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第34話「なぎさぶっちぎり!炎のガチンコリレー」

○今週の出来事
①体育祭練習

 リレーの練習に励む一同。なぎさは走る志穂を見ながら前回の回想に浸ります。復活した志穂に安心。しかし、その影でジャアクキングの動向も気になります。
 なぎさが走るのを見ながら感心する志穂。スポーツ万能(カナヅチ)だけあってなぎさは早いようです。ただし、チームが違うのでなぎさを相手にするのはちょっと勘弁して欲しい感じです。しかもなぎさのチームには弓子先輩も付いている様子。強豪のようです。あの人弓子先輩でしたか。バンダナ=弓子と記憶しているので素で最初気付きませんでした。バンダナ外すと普通に可愛い人です。この対抗って1・2・3年合同で分割しているようですがクラスを2つに分けているということはあんまり人数多くないようですベローネ女子。
 そして走るなぎさを見て感心するもう一つの影(?)。


②夜の密談
 洋館。ロウソクを灯して明かりにしています。人里離れた山奥のために電気は来ていないのかもしれません。3人はプリキュアに案外手こずっているのでそろそろ本腰を入れたいようです。レギーネ嬢が名乗り上げますが、小声のためベルゼイ老にも角澤にも「は?」と聞き返されたためいつものように大声で皆を驚かせます。ずっこけから立ち直り椅子に座り直してちょっと困り顔のベルゼイ老。人間体のときは割りとコミカルな人達です。
 プリキュアの身を案じる番人。そーいや異空間に転移しないのはそういう結界でも張られているんでしょうか。

③体育祭本番
 体育祭当日。放送委員としてアナウンスするほのか。一応競技者としても出るようです。だから対抗リレーに出なかったのでしょうか。でなければほのかを選抜から外すなんて人選ミスです。
 人気の無い教室でイチャつくメップルとミップル。しかしポルンが割って入ってメップルのイチャイチャ大作戦がご破算。憤るメップル。何か空しい男の性(さが)を感じてしまうのは気のせいでしょうか。この番組で唯一「男」としての役を持っているのがメップルですね。藤Pはなぎさの憧れ(想い人)だから「男」って感じはしないです。改めて考えると登場人物も女の子ばっかなので、やっぱ女の子の番組ですね。

 フラフープで何やら奇怪なダンスを踊る桜組一同。きょうび中学生ってこういうのやるっけ?創作ダンスかなぁ。そんな光景を眺める藤P他男子の面子。なぎさも藤Pに見られていると意識します。その隣で微笑むほのか。楽しそうです。緊張するとポカをやりやすいのか動きを間違ってしまうなぎさ。外野の女子生徒からも声援が飛びます。その光景をマドンナ(小田島)も見ていましたが、隣で女子生徒達がなぎさのことをスポーツ万能だけどちょっと抜けているところがまた良いと褒めているのを聞きつけます。リレーも安泰と信頼感厚いです。それに対して「ベローネ学院のマドンナの意地にかけても勝ちは譲れない」と対抗意識を燃やします。っていうか、この人さらに自意識過剰になってませんか。プライドが高いというより負けず嫌いなのかもしれません。それはそうと、科学部はほのかが掌握しているのでそっちの心配もした方が良いと思います。

 教室で一連の光景を見ていたポルンは自分も体育祭をやるとはしゃいで教室の外に出て行ってしまいます。何気にあの体格で扉を勢い良く開けるのは凄い力です。それを追いかけるメップルとミップル。

 フラフープの競技が終わって退場する桜組。会場に来ていたなぎさの母は先ほどのポカにやや不満ですが、父の方は笑いをとれたんで良しと寛大です。親御さん達の群れに混じってレギーネ嬢も居ました。性格的にこの群集は辛いんじゃないかと心配です。

