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第33話「Vゲット!心でつなぐ光のパスライン!!」

○今日の出来事
①心の傷
 ラクロスの練習に励むなぎさ達。いつものように志穂のパスを受けようとしますが、志穂はパスの直前過去の映像をフラッシュバック。それは前の試合でパスをミスしてしまいそれがキッカケで試合に負けてしまった記憶。そのトラウマが動きを鈍らせ練習でもミスをしてしまいます。
 注意しつつも心配する理奈ですが志穂は忘れた×3と愛嬌を振りまきます。が、理奈とちょっと口論になります。気にしていることは明らかです。

②ドツクゾーン
 ドツクゾーンで咆哮をあげるジャアクキング。やっぱり言葉がしゃべれないんじゃないかと心配になります。咆哮の衝撃で頬を震わす3人。ちょっと笑える光景です。何かべルゼイが企んでいる様な眼をしていたのは気のせいでしょうか。
 洋館に戻った3人。レギーネ嬢と角澤はジャアクキングの力に畏怖と畏敬の念を覚え、いち早いプリズムストーンの奪還を口にします。しかし、ベルゼイ老は独り「まあ、そう慌てる事もあるまい」と呟きます。ふむ、何やら含むものがあります。よもやジャアクキングに謀叛する気か?なかなか面白そうな人です。

③相棒
 部活帰りのなぎさと理奈はあかね女史のたこ焼き屋で間食。何気に珍しいツーショットです。なぎさ&ほのかの組み合わせしか見た事がありませんでした。志穂の話題になります。楽天的ななぎさに対して理奈はシビアに考えているようです。なぎさのように能力があるわけでもない理奈は努力によってレギュラーになったので、同じ境遇の志穂の気持ちが分かるようです。志穂が放課後残って練習していることを話します。気づいていなかったなぎさ。脇役は脇役の苦労があります。

④特訓。だが、しかし
 放課後自主トレに励む志穂。水道に置いたペットボトルを倒します。普通に凄いことをやってのけます。しかし、蛇口に当たって壊したりする可能性もあるので置き場所に注意です。
 科学部に残っていたほのかはその練習風景を見て微笑みます。「見守る」という立ち位置が似合う人です。家系でしょうか。立てたペットボトルを連続で倒す志穂。かなり凄いです。このコントロール力なら間違いなく大丈夫です。
 自主トレが終わり成果をあげた志穂は笑みを浮かべながら部室に戻りますが、扉の向こうで後輩達の声。最近の志穂のミスとチームの勝率を重ねた不満を漏らします。それを聞いた志穂は堪らず駆け出し去ってしまいました。
 電気も点けず自室にこもり落ち込む志穂。普段は明るくムードメーカーな人柄ですが、その実努力家で繊細な心を持っています。逆に言えばその繊細な心を守るために明るく(多少お調子者と言われかねないほど)振舞っている、とも言えます。こういう人は自分自身が周囲に悪影響を与えると知ってしまうとかなり精神的に苦痛のはずです。それはそれとして、志穂の苗字は「久保田」だったんですね。

⑤沈む心
 (多分)早朝。朝練のために登校する理奈。下駄箱で志穂と会ったので一緒に朝練に行こうと誘います。しかし、志穂は行かないと言います。自分がチームに迷惑をかけてしまうと疑心暗鬼です。気にするなと再度手を差し伸べ誘う理奈ですが、志穂は手を引っ込め拒絶します。なぎさとも理奈とも違い自分の力の無さを口にしどんどん疑心暗鬼に陥ります。そんな志穂の態度に理奈もカッとなって「もう辞めちゃえば」とつい口にしてしまいます。多分に自分が相談相手として役に立たない(相手にされない)という自責の念も入ってます。売り言葉に買い言葉ではありませんが志穂も「ええ、そうする!」と叫んでしまいます。ちなみにこの時のBGMは8話のあの時の曲と同じです。再現ですね。
 ちょうどすぐになぎさが来たので堪らず去っていく志穂。理奈の曇った顔が志穂の去った方向を見ます。野暮なことですが、この時の理奈の表情は「やってしまった・・・」というより「やってやった」という感じです。自重の念も含めた表情と言えばそうとも言えますが微妙です。
 朝練ということは時間帯は早朝のはず。特に用が無ければこんな時間に来ません。志穂が来ていたということは朝練に参加するつもりかもしくは悩みつつも来てしまったか。心境から言って後者。しかし、最も自分を知るであろう理奈と会ってしまったことによってバランスが崩れ、なおかつ理奈の言葉でさらに追い討ちとなった形でしょうか。

