第3話「2人目のプリキュアはやる気まんまんです!」
○今週の出来事
①プリキュア勧誘
幻想的な夜の花園。月明かりがふたりを照らします。助けてくれたお礼を言うブロッサム。相手の和服眼鏡は黙したまま近寄るとブロッサムを抱きしめます。てっ、手前なんてことを!女子中学生に抱きつくなんて、そんなうらや…もとい、なんて破廉恥な! 逮捕すべきです。でなければ、私の心の花を枯らして、ウラヤマシイヨー!と暴れてやる。
ブロッサムは顔を真っ赤にすると大胆すぎますー!とはね除けます。ピョ~ンと壁に叩きつけられるシプレとコフレ。つぼみは寝ぼけたまままだ早すぎます!と悶えています。ですよねー、早すぎますよねー(自分で言うけど俺逮捕されないのかな)。
目を覚まして妖精に衝撃的な夢を見たからと弁解するつぼみ。どんな夢?との問には「秘密です」と答えます。可愛いなこの娘。
窓のカーテンを開けるとえりかが挨拶します。ベランダに出ておはようございます、と丁寧に挨拶を返すつぼみ。えりかが登校する時間だよ、と言うとつぼみは慌てて身支度を調えます。それを見てイタズラ少年のように笑うえりか。きっと、急いで着替える無防備なつぼみを見て笑っているのです。流石えりか様。プリキュアはこうでなくてはいけない。
OPへ。前回はアバンがありませんでしたが、変則的なんでしょうか。
登校。つぼみの鞄には変身でシュシュっとするやつ(ココロパフューム)が付けられています。えりかはえつぼみに振り向くとアドバイス受け入れてくれたんだ、と言います。つぼみは髪の毛をふたつに結んで、……私は重大なそしてとても悲しいことを言わねばなりません、眼鏡を…眼鏡をかけていないのです。つぼみは性格を変えるには形から変えるのも有りかな、と答えます。えりかは指でフレームを作ってつぼみの顔を見ます。その方がイケてるよ、と誉めます。
違うぞ! 間違っているぞ! えりか! 根本的に間違っている。大不正解! 眼鏡がある方が可愛いだろ! 絶対に! 眼鏡を外すなんてそんなの絶対間違ってる! 眼鏡っ娘から眼鏡とったら何も残らないだろ! 存在意義なくしてどうするんだ! 眼鏡っ娘の眼鏡は言わば聖域、神聖にして(一部の)人類の願いと希望が詰まった神器! でも、つぼみは眼鏡なくても可愛いので許す。たまに眼鏡をかけてくれると(一部の)人類は救われます。
チャイムが鳴ったのでつぼみは「えりかさん急ぎましょう」と促します。呼び方にクレームを付けるえりか。今度さん付けしたら牛乳をおごって貰う、と言います。読めたぞ、これは間違いない。えりかは発育に悩んでる。きっとつぼみの方が発育が良い。私の脳内決議が下されました。ハートキャッチ、色んな意味で私の心を掴んでいきます。
「分かりましたえりかさん」と思わず言ってしまってから口を塞ぐつぼみ。セーフ!とえりか。笑いながら玄関に向かいます。面白い子達です。
お昼。屋上で街を見下ろしながら食べるお弁当は最高、とえりかはつぼみを誘います。気持ちいいですね~と目を輝かせて感嘆の声をあげるつぼみ。その様子にえりかは満足します。
お弁当を食べようとしたときに、えりかは最近変な夢を見ると話します。プリキュアなんちゃらがやられちゃう夢。その言葉にキュアムーンライトですか?とつぼみが答えるとえりかは相づちを打ちます。
つぼみのお弁当袋から妖精が顔を出します。なにそのドッキリ。つぼみもビックリですがえりかもぬいぐるみがしゃべったとビックリ。私のお弁当は?との問いにそんなことより大事なことがある!と軽くスルーするシプレとコフレ。美味しく食べましたと解釈して良いようです。
シプレはえりかを指さしてプリキュアになる資格があると言います。状況が分からないえりかはつぼみを睨んで答えを求めます。心の大樹を守る妖精のシプレとコフレ。「へー、妖精なんだ」納得するえりか。…順応早ぇー。ある意味リアリスト。
「心の大樹」と聞いて夢の中にも出ていたとつぶやくえりかにつぼみは気を失っていたときに見た夢は現実で、キュアブロッサムは自分だと明かします。「マジ?」「マジです」この子達会話面白いな。
早速コフレはパートナーになって、と誘います。えりかもブロッサムの姿を思い出して衣装が可愛かったと妄想モード。どうやら可愛い、というのが彼女的に重要らしい。視聴者の女児とその辺共感できる部分です。
