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第2話「私って史上最弱のプリキュアですか??」

○今週の出来事
①普通の人の反応

 アバンなしでOP。これが標準になるのかな。

 キュアブロッサムへと変身したつぼみ。サソリーナもプリキュアの登場に驚愕。シプレとコフレは喜んで小躍り。プリキュア=プリティで強い、という認識らしいので形勢逆転です。
 2匹のノリに合わせてブロッサムも「プリキュア~」とポーズを決めます。この娘、案外ノリは良いのかもしれません。ちなみにどうでもいいことですが、ハートキャッチの戦闘場面は背景が暗くなるようです。四隅が回想シーンのような感じでボヤけています。
 サソリーナはデザトリアンに攻撃を命じます。図体に似合わず軽々と跳躍したデザトリアンはブロッサム達のもとへ落下。呆けた様子で見ていたブロッサム達も事態を認識して慌てて退避します。
 デザトリアン以上に高く跳躍するブロッサム。なんでこんなに高く飛べるの~!?と軽くパニック。シプレ達がプリキュアだから、と簡単に説明します。筋肉がどうのこうの、魔法がどうのこうの、ナノマシンがどうたら、と説明されるよりは分かりやすい。能力は増大しているものの、つぼみ本人は高いところが苦手。上昇分の初速も落ちて、自然落下開始。プリキュアの基本仕様のとおり、飛べません。
 地面に穴を開けてそこからよろよろと這い上がるブロッサム。戦うどころの話ではなさそうです。自爆気味。シプレ達も本当にプリキュアにして良かったんだろうかと不安がります。今までのプリキュアは比較的すぐに順応していましたが、考えてみれば今までの人達が異常な適応能力なだけかもしれません。あるいはハートキャッチのプリキュアには戦闘プログラムが入ってないのか。

 デザトリアンが迫ってきます。逃げ出すブロッサム。公園を一週して転んでまた走り出す。その様子にサソリーナさんはリアクションに困っておられます。そのままブロッサムは木に激突。普通の人間が超身体能力手に入れても使いこなせるわけないだろ的なツッコミを再現しております。
 前回とは別な意味で最初からクライマックス状態。逃げながら鉄棒を大車輪してコケてボロボロ。パワーがありすぎてコントロール出来ていません。サソリーナは呆れます。
 デザトリアンを見て逃げだそうとするブロッサムを引っ張って引き留める妖精。スカート脱げちゃう~と抵抗。頑張れ!妖精!そこだ負けるな!引き留めるんだ!お前達の肩に未来が託されている!脱げろ!!!いや、めくれろ!!!
 ちなみに公式設定によるとスカートの中はスパッツだそうですが、私は断じて認めません。人としての良識、そして正義を鑑みればスパッツなど言語道断。第一、めくれてもスパッツだから大丈夫、とかそんな甘い考えではダメなのです。見えてはいけない!という羞恥と見たい!という情熱のせめぎ合い、それがスカートに込められているのです。私はその人類の戦いを肯定します。っていうか、ギリギリ見えない方が面白いわけなんですが。余談ついでですが、モコモコは許可します。

 妖精が手を離すとこけて顔面着地。もうなんていうか、戦闘によるダメージが全くないのにボロボロなあたりが斬新です。サソリーナも史上最弱のプリキュアかも、と漏らします。
 デザトリアンの攻撃はとろいため回避可能。しびれを切らしたサソリーナが髪の毛アタックで足を止めます。デザトリアンに捕縛されるブロッサム。このまま握りつぶされてしまうのか!?と思われた矢先、


②普通じゃない人参上
 デザトリアンを中心に竜巻が発生。どうやら花びらの竜巻らしく周囲に散ります。デザトリアンははじき飛ばされ、竜巻が消滅したあとには、街灯の上に立つ謎の眼鏡男。ブロッサムを抱えています。真っ先にタキシード仮面を連想するところですが、何を間違ったのか和服にマフラー姿というとんでもない身なり。抱きかかえたブロッサムに視線を向けます。少年(青年に近い)の表情からは感情は読めません。ブロッサムは緊張が解けたのかそのまま意識を失います。
 なんとかピンチを脱したのでシプレ達は少年に礼を言います。サソリーナはいい男、と投げキッス。どうやらイケメンはどういう身なりでも許されるらしい。
 我に戻ったサソリーナは何者!?と叫びます。少年は不敵に笑ってハート型のカードのようなものを取り出すとまた竜巻が起こって姿を消します。和服、マフラー、街灯立ち、ハート、もう何が何だか。ただ一つだけ言えることは、この人のあだ名は「絶望先生」だということだけです。流石にそのあだ名で呼ぶのもアレなので、名前が分かるまでテキトーな呼び名を考えておきます。