 授業中も沈む志穂と気にする理奈。放課後、屋上でほのかが理奈に声をかけます。珍しい光景です。今まで理奈→ほのかというパターンがメインでした。実際は結構遊んでいた(16話のマドンナの話の時に4人で遊んでいたので関係としては友人として確立されていると思われる)と思うので気にする必要は無いかな。できればそういうシーンを見たかったんですが、ほのか寄りの話になってしまいますね。ただでさえほのかイベントは多いですから(それはそれで良い)。飛ばしてもいいでしょう。
 理奈はほのかについ友達に思ってもみなかったことを言ってしまったことは無いか?と尋ねます。尋ねつつも内心は「無い」と返事が返ってくるものと考えていたのかほのかの「あるよ」という言葉に驚きます。それでどうしたの?と尋ねる理奈にほのかは「別にどうしたわけじゃないけど、相手も私と同じように言い過ぎたって後悔していたことが分ったの」「おかげで前よりも相手と分かり合えるようになった気がするわ」と答えます。
 段々ほのかがさなえさん化してきました。熟練の域ですかこの人。理奈がほのかに求めていたことは理性的な解もしくは答えそのものを期待していなかったと思われます。お世辞にもほのかはその手の話に縁があるようには思えないからです。しかし、実際にはほのかは「ある」と答え人情的に答えています。理奈的には「あの雪城さんが!?」って感じでしょうか。それはいいとして、ほのかが相談を持ちかけられた時にかの8話のシーンを連想したのは当然として、その経験を踏まえた上で答えているのは印象的です。また答え方も今までのようなああすれば良い、こうすれば良いと思うという答え方ではなく、自分の経験と解決したキッカケ、その後の関係を言うに留めました。観念ではなく経験を口にするのはそれまでのほのかからの明らかな変化ですね。こういう何気無いセリフ燃えるなぁ。

 なぎさマンション。信号機は赤です(よく使われるシーンですね)。毎度ダダをこねるポルンですが、突然コミューン形態になって、長老とコンタクトをとります。ジャアクキングが復活したことを知るなぎさ。前回のレギーネの言葉が証明されます。ちょっと落ち込むなぎさ。するとチャイム。志穂が尋ねてきます。
 部屋に入るも沈黙。それをやぶるようにポルンが「光の道が見えるポポ」と予知。処構わず発動されると面倒ですね。気にする志穂をごまかして話を振ります。意外と役に立ちます予知。志穂はラクロスを辞めると言い出します。理奈にも言われたからとも言いますがそれになぎさは反論します。連想するのはかの8話。人と場所は違えど心は同じ。なぎさとほのかにとってあの経験はお互いと自分を知る事になる大きな分岐点なのでした。自分が犯した過ちを再現しないためにも、たこ焼屋で理奈を話を聞いていたなぎさは理奈が本当はそんなことを思ってはいないと志穂に伝えます。しかし、志穂はチームが負けることになると別な方向から辞める口実を述べます。それに対してもなぎさは勝ち負けではなく仲間と一緒にやるから好きなのであり欠けては意味が無いと一生懸命に伝えます。健闘空しく帰ってしまう志穂。

⑥招かれざる客
 ラクロスの試合。試合前になぎさはほのかにジャアクキングが復活した事を伝えます。なぎさに声援を送るほのか。なぎさも志穂と理奈のためにも負けられないと口にします。そんななぎさに「大丈夫。なぎさならみんなの心を一つにできる」とほのか。凄い信頼感です。なぎさには人を引っ張れる力がある事を知っています。
 対するは御高具女子。懐かしい名です。志穂がかなり深刻なことになっていることを知る理奈。輪をかけるように教頭がガミガミ言います。無言で独り離れたところに立つ志穂。プレッシャー絶大です。志穂のためにも勝つとやる気のなぎさと理奈。志穂の悩みの一つとして自分がチームの足を引っ張っているという不安を払拭しなければなりません。
 御高具の面子を見る一同。その中に見慣れない顔がいます。翔子と呼ばれた少女がこぼれたボールを取りになぎさの元に来ます。・・・背高いっすね。っていうか×3あんたは中学生なのかと疑問がもたげます。いや、それ以前になぎさ気付けと。まあ、一度しかも短時間しか見てないので今一記憶が薄いのと髪型が奇抜になっているので翔子=レギーネと関連付けられないのでしょう。
 翔子(レギーネ嬢)に一緒に写真を撮ってくれとお願いされるなぎさ。チームメイトに冷やかされながらも写真を撮りについていきます。観客席にいたほのかはミップルの警戒になぎさの危機を感知します。