屋上の扉が開きます。とっさに妖精を隠すつぼみ。部下を従えて少年が姿を現します。「生徒会長」と言うえりか。白い学生服、とベタな生徒会長です。来海さん、とえりかを呼んでファッション部の部員名簿が出ていないと言います。部費に関わります。美少年である生徒会長につぼみは好感を抱きます。素敵な方、と頬を赤らめます。理事長の孫だと言うえりか。えりかは生徒会長に興味はなさそうです。分かってます。えりかが興味あるのは誰かなんて分かってます。
そんなことよりプリキュアになって、とまた出てくるコフレ達。プリキュア優先です。プリキュアいいな~と言いつつもそれどころではない、とお弁当を片付けてつぼみの手を引っ張っていきます。何かやることがあるようです。
コフレ達はキュアフラワーに相談する、とつぼみのお婆ちゃんのところへ向かいます。
あからさまに悪い奴のアジト的な光景。1話の冒頭で登場した仮面の男(サバーク博士)はプリキュアが現われたとサソリーナから報告を受けます。
いきなり現われたので不覚をとった、と弁解するサソリーナ。後ろに雑魚戦闘員が立っています。OPでもお馴染みですが、今作では雑魚戦闘員がいるようです。サバーク博士の椅子の隣にはこれまた1話で見たダークプリキュアが居ます。公式設定によると幹部より格上らしい。
心の種を集められたら厄介なことになるな、と言う博士にサソリーナは安請け合いします。
②ファッション部勧誘
「ファッション部」ののぼりとハチマキを身につけてつぼみとえりかは一年生のクラスを訪れます。えりかは臆することなくハッキリとファッション部への勧誘を行います。これはこれで凄い胆力です。ファッション部に入ればセンスが磨かれてトレンドの服も自分で作れるとPR。しかし一年生達の反応は鈍く関心が無いようです。えりかはつぼみに何か言ってと指示します。つぼみは小声でよろしくおねがいしま~す、と頼りなさ気。もっと大きな声で!と喝が入ります。改めてお願いします!とふたりで言いますが、やはり反応は鈍い。正直な話、よく分からない部です。美味しいお茶やコーヒーを飲む部とかの方が分かりやすい。つぼみやえりかとおしゃべりできる部だったら私は即入部届けを出します。ところで、とても重要なことなんですが、この学校の女の子の制服はワンピース型で、スカートが短いため太もも見放題です。テーブル要らないので、椅子並べて対面しながらお話したい。
個別訪問に切り替えて入部届けを一人一人に渡していきます。やっぱり反応が悪い。次のクラスへ行きましょう、と促すつぼみをえりかは制して一人の女子生徒に話しかけます。
サッカーを見つめる少女。勧誘するとそんな軟弱な部に入りたくありません、とにべもない。流石にそれにはカチンとくるえりか。つぼみが押して場を去ります。去っていくのを見届けると少女は深いため息を漏らします。なにかお困りなことがありそうです。
下校時間。成果は上がらず一人も入部者はいなかったようです。明日から作戦を変えようとまだまだやる気のえりか。実家の店のカッコイイ服を着て勧誘する作戦のようです。
会話を遮るかのように大きな声。ふたりが声のする方を見ると、サッカー部員に入部を頼んでいるさきほどの少女が居ます。しかし練習の邪魔、と門前払いされます。
失意の少女にえりかはサッカーなんかやめてファッション部入ろう、とストレート。この娘、こういう言い方さえ気をつければもう少し人望も集まると思うのだが。案の定、少女はサッカー部”なんか”なんて言わないでください、ファッション部”なんか”入りたくない、と返します。そっちこそ”なんか”ってなによ!と憤慨するえりか。自分が蒔いた種です。人によって物事の優先度は違う。自分にとって優先順位が低くても他者にとっては優先順位が高いことがあり、その逆も然り。見方を変えればその人が何にこだわって、何を軽んじているかで価値観や考え方を類推することができる。さらに読み込めればその人の本質的な人間性を知ることも出来る。そこまでその人に興味があったらの話だけど。好き嫌い、モノの優先順位はその人間の本質的欲求から端を発している、と今思いつきで書いてみました。
少女は目尻に涙を溜めてえりかをにらみ返します。その様子に息を飲むえりかとつぼみ。涙を隠すように拭いながら少女は走り去っていきます。
③私の心は燃えている
