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第39話「ケンカは禁止? 沖縄修学旅行!!」

○今週の出来事
①沖縄旅行

 ラブ達がやってきたのは沖縄。修学旅行です。ラブはワクワクドキドキで騒がしい。テンション高ぇ。せつなは冷静です。だいぶ学校生活にも慣れたようです。
 
 ということで今週も映画宣伝仕様。ブッキーver. これは素晴らしい。映画館行かずとも祈里のパジャマ見放題、脇も見放題。映画館行く理由が消失しそうです。


 張り切っているラブは「めんそーれ!」と叫びます。せつなが意味を尋ねると言葉に詰まります。知らんのか。大輔が代わりに「いらっしゃいって意味」と答えます。どうやら大輔は沖縄出身らしい。知念は珍しい名字だと思いますが、沖縄なのね。これに限らず名字は地域に偏りがあります。
 ガイドは任せろ!と大輔。そんな大輔に身体を密着させて「任せた!」と頼るラブ。かなり美味しいポジション。掴みはOK。ケンカにさえならなければイイ感じに事が運びそうです。


 空港から移動しようとバスに荷物を置こうとしたらタルトとシフォン発見。シフォンを言い訳にしていますがタルトが遊びたくてついてきたようです。バスの荷物置き場にいれるわけにもいかないので、座席に持って行きます。
 シフォンにも「シフォン、ラブ、一緒」と言われ承知するラブ。ラブの後ろに座っていた大輔がいぶかしんで顔をのぞかせます。誤魔化すラブ。せつなも海が綺麗とフォロー。沖縄では「綺麗」を「ちゅら」と言うそうです。全くどうでもいい話ですが、沖縄でべっぴんさんのことをちゅらさんと言うのに比べてべっぴんは女性にしか使わない言葉ですね。

 沖縄の所々を見て回ります。写真は交代で撮っている様子。
 道を歩いていると、ラブが民家の屋根に置かれている獅子の置物について大輔に尋ねます。シーサーです。魔除けと幸せを招くもののようです。シーサーは獅子を沖縄の言葉で発音したもの、と細かく説明する大輔に構わずラブはせつなを連れて行ってしまいます。
 その様子に思わず文句を言う大輔。まだまだ甘いな大輔、知識のひけらかしはそれ自体に自己満足を得るものだ。読書家は知識が試される場面でそれに答えられることに満足を得る。…というように求められてもいないのにベラベラと言うことに満足します。
 それはそれとして、大輔としては親切(とちょっとした下心)で説明しているので意に介されないのは面白くありません。つい…といつものラブの調子に二言目を発しようとして踏みとどまります。ここで揉めては全てがご破算になってしまいます。耐えなければいけません。惚れた側の弱みです。そんな大輔に調子が出なさそうなラブ。このふたりはどうもすぐケンカはするけどすぐ仲直りもするので収支的にはバランスしているような感じです。


 その頃、いつもの公園では美希達が沖縄旅行を羨ましがります。青い海、珊瑚礁、広がる砂浜、いいな~。でも水着はないんだけどね、この番組。
 カオルちゃんもちんすこう、ゴーヤチャンプルー、サーターアンダギー、グハッ。

 グハッ、とサーターアンダギーを食べて絶賛するウエスター。お前なんでここにいるんだよ。いや、居てもいいっていうか、困ったことにこの人はドコにいてもテキトーに理由つけて登場出来るキャラなわけなんですが。私が脚本家だったらウエスターばっか使ってしまうね。実はウエスターこそがフレッシュを支えているのではないかと思わなくもない。こいつ便利すぎるわ。
 回想。旅行雑誌と旅行道具を揃えて外出しようとするウエスターにノーザが声をかけます。プリキュアを倒しに…と小声で答えるウエスター。どう見てもそんな状態じゃねぇ。ソレワターセの実も持たずに?と釘を刺すノーザから素早く実を受け取って来たようです。
 で、沖縄で満喫するウエスター。こいつの寿命が何故切られないのか疑問でなりません。そこはメビウス様も「待て、ウエスターがいないとドロドロする話ばかりでマズイ」と判断されたのでしょうか。賢明な処置です。


 ラブ達もパイナップル食べ放題を楽しみます。パイン食べ放題!! いえ、特に他意はありません。
 林の方にもなにか生っているのかな?と好奇心に動かされたラブを大輔が止めます。ハブなどの危険な動物がいるのでダメだ、と注意。面白い遊びを考えた子どもが親に注意されてすねてしまったような反応をするラブ。口うるさい、と言われ言い返そうとした大輔ですがここも忍耐。これを見て分かるように、男性が必要以上に優しい、あるいは妥協している場合は何か下心があると思った方がよいでしょう。