 

③プリキュアの系譜
 緑に囲まれた中に温室園のような建物。つぼみ、と呼ぶ声。つぼみが意識を取り戻すとお婆ちゃんが居ます。温室に来たらここに倒れていたと説明。人なつっこそうに笑います。この手の人物は大抵のことを了解済みだと思われるので、先ほどの少年とも知り合いと見た方が良いかもしれません。
 コフレはお婆ちゃんを見てキュアフラワーと呼びます。前回発していた言葉でしたが、お婆ちゃんのことらしい。お婆ちゃんも面識があるのか2匹に久しぶりと挨拶。
 昔はプリキュアだったの~と言うお婆ちゃん。…。……。これは意外な展開。ハートキャッチそうきたか。どうやらこの作品もまたシリーズとしての発展性を持つかもしれない。
 意外な事実に驚くつぼみ。お婆ちゃんは温室の園長をしているそうですが、心の大樹の研究をしていたらコッペと会ったと言います。視線の先には、なんというか、デカイ………不思議生物が居ます。伝説の妖精コッペ様とシプレ達は尊敬します。お婆ちゃんのパートナーでシプレ達の大先輩。個人的にそれより、時系列を考えるならお婆ちゃんは大人の時にプリキュアになったと思われるんですが、それは年齢的に有りなんですか!?
 妖精という言葉のイメージからは遠そうなコッペにつぼみは承諾しかねる様子。しかしシプレ達にはかっこよく見えるらしく憧れ的存在らしい。ちなみにコッペは生きているのかも分からないほど微動だにしません。
 お婆ちゃんはシプレ達からつぼみがプリキュアになったと聞いて先ほどまでの落ちついた様子から少し話に乗り出します。つぼみに見ていた夢はキュアムーンライトが倒される夢?と尋ねます。どうやらお婆ちゃんも見ていたようです。花が好きなつぼみならその資格は十分あると言います。中学生で可愛ければ資格十分です(お前少し黙ってろ)

 つぼみは心の大樹について尋ねます。心の花の源、と言うお婆ちゃん。心の花とはひとりひとりが持つもの。心の大樹は心の花と繋がっており、心の花が枯れると大樹は弱ってしまうそうです。
 話していてえりかのことを思い出すつぼみ。コフレが例の玉を保管していました。えりかは苦しそうにしています。
 コッペ様の視線が動くと同時に爆発音。噂をすれば、サソリーナ。


④キュアブロッサム
 えりかがより一層苦しみ出します。デザトリアンはつぼみのためを思ってめちゃモテキャラにしようと思っただけよ!それなのにもも姉ときたら! と主張します。シプレがサーチするとデザトリアンの本体である心の花、白いシクラメンが真っ赤に染まっていきます。白いシクラメンの花言葉は純潔、赤になると嫉妬に変わると言うお婆ちゃん。もし完全に染まってしまうと心の花が枯れて永遠にこの状態のままになってしまうと説明するコフレ。えりかの純潔が失われると書いたら誤解を招きそうです。
 プリキュアに変身するのを促す妖精。しかし変身アイテムが見つかりません。容赦無く攻めてくるデザトリアン。

 物陰に退避。足下にえりかの玉が転がります。お婆ちゃんはつぼみの肩を叩くとココロパフュームを見せます。横に落ちていたと言うお婆さん。絶対分かってて今のタイミングで出したな。
 えりかにもう少し頑張ってね、と声をかけて、つぼみは再びキュアブロッサムへと変身します。

 リベンジマッチ。今度は逃げたりしません。正面から攻めてくるデザトリアンのパンチを受け止めるブロッサム。気合いで弾いて掌底でデザトリアンをぶっ飛ばします。やればできるもんです。
 デザトリアンはハンマーを装備。これにはえ~!?と驚くブロッサム。しかも瞬間移動して背後から襲ってきます。しかし動作速度は遅いため回避可能。パワーはあるけど命中精度に難があるタイプです。
 逃げ回っていると目の前に花。それに気を取られているとデザトリアンの攻撃を受けてしまいます。ダメージはほとんどないものの、花が散ってしまいます。
 さあ、本気モードの始まりです。
 「えりかさんを苦しめるだけでなく、花たちまで…あたし、堪忍袋の緒が切れました!
 毎週切れるヒロイン。

