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第44話「妖しき草笛! 奪われたシフォン!!」

○今週の出来事
①ダンス大会

 ミユキさんはラブ達にダンス大会が行われることを教えます。以前イースが邪魔をして延期になっていましたが再開されるようです。そのことを聞いて俯くせつな。心が痛む話です。美希は無言でせつなの肩に手を置き表情で気にやむなと示します。おそらくせつながイースだったという話はミユキさんには教えていません。ラブと祈里も同じように無言で、しかし笑顔でせつなを見ます。
 大会に出場するか尋ねるミユキさんに、今度は4人でと答える祈里。まだラビリンスとの戦いは継続中ですがひとまずシフォンのインフィニティ化は収まったので問題はなさそうです。プリキュアもダンスも両方やり抜きます。


 ノーザの部屋。前回館が大破したのでウエスターもサウラーも居候しています。ノーザは目の前に生えている不幸の木(勝手に命名)から葉っぱを一つもぎ取って口づけると葉に怪しいオーラが宿ります。そのまま瓶の中にシフォンから奪ったクリスタルと葉を一緒に入れて蓋をします。
 何をしているのかウエスターが尋ねると、葉が黒くなると強制的にインフィニティ化させることが出来ると答えるノーザ。それを証明するかのように葉から触手が伸びてクリスタルからエネルギーを吸っていきます。この力の前にはオルゴールも無効。
 それを聞いたサウラーは初めからそれが目的…とまた早合点。いや絶対これ偶然だって。成り行きでそうなっただけで。めっちゃ悔しがってたじゃん、ノーザ。しかしウエスターも感心してノーザを見ます。きっと最高幹部という肩書きが後光効果となってノーザのやることは最初から計画的でミスや偶然など無いと先入観を持っているのだと思います。美人は人格的で頭もよくて仕事、私生活全般にわたって上手くやれる、と思っちゃうのと同じです。そんなわけがない。ただしブッキーは除く。
 全てはメビウス様のために、と独りごちるノーザ。ラビリンスの忠誠心は篤い。


 知念家。ミユキさんは自室でストレッチ。そこに大輔がドライヤーを借りに部屋に入ってきます。ノックくらいしなさいよ、と注意するミユキさん。きっと普段から姉の着替えシーンを見てしまうイベントなどが発生しているのだと思いますが、プリキュア(女子中学生)ではないミユキさん(女子高生)の着替えイベントは特に興味がないので割愛して構わないと思います。
 ドライヤーを渡しながら大輔の頭を触るミユキさん。ドライヤー使う髪でもない、とからかいます。案の定わかりやすいほどに身だしなみだよ、とふてくされて去っていこうとする大輔に、クリスマスにラブとデートする約束したの?と追い打ちをかけます。真っ赤になって反応する大輔。軽く流せないあたりが初心です。ミユキさん内心面白がっているに違いない。自分から話を振っておきながら今はダンスの練習でそれどころではないか、と言います。以前忙しすぎて倒れてしまったことを思い出して大輔は無理させるなよ、答えます。
 ミユキさんは思いついて大輔にダンス大会に出てみないか?と持ちかけます。そうすればラブと一緒にいられると魅力的な提案をします。下心満載大肯定の提案です。いつラブと一緒に居たいと言ったよ!?と言う大輔の言葉を無視して、ダンスでかっこいいところを見せればラブも見直すかも、と続けるミユキさん。その言葉に、想像される展開を妄想して鼻の下が伸びる大輔。わかりやすい奴。


②三色団子
 学校。大輔は早速裕喜と御子柴にダンスの話を持ちかけます。脈絡のない大輔の話に戸惑い断ろうとするふたり。当然の反応です。それを予期していたのか大輔はあっさりときびすを返して、じゃあラブ達とのダンスレッスンは俺一人で行く、と言います。
 その言葉に興味を示すふたり。ラブ達ということは、美希さんも山吹さんも一緒ってこと!?とごますりながら大輔にすり寄るふたり。当然の反応です。一生懸命それこそ命かけてダンスしているラブ達に比べてこの不純極まりない男の動機に、同性としてこう言わねばなるまい。「ですよねー」
 そしてもう一つこう言わねばなるまい。「メガネ、お前は帰れ」


