に帰ると人垣ができています。テレビの取材だそうです。急に決まったという父親。2代目としてしっかり腕を振るわないと!と張り切っています。マナは太鼓判を押します。お爺ちゃんは認めないと頑固。母親が取りなします。
 アイドルが来ると聞いて誰だろうと考えていると、ちょうどやってきます。真琴とマネージャー。喜んだマナは無意識に手を伸ばしますが、気づいてすぐ引っ込めます。「仕事で来ただけよ。あなたの家だったの」。白々しい態度。ツンデレキャラで売っているんでしょうか。
 改めて自己紹介。そういえば、本名を名乗るのは初めてかもしれません。六花も名乗ります。

 リハーサル。緊張した面持ちの父とは対照的に慣れた態度の真琴。ここまでは普通の光景です。マナも父に声援を送ります。
 お題はオムライス。手順を紹介した後、実際にニンジンを洗ってもらおうと真琴に渡します。水の入ったボールに大量に入れると(そんなに使わないだろ)、そこに洗剤を注入。これにはマナも父もスタッフも仰天。その間も洗剤を注入し続け空にしてしまいます。躊躇いないな。
 マネージャーが料理するのは初めてだと詫びます。そんな人料理番組に出すなよ。
 次はベーコンを切ってもらいましょう。「切る…」。絶対何か勘違いしている。包丁を両手持ち。まな板ごと一刀両断。何がすごいって下の台には傷が入ってないこと。流石ソードさん、職人技です。これにはカメラさんも剣道じゃないんだから、と呆れます。謝り続けるマネージャー。この仕事入れたマネージャーの責任だわな。
 お爺さんのストレスがマッハ。初めてなら仕方無い、と母が必死にフォロー。
 次は卵割り。カメラさんが小声でハードル下げて、と父に言います。いやいや、まとも食材洗えないのにどうやってこれ以上難易度下げられるというのか。この流れはアレしかねーだろ。
 真琴は卵を三個ずつ両手に掴むと無造作に割ります。エプロンと手がベトベト。案の定な結果。思わず六花がワザとじゃないんだよね?とマナに確認を求めます。真琴の顔は真剣。遊んでいるわけではありません。食べ物には愛情たっぷり優しくね、と声をかけると、「え、食べ物だったの?」と答えが返ってきます。じゃあなんだと思ってたんだ。これは確定です。真琴さんの食生活は一日三食ロケ弁だったのでしょう。復興費を稼ぐため生活費をギリギリまで抑えて、余ったロケ弁をかき集め食べていた。そんなひもじい生活をしていたのだと想像すると、この惨状も致し方なし。王国にいたときは何してたのかさっぱりですが。ちなみに、全く逆の理由でありすも料理は作れない気がします。
 堪忍袋の緒が切れました!的なお爺さんは出直してきな!と見かねて奥へ引っ込んでしまいます。これは前回と逆のパターンですね。お爺さんから見て真剣な舞台である料理を真琴は踏みにじったことになります。

 今日はここまで。明日の本番お願いします、と終了。絶対本番もダメだろ、これ。撤収するスタッフも真琴が明日きてくれるか心配します。別な企画を考えた方がいいか考え出します。

 スタッフを見送った後、父は苦笑いしながらあんなに料理が苦手なんて驚いたと言います。苦手とかそういう問題じゃねぇ、とお爺さん。ですよねー。料理には心を込めて欲しいのよね、と母が代弁します。食べる相手を思って作るのが料理。

 車の中でマネージャーは真琴に謝ります。気分転換になればと思ったのが裏目に出ました。真琴も反省しています。どうしてあの店を選んだのかと尋ねます。真琴はあの子達がどんな生活をしているか見たかったと言います。本当にそれだけかと重ねて尋ねるマネージャー。内心を見透かされた真琴は思わず顔を背けます。この仕事はどうする?キャンセルしてもいいと尋ねられた真琴は……。


②料理教室
 話しを聞いたありすは真琴が来たことに驚きます。ラケルは自分達のことを調べに来たのだと心配します。真琴を心配するマナ。ちょっと失敗しちゃったし。ちょっとじゃないけどね、と六花。ところでこの部屋はマナの部屋のようです。落ち込んでいるのではないかと案じたマナはまた思いつきで真琴を迎えに行こうとします。今どこにいるのか知っているのかと六花に尋ねられて苦笑い。マナの性格から言って今の真琴への気持ちは迷子や困っていそうな人を構いたいのと同じだと思われます。ミーハーではあるけど、相手に取り入りたいというわけではない。困っている人は捨て置けない。幸せの王子。
 一応この前もらった手紙に名刺が入っていたそうです。だったらまずそこへ電話したら、とありす。六花も頷きます。また迷惑かけるところだった、とつぶやくマナ。この子はこうやって友達に支えられながら失敗を克服してきたのでしょう。彼女の成長は六花達なくしてあり得ない。
 真琴とマネージャーが家の前を通りかかります。マナは一緒にオムライスの練習をしようと誘います。目をそらしながら真琴は同意します。戻ってきてくれて嬉しいと話すマナ。仕事を途中で投げ出したくなかったと真琴は言い訳します。