 バーベキューの準備。上手に火起こしする大輔。クラスに必ずいます。火が好きだって人。
 ラブが大量の野菜を抱えてやってきます。大量すぎて前方が見えていません。他の男子生徒とぶつかって、もう一度野菜は洗い直し。大輔達も付き合って野菜を洗います。
 さすがにここは素直に謝るラブ。ストレスを溜める大輔ですが、ラブと楽しい思い出を作るためにもケンカをするわけにはいきません。しかしそんな大輔を「らしくない」と評するラブ。毎度売り言葉に買い言葉をやっているので不自然に見えるようです。言いたいことが言えない大輔と、言われたいことが言われないラブ。なかなか難しいものです。その後もラブは調子が出ません。


 ジンベエザメ、ヤンバルクイナ、ハブ、マングース、いいな~と一人うっとりする祈里。しかし美希もカオルちゃんも同意しません。ダメ?  いやいや、いいよ!イイと思うッス。全然有りだと思います!!(てなことを言う男性には注意しましょう)

 タルトとシフォンも沖縄を満喫。どこから手に入れたのかジュースとおやつを食べます。しかし突然のインフィニティ化。タルトの出番ですがちんすこうを喉に詰まらせてダウン。使えねー。子どもが大丈夫か!マングース!と声をかけます。ちゃうで、と答えるタルト。余力があるなら追いかけろ。


 ガツガツ食べまくるウエスター。食べ過ぎです。レーダーに反応。「インフィニティが沖縄に!ラッキー♪」お前ほんと仕事する気なかったんだな。知ってたけど。シーサーに憑依させます。


②出張プリキュア
 後片付けをしているラブとせつなのもとにタルトが駆けつけます。
 ラブは単身森の中へ。それを目撃する大輔。忠告したのに。森の中からは不気味な鳴き声が聞こえてきます。

 森の中を探すラブ。そこに突っ込んでくるシーサー。
 どうやらウエスターにとっても不期遭遇だったようです。何故ここに!?と叫ぶラブにインフィニティを奪いに来たに決まっていだろ、とポケットに旅行雑誌を突っ込んだ状態で答えます。

 高速機動で突っ込んでくるシーサーを一度は回避しつつも、空中で身動きが取れなくなったところでさらに一撃。なんとか踏みとどまりますが劣勢です。
 そこにラブを探しに大輔がやってきます。ウエスター達の姿に驚きます。そちらに注意が向かった隙にピーチはシーサーを蹴り飛ばします。しかしシーサーは口から光弾を乱射して反撃。ピーチは大輔を抱えて海に落ちます。

 気を失ったピーチをなんとか浜辺へ引き上げる大輔。ぐったりしながら「ありがとう」と返すピーチ。艶めかしい。
 大輔は足手まといになったことを詫びます。大輔は独りごちます。よかれと思ってやったことが裏目に出てしまったこと、折角の修学旅行なのだからあいつと楽しい思い出を作りたかったこと。その相手が自分だとピーチはすぐに察します。客観的にはラブに振り回されている状態でむしろよくやってるよ、と言いたいところですが、目的を達成できていないのでは意味がありません。普段半ケンカ状態でガヤガヤやっている関係なのに今回は上手くやろうったって上手くはいかない。
 ラブは大輔の真意を知って大輔へのわだかまりは消えます。見上げた夜空に流れ星。ラブは大輔の近くによって願い事をしようと言います。口調が完全にラブです。「大輔君とラブちゃんが早く仲直りできますように」。ラブとは言っていないのに何故!?と驚く大輔に、ラブは続けます。「私知ってる、あなたが優しくて、すごく勇気がある人だってこと。だからいつものあなたで良いと思う
 甘酸っぺぇ。

 美希のリンクルンに着信。相手はせつなのようです。今ブッキーと一緒にいつもの公園に居ると言うとそのまませつなが現れます。ああ、やっぱり。今回修学旅行でラブとせつなしかいないなーと思ってたけど、よくよく考えれば瞬間移動できるじゃんと途中で気づいた。絶対こういう流れになると思った。便利すぎる、この能力。

 その頃、ウエスターはシフォンを探し出だします。シフォンは結界を作り出してガード。その結界に攻撃を仕掛けるものの弾かれます。ソレワターセの力も使って再度挑もうとしたら上空からせつな達が落ちてきます。
 完璧じゃないかも…と言う美希。下敷きになったウエスターは「西」と書いてたりします。余力ありそうです。ようやく気づく美希達。乗っかった状態のままラブの所在を訪ねます。酷いなおい。「まずどけよ!」ごもっとも。
 せつな「変身よ!ふたりとも!
 美希&祈里「OK!
 ごもっとも。下敷きになったお前が悪い。むしろ、光栄だと思え、プリキュアに踏まれながら変身されるなんて未だかつて無いぜ。
 三人でせつなが真ん中だと実はバランスが良いことに気づきます。ウエスターの上で変身完了! もちろんパインは片足あげてます。絶妙なバランス。フレッシュのプリキュアはブーツのカカトが痛そうです。