 ダンスレッスン。ぽかんと目を点にして見つめるラブ達。視線の先には大輔達、三色団子がユニット名。ズッコケ三人組でいいんじゃないかな。
 それを見てカオルちゃんは振り付けしちゃおうかな~と中の人的には洒落にならないことを言います。三色ドーナツ作ろうと思いつきます。
 健人君達もダンス大会に出場するの?という祈里の問いにお互いに頑張りましょうと答える御子柴。この前キチンと海に沈めておけば良かった。
 ラブはダンス踊れるの?と尋ねます。もっともな意見です。これには言葉が濁る裕喜と御子柴。大輔はただの野球バカだと思うなよ!と自信があるようです。
 実際に実演。意外と堂々と踊る大輔。他二人は動きが悪いですが、大輔は割と踊れています。感心するラブ。ミユキさんは一応私の弟だからね、と踊りを見ながら付け足します。全く足手まといになるわけではないことを承知して、弟に華を持たせようとするあたりかなり出来た姉です。ただの女子高生の器とは思えない働きです。流石プリキュアの大人ポジションにいるだけはあります。
 大輔の思わぬ健闘に自分達は引き立て役かよ、とこぼすふたり。元々動機自体がどうしようもないのでこれくらいは我慢すべきです。頑張ってみたらと祈里、美希からは上手くなって見返しなさいよ、と励まされます。
 本格的にレッスン開始。雨の日は室内で、自室でもイメージトレーニングを欠かしません。さりげに本編初の祈里のパジャマ。うっかり名前を忘れそうになりましたがレイカとナナも指導に加わります。練習を重ねていくと大輔達もそれなりに様になっていきます。それを見るラブはちょっとカッコイイかも、と感心します。ミユキさんの言葉どおり評価上がっています。しかし、祈里の御子柴への評価は一切上がりません。断言します上がってません! 上がるわけがない。上がってたまるか!!
 大輔は大会で優勝したらラブに告白すると決意します。突然死亡フラグを立てる大輔、チャレンジャーです。プリキュアで死ぬことは無いと思いますがそのフラグは危険です。
 明日はいよいよ本番。レイカとナナは大輔達の上達ぶりを褒めます。結果を気にせず思いっきり楽しんできて、とミユキさん。

 夜。明日の本番へ向けて、美希と祈里は自信を持って布団に入ります。せつなも精一杯頑張るとリラックスしています。ラブだけ緊張して寝付けません。するとシフォンがラブを励まします。シフォンに励まされてすぐに寝付くラブ。シフォンも一緒に布団に入って眠ります。

 ノーザの用意した葉はもう少しで完成。ところで、とノーザは部屋の中に入るふたりにいつまで居るのか尋ねます。自分の部屋だといわんばかりにウエスターは筋トレ、サウラーは本を読んでいます。館は消滅しているので行くところがないようです。邪魔なら消えると答えるサウラー。段ボールで寝るんでしょうか。
 ノーザは仕事を頼みます。


③オールスターズダンス大会
 本番当日。オーロラウェイブのふたりでした、と司会者は進めます。なにその制服着ててもむちゃくちゃタフそうなコンビ。次は大輔達の番。
 ウエスターとサウラーも会場へ到着。
 大輔達のダンスが終了します。ちなみに大輔達の格好は80年代特撮ヒーローのような格好です。指先が露出したグローブ着用。どこで売っているのでしょうか。
 ダンスが終わった大輔達にお疲れ様、とラブ達が声をかけます。以前のダンス大会では衣装を着ることすらできませんでしたが今回はちゃんと着ています。
 いよいよラブ達クローバーの番です。女子中学生のヘソ出しコスチュームというだけで優勝させたいところですが、審査員はトリニティも含まれているのでそうもいかなそうです。シフォン、タルト、ミユキさん、大輔達が見守る中ダンスが披露されます。
 という晴れ舞台にも関わらずダンスシーンは控えめでウエスター達の暗躍が始まります。シフォンを発見。葉も黒く染まり準備は整います。
 
 ダンスが終わり予選通過者の発表。まずはオーロラウェイブ。次はスピリチュアル。衣装が2種類ありそうです。次はメタモルフォーゼ。5人組でしょうか。まだ名前が呼ばれない三色団子とクローバー。大輔は必死に合格してくれと祈ります。
 ラストはクローバー。緊張した表情から一気に笑顔になります。しかしラブは大輔が落ち込んでいることに気づきます。裕喜と御子柴に励まされる大輔。まあ取って付けたような理由で、しかも大会間近に練習を開始した付け焼き刃で優勝はもちろん予選通過すら難しいのは当然な話ではあります。それで優勝されたらラブ達の立場がありません。告白を賭けていた大輔には残念な結果でしたが、死ぬよりはマシだったと思います。上手くフラグを回避出来ました。

 舞台裏に忍び込むウエスター。脳裏にはノーザから聞いた陽動作戦が描かれています。クリスタルをスピーカーに刺してナケワメーケ召喚。第一話のナケワメーケとはカラーや形状が若干違います。一丁前にアンテナらしき角が生えています。指揮官機でしょうか。


④打つ手無し
 会場を破壊して現われるナケワメーケ。逃げ惑う人々。大輔はラブの安否を気遣います。
 ラブ達は何故今更ナケワメーケが?と訝ります。不幸を溜める気でしょうか。いずれにしても倒す他ありません。