 キック一閃、ハンマーを破壊。振り向きざまに蹴り、積極的に攻めていきます。このノリは、これはえりかの痛み!これは花の痛み!これも花の痛み!そしてこれは花を傷つけられた私の痛みよ!!的なアレです。えりかの優先順位の低さに涙を禁じ得ません。ちゃんとフォローするなら、彼女にとって花の存在は日常と平穏の象徴であり、それが破壊されたことはこの戦いが現実と繋がった実感を持ったものであると認識された…いや、まあ要するにえりかはその認識を変えられなかったと言えばそれまでなんですが、今日初めて会った人がピンチだから助けろ、よりは花の方が現実認識が強いのでしょう。違う例えなら、大地震が起きて放送予定だったプリキュアが中止にでもなろうものならどういうことだ!?と本気出すみたいな感じですね。

 自分の力に驚くブロッサム。強くなっているような気がする。友達や花を助けようとする気持ちがプリキュアの能力を高めているのよ、とお婆ちゃんから助言。
 サソリーナが髪を使ってブロッサムを捕縛。毒針を見せます。しかし自力で捕縛を解いて投げ飛ばし。力を制御できればやはりプリキュアは強い。
 デザトリアンを倒して心の花を奪え返せ、とシプレ。ブロッサムタクトの使用を促します。召喚の言葉を説明。
 「集まれ花のパワー!ブロッサムタクト!
 続いて必殺技。
 「花よ輝け!プリキュア・ピンクフォルテウェイブ!
 殺傷力のありそうな弾丸が飛んで、デザトリアンに命中。背中に花びらが生えて滞空。気合いの声を出しながらブロッサムはタクトを回します。その回しっぷりといったら頑張ってます!ってくらいに回します。すみません、ちょっと間抜けだな、と思いました。ポーズとかそういうのはカッコイイんですが、素早く何回も回しているのがツボに入りました。終わった後に息切らせていたら声をかけるのが躊躇われます。

 デザトリアンは人形と心の花に戻ります。玉に戻すとえりかが出てきます。


⑤つぼみとえりか
 意識を取り戻すえりか。お婆ちゃんの温室、と説明するものの何故居るの?と不思議がります。お婆ちゃんが公園で倒れていたので連れてきたと説明します。
 夢を見たとデザトリアンのことを言うえりか。プリキュアのこともおぼろげながら記憶があるようです。対応に困るつぼみに代わって、お婆ちゃんは面白い夢ね、と軽く流します。慣れています。えりかも夢だろうと深くは考えません。
 えりかはつぼみの方へ視線を向けると、決心して、正面を向いて「ごめんね」と頭を下げて謝ります。ついつい思っていることを押しつけちゃうんだよね、もも姉と違って…と照れながら言います。素直な子だ。それでこそプリキュアの女の子。
 変わろうとしていた自分のためを想ってやってくれた、とつぼみは快く彼女を受け入れます。つぼみの答えにえりかは目を輝かせて喜びます。「えりかさん」と呼ぶつぼみに三度目の「えりかでいいよ」。つぼみは慣れないながらも「えりか」と呼びます。ファッション部に入ればこの人形もっと可愛く出来ますか?と例の人形を見せながら言います。
 園芸部との掛け持ちという条件付ですがファッション部に入ってくれることを了承してくれたつぼみにえりかは喜んで抱きつきます。ちなみに彼女達の後ろにはコッペ様が相変わらず居るのですが、気づかないのか、置物だと思っているのか問題ないようです。
 えりかは買い物のことを思い出して帰り支度。人形を直しておくと持って行きます。倒れているのを助けてくれてありがとうとまた頭を下げます。なかなかどうして礼儀がなっている娘です。良くも悪くも正直すぎるのでしょう。

 えりかが帰った後、シプレは心の種が生まれそう、と種を出します。……。お食事中の皆様に大変ご迷惑をおかけします。お前はおジャ魔女どれみでいうところのパオちゃんか。排泄物が重要アイテムかよ。植物が鳥のフンに混じって芽を出すってのはあるけど、そうか、心の種は妖精のフンなのか。心ってなんだろうな。

 えりかの心の花が浄化されたから生まれたと説明するお婆ちゃん。一仕事した、と安らいだ顔しているシプレの隣で、僕もとコフレは種を入れるココロポットを出します。デザイン的に洋式便器に見えるのは気のせいにしておきます。このポットに種がいっぱい集まると心の大樹が蘇るそうです。