 廊下を行くポルンはマグマ(赤)のイメージ。「あちちのち」と踊ります。予知なのですが漠然としすぎていてどうにもなりません。
 顔を洗うなぎさとほのか。なぎさはお腹が空いたようです。ほのかが「もう!?」と言うあたり競技が始まったばかりなのでしょう。燃費悪いようです。運動部の人は大概そんなもんです。
 そこへ(自称なんだか他称なんだか分らなくなってきた)マドンナこと小田島先輩が声をかけてきます。あんまり飛ばすとリレーまで持たないわよ、と暗に対抗意識を燃やします。そんなマドンナの腕に抱きついてフレンドリーに返すなぎさ。フレンドリー過ぎです。以前小田島に苦手意識がありましたが、例の落書きをしたおかげでなぎさからの距離感が無くなっているためでしょう。
 マドンナはお手並み拝見と、なぎさの巻きついてきている腕を振り解いて去っていきます。嫌われているのでは?と不安がるなぎさですが、ほのかは良きライバルとして認めているとフォローします。よく見ています。小田島からは以前のような棘もありませんし、むしろ自分から仕掛けてくるのは珍しいことです(多分)。自意識過剰気味なものの他者に対抗意識を燃やすのは相手を認めている証拠でもあります。前回は他を寄せ付けない高嶺の花的なイメージがありましたが今はなぎさと(部分的に)同格くらいのポジションにいますね。割と人間味が出てきました。もしかしたらこれが彼女の本来の姿なのかもしれません。
 あと、ほのかは生徒会の人という設定は8話(セリフで出てきただけ)以来です。ちなみに藤Pも生徒会です。
 去っていくなぎさとほのかを見つめながら校舎内を俳諧するレギーネ嬢。何かするつもりでしょうか。

 ポルンは相変わらず「あちちのち」とぴょんぴょん跳ね回りますが、体勢を崩してお手玉の中に埋まってしまいます。タイミングも良い事に玉入れが始まります。きょうび中学で玉入れってしましたっけ?案の定カゴの中に投擲されるポルン。投げた人は気付いて欲しいです。


④迷子
 午前の部が終わりランチタイム。待ってましたとばかりのなぎさですが、ミップルが居ない事に気付いたほのかに止められ捜索に向かいます。
 外の競技目次を見ていた藤Pと木俣に「先輩」と話しかける男子。さきほどなぎさに興味を示した人です。藤Pに先ほどの人がなぎさであることを確認します。木俣が勘ぐりますが「ちょっと楽しみだなぁと思って」と誤魔化します。むしろ意味深度が5割増しです。藤P達と知り合いみたいなのでサッカー部の2年か1年でしょう。来週のなぎさ誕生日イベントの伏線です。個人的にほのかに気がなければOKです。ただし、なかよし10月号のような燃えイベントなら許可します。

 校内を探すなぎさとほのか。下駄箱に着くとほのかの下駄箱からメップルとミップルが飛び出してきます。妙なところにいます。一応言っときますが羨ましいな、とか思いませんよ私。
 メポメポメポ~ミポミポミポ~と全く不明な言語でなぎさ達の手に乗るメポミポ。ポルンが行方不明なことと邪悪な気配があることを伝えます。前者はミイラ取りがミイラになりました。その頃ポルンは玉入れをしていました。

⑤ミイラ取りがミイラ
 午後の部が開始されましたがなぎさとほのかが行方不明です。特になぎさは前回のこともあって失踪率が高いです。
 腹を空かせつつも探すなぎさ達。特にメップルは怒り気味です。さっきのイチャイチャ大作戦を根に持ているのかもしれません。未練がましいなぁ。
 そんな折、ピアノの音が聞こえてきます。不審に思いつつも音のする方向に向かうふたり。邪悪な気配がすると警戒するメップル達ですがポルンの可能性もあるとなぎさは気にせず向かいます。ピアノを弾いていたのはレギーネ嬢でした。何でこんなことしているのはよく分りません。プリズムストーンの力の在り処を問うレギーネ嬢ですが、無論答えられません。また癇癪を起こしたように変身するレギーネ。炎の弾丸を飛ばして入り口をふっ飛ばします。なんかもう大変な人です。

⑥校内バトル
 変身するふたり。体操服変身です。変身しても腹の音はします。
 レギーネもザケンナーをピアノに憑依させます。牛みたいに突っ込んでくるピアノ魔人。逃げるプリキュア。防火扉を閉めて「大成功」とホワイト。いや、閉じ込めてどうするんでしょうか。倒しましょうよ。しかし、ピアノ魔人は熱属性があるのか顔を灼熱化させて防火扉を溶かします。迫るピアノ魔人に屋上に退避するプリキュア。久々にジャンプ力をみました。
 ピアノ魔人は壁をよじ登って迫ってきます。結構怖いです。

