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第35話「シフォンの隠された秘密!」

○今週の出来事
①シフォンの行方

 前回までのあらすじ。
 女児向け人気アニメの主力商品である「シフォン」が実はインフィニテイだった! それはもうなんというか可愛くないのを通り越して怖い。果たしてプリキュアはシフォンを救い無事売り上げを維持することが出来るのか!?


 スウィーツ王国。王様はシフォンがインフィニティとして覚醒したことを長老から聞きます。ちなみにタルトは母親似だそうですが、父親にも似ている…というか、王冠と髭をつければほぼ大差がないようですが、せつなの観察ではそれ以上に母親に類似性を見いだしたようです。おそるべき視力と観察力。
 どうやらこの事態を予想していたらしい長老。事情を知っているようです。


 学校。ラブはシフォンのことで頭がいっぱいです。数学の教師が授業に集中していないラブに問題を解くよう指名しようとしますが、せつなが自薦して解きます。ナイスフォロー。せつなもシフォンのことを案じます。たぶん集中していなくても問題解けそうです。
 美希も学校でシフォンを案じます。希望を捨てません。
 祈里も学校の教会で祈ります。

 4人が学校に行っている間、タルトは街中を捜索します。電柱を上る際は感電しないように注意しましょう。

 授業が終わると駆け出すようにラブとせつなは学校を出ます。大輔達3人はラブ達の様子が変なことに訝ります。御子柴のまともなセリフがあるのは久々です。

 4人とタルト合流。タルトの捜索は実りがなかったようです。もしかしたら街に居ないかもしれません。打つ手がない彼女たちに誰何の声。ボンジュールマドモアゼルとか言う人は一人しかいません。長老です。


 ラビリンスではクラインがメビウスにインフィニティが別のパラレルワールドへ瞬間移動したと報告します。現在特定作業中。


 コソコソとラブの家に帰ってくる一同。長老が見つかってしまうわけにはいきません。ところがどっこいしょ、母があっさり出迎えます。しかし気にせずトコトコとせつなの手を離れて歩いて行く長老。母は気にするでもなくラブ達に話しかけます。
 ラブ達に煎餅を渡す母。目の前に長老が居るのですが気づいていないようです。長老によると今彼が見えているのはプリキュアとタルトだけ。どうやら自由に姿を消すことが出来るようです。なんという便利能力。これは弟子入りしてでも習得したい技術です。用途は秘密です。

 ラブのお茶を勝手に飲みながらマズイと言う長老。割と堂々としていれば見えていても気にしなくなるんじゃね? 堂々としすぎていて違和感がない、というか。
 何故こちらの世界に?と訪ねるタルトに長老はシフォンがインフィニティと知って驚いているだろうから、とあっさりと言います。あっけにとられるラブ達。
 長老が事情を話します。スウィーツ王国に流れ星が落ちると、そこにはクローバーボックスを抱いた赤ん坊。王国の予言の書によると、四つ葉の赤ん坊が降ってくると災いの前触れ。赤ん坊を奪おうと悪しき者がやってくる。悪しき者が赤ん坊を手に入れたら世界は三日のうちに終わると書かれています。
 それを知った長老と王様はクローバーボックスをシルコアマの森に隠し、赤ん坊はシフォンと名付けて長老が育てることにしました。
 悪しき者とはラビリンス。メビウスの手にシフォンを渡すわけにはいきません。そこで長老はプリキュアを復活させて、シフォンをプリキュアのもとに置くことにしました。タルトにも言わなかったのは情報漏洩を防ぐためのようです。
 シフォンの居場所が分からずどうしていいのか分からないラブ達はどうすればいいのか長老に尋ねます。「ワシにも分からん」この人使えねー。
 ラブは探しに行く!と言います。部屋に居ても見つかりはしません。