河川敷。ジャージ姿で少女は何故女の子はサッカーができないのか、自分がどれだけサッカー好きなのか知らないクセに、とこぼします。憤りをぶつけるようにボールを蹴ります。
サソリーナが少女を透視すると花が萎れています。サソリーナは目を付けます。
対岸では小学生達が男女混じってサッカーに興じています。それを見て一層不満を持つ少女。中学生の女の子はサッカーが出来ない、プリキュアは出来るのに。確かに不合理です。
サッカーボールをキャッチするサソリーナ。早速花を取り出します。丁度とおりかかったシプレ達が現場を目撃。少女が封じられた玉は例によって不要なので捨てられます。デザトリアン召喚。サッカーボールが原型のはずですが、何故かボクシングのような構え。待て、どういう繋がりなんだ。
サソリーナ達が去った後、コフレが玉を回収します。
デザトリアンは川を飛び石のように跳ねていきます。サソリーナも軽やかに水上を跳ねます。カッコイイ。
つぼみは部員集め手伝うからプリキュアになって、と交換条件で頼みます。それとこれとは違うでしょ、と至極常識的な返答をするえりか。こういうときは普通の反応かよ。
すると、小学生達が謎の物体(デザトリアン)に追われているのを目撃。
何?とえりかが戸惑っていると妖精達が合流。先ほどの少女、名前はさやかの玉を見せます。
合点承知、とばかりに早速つぼみはパフュームを手に取ります。この娘は内気だけど芯は強いタイプですね。自動的に袋は無くなり準備OK。話についていけないえりかは、ポカ~ンとその様子を見ます。
変身。
目の前でプリキュアの姿を見てえりかは超キュート、可愛い~と大はしゃぎ。こういう目線でプリキュアを評したのはこの娘が初めてだろうなぁ(フレッシュで小さい女の子がプリキュアに憧れる話しはありましたがあれはヒーロー目線)。今やプリキュアは人々を助け、可愛いと憧られる存在。当たり前に思えるけど、それを作中で出来るようになったのが6年目のフレッシュ、ハートキャッチはそれを継いでいますね。
デザトリアンは小学生達に女の子というだけでサッカー部に入れないなんて酷―い!と叫びます。そんなこと言われても…と至極当然なリアクションの小学生。どうみても八つ当たりです。タノシクサッカーヲスルンジャナイワヨー、と襲いかかってきます。こういう本来は身内なのに身内に不満をぶつけて足を引っ張る類の人は激しく邪魔です。
ブロッサムが間に入って攻撃を防ぎます。小学生達を逃がします。デザトリアンはボール形態になって転がってきます。回避。川に立っていたサソリーナの近くを旋回。跳ねた水がサソリーナの近くに散ります。不服そうな表情。デザトリアンは川から浮かんでなお不満を叫び続けます。身体についた水がこぼれるにしては大量の水。どうやら泣いているようです。
そんなデザトリアンをサソリーナはサッカーなんて独りで出来るでしょ、ちっちゃな悩みね、と軽んじます。
ちっちゃくありません!と毅然と返すブロッサム。カッコイイBGMがかかります。今週も堪忍袋の緒が切れます。どうやら熱血型主人公らしい。
デザトリアンが攻撃してきます。ワータシノークーヤシイオモイヲアジワウガイーイー、と特徴的なイントネーションで叫ぶデザトリアン。良い仕事しすぎです。
シプレがサーチすると心の花が枯れかかっています。えりかに説明。えりかはつぼみがみんなのために戦っていると理解します。拳を握りしめてプリキュアをやると言うえりか。
「私だってみんなの心を守りたいもん!」
コフレのパフュームが反応します。
追い詰められるブロッサム。追撃を行おうとするサソリーナをそうはさせない!と制するえりか。サソリーナの問いに堂々と答えます。
「私は来海えりか。二人目のプリキュアよ!」
その見栄切りカッコイイ。変身。これはいかん。可愛すぎる。頭をグリグリするところから始まって、所々のいたずらっ子のような笑み、キュートな仕草、ビシっとした決め、着地するときの回転、どれをとっても隙が無い。変身シーンだけでもエンドレスリピートしても良いと思える完成度。めっちゃ私好み。
「海風に揺れる一輪の花! キュアマリン!」
普通に名前叫んだー!? 何故教えてもいないのに変身できるのかとコフレが尋ねると、夢で見ていたし名前は今朝頼まれたときから考えていたと言います。順応早ぇーー。この娘、もしかして出来る子!?