 その頃、グラウンドではリレーが始まる寸前です。こちらには校内の戦闘が伝わっていないようです。結構派手な音はしていると思いますが競技に夢中で気付かないのかもしれません。

 ピアノ魔人に対抗するプリキュアですが、如何せんブラックが空腹のためにパワー不足です。庶民的なヒロインです。同じく飯を食べていないホワイトですがこちらは持つようです。ピアノ魔人の触手(ピアノの弦)に捕まってしまうプリキュア。ちょっとピンチです。

 その頃、グラウンドではリレーが今にも始まりそうです。心配する理奈達ですが、弓子は大丈夫と信じています。ラクロスの試合で慣れているのかもしれません。イザとなったら2役する気の弓子ですが、代走立てた方がいいと思います。
 スパイダーマンほどではありませんが、この「ヒーローやっているせいで日常に支障をきたす」という描写は好きです。ヒーローはメリットよりもデメリットの方が多いのです。特に日の目を浴びないヒーローは最低級の扱いです。周りの人達が離れていってしまいます。プリキュアはその辺を考慮してか、周りの人達は比較的寛大に描かれています。この寛大さがなぎさ達の普段の行動で裏打ちされた信頼感に変われば凄く面白くなると思いますが、流石にそこまでは余裕はないかな。

 ピンチのプリキュア。拷問を受けていますが口を割りません。熱攻撃に「あちち」と漏らすブラック。同じ頃、ポルンにも変化が訪れます。赤いお手玉を見たポルンは危機を察知。能力を発動させてブレスを飛ばします。やっぱこのカードが回転してスラッシュはカッコイイです。
 ブレスを装着した上に開放されるプリキュア。ホワイトの「プリキュアレインボーブレス!」と言ったときのポーズが促販的です。先週に引き続きポルンが現場にいない場合でもOKということをアピールします。しかも、ポルンが現場にいないので幹部がひとりなら発信源がバレにくいです。ただし、連携されるとポルンは無防備なので危険です。
 とりあえず瞬殺です。レギーネも撤退します。

⑦激走リレー
 リレーが始まっても戻らないなぎさに焦るチームとマドンナ。戦闘から戻ったなぎさが駆けつけます。リレーが始まる前から疾走です。マドンナはそれを見て面白くなってきたと嬉しそうです。こんなキャラだっけ?
 バトンを受け取り疾走するなぎさ。前方のマドンナに追随します。せり合うふたり。声援の中、先ほどのなぎさに気があるような男子が「ズキっときたぜ」とモノローグ。それは置いておいて、リレーはゴール。勝者はなぎさ(のチーム)です。なぎさはマドンナに「やった!」と肩を叩きます。納得がいかないのか「ありえない」となぎさを揺さぶるマドンナですが、なぎさの腹の音が聞こえてきます。腹ペコのあまり全力疾走したようです。目が点になるマドンナですが、「またいつか競い合いましょ」と去って行きます。何だかんだ言って、笑顔のマドンナです。知らず知らずになぎさに引っ掻き回されて角が取れたような感じです。
 ポルンを発見するメップルとミップル。「世話が焼ける」とメップルですがポルンはミップルに抱きついて甘えます。男のジェラシー全開のメップル。

 体育祭が終わり夕方。人気のない教室で遅い昼食をとるふたり。よほど腹を空かしたのか全力で食べるなぎさ。それに唖然とするほのかですが、食べないの?と言うが早いかほのかの弁当と取って食べるなぎさ。凄いがっつきです。呆然とするほのかですが微笑みます。ほのかのお弁当美味しいと食べまくるなぎさ。仲睦まじいです。ほのか今度からなぎさの弁当作ってきそうです(さなえさんが作っているのかもしれませんが)。
 音楽室。ピアノは元どおりです。

⑧次回予告
 10月10日はなぎさの誕生日です。恋の波乱でしょうか。ちなみに私は前日誕生日です。だからどうした?と言われればどうもありません。



○トピック
 マドンナの微妙な変化と次週への伏線の回でした。正直な話、今回はそんなに力点があるわけでもなく、前回の息抜きと次回へのタメと言った印象。なのであまり思いつくこともないので今回は流します。
 マドンナについては16話の時にプリキュアが何かしたわけでもないので、プリキュア(なぎさほのか)の影響でどうこう、と言うわけではないと思いますが、自意識過剰で負けず嫌いっぽい彼女がラクロス部エースで信頼厚いなぎさを放っておくのも考え難いので勝手に対抗意識燃やしているのでしょう。良くも悪くも人を惹きつける魅力がなぎさにはあります。マドンナの話はもう一回くらいあると面白くなりそうです。