⑦変身しなくても凄いんです
 会場から外れたところで、「戦って欲しいんです」と小声でいうレギーネ嬢。小声なので聞き取れません。もう一度・・・って変身するレギーネ。何か大変なんだか面白い人なんだか。
 時間になっても現れないなぎさにチームも困惑。代打を立てます。辞退しようとする志穂ですが部長の弓子に先手を打たれて先発出場です。

 レギーネの連続攻撃をとこごとく回避防御するなぎさ。凄げぇ。変身後よりも凄いと思うのは気のせいでしょうか。プリキュアにならなくてもいい動きじゃない。とレギーネからお褒めの言葉。全くです。
 そんな危機的状況に駆けつけるほのか。ズサーっと地滑りながら現れます。この人もやっぱ凄いぞ。これは結果論に近いかもしれないですが、このシーンを見たときから何か予感がありました。
 メップルを手に持ちかぶりを振って全力投球するほのか。もう何か凄い描写です。それをラクロスの棒でキャッチするなぎさ。さしものほのかもコントロールは今一のようです。もしくはあまりの球速に素手でとるのは危険と判断したか。空中で一回転して着地したなぎさはメップルを手に取り手首のスナップでオープン。ほのかもそれに合わせてオープン。うあぁぁぁカッコイイ!!!何だこのシーンは!?「デュアルオーロラウェイブ」と叫ばずにそのまま「変身!」と言って変身できそうな勢いです。もう最高!何気に口上をあげて手を繋ぐ時にほのかが上着着ているパターン(袖がある)ですが、この手のものにはよくあるミスです。

 ジュナも参戦して2対2になります。抜け駆けとは、とジュナ。ふむ。
 試合の方は芳しくありません。相手にリードされています。志穂のミスが目立ちます。しかし、チームメイトは笑顔で返します。それがかえって辛い時もあります。
 試合のことが気になるブラックは構っている時間が無い!と憤りますが、ポルンを家に置いて来たためアイテムを使えません。結構ピンチです。しかし、ポルンは持ち前の予知能力によりプリキュアの危機を感知していました。叫びとともに発動する力。光の矢が閃光とともに放たれ遠く離れたプリキュア達の下に届きます。流石品切れ続出の9(略)。強い絆は遠く離れた友に力を貸せるのです。それがプリキュアです。ご都合主義とかいっちゃいけません。むしろ、現場にポルンがいなきゃダメという制限から開放されました。反面、ポルンがいなくてピンチ!という緊迫した展開は見込めないのですが(今回がそれか)。
 そのままレインボーストームを発動させるプリキュア。装着時の高速戦闘も見たいのですが今回は時間がありません。突き出した拳。一拍の間の後に放たれる虹色のエネルギー波。ノックバックするプリキュア。あっ、ここのノックバックシーン前と違います。足が浮いていて着地してノックバックなのは共通ですが、今回のは滞空時間が短めですぐに着地しています。どっちが良いかと言えば微妙な感じですが若干前の方が好きです。
 2人で耐えるジュナとレギーネですが、ジュナが撤退を口にして撤退します。意外と冷静です。レギーネは変身後はアグレッシブを通り越してバーサーカーな感じなので必然的に役割分担としてはそうなるのかもしれません。

⑧努力・友情・勝利!
 試合会場に戻るなぎさ。選手交代です。7話同様文句は言われません。VIP待遇なのです。なぎさの姿を見た志穂に安堵の表情。なぎさの存在が周りの士気を上げます。得点を入れて同点に持ち込みます。続いて理奈からパスを受け取った志穂はなぎさにパスを送ろうとしますが、またあの時の失敗が頭をよぎります。焦った志穂はまたしてもパスをミスってしまいます。しかし、今度は理奈がそれをフォローします。仲間のミスを仲間がフォローできるのが団体競技です。独りで戦っているわけではありません。
 理奈のパスを受け、再度なぎさにパスを送ろうとしますがまたもやよぎるあの失敗。その時の相手選手の笑み。体が硬直する志穂ですが、なぎさと理奈の声に正気を取り戻しパスを送ります。今度こそはとおるパス。なぎさのシュートの番ですが、敵に阻まれ不可、その時志穂へのパスのラインが見えます。おお、まさに光の道!シャイニングロード!(作品違う)
 パスを受け戸惑う志穂ですが、なぎさは志穂にできるよ!と声援。決意した志穂はシュートを決めます。あのコントロール力ならば問題ありません。逆転勝利です。
 ほのかも立ち上がって歓喜の声です。ほのか萌え(とりあえず言っときたい)。満面の笑みを浮かべ私って天才!?と調子に乗る志穂。その中に涙を流すチームメイトがいます。いつもの志穂だと漏らす理奈です。志穂も思わず目尻に涙を浮かべます。謝る理奈。ありがとうと志穂。志穂復活です。