とおっ!とかけ声で宙に躍り出るとくるりと回転してブロッサムの前に着地。プリキュアパワーの制御も出来ています。ちなみに、ブロッサムの太ももが素敵。
ここは私に任せて休んでいて、とブロッサムを気遣います。言い方を変えると、私タイムだから邪魔しないで。
かかってきなさい!と指さして挑むマリン。初陣とは思えない堂々とした態度。やる気まんまんです。
デザトリアンはシュツルム・ウント・ドランク(詳細はGガンダムを参照されたし)を使ってきます。先ほどもブロッサムが苦戦した技です。しかしマリンは同じ手は通じない、と頭上から攻撃。デザトリアンはガードして攻撃の手を止めます。マリンさん、マジ強い。3回目の実戦のブロッサムを凌駕する勢い。
ガードの上からどんどん攻めていくマリン。
「マリーン!シュート!」
えー!? 何その技!? タクト以外に技使えたの!? っていうか、ブロッサムの立場全く無いんですけど。本当に初陣ですかこの子。マリンは力と技の戦士。ブロッサムは…え~っと、眼鏡をかければ良いと思うよ。
必殺技発動。当然了解済み。なんというテンポの良さ。
「集まれ花のパワー! マリンタクト!」
「花よきらめけ!プリキュア!ブルーフォルテウェーブ!」
両手持ちで大上段から振り下ろすのカッコイイ。その後の回すシーンを見ると妙にツボに入るんですが。タクトを買って貰えないお友達はマニ車を回そう(罰当たりです。っていうか一般家庭にマニ車なんてありません)。
注:マニ車とはチベット仏教の宗教用具で、中に経文を書いた紙が入っていて回した数だけお経を唱えたことになる便利アイテムです。
デザトリアンを浄化。サソリーナは戦意を失っていませんが、これ以上出番と活躍を持って行かれては主役の沽券に関わる!とブロッサムが出てきます。
お互いに顔を見合わせるプリキュア。こういうのはやっぱりカッコイイ。指を揃えて私達が相手よ!とふたりはプリキュア状態。ちゃっかり妖精も画面に入っています。ハートキャッチレベル高ぇ。
さやかを解放します。
さやかは夢を見ていたと言います。自分がサッカーボールの怪物になって暴れる夢。間違っていたと言うさやか。中学になってサッカーが出来ないと思い込んでヤケになっていたと自戒します。サッカー好きなんでしょ?と声をかけるつぼみ。さやかは相づちを打ちながら女子サッカー部を作ると目標を立てます。
わだかまっていた心の霧が晴れたようにさやかは目を輝かせて走っていきます。
ポインセチアの花言葉は「私の心は燃えている」、さやかさんは素敵な女子サッカー選手にきっとなれると後ろ姿を見送りながらつぼみは言います。
コフレが心の種を出します。
帰り道。えりかは人形を取り出してつぼみに渡します。綺麗に直されています。お礼を言うつぼみ。
するとマコちゃん、と女の子がやってきます。どうやら人形の持ち主らしい。母親が昨日公園でなくしてしまったと説明します。つぼみは人形が怪我をしていたのでこのお姉ちゃんが直してくれたと言います。女の子は母親の後ろに隠れてしまいますが、お礼を言う母は娘にお礼を言いなさいと促します。ありがとう、とお礼を言う女の子にえりかはどういたしまして、と返します。良いことしたあとは気持ちがいいよね、とスッキリ。
つぼみはふたりでプリキュアを頑張ろう!と声をかけます。えりかは部員集めもね!と返します。
ふたりは手を繋ぎながらえりかお勧めのクレープ屋へと向かいます。
④次回予告
解散に河川敷は鉄板。
○トピック
テンポ早ぇー。マリン=出来る子、ブロッサム=出来ない子。マリンがブロッサムの分まで人気持って行くんじゃないかというほど弾けまくり。切り札は眼鏡。しかし巧妙なえりかはそれさえも封じる。失意のつぼみをえりかは優しく慰めるのだった。
という妄想で私の心の花が育ちそうです。ちなみに発育はつぼみの方が良い。それにちょっとした嫉妬と羨望を覚えるえりかはことあるごとにサイズを計ると称してつぼみを見まくる。この1年も楽しめそうです。
テンポは早いけど重要な部分はちゃんとやっているあたりはプリキュアらしい(脚本的にはおジャ魔女の人なので安定度は高い)。
心の種に関しては、夢で見ていることが上手く機能しています。デザトリアンの暴走はある種の発散であり、自覚でもあるんですね。自分の姿を客観的に見ることで冷静さを取り戻して適切な選択肢を選べるように促されています。この点においてやはりプリキュアは何の役にも立ちません。自分の問題は自分で解決しなければいけない。プリキュアは単に暴走を止めるとかしかできない。せいぜいキッカケを作れるだけ。それだけで十分。