○プリキュア大百科2
 内容的には「1」とほぼ同様。オマケ要素と設定の細かい部分の説明があるので「1」よりも充実しています。なぎさほのかの一人称日記で説明されています。ほのかのなぎさに対する気持ちが愛情すら感じられます。ただ、ほのかはさなえさんのことを「おばあちゃん」ではなく「おばあちゃま」と本編では呼称しているので整合はとって欲しかったです。あと、なぎさ父の名前「岳」ですが、「1」では「がく」と読んで「2」では「たかし」と読んでいますがどっちですか?
 ベルゼイ、レギーネ、ジュナの3人は元は人間であり種がとりついた人のようです。本名もそれぞれ結城玄武(ゆうきげんぶ)、小山翔子(こやましょうこ)、角澤竜一郎(かくざわりゅういちろう)というらしいです。本編の描写だとその辺は分りにくかったですがあまり重要ではないのでしょう。この部分について少し下の項で取り上げます。
 オマケ要素の誕生日占いは、なぎ・ほの・メポ・ミポ・ジャアクキング度に分れ相性月などがあるオーソドックスなものです。なぎさ達がそれぞれの月の占い結果について漫才コメントを入れているのが良い感じです。私は10月なのでなぎさ度が最も高いです。むう・・・ほのか度が欲しかった。しかし、恋人相性度ではほのか度が強い4月と相性が良いらしいのOKです(そういう問題か)。10月(なぎさ誕生月)と4月(ほのか誕生月)は双方共に友達相性ではなく恋人相性が良いのですが、何か違ってませんか?むしろこれがベストですか。


○背負いし運命
 3人組が元は人間だったということは別としても、前々からレギーネ嬢の態度がおどおどしていて変身する事に抵抗があるのでは?といった読みや、キリヤ編などで他の感想サイトでは「敵側の幹部の葛藤」や「プリキュアとの絡み」が期待されました。実際キリヤはそんな感じだったんですが、これについては個人的にはあまり深く突っ込まなくてもいいのかなと思っています。
 この手の話を深くやってしまうと敵側に話が集中することと、結果して「敵が人間性を持つ」ことでストレートにプリキュアと戦わせるのが難しくなります。かのキリヤ戦ではキリヤが自ら身を引くことで幕を閉じました。プリキュアが直接倒す事も確かに有りだったでしょうしドラマチックになったかもしれません(実際そういう声は他の感想サイトや掲示板では多かった)。しかし、それはプリキュアに完全な正当(正義というか、良い意味での立ち位置というか)性が持たせられなくなると思います。
 単純に書けば敵が人間に近づけば近づくだけプリキュアがその敵を倒した時の「殺人性」が増します。これはお子様番組的にはアウトだと思うのです。プリキュア的にもアウト。ピーサードを倒した時にほのかはショックを受けましたが、すぐにメップルとミップルがフォローしました。キリヤも直接手を下しませんでした。ドツクゾーンには相応の正当性がありますが関知(プリキュアに説明)しませんでした。これはプリキュアに負のイメージや感情を与えないためだと思います。確かに、それらを無視したり避けたりすることはドラマ性が軽くなってしまうし、ちょっと勿体無い気はします。また、負の感情であってもそれを背負って希望を見出すというのも燃えるシチュエーションです。しかし、個人的にはそれらを捨ててでも、プリキュアに正当性を持たせたいと思います。理由はただひとつ。なぎさとほのかは未来に希望と夢を持った少女達だからです。その娘達に死や負の感情を背負わせたくありません。彼女達には純粋に希望と夢を持ち続けて欲しいのです。それはイコール視聴者である子ども達へのメッセージでもあります。これはプリキュアという番組が持ち続けて欲しいスタンスです。
 三流のハッピーエンドなら一流の悲劇の方が良いと普段は思いますが、プリキュアは三流の(願わくば一流の)ハッピーエンドを迎えて欲しいものです。
[ 2013年05月21日 19:07 ] カテゴリ:ふたりはプリキュア | TB(0) | CM(-)
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