 森の洋館に姿をあらわすメビウス。ウエスターとサウラーにインフィニティの奪取を指示します。居場所は、オモチャの国。ん、どっかで聞いたような。


②オモチャの国は秘密がいっぱい!?(10月31日公開)
 ということで、CMでもオモチャの国をアピールしつつ、オモチャの国にやってくるウエスターとサウラー。
 門番がパスポートを要求します。隼人、君に渡したはずだ、とサウラーが言います。あまり使われない設定ですが、普通の姿になっているときはウエスターは西隼人、サウラーは南瞬と名乗っています。
 ポケットをまさぐっていたウエスターですが突然空を指さして叫びます。つられて門番が振り向くと実力行使。ぶっとばします。侵入成功。

 中は名前のとおりオモチャの街と人々。シフォンもオモチャみたいなものなので探すのが大変そうです。街の人に訪ねることにします。
 撮影をしているところに割ってはいるウエスター。何故か筋肉トレーニング。うぜー。サウラーはかっこよさげにアピール。女優と監督に好評です。別な意味でうぜー。
 そんなコントをやっていると、ウエスターがシフォンを発見。シフォンは「我が名はインフィニティ。無限のメモリーなり」と何度も繰り返しています。ちり紙交換屋か君は。直接探すのは大変ですが、インフィニティ見なかった?と訪ねれば一発で情報が得られそうです。まあ、直接見つかりましたが。


 林にやってくるラブ。シフォンは依然見つかりません。涙を流してシフォンと会いたいと叫びます。彼女にとってシフォンは使命と関係ない繋がりがあります。タルトがクローバーボックスを持ってやってきます。一緒に来た長老がクローバーボックスのオルゴールを聴かせて泣き止んだと言います。新商品、試してみる価値はあります。


 オモチャの国ではサウエスターとサウラーがシフォンを捕まえようと追いかけます。意外と機敏で捕まえるのに手こずっていますが時間の問題です。


③新商品クローバーボックスの効果
 ラブはクローバーボックスの取っ手を回して曲を奏でます。するとシフォンが光ってラブの目の前に現れます。ついでにウエスターとサウラーも。
 シフォン(インフィニティ)を巡って戦わねばならないようです。お互いに手を合わせて変身するウエスターとサウラー。ちょっとカッコイイ。プリキュアも変身。久々にロングバージョン。やっぱ変身バンクはじっくり見るに限ります。カッコイイし可愛い。相変わらず着地音が色々と酷い。

 ピーチはシフォンのもとに向かいます。それを阻止しようとウエスターが挑んできますが、パッションがフォロー。それを飛び越えるピーチかっこいい。サウラーはベリーとパインが相手をします。数的有利がここで活きます。
 シフォンを抱き留めるピーチ。涙の再会ですが、シフォンはインフィニティと名乗るばかりでピーチの知るシフォンではありません。

 ウエスターVSパッション。なかなか良い戦いをしますがパッションが押されます。実はイースの時の方が強いんじゃない?と言ってはいけません。プリキュアになると変身バンクや必殺技、各種玩具など幅広く活躍できますし、戦闘力についても「最終的には絶対に勝つ」保証がついていてお得です。
 追撃を加えようとするウエスターの攻撃をベリーが受け止め、逆に掴んで投げ飛ばします。ナイスフォロー。やはりベリーの戦闘力は高い。しかしその分サウラーを相手にするのはパイン一人。回し蹴りでサウラーを攻めますが足払いで体勢を崩された上に蹴り飛ばされて劣勢。二対一なら有利ですが一対一だと苦戦するパワーバランスのようです。ピーチがシフォン保護に手を割いている分戦闘は不利になります。
 サウラーがピーチに向かい蹴り飛ばします。
 倒れながらもシフォンを抱きかかえるピーチ。シフォンは壊れた玩具のようにずっとセリフを繰り返すばかり。元に戻って…とピーチは涙を流します。その涙がクローバーボックスに落ちると、自動的に曲が流れます。先ほどと違うメロディです。長老によると子守歌らしい。