 ナケワメーケにプリキュアは連続で攻撃を仕掛けます。
 作戦第一段階終了。続いてノーザが完成した草笛を使いシフォンを強制的にインフィニティ化させます。インフィニティ化させるのはおそらくシフォンの自己防衛を止めるためだと思われる。まともにやるとノーザでも少し手こずります。
 シフォンを連れて逃げるタルト。しかしシフォンがインフィニティ化してしまいます。戸惑うタルト。プリキュアも気づいて駆け寄ろうとしますがナケワメーケが妨害します。
 オルゴールを奏でますが一向に効果が現われません。そんな小細工は通用しない、とノーザ。クリスマス商戦が終わっていないというのにクローバーボックスの価値が下がっています。強気の姿勢。
 第三段階発動。サウラーがソレワターセを使ってインフィニティを捕獲する。タルトでは防衛しきれません。

 プリキュアはナケワメーケの音波攻撃で足止め。流石角付なだけはあるのか威力が高そうです。ロボットで角が付いていると他より高性能、というのが不文律です。
 ナケワメーケの後方で様子を見ていたミユキさんはナケワメーケの後ろ姿を見てあることに気づいて果敢にも単身走り出します。ナケワメーケの身体をよじ登って、ケーブルを引き抜きます。アンプとスピーカー部の接続ケーブルでしょうか。一体物なら内蔵して欲しいところですが、どっかのザクもケーブルが露出しているのでよくあることかもしれません。それにしてもミユキさん、今まで助けられてばかりでしたが場数を踏んで戦闘補助が出来るまでになりました。襲われ慣れると人は強くなるようです。

 動きが止まったナキワメーケに速攻でグランドフィナーレを放って破壊します。インフィニティ化解除の機能は無効化されたものの、必殺技の小道具としてはまだ有効です。
 
 しかし真の勝敗はラビリンス側に。シフォンが捕まってしまいます。人間大の大きさのソレワターセに少々違和感を覚えるものの、コンパクトで動きやすそうです。ノーザが異空間トンネルから現われます。取り戻そうとするプリキュアに動くな!と忠告。人質でもあります。そのまま去っていきます。
 シフォンは一瞬だけ自我を取り戻して「ラブ…」と呼びかけます。


 落ち込むピーチ。一人変身したままでシフォンを守れなかったことを悔やみます。美希達は変身を解いて様子を見ていましたがずっと変身したままなのも…とピーチのもとへ行こうとしたら大輔がやってきます。美希達はとっさに身を隠します。
 大輔はいつもの調子であんな化け物をやっつけるなんて凄いとピーチに話しかけます。今のピーチには皮肉以外の何ものでもありません。全然凄くないよ、全然ダメ、と俯いて答えるピーチ。
 謙虚さから出た言葉ではありませんが大輔にはそれが分からないので、これまたいつもの調子で自分がダメダメだと言います。ダンス大会で優勝したらラブに好きだと言おうと思っていたと話す大輔。フラグ回収。大輔の告白にハッとするピーチですがすぐに顔を俯かせてしまいます。大輔はピーチの様子に気づかずに自分に駄目出しします。
 普段なら何かしら言葉を返すピーチですが、無言のまま佇みます。
 物陰から様子を見る祈里達。タイミング悪すぎとタルト。全くです。しかしそれより、このシーンで明確に分かることですが(ダンスシーンでも分かる)、スカートの下スパッツだよ!! なんてこった!! 夢と希望が……打ち砕かれた! 別に何も期待してないけど、そこはギリギリ感を堪能する大切なところなのに!!

 何も言わないピーチにどうかしたのかと今頃尋ねる大輔。ピーチはごめんと言って立ち去ります。


⑤次回予告
 最終決戦。自ら正体を明かす4人に、母達、街の人々は。


○トピック
 ダンスを一生懸命頑張るのがフレッシュの日常パートでの主要な目標であり特徴ですが、実はまともにダンスを披露したことがないのもこの作品の特徴。ダンス、プリキュア、恋愛、全部ひっくるめて最終決戦へ。全てを最後に賭ける展開はプリキュア恒例ですが、やっぱり熱い。

 不幸のゲージを消滅させたシフォンのミラクルパワーが今度はシフォンをインフィニティ化させる力に、みんなを救えるシフォンはインフィニティとしてみんなを不幸にすることもできる。幸せと不幸が連続してかつ相互に関連して生み出されるのも本作の特徴。

 フレッシュプリキュア2度目の大きな挫折。一度目はプリキュアとダンスが重なって倒れたとき。でもこのときは彼女達はめげませんでした。それでもプリキュアもダンスも頑張ろうとした。今回はプリキュアの大きな使命であるシフォンが奪取されてしまう。大輔の駄目出しはそのままラブ自身への駄目出しに通じます。大輔の告白に返すだけの元気も出ない。想いが重くのし掛かってしまう。

 でもこう言ったのはラブです。
 「ダンスもプリキュアも応援してくれる人がいるからよ! だから選んだものが大きくても重くて も幸せや寂しさを全部抱えてられるだけの力がわいてくるの!

 ダンスの練習も、大輔の想いも無駄にしてはいけない。ダンスもプリキュアも恋愛も友達も親も街もみんなも、全部抱えて全部ハッピーにするのがプリキュアの真骨頂であり醍醐味。
[ 2013年05月22日 12:14 ] カテゴリ:フレッシュプリキュア! | TB(0) | CM(-)
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