プリキュアをやることで自分の意志を実際に行動に移していけるつぼみと、人を守ることを通じて視野を広げていけるえりかの様子は面白いところです。ラストの人形の話もそうですが、えりかはちゃんと彼女に出来ることがあって、それは小さなことだけど他者に認められる立派なことです。イメチェンをつぼみが受け入れたことでつぼみが変わっていくキッカケを持つように、同じくえりかも人に認めて貰って自分を自分で認めていけるキッカケを持ちます。ファッション部、プリキュアと同じ目標を持ちながらお互いに抱える異なった弱点を克服していく。
己が抱く不満や嫉妬を自覚したり、認めて貰うことで解消していくのがこの物語の基本ラインなのでしょう。成長物語として王道かつプリキュア的でもあります。そして何より大切なことは、その物語を進む彼女達が真っ直ぐで正直なこと。
今回もプリキュアの女の子が好きになれると思います。その子達の物語が何を見せてくれるのか楽しみです。
そんなわけで、不純な気持ちをちょっとだけ(?)含んでハートキャッチを見ていきます。
①プリキュア勧誘
幻想的な夜の花園。月明かりがふたりを照らします。助けてくれたお礼を言うブロッサム。相手の和服眼鏡は黙したまま近寄るとブロッサムを抱きしめます。てっ、手前なんてことを!女子中学生に抱きつくなんて、そんなうらや…もとい、なんて破廉恥な! 逮捕すべきです。でなければ、私の心の花を枯らして、ウラヤマシイヨー!と暴れてやる。
ブロッサムは顔を真っ赤にすると大胆すぎますー!とはね除けます。ピョ~ンと壁に叩きつけられるシプレとコフレ。つぼみは寝ぼけたまままだ早すぎます!と悶えています。ですよねー、早すぎますよねー(自分で言うけど俺逮捕されないのかな)。
目を覚まして妖精に衝撃的な夢を見たからと弁解するつぼみ。どんな夢?との問には「秘密です」と答えます。可愛いなこの娘。
窓のカーテンを開けるとえりかが挨拶します。ベランダに出ておはようございます、と丁寧に挨拶を返すつぼみ。えりかが登校する時間だよ、と言うとつぼみは慌てて身支度を調えます。それを見てイタズラ少年のように笑うえりか。きっと、急いで着替える無防備なつぼみを見て笑っているのです。流石えりか様。プリキュアはこうでなくてはいけない。
OPへ。前回はアバンがありませんでしたが、変則的なんでしょうか。
登校。つぼみの鞄には変身でシュシュっとするやつ(ココロパフューム)が付けられています。えりかはえつぼみに振り向くとアドバイス受け入れてくれたんだ、と言います。つぼみは髪の毛をふたつに結んで、……私は重大なそしてとても悲しいことを言わねばなりません、眼鏡を…眼鏡をかけていないのです。つぼみは性格を変えるには形から変えるのも有りかな、と答えます。えりかは指でフレームを作ってつぼみの顔を見ます。その方がイケてるよ、と誉めます。
違うぞ! 間違っているぞ! えりか! 根本的に間違っている。大不正解! 眼鏡がある方が可愛いだろ! 絶対に! 眼鏡を外すなんてそんなの絶対間違ってる! 眼鏡っ娘から眼鏡とったら何も残らないだろ! 存在意義なくしてどうするんだ! 眼鏡っ娘の眼鏡は言わば聖域、神聖にして(一部の)人類の願いと希望が詰まった神器! でも、つぼみは眼鏡なくても可愛いので許す。たまに眼鏡をかけてくれると(一部の)人類は救われます。
チャイムが鳴ったのでつぼみは「えりかさん急ぎましょう」と促します。呼び方にクレームを付けるえりか。今度さん付けしたら牛乳をおごって貰う、と言います。読めたぞ、これは間違いない。えりかは発育に悩んでる。きっとつぼみの方が発育が良い。私の脳内決議が下されました。ハートキャッチ、色んな意味で私の心を掴んでいきます。
「分かりましたえりかさん」と思わず言ってしまってから口を塞ぐつぼみ。セーフ!とえりか。笑いながら玄関に向かいます。面白い子達です。
お昼。屋上で街を見下ろしながら食べるお弁当は最高、とえりかはつぼみを誘います。気持ちいいですね~と目を輝かせて感嘆の声をあげるつぼみ。その様子にえりかは満足します。
お弁当を食べようとしたときに、えりかは最近変な夢を見ると話します。プリキュアなんちゃらがやられちゃう夢。その言葉にキュアムーンライトですか?とつぼみが答えるとえりかは相づちを打ちます。
つぼみのお弁当袋から妖精が顔を出します。なにそのドッキリ。つぼみもビックリですがえりかもぬいぐるみがしゃべったとビックリ。私のお弁当は?との問いにそんなことより大事なことがある!と軽くスルーするシプレとコフレ。美味しく食べましたと解釈して良いようです。