 曲を聴いたシフォンはいつものシフォンに戻ってラブの名を呼びます。歓喜の涙を流して再会を喜ぶピーチ。ベリー達もピーチのもとに駆けつけて喜びます。
 状況が変わったのでウエスター達は撤収します。


④人間万事塞翁が馬
 ラブの家ではせつながコロッケを揚げます。前回の約束どおり今日はコロッケです。美希と祈里も手伝います。ラブの母は美希に一緒に食べようと誘います。
 こんばんはー、と祈里の両親がやってきます。大勢の方がいいとラブの母が気を利かせたようです。ジャガイモは一袋分だったと思いますが、買い増ししたのでしょうか。祈里父が家の前をうろうろしていたから連れてきた、と大輔、裕喜、御子柴を招き入れます。学校で様子が変だったので気になって、と言い訳する大輔。両親達の前である意味「俺はラブに気があります」と言っているに等しいような気がしますが、そこまでは頭が回っていなさそうです。ラブは数瞬呆けたような表情を浮かべますが、今日はみんなでコロッケパーティーだー!と張り切ります。
 庭に机を並べてコロッケパーティー。ラブの父も夕食に間に合ったようです。和希も居ます。コロッケをバクバク食べる長老。傍目には勝手にコロッケが無くなっていくように見えるのでは? シフォンとタルトも頬張ります。
 団欒のひととき。驚きと不安から始まった一日は、安らぎと笑顔で終わります。
 ラブはシフォンの笑顔をラビリンスに渡さない!と決意を新たにします。


 ラビリンス。メビウスはインフィニティ奪取に失敗したウエスターとサウラーに任せるわけにはいかず、新たな刺客を放ちます。ラビリンス最高幹部ノーザ。


⑤次回予告
 新たな敵を加えて物語は終盤に。


○トピック
 主力商品であるシフォンにダークなイメージを付加させたのは布石で、実は新商品のクローバーボックスを購入すればシフォンを元に戻すことができるという販促。さらには映画の宣伝までこなします。さすが当世代最高の女児人気を誇るアニメです。やることがえげつない。他の追従を許さないこの囲い込み商法。幸せになれるのは金持ちだけだと言わんばかりのやり口。ラブ達は愛情でシフォンを元に戻しますが、現実は親のサイフ。笑うのは買って貰った子ども達と製作会社とスポンサー。買って貰えなかった子ども達は現実に負けず強く生きて欲しいと思います。

 そんなこんなで1話で解決。あまりシフォンにダークなイメージをつけると子どもが怖がるので丁度良いでしょう。物語としては、シフォンを元に戻したものの抜本的に解決されておらず直接ラビリンスが襲ってくるようになったので悪化しています。いつもの敵が襲ってくるパターンになったと言えばそれまでですが。

 親達とラブ達が家族として繋がっているように、ラブ達とシフォンも擬似的な家族として繋がりを持っていて、それに友達である大輔を加えたラストのコロッケパーティーは、大人と子ども、家族を含めたフレッシュプリキュアの関係の縮図でもあります。シフォンとの再会で終わらずに、せつなのコロッケ作りを含めて、さらには心配した大輔達も集まって結果としてパーティーになってしまっているのはプリキュアらしい終わり方です。禍福はあざなえる縄のごとし、人間万事塞翁が馬、不幸や不安や苦しい体験もそれが大きな幸せへの一過程であるなら決して無駄でも無意味でもないものになります。ま、その大きな幸せがより大きな不幸への一過程だったりもするんですけどね。だからこそ、人生は見逃せない。


 プリキュアにダンス、せつなの幸せ、シフォンの将来、ラビリンスと盛りだくさんなフレッシュの物語。役者も揃ったことだし次回以降も楽しみですね。
[ 2013年05月22日 12:09 ] カテゴリ:フレッシュプリキュア! | TB(0) | CM(-)
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