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第40話「夢の世界へご招待!?一泊二日闇の旅」

○今週の出来事
①お留守番

 雪城邸。時刻は夕方。忠太郎と遊ぶほのかにさなえさんは友人と会うために家を空けざるを得ない事を伝えます。独りでも留守番できるから大丈夫と答えるほのかにさなえさんはもしもののためにお友達に来てもらったら?と提案します。この時の「もしも」というのは一般的な「もしも」なのかドツクゾーンを踏まえた「もしも」なのか。それともほのかにもっと友達と接してもらいたいための方便なのか。どちらにせよほのかにとってはプラス。さなえさんは策士。抜かりはありません。

②お泊りの約束
 定例となった前回の回想をするなぎさ。駅前の信号待ちです。そこへほのかがなぎさの名前を呼びながら駆け寄ってきます。すでに見慣れた光景です。
 登校しながらなぎさに泊まりに来ないかと話すほのか。なぎさは「よろこんで!」と身体で表現します。なかなか爽快です。どうやら中間テストの結果が悪かったらしく家には居づらいご様子。「渡りにフナだよ」と胸を張って間違った諺を使います。ツッコむほのか。しかもテストに出た諺らしいです。なぎさの記憶力が心配です。
 なぎさ本人の予定はOKにしても両親の許可を貰わないと、と心配するほのかになぎさは勉強を口実にすればOKと大丈夫のようです。無論勉強する気など毛頭ありません。身体を使って嬉しさを表現するなぎさ。ほのかもそれを見て嬉しそうです。最初から番組を見ている人間としては、こういう何気ない日常的イベントもふたりにとっては短くも長い道のりだったように思えます。

③闇の晩餐会
 洋館。食後。結構な量です。「お茶にするか」と執事を呼ぶベルゼイ老。お茶を運んでくる執事(のっぽとちび)ですが、のっぽの持ったポットからお湯がちびの頭に落ちます。熱さに持っている食器を落としのっぽに怒りを燃やすちび。一部始終を見ていたベルゼイ老は「やかましい!」と叱り付けます。片付けて謝る執事ですがまたお湯を頭にこぼして乱痴気騒ぎです。辟易気味のベルゼイ老。でも、こいつらを作ったのは(多分)あんたです。自律型ザケンナーはお世辞にも高性能とは言いがたいようです。
 気を取り直してベルゼイ老は「光と闇は表と裏。光の力と闇の力は常に拮抗し、対立し、戦いあってきた。闇に勝るとも劣らぬ力が光にはある。あなどれん」と話し始めます。それを聞いていた番人もプリキュアにお前らが勝てるわけが無いと警告します。いや、だから同格なんだから勝てないだろうが負けることもないんだろ。「光の力になど負けはせん」と言い返すベルゼイ老。そのためにもプリズムストーンの力を得る事が不可欠と続ける角澤。レギーネ嬢も「ジャアクキング様のために」と続けます。しかしベルゼイ老は「そのためだけじゃない」と胸中で呟きます。おおっ、何かやってくれそうですね。これぞ悪役の悪役たるところです。
 ところで、プリズムストーンってドツクゾーンのために使えるんでしょうか?元々が光の力であって、そのおかげで闇に対抗してるんだから不可分のような気がします。あー、でも、ピーサード達は石がエネルギー源ぽかったからそうとも言い切れないかな。それよりも、光と闇の関係をどうプリキュア的に決着するのかが気になります。単純に光を勝たせることは簡単ですが、表裏一体の関係と言っている以上安易な決着は面白みに欠けます。期待したいところです。
 それはそうと、食後は歯を磨きましょう。

④お泊り会
 お掃除ヨシ、お布団ヨシ、お茶菓子ヨシ、全部ヨシと気合を入れて準備をするほのか。丁度チャイムの音がします。嬉しそうに出迎えるほのか。ほのかもこの日を楽しみにしていたことが分ります。
 出迎えてみるとそこには、ユリコ、なぎさ、志穂、理奈の面子。驚くほのかに来てみたかったと答える志穂理奈。ユリコはなぎさに誘われた様子。なぎさが気を利かせてくれたみたいです。喜んで歓迎するほのか。間違っても心の中で「なぎさとふたりっきりになれるチャンスが・・・」とか思っていません。
 メップルミップルポルンを部屋に置いていくなぎさ。早速イチャつこうとするメップルミップルにポルンが割って入ります。一緒に遊ぼうとダダをこねるポルンにミップルが構おうとしますが、メップルが甘やかしてはダメと止めます。以前(36話)に似たような話がありましたが、決してメップルがポルンを嫌っているわけではないことをミップルも了解しているので喧嘩とかにはなりません。まあ、イチャつきたいからという願望はそのままですが。そこに忠太郎が来ます。好奇心全開のポルン。