シプレはえりかを指さしてプリキュアになる資格があると言います。状況が分からないえりかはつぼみを睨んで答えを求めます。心の大樹を守る妖精のシプレとコフレ。「へー、妖精なんだ」納得するえりか。…順応早ぇー。ある意味リアリスト。
「心の大樹」と聞いて夢の中にも出ていたとつぶやくえりかにつぼみは気を失っていたときに見た夢は現実で、キュアブロッサムは自分だと明かします。「マジ?」「マジです」この子達会話面白いな。
早速コフレはパートナーになって、と誘います。えりかもブロッサムの姿を思い出して衣装が可愛かったと妄想モード。どうやら可愛い、というのが彼女的に重要らしい。視聴者の女児とその辺共感できる部分です。
屋上の扉が開きます。とっさに妖精を隠すつぼみ。部下を従えて少年が姿を現します。「生徒会長」と言うえりか。白い学生服、とベタな生徒会長です。来海さん、とえりかを呼んでファッション部の部員名簿が出ていないと言います。部費に関わります。美少年である生徒会長につぼみは好感を抱きます。素敵な方、と頬を赤らめます。理事長の孫だと言うえりか。えりかは生徒会長に興味はなさそうです。分かってます。えりかが興味あるのは誰かなんて分かってます。
そんなことよりプリキュアになって、とまた出てくるコフレ達。プリキュア優先です。プリキュアいいな~と言いつつもそれどころではない、とお弁当を片付けてつぼみの手を引っ張っていきます。何かやることがあるようです。
コフレ達はキュアフラワーに相談する、とつぼみのお婆ちゃんのところへ向かいます。
あからさまに悪い奴のアジト的な光景。1話の冒頭で登場した仮面の男(サバーク博士)はプリキュアが現われたとサソリーナから報告を受けます。
いきなり現われたので不覚をとった、と弁解するサソリーナ。後ろに雑魚戦闘員が立っています。OPでもお馴染みですが、今作では雑魚戦闘員がいるようです。サバーク博士の椅子の隣にはこれまた1話で見たダークプリキュアが居ます。公式設定によると幹部より格上らしい。
心の種を集められたら厄介なことになるな、と言う博士にサソリーナは安請け合いします。
②ファッション部勧誘
「ファッション部」ののぼりとハチマキを身につけてつぼみとえりかは一年生のクラスを訪れます。えりかは臆することなくハッキリとファッション部への勧誘を行います。これはこれで凄い胆力です。ファッション部に入ればセンスが磨かれてトレンドの服も自分で作れるとPR。しかし一年生達の反応は鈍く関心が無いようです。えりかはつぼみに何か言ってと指示します。つぼみは小声でよろしくおねがいしま~す、と頼りなさ気。もっと大きな声で!と喝が入ります。改めてお願いします!とふたりで言いますが、やはり反応は鈍い。正直な話、よく分からない部です。美味しいお茶やコーヒーを飲む部とかの方が分かりやすい。つぼみやえりかとおしゃべりできる部だったら私は即入部届けを出します。ところで、とても重要なことなんですが、この学校の女の子の制服はワンピース型で、スカートが短いため太もも見放題です。テーブル要らないので、椅子並べて対面しながらお話したい。
個別訪問に切り替えて入部届けを一人一人に渡していきます。やっぱり反応が悪い。次のクラスへ行きましょう、と促すつぼみをえりかは制して一人の女子生徒に話しかけます。
サッカーを見つめる少女。勧誘するとそんな軟弱な部に入りたくありません、とにべもない。流石にそれにはカチンとくるえりか。つぼみが押して場を去ります。去っていくのを見届けると少女は深いため息を漏らします。なにかお困りなことがありそうです。
下校時間。成果は上がらず一人も入部者はいなかったようです。明日から作戦を変えようとまだまだやる気のえりか。実家の店のカッコイイ服を着て勧誘する作戦のようです。
会話を遮るかのように大きな声。ふたりが声のする方を見ると、サッカー部員に入部を頼んでいるさきほどの少女が居ます。しかし練習の邪魔、と門前払いされます。
失意の少女にえりかはサッカーなんかやめてファッション部入ろう、とストレート。この娘、こういう言い方さえ気をつければもう少し人望も集まると思うのだが。案の定、少女はサッカー部”なんか”なんて言わないでください、ファッション部”なんか”入りたくない、と返します。そっちこそ”なんか”ってなによ!と憤慨するえりか。自分が蒔いた種です。人によって物事の優先度は違う。自分にとって優先順位が低くても他者にとっては優先順位が高いことがあり、その逆も然り。見方を変えればその人が何にこだわって、何を軽んじているかで価値観や考え方を類推することができる。さらに読み込めればその人の本質的な人間性を知ることも出来る。そこまでその人に興味があったらの話だけど。好き嫌い、モノの優先順位はその人間の本質的欲求から端を発している、と今思いつきで書いてみました。