 メップルと寝るポルン。そーいや居たなメップル。なぎさはポルンにお礼を述べます。光の道とはブレスだったのかパスラインだったのか。それはポルンのみが知ります。


⑨次回予告
 体育際!体操服!しかし、そんなことよりマドンナ(小田島)ですよ!一発キャラじゃなかったのね。
 ・・・真由は?(4話の人)
 ラストの志穂の笑顔は反則的な可愛さです。ほのかの次くらいですけど。そこは譲れません。

○トピック
 お話は言うまでも無く良かったです。志穂理奈に焦点を絞りつつもなぎさほのかの成長と関係の強さを見せた回でした。その辺の話は飛ばします。実のところ、他の感想サイトを見てしまった後なので書く事が無かったりします。普段は自分のを書いてから他のを読むのですが、今回は書くまでに間があったので読んじゃいました。そういうわけで、下手に書いても似てしまうか影響を受けた感想になるので、それでは独自性がないので細かい事は割愛します。概ね同じです。テーマ解釈である絆や友情・協力についてはみちたろ氏の「プリキュアをひそかに応援したい日記」(9月26日付のその2の方)を参照して下さい。全部書かれてました。私はプリキュアだけに絞っちゃうんでみちたろ氏の感想は視野が広くて参考になります。
 他の感想で気になったとことか私が思うところとか以下。

①作画
 一つ前の感想に作画とか気にしないと書いたそばから話題に乗せてしまいますが、今回の作画はクセがありました。というか、概ね不評。単発として見れば決して悪くは無いと思うのですが、前回前々回と続けて見ている人には少々戸惑う感じです。全体的に顔が長いんですが、きっと理奈に合わせたんでしょう(ここから妄想です)。理奈はもともと長めなのでそれを馴染ませるために他のキャラも一斉に長くして理奈をフォロー。例外は志穂とレギーネ嬢。志穂は理奈同様今回の主役なので丸顔で可愛さを強調。レギーネ嬢はよくわかりませんが、きっとスタッフのお気に入り。というとこで、主役の志穂理奈のために他の皆を変えた、と。丸顔の志穂がいる時点で丸く出来ないわけじゃないんだから、わざとっぽいんですよね。
 (ここから戻る)それとは別に、アクション的には個人的に変身前の動作がヒットしたのでむしろ好評です。ケレン味があるというか、わざと崩しているように思えます。勢いというか雰囲気を出しているかと。それが良いか悪いかと言えば、まあ、どっちでも良いんですけど。
 あと、作画って子どもは気にしませんね。自分の経験ですが、気にした覚えもないですし、実際子どもの頃に見たアニメを最近見た時に、結構作画が変わるなぁと感じましたが子どもの頃は全く気になりませんでした。子どもの会話で「昨日のプリキュアの作画おかしかったよね~」とかありえません。それはダメ大人が近くにいる証拠なのでそっちが問題です。気にするのは大きいお友達だけですね。となれば、多少作画に乱れがあっても、動き的に面白ろければ問題ないと思います。とはいえ、勿論作品イメージがあるので変わりすぎるのも問題なのである程度の標準値は確保した方がいいとも思います。クオリティを高めれば結果して作品の完成度も上がるので無視はできません。

②3人の動向
 志穂と理奈が友情を深め合った微笑ましい話の裏で、ドツクゾーン3人組はその反対の兆しを見せます。ベルゼイはなにやら腹心がある様子ですし、ジュナとレギーネはプリズムストーン奪取にご執心です。つまり段々「我」が出てきました。それ自体は悪いことではないのですが、この3人の場合は「我」同士が反発しそうな兆しです。前期の5人のような関係になりかねません。ジュナとレギーネの争いと裏で何かしそうなベルゼイ。虹の園で結ばれる絆とは正反対です。これはプリキュア完全勝利の伏線ですよ(妄想)。絆と思い遣る気持ちを力とするプリキュアに対し、本来ならば力を合わせれば対抗できる(コンビネーションは巧い)のに、協力しないことで負ける闇の図式。あまりにストレートなのでそのままやられるとアレですが、2、3工夫して見せて欲しいですね。
[ 2013年05月21日 19:06 ] カテゴリ:ふたりはプリキュア | TB(0) | CM(-)
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