 お婆ちゃんは改めて砂漠の使徒の脅威を訴えます。プリキュアは遊びではありません。シプレはパートナーであるつぼみがプリキュアとなって守ってくれると言います。改めてシプレと自己紹介。どうでもいい話ですが、フィーリア王女も大変ですね。
 つぼみだけでは心配だと言うコフレ。パートナーを見つけたいと言います。
 妖精は家で預かることになりますが、親に見つかるのでは?とつぼみ。ぬいぐるみのフリをすれば大丈夫とシプレ。後ろにコッペ様が突っ立っています。…案外堂々としていれば大丈夫かもしれない。

 帰り道。手を繋いで帰ります。プリキュアは強い力を持っているから戦い方には気をつけなさいと助言するお婆ちゃん。こういう形でプリキュアの継承をしているのは新鮮です。プリキュアになれたおかげで少し変われたような気がする、と言うつぼみ。
 お婆ちゃんは立ち止まり、つぼみを危険な目に逢わせたくなかったと言います。暗にココロパフュームを隠したとも取れる言葉。
 「でも、心の大樹を守らなければならないのがプリキュアの使命。プリキュアになったからにはあらゆる困難にも立ち向かって行くしかないわね
 頷くつぼみの頭を撫でながら言葉を続けます。
 「あなたは名前のとおりまだつぼみだけど、プリキュアとなって頑張ればきっと大きな花を咲かせられる

 お婆ちゃんの言葉に頑張るぞ~!と勢いよく張り切るつぼみですが、転んでしまいます。まだまだ未熟ですが、彼女の物語は始まったばかり。


⑥次回予告
 やる気があるのかないのかどっちだ。つぼみさん割と積極的。えりかの変身が可愛すぎる。


○トピック
 プリキュアのチュートリアル。そんなことよりもアイテムが妖精のケツから出るってどうよ? 流石女児向けアニメの王者たるプリキュア、常に挑戦的に戦い続けることで他の追随を許さない。子どもってウンチネタとか好きだからなぁ。

 戦闘メインではあるものの、色々と示唆的ではあります。この作品でもデザトリアン達は一般認知されそうですし、何よりプリキュアの先輩がすでにムーンライト、フラワーと居て身内にも居る状態。プリキュアが昔からある存在とは、シリーズが7年目ともなると貫禄と自信が見えます。
 プリキュアになればすぐに大活躍ができるわけではなく、動機やその責任が課されています。また同時にプリキュアになることが自身の成長にも繋がる可能性があります。視聴者的にはプリキュアはヒロインで憧れでもあると同時に自分にもなれる存在として身近に感じられるよう、また将来も含めて伸びしろが示されています。こうした日常と非日常が溶け込んでプリキュアも日常の一部と化して自身の成長の過程になっているのはフレッシュで定着している部分なので面白いところです。

 心の花の浄化がどの時点で浄化されたのかは次回以降も確認したいところですが、単に必殺技で浄化したから浄化なのか、えりかの心境に変化が起こったから浄化したことになったのかも気になるところです。

 えりかは良い意味で垢抜けると非常に魅力的ですね。前回ではただうるさくて周囲も辟易してしまいそうなキャラで、おそらくそれ故に友達が少なくファッション部の欠員もそれが理由なのではないかと邪推できる部分でした。姉のように人に好かれる人物になりたいのに、それが上手くいかず空回りしてしまって余計に悪い方向へ行っていたような印象を受けます。そういう意味では自分の欠点を自覚してそれを意識的に改善しようとしていたつぼみの方が精神的には強いと言えます。
 えりかは、嫉妬という非建設的な思考に陥る前に自分が他者に認められると知ることが急務でした。今回のラストのつぼみとの会話は綺麗なくらいしっくりくるものです。えりかは無駄にプライドが高いのではなく、上手く自分の感情や行動をコントロールできないだけで、適切にそれを他者に示せれば自ずと改善されていくはずです。呼び捨ての名前で呼んで欲しいのも自分が受け入れられたい気持ちの裏返しかもしれません。つぼみはえりかの好意を認めます。またファッション部への入部によってえりかは再スタートのチャンスを得ます。ちなみに、ここでつぼみも掛け持ち、と完全に妥協しているわけではないところもポイントです。
 つぼみは恥ずかしがり屋で引っ込み思案を直す、それは自分の意見や意志をキチンと伝えていくことが大事ですし、えりかは姉と比べるのではなく正しく自分の力を引き出して自他共に認めていく必要があります。今回彼女らはそのスタートラインにようやく立てたのでした。


 次回はいよいよキュアマリンの登場。楽しみです。
[ 2013年05月22日 13:10 ] カテゴリ:ハートキャッチプリキュア! | TB(0) | CM(-)
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