 敷地内の蔵を見て感心する一同。改めて雪城家がお金持ちということが分ります。お掃除が大変というのは最早庶民には贅沢語です。庭を通り過ぎる忠太郎と背中に乗ったポルン。ポーポ、ポーポと楽しそうです。流石に目を丸くするほのかとなぎさ。メッチャ不振がる一同。なぎさが浅慮にも忠太郎がポポと鳴くよと言っちゃったりします。ほのかが袖を引っ張りますが案の定ユリコが興味深そうに食いついてきます。メガネを光らすのはメガネキャラの特権です。強引に夕食の話を振るほのか。なぎさも合わせて「パーティしようよ」と付け足します。話に乗る一同。何とかごまかし成功です。忠太郎が引き返してこなくて助かりました。

⑤料理人
 スーパーで食材を探す面子。朝取りにんじんの値段の高さに不満な理奈とユリコ。大根と玉ねぎの鮮度について講釈するほのかと受講生の志穂。主婦のみなさんは大変です。玉ねぎ嫌いななぎさにも食べてもらわないとね、と張り切っているほのか。当のなぎさはお菓子を嬉しそうに抱きかかえていました。奥の方の子どもと同じな態度にほのかも笑みを浮かべます。子どもっぽいなぎさですがそれがなぎさの長所とも言えます。
 買ってきた食材を調理する一同。なかなか上手い手つきでフライパンを動かすユリコ。真剣な表情で作っているのがユリコらしいです。酢豚に玉ねぎ入れないでね、というなぎさにそんな酢豚どこにあんの?とツッコむユリコ。個人的に玉ねぎは良いんですがパイナップルは勘弁ね。
 志穂はデザートとしてカップケーキを作っています。志穂っぽいです。理奈はポテトサラダを作っています。チャチャを入れるなぎさ。料理がからっきしなので応援に徹しているようです。まあ、おにぎりにチョコを入れる人なので賢明と言えば賢明です。下手以前の問題もありますが。
 「自分の食事くらい自分で作れないと将来困るよ。苦手だからって避けてたら何も出来ないよ」というほのかに頷く一同。結構皆しっかりしています。やることはちゃんとやろうね、と小さいお子様達にもアピールです。個人的にほのかのエプロン姿に萌えなわけですが(自分の将来を心配しろ)。
 ジャガイモの皮むきにお約束ながら失敗するなぎさ。やめたいなぎさですが、ほのかが優しく指導します。すみませーん、私にも指導してください。ぶきっちょななぎさの面倒を見るほのか。他の面子もまるで親子だと感想をこぼします。指を切ったので「PRE-Q BAN」で応急措置です。久々のアイテムです。ちなみにコレが後の伏線だとは最初気付きませんでした。

⑥ディナー
 乾杯する一同。神速の速さで食べるなぎさ。皆目を点にします。子どもですかあなたは。ほのかの肉じゃがを褒めるなぎさ。みんなもその味に恍惚の表情。別に薬とか入ってません。お婆ちゃま仕込みの味です。
 完璧人間のほのかに男子にモテて当然と話す理奈。「告白したくてもできないみたいだよ」と志穂も続けます。「そういうのって宝の山って言うんだよね」となぎさ。口元にご飯粒つけたままです。理奈がすかさず「高嶺の花」と訂正します。流石にこの間違いっぷりにはすぐに気付けませんでした。好きな人はいないの?と聞く理奈。皆興味津々な様子でほのかを見ます。オレ!オレ!とか内心叫んだ愚かな男がここに一人います。思案し「いないよ」と答えるほのか。思案顔が可愛いです。酢豚が美味しそうと話を違う方向に持っていきます。それを黙って見ていたなぎさ。普段の言動は幼い彼女ですが、こういう時の機微を読むのは侮れない人です。考えていることは視聴者と一緒です。
 どうでも良いことですが、酢豚に自信があるユリコも何気に気になります。