 ソレワターセにどかせ-!と泣きながら命じるウエスター。そんなに踏まれるのが嬉しいのか(違う)。飛びかかるソレワターセにピーチが駆けつけます。カッケェ。土煙の中を威風堂々と歩くピーチ。目の先には結界を張ったシフォン。この子は可愛くてカッコイイ。
 結界に手をつけ、反発力に耐えながらピーチはシフォンに声をかけます。ソレワターセはベリーとパイン、ウエスターはパッションが相手をします。シフォンが自分に一緒と言ったように、ピーチもシフォンにずっと一緒だと伝えます。結界が砕け散ります。タルトがクローバーボックスを奏でて元に戻します。ピーチに抱きつくシフォン。
 そういうことで時間なので決着がつきます。ちなみに、必殺技の作画が修正されています(前回などと見返して確認取った)。特にパッションとパインがテカテカしています。このふたりは動きがあるので細かいところを後回しにしたのかもしれません。あるいは作画スタッフにせつな派とブッ教徒がいる。


 大輔の前に姿を表すラブ。大輔は大声で怒鳴ります。しかしラブの肩に乗せられた手は震えています。すっげー心配したと言う大輔にラブは素直に謝ります。
 すたすたと歩いていく大輔を追うラブ。夜空を見上げます。星が美しく輝いています。さっき流れ星を見たと言うラブ。願い事もしたと言います。しかし軽く受け流す大輔。気づいてくれればいいのに。
 ほんとにゴメン、と再び謝るラブ。もういいって、と振り返りもせずに答える大輔にラブはそうじゃないと言います。
 「心配してくれて、ありがとう!
 ようやく大輔は振り返ります。呆れたように言う大輔にラブは満面の笑みを浮かべて駆け寄ります。いつものケンカ、いつもの仲直り、いつもの彼と、いつもの彼女。


 シーサの色塗り教室。お互いにセンスが無いと評し合うラブと大輔。ラブが大輔のシーサーに筆を付けてあとは不毛なケンカに。
 せつなは淡々と筆を進めながら、シーサーは2体一組で対になっているものだと言います。ほんと、良いコンビ。
 甘酸っぺぇ。


③次回予告
 次回はホラー。ノーザ直々に出動。


○トピック
 進むようで進まないラブと大輔のお話し。

 フレッシュの恋愛話は、これまでのシリーズであったような年上のお兄さんへの恋慕というわけではなく等身大の関係。基本プリキュアは相互性を重視するので、無駄に主人公がモテるとか、プリキュアが男の子を助けてそれで恋も成就、というわけにはいきません。今作も踏襲されていて、確かにピーチは大輔を助けますが普段の生活では大輔がラブに振り回されていることが多く、ラブに非があることもあります。31話の野球の話もそうでしたが、ラブから見て大輔は素直で見習うべき人物です。彼のそうした姿勢に彼女は学んでいます。プリキュアの格好で。それでいながら大輔も励まされている。
 この辺のさじ加減は面白いですね。プリキュアは完成された万能な存在ではなく、当然変身する女の子も未熟なところが多々ある。成長物語としてこれは健全な姿勢です。プリキュアは強い人達なのではなく、強くなろう(成長しよう)とする人達。

 残り話数を考えるとおそらく大輔との話はこれで終わりになると思われるので、フレッシュとしてはこれ以上恋愛は進展しないと思われます。プリキュアの恋愛は当人達の関係性や成長性に主眼が置かれているので付き合う云々はどうでもいいのです。甘酸ぺぇと作中で言われているように、青春時代の一コマとして、一種の猶予の時間として描写されています。また、おそらく恋愛をストレートにやったとしても、メイン視聴者の女児にはまだ馴染みがないでしょうから、ラブが恋愛感情を持たずに大輔と接しているのは視聴者視点の延長でもあるのだろうと思います。

 いつものケンカを繰り返しながら、そこに相手の思いやりや気遣いに気づき、自分の気持ちを伝えていく、特別な関係というわけではないんだけど、それは今この瞬間には幸せな時間と関係なのだと思います。時が経って変わるならそんときまた変えていけばいい。重要なのは、一瞬でも普遍でもなく、常に流転していく世界の中で己を動かしていくことです。
[ 2013年05月22日 12:12 ] カテゴリ:フレッシュプリキュア! | TB(0) | CM(-)
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