少女は目尻に涙を溜めてえりかをにらみ返します。その様子に息を飲むえりかとつぼみ。涙を隠すように拭いながら少女は走り去っていきます。
③私の心は燃えている
河川敷。ジャージ姿で少女は何故女の子はサッカーができないのか、自分がどれだけサッカー好きなのか知らないクセに、とこぼします。憤りをぶつけるようにボールを蹴ります。
サソリーナが少女を透視すると花が萎れています。サソリーナは目を付けます。
対岸では小学生達が男女混じってサッカーに興じています。それを見て一層不満を持つ少女。中学生の女の子はサッカーが出来ない、プリキュアは出来るのに。確かに不合理です。
サッカーボールをキャッチするサソリーナ。早速花を取り出します。丁度とおりかかったシプレ達が現場を目撃。少女が封じられた玉は例によって不要なので捨てられます。デザトリアン召喚。サッカーボールが原型のはずですが、何故かボクシングのような構え。待て、どういう繋がりなんだ。
サソリーナ達が去った後、コフレが玉を回収します。
デザトリアンは川を飛び石のように跳ねていきます。サソリーナも軽やかに水上を跳ねます。カッコイイ。
つぼみは部員集め手伝うからプリキュアになって、と交換条件で頼みます。それとこれとは違うでしょ、と至極常識的な返答をするえりか。こういうときは普通の反応かよ。
すると、小学生達が謎の物体(デザトリアン)に追われているのを目撃。
何?とえりかが戸惑っていると妖精達が合流。先ほどの少女、名前はさやかの玉を見せます。
合点承知、とばかりに早速つぼみはパフュームを手に取ります。この娘は内気だけど芯は強いタイプですね。自動的に袋は無くなり準備OK。話についていけないえりかは、ポカ~ンとその様子を見ます。
変身。
目の前でプリキュアの姿を見てえりかは超キュート、可愛い~と大はしゃぎ。こういう目線でプリキュアを評したのはこの娘が初めてだろうなぁ(フレッシュで小さい女の子がプリキュアに憧れる話しはありましたがあれはヒーロー目線)。今やプリキュアは人々を助け、可愛いと憧られる存在。当たり前に思えるけど、それを作中で出来るようになったのが6年目のフレッシュ、ハートキャッチはそれを継いでいますね。
デザトリアンは小学生達に女の子というだけでサッカー部に入れないなんて酷―い!と叫びます。そんなこと言われても…と至極当然なリアクションの小学生。どうみても八つ当たりです。タノシクサッカーヲスルンジャナイワヨー、と襲いかかってきます。こういう本来は身内なのに身内に不満をぶつけて足を引っ張る類の人は激しく邪魔です。
ブロッサムが間に入って攻撃を防ぎます。小学生達を逃がします。デザトリアンはボール形態になって転がってきます。回避。川に立っていたサソリーナの近くを旋回。跳ねた水がサソリーナの近くに散ります。不服そうな表情。デザトリアンは川から浮かんでなお不満を叫び続けます。身体についた水がこぼれるにしては大量の水。どうやら泣いているようです。
そんなデザトリアンをサソリーナはサッカーなんて独りで出来るでしょ、ちっちゃな悩みね、と軽んじます。
ちっちゃくありません!と毅然と返すブロッサム。カッコイイBGMがかかります。今週も堪忍袋の緒が切れます。どうやら熱血型主人公らしい。
デザトリアンが攻撃してきます。ワータシノークーヤシイオモイヲアジワウガイーイー、と特徴的なイントネーションで叫ぶデザトリアン。良い仕事しすぎです。
シプレがサーチすると心の花が枯れかかっています。えりかに説明。えりかはつぼみがみんなのために戦っていると理解します。拳を握りしめてプリキュアをやると言うえりか。
「私だってみんなの心を守りたいもん!」
コフレのパフュームが反応します。
追い詰められるブロッサム。追撃を行おうとするサソリーナをそうはさせない!と制するえりか。サソリーナの問いに堂々と答えます。
「私は来海えりか。二人目のプリキュアよ!」
その見栄切りカッコイイ。変身。これはいかん。可愛すぎる。頭をグリグリするところから始まって、所々のいたずらっ子のような笑み、キュートな仕草、ビシっとした決め、着地するときの回転、どれをとっても隙が無い。変身シーンだけでもエンドレスリピートしても良いと思える完成度。めっちゃ私好み。
「海風に揺れる一輪の花! キュアマリン!」
普通に名前叫んだー!? 何故教えてもいないのに変身できるのかとコフレが尋ねると、夢で見ていたし名前は今朝頼まれたときから考えていたと言います。順応早ぇーー。この娘、もしかして出来る子!?