⑦胸の内
 キリヤ回想!待ってましたこのイベント。絶対に捨てるわけが無いと思っていましたが、なかなか出てこないので不安でしたが外しません。安易に思い出すよりも、こういう何気ない(しかし、思い返さざるを得ない)時に出てくる展開も有りです。26話とかジャアクキング決戦で回想するよりも、日常で回想する方がほのかにとって静かに深く根付いているという印象があります。
 夜の帳がおり志穂達は帰りなぎさとふたりベッドで休むほのか。って干してた布団は使わないのか。なぎさは不思議だね、とお互いがプリキュアをとおして仲良くなったことを思い出します。数々の体験はふたりの絆を深めます。一番のピンチは喧嘩したとき。謝るなぎさですがそのおかげで本当の友達になれたとほのか。(視聴者にとって)非日常的戦闘が絆を深めたのではなく、ありがちな日常での経験が絆を深めたとするのはプリキュアのプリキュアたる所以です。数々の出会い、しかし、別れもあったと表情を曇らせるほのか。なぎさもすぐに気付きます。誰なのか。キリヤに会いたいかと聞くなぎさ。傍らにある絆創膏。しかし、ほのかは分らない、と答える。ほのかにとってこれは答えが未だ出ない問題。これからどうなるのだろうと迷いを見せるほのかになぎさは傍にいると勇気付けます。なぎさのこういう素直な性格は素晴らしいです。ありがとう、とほのか。曇った表情も晴れます(陰から陽に陰影が変わるのもナイス)。勉強も料理もてんでダメでも彼女の存在はほのかにとってこの上なく大きいのでした。

⑧楽しい夢
 満月。そこに浮かぶファンキーなご老体。ベルゼイです。邪悪な気配に忠太郎とポルンも警戒します。
 すっかり寝入るふたり。
 夢の中。なぎさは自分がお姫様(ロミオジュリエット回のほのか衣装)の格好をしていることになんじゃこりゃ!?と驚きます。そこへ白馬の王子様こと藤Pが現れます。随分分りやすい。デートに誘いに来たという藤Pに夢みたいと答えるなぎさ。あっさりこれは夢とバラす藤P。それで納得するなぎさ。順応早いなぁ。出かけようとさっさと行ってしまう藤P。それを追うなぎさ。夢とはいえ大変です。
 一方ほのかは(寝顔可愛い!!)、「大自然の中での実験。一度やってみたかったのよね」とほのか節を炸裂させます。久しぶりの白衣です。気温とか諸条件とかあるから室内の方が実験に向くと思うのですが。液体をたらして爆発。煙ではなく花びらが舞います。その状況に「そうよ!楽しい夢!」と笑顔。ほのか節大炸裂です。毎回非日常的な出来事を体験しているのでこのふたりはちょっとやそっとのことでは驚かないのかもしれません。
 ほのかの前を通り過ぎるなぎさ。なぎさを呼び止めるほのか。なぎさは藤Pを追っていたのでゼイゼイヒイヒイです。夢の中で会うふたり。そこへ藤Pが現れ、ベルゼイへと転じます。楽しい夢が悪夢へと一転。

⑨悪夢
 ふたりを襲うベルゼイ。変身しようにもメップルミップルが居ません。危機に陥るふたり。
 その頃、現実ではポルンと忠太郎がふたりを起こそうとしますが反応がありません。メップルとミップルも無反応なことからこっちにも細工をしているようです。大変だポポと右往左往するポルン。大変だポポ~と例の力を発動させます。眩い光とともに光の柱が雪城家に立ちます。以前にも光の園へ行くために虹がかかっていましたが怪奇現象として噂が立たないか心配です。それはそうと光に包まれてメップルとミップルは転送されます。
 絶対絶命のふたり。しかし、ナイスタイミングで現れるメップルミップル。開口一番「なぎさ、何だその格好はメポ」と言ってくれるメップルはメップルらしいです。変身です。お姫様と白衣変身です。どんどん凄い組み合わせになってきました。

 「夢」という言葉にベルゼイは未来のビジョンを見せます。それはイルクーボが作ったのと同じ廃墟。闇を標榜するベルゼイ。対抗するプリキュアですが、ベルゼイが一枚も二枚も上手です。自分のフィールドなので優位です。
 手を繋ぎ、プリキュア・マーブル・スクリューを放ちます。以前は砕かれたスクリューですが、今回のは一味も二味も違います。前回の経験、今回の再度心を通じ合わせたふたりの力の前にベルゼイも撤退を余儀なくされます。「何故こんな力を引き出せるのだ!?」というベルゼイですが、彼がその理由に気付く事は無いでしょう。
 一段落し、安らかに眠るふたり。影の功労者ポルンも疲れた様子。忠太郎が寄り添います。

⑩夜明け
 朝帰ってくるさなえさん。陽も上っていますが、ふたりは手を繋ぎながら寝入っていたのでした。


○トピック
 お見事。最早どうこう書くことが無いほど良い回でした。ということで、今回の感想はここまで(手抜きじゃないです)。
[ 2013年05月21日 19:10 ] カテゴリ:ふたりはプリキュア | TB(0) | CM(-)
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