 まずは卵割りから。台に叩きつけてしまいます。マナが助言をしながら見本を見せます。助言に従い今度は上手く行きます。もう一回、これも成功。飲み込み早ぇ。影から見ていたお爺さんの表情も緩みます。
 ニンジン、タマネギを切ります。飲み込み早ぇ。「やっぱりキュアソードに違いないケル」「そこに繋げる?」。このコンビ面白い。タマネギが目にしみて涙ぐむ真琴にハンカチを手渡します。日が暮れても料理の練習は続きます。「では、私は調味料の準備を」。ありすさん絶対料理作れないでしょ。

 いつものようにイライラしているイーラ。ボウリングも大暴投。イーラと違ってマーモは余裕がありますが、ベールがマズイと言います。キングジコチュー様がお怒りになっている。自分達に残された時間はそう長くない。それを聞いたマーモはイーラにもっと頑張れと言います。口論をはじめるふたり。ベールはそろそろ自分の出番かと重い腰をあげます。


 翌朝。本番。緊張した面持ちでカメラを向けるカメラマン。包丁を握る真琴をマナ達も緊張しながら見守ります。たかがオムライスでこの緊張。真琴は昨晩マナに教えられたリズムに則って食材を切っていきます。昨日のリハーサルとは打って変わって危なげない動きにスタッフからも安堵の声が漏れます。プロデューサーらしき人も真琴の上達ぶりを褒めます。飲み込みが早いとかいうレベルじゃねぇ。マナ達の方を見た真琴は表情を緩めます。
 ラストは卵でチキンライスで包みます。最大の難関。練習に付き合ってくれたあの子達のためにも…と真剣な真琴。この時点では名前呼びしていません。昨日のアレがどうやったこうなるのか不思議ですが、見事オムライスの完成。でもビックサイズ。いやいや、なんでだよ。うっかりマナは4人分の材料を用意してしまったようです。あのサイズをキチンと包めるとかすげー。
 折角だからみんなで食べているところを撮影させて下さいと申し出るカメラマン。臨機応変。
 仕上げの盛りつけ。ケチャップを手渡します。これ、何? ケチャップも知らないらしい。マナは真琴の手をとってオムライスにハートを描きます。楽しそうに盛りつけをするマナ。真琴は何か思い出したのか感情が漏れます。どことなく悲しげな表情を浮かべてマナを見ます。

 みんなで食べます。異口同音に美味しいと舌鼓。思わず泣き出す父と母。子ども達が自分達で料理教室を開いて、友達と一緒にお食事会。そういう話しです。お爺さんも4人が心を込めて作ったのだから不味くなるはずがなぇ!と豪語します。プリキュアのこうした親の視点、子ども達を見守る視点は大事です。
 真琴は自分も心を込めて歌っていた時のことを思い出します。王国時代。あの方の笑顔が見たくて。女王(王女)? 最近はあの方を見つけられなくて焦ってばかりで心を込めて歌えていなかったと自問自答します。
 大切なことを思い出したと言う真琴は、マナ達のおかげだと感謝します。言われた方は何のことだかサッパリ。マナはそれでもいいらしい。スタッフも青春だねぇ、と和やかなムード。
 「撮ってるばかりじゃなくて、俺も食いてぇなぁ手作りオムライス」。今回どんな流れで出てくるのかと思えば、これかよ。どんな流れであろうとテキトーな理由で敵が出せるって便利。イーラが囁きます。豚ジコチュー。厨房の食材をむさぼりはじめます。
 セバスチャンが大人達を待避させます。ああ、こういう役なのね、この人。人払いも済んだので変身。六花さん、そのポーズいいっすね!! カメラさんもう少し下からお願いします。


③名乗りはプリキュアの大事な仕事
 ジコチューは戦うより食べることに夢中。家の壁も食べ始めます。「まあ、お行儀の悪い」「そんなもの食べたらお腹壊しちゃうよ」。そういう問題なのか。修復されるとはいえ自分の家食われているのに冷静なハートさんすげぇ。
 ジコチューは食べた分だけ巨大化していきます。よく食べる子はよく育つって本当ですのね、と暢気なことを言うロゼッタにツッコミを入れるダイヤ。あかん、完全にダイヤさんはツッコミポジションや。ツッコミ入れる暇があったら必殺技ぶち込めばいいと思います。隙だらけなんですが。ジコチューは今度はオムライスを狙います。これはいけません。みんなの応援と努力が詰まった思い入れのあるオムライス。これには真琴も本気を出します。
 「ダビィ!
 「その顔、待ってたわ」。腕組んで冷静なマネージャー。変身アイテムにチェンジ。
 「プリキュア! ラブリンク!
 遂に本編初公開。キュアソードの変身シーン。3人と違って終始凛々しい。クールビューティな感じです。シークエンス的にはハート・ダイヤと同じ。つまり、黄色がおかしい。
 「勇気の刃! キュアソード!
 後ろ姿で決めポーズ。カッコイイ。
 その間もジコチューはオムライスにかぶりついています。……って守れてねぇー。オムライス守るために変身したわけじゃないんだ。変身し始めてから完了までやっぱり時間かかるようです。
 「このキュアソードが愛の剣であなたの野望を断ち切ってみせる!
 オムライスよりも名乗る方が大事。