とおっ!とかけ声で宙に躍り出るとくるりと回転してブロッサムの前に着地。プリキュアパワーの制御も出来ています。ちなみに、ブロッサムの太ももが素敵。
ここは私に任せて休んでいて、とブロッサムを気遣います。言い方を変えると、私タイムだから邪魔しないで。
かかってきなさい!と指さして挑むマリン。初陣とは思えない堂々とした態度。やる気まんまんです。
デザトリアンはシュツルム・ウント・ドランク(詳細はGガンダムを参照されたし)を使ってきます。先ほどもブロッサムが苦戦した技です。しかしマリンは同じ手は通じない、と頭上から攻撃。デザトリアンはガードして攻撃の手を止めます。マリンさん、マジ強い。3回目の実戦のブロッサムを凌駕する勢い。
ガードの上からどんどん攻めていくマリン。
「マリーン!シュート!」
えー!? 何その技!? タクト以外に技使えたの!? っていうか、ブロッサムの立場全く無いんですけど。本当に初陣ですかこの子。マリンは力と技の戦士。ブロッサムは…え~っと、眼鏡をかければ良いと思うよ。
必殺技発動。当然了解済み。なんというテンポの良さ。
「集まれ花のパワー! マリンタクト!」
「花よきらめけ!プリキュア!ブルーフォルテウェーブ!」
両手持ちで大上段から振り下ろすのカッコイイ。その後の回すシーンを見ると妙にツボに入るんですが。タクトを買って貰えないお友達はマニ車を回そう(罰当たりです。っていうか一般家庭にマニ車なんてありません)。
注:マニ車とはチベット仏教の宗教用具で、中に経文を書いた紙が入っていて回した数だけお経を唱えたことになる便利アイテムです。
デザトリアンを浄化。サソリーナは戦意を失っていませんが、これ以上出番と活躍を持って行かれては主役の沽券に関わる!とブロッサムが出てきます。
お互いに顔を見合わせるプリキュア。こういうのはやっぱりカッコイイ。指を揃えて私達が相手よ!とふたりはプリキュア状態。ちゃっかり妖精も画面に入っています。ハートキャッチレベル高ぇ。
さやかを解放します。
さやかは夢を見ていたと言います。自分がサッカーボールの怪物になって暴れる夢。間違っていたと言うさやか。中学になってサッカーが出来ないと思い込んでヤケになっていたと自戒します。サッカー好きなんでしょ?と声をかけるつぼみ。さやかは相づちを打ちながら女子サッカー部を作ると目標を立てます。
わだかまっていた心の霧が晴れたようにさやかは目を輝かせて走っていきます。
ポインセチアの花言葉は「私の心は燃えている」、さやかさんは素敵な女子サッカー選手にきっとなれると後ろ姿を見送りながらつぼみは言います。
コフレが心の種を出します。
帰り道。えりかは人形を取り出してつぼみに渡します。綺麗に直されています。お礼を言うつぼみ。
するとマコちゃん、と女の子がやってきます。どうやら人形の持ち主らしい。母親が昨日公園でなくしてしまったと説明します。つぼみは人形が怪我をしていたのでこのお姉ちゃんが直してくれたと言います。女の子は母親の後ろに隠れてしまいますが、お礼を言う母は娘にお礼を言いなさいと促します。ありがとう、とお礼を言う女の子にえりかはどういたしまして、と返します。良いことしたあとは気持ちがいいよね、とスッキリ。
つぼみはふたりでプリキュアを頑張ろう!と声をかけます。えりかは部員集めもね!と返します。
ふたりは手を繋ぎながらえりかお勧めのクレープ屋へと向かいます。
④次回予告
解散に河川敷は鉄板。
○トピック
テンポ早ぇー。マリン=出来る子、ブロッサム=出来ない子。マリンがブロッサムの分まで人気持って行くんじゃないかというほど弾けまくり。切り札は眼鏡。しかし巧妙なえりかはそれさえも封じる。失意のつぼみをえりかは優しく慰めるのだった。
という妄想で私の心の花が育ちそうです。ちなみに発育はつぼみの方が良い。それにちょっとした嫉妬と羨望を覚えるえりかはことあるごとにサイズを計ると称してつぼみを見まくる。この1年も楽しめそうです。
テンポは早いけど重要な部分はちゃんとやっているあたりはプリキュアらしい(脚本的にはおジャ魔女の人なので安定度は高い)。
心の種に関しては、夢で見ていることが上手く機能しています。デザトリアンの暴走はある種の発散であり、自覚でもあるんですね。自分の姿を客観的に見ることで冷静さを取り戻して適切な選択肢を選べるように促されています。この点においてやはりプリキュアは何の役にも立ちません。自分の問題は自分で解決しなければいけない。プリキュアは単に暴走を止めるとかしかできない。せいぜいキッカケを作れるだけ。それだけで十分。
プリキュアをやることで自分の意志を実際に行動に移していけるつぼみと、人を守ることを通じて視野を広げていけるえりかの様子は面白いところです。ラストの人形の話もそうですが、えりかはちゃんと彼女に出来ることがあって、それは小さなことだけど他者に認められる立派なことです。イメチェンをつぼみが受け入れたことでつぼみが変わっていくキッカケを持つように、同じくえりかも人に認めて貰って自分を自分で認めていけるキッカケを持ちます。ファッション部、プリキュアと同じ目標を持ちながらお互いに抱える異なった弱点を克服していく。
己が抱く不満や嫉妬を自覚したり、認めて貰うことで解消していくのがこの物語の基本ラインなのでしょう。成長物語として王道かつプリキュア的でもあります。そして何より大切なことは、その物語を進む彼女達が真っ直ぐで正直なこと。
今回もプリキュアの女の子が好きになれると思います。その子達の物語が何を見せてくれるのか楽しみです。
そんなわけで、不純な気持ちをちょっとだけ(?)含んでハートキャッチを見ていきます。
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