 案の定真琴がキュアソードだったと知り、喜びと安堵の表情を浮かべる3人。そんな彼女らに流し目(中学生なのになんとう色気)を送りつつ、必殺技で浄化します。今回全く戦ってません。ジコチューは当たり外れが大きい。


 イーラは撤退。ハートは真琴がプリキュアだと知って胸がキュンキュンだよ、と言います。そこはドキドキって言うべきじゃないですかねー。ソードを抱擁したようしたら逃げられます。「見ていられなかっただけ」と話すソード。「私達、このときを待っておりましたわ」。黄色が言うと何か企んでいるように聞こえてしょうがない。例えばカメラでばっちり撮影とか。
 「あなたと仲間になりたくて
 もう何度目になるか忘れましたが、握手を求めます。
 「(同じだ、私も…だから私ここに来たんだ)」
 「ありがとう
 ハートの手を握ろうと手を伸ばすと、
 「このときを待っていた」
 誰何の声。
 ベール。4人が揃うのを待っていたと言います。咥えていた飴を取り出すと、空間をいじってプリキュアを奈落の底に突き落とします。
 「もはやこの世界に光が届くことはない。ここは我々ジコチューのもの」
 シリアスなんですが、飴がそれを台無しにしています。毎回同じものを舐めているわけではないようです。オレンジ味でしょうかね。


④次回予告
 語られる亡国の記憶。


○トピック
 オールスターズに間に合いました。ソードの変身初お披露目が映画とか、それはそれで有りですが、やっぱ本編で出しておかないとね。でも、本格参入は次回に持ち越し。

 今回のお題は料理教室(習い事やホームパーティ)をとおして親睦を深めるお話し。ドキドキは親友と、これから仲良くなるお友達が序盤から混在しているストーリー展開なので、スマイルのように一人一人攻略していくよりも少し複雑な論理展開になっています。その意味ではスマイルが最終回で唱えたように、新しい友達をどう作っていくか、笑顔を生み出していけるかをドキドキは序盤で取り入れていると言えます。
 前回は仕事(使命)を真剣にやることがお題になりましたが、今回は料理をとおして誰のために、何のためにやるのかが深掘りされています。相変わらずプリキュアはこの辺の流れがロジカル。これに真琴の事情が重なって割と面倒な展開に。今作はストーリーが謎めいていて視聴者を引きつけていく感じでしょうか。
 ありていに言って、真琴は孤独を抱えています。この孤独は、自分が「あの方」のために歌っているのだけどそれが届かない不安感から出ているように思います。現状の情報開示では彼女が一人で戦おうとする理由は判別できませんが、真琴が一人で頑張るもののそれが報われていない様子が伺えます。だから段々と本来の目的を見失って機械的に仕事をこなすようになってしまっている、と言ったところでしょう。序盤からこんなにハードル上げてくるとか、女児向けらしからぬ展開ですが、ここ数年プリキュアを見ている女児ならこの程度は余裕と言うかもしれないところが恐ろしいところ。

 通常、プリキュアのお友達ロジックでいえば、日常の体験を通じて親睦を深めたら友達になれます。いつもだったら今回のラストのように握手を交して契約完了。ところがそうはなりません。ここが今回の、今作のポイントですね。ドキドキはこれまでのストーリー展開から言って、ただの友達では満足していません。最初からお互いに成長しあえる友達を目指している。その関係はただの友達よりも高度な条件が要求されています。マナが六花にプリキュアであることを打ち明けたように、お互いに隠し事は無し。たとえ危険なことがあってもお互いにそれを了解できる関係、自分の限界を突破することも厭わない関係がマナ・六花・ありすで描かれた事柄です。
 それを前提にすれば、真琴はまだマナ達に自分の本心や秘密を明かしていません。たとえ現状で友達になれたとしても、プリキュアとして戦う理由に食い違いが出る。ドキドキの人間関係、成長モデルは同じ目標、同じ目線に立って互いに支え合い、歩を進めていくことですから今のままでは正式にソードは加入できないわけですね。だから次回に持ち越しとなった、と。とても論理的です。勿論真琴からすれば自分の秘密はマナ達と関係無い話しです。それを話してしまえば彼女達を巻き込んでしまうことになります。マナ達に話していいのか、マナ達はそれをどのように受け入れていくか、というのが次回のお題になると思われます。個人の問題を越えた大きな問題へと彼女達は踏み込んでいく。

 次回は全員の名乗りシーンのお披露目となるか。その前にオールスターズで披露されそうですけど。来週からお祭りが始まります。
[ 2013年05月23日 20:09 ] カテゴリ:ドキドキ!プリキュア | TB(0) | CM(-)
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