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第32話「さようなら!タルトとシフォン!!」

○今週の出来事
①お別れは突然に

 元気のないシフォン。タルトは黙々と身支度をしています。部屋に戻ってくるラブとせつな。ドーナツを買ってきたようです。ラブはどれがいい?とドーナツに夢中。タルト達の様子にせつなが気づきます。スウィーツ王国へ帰ると言うタルト。ラブはまだドーナツに夢中でことの重大性に気づいていません。
 淡々とさようならと言うタルト。シフォンも涙目です。えー!?とようやく事態に気づくラブ。朝からテンション高ぇなこの子。


 ということで、美希達も呼んでプリキュア会議。長老の要請でタルト達は帰ることになったそうです。タルト達はプリキュアを探すためにこの世界に来たので4人揃った今では役目は終わっています。
 なんとかこちらに残る方法はないのか?と言うラブに、祈里が4人見つかっていないということにしたら?と言います。ずるっこいな。なるほどじゃあピーチが見つかってないとか、とその意見に乗る美希。一番最初にプリキュアになったのにそれは酷い。今度はせつなが実は一人偽物だったというのは?と代案を出します。偽物て。デザイン的に他三人と相容れないあんたが言う台詞か。じゃあピーチが偽物だったということで、と美希。あくまで汚れはピーチにしておきたいようです。それともピーチがリンクルンを無くしたとかは?と祈里。ピーチはん大人気です。きっと美希と祈里はラブをいじりながら得も言われぬ幸福感に浸っているに違いない。いちいちボケ・ツッコミをやるラブさんはいい人だと思います。今更ですが、ラブの私服可愛いです。この子の無邪気さは魅力的。
 与太話はここまでにして、タルトは神妙な面持ちで帰郷を口にします。決まったことは覆せません。シフォンを抱き寄せる美希。美希とシフォン苦難ありましたが今ではすっかり仲良し。祈里とタルトも。
 ラブは餞別にとドーナツの袋をタルトに渡します。中は空っぽ。美味しく頂きました。涙ながらにせめて袋と香りだけでも!と言うラブ。それは何かの嫌がらせか。もうええわい!とつっぱねるタルトもこの漫才が最後かと思うとしんみりしてしまいます。
 アカルンの力によってスウィーツ王国へと転送します。


②番組が違う
 スウィーツ王国へ戻ったタルトとシフォン。名前からは映画版GoGo!のお菓子の国のような盛大なお菓子の情景を連想しましたが、案外普通です。
 ちゃっかりついてくるラブ達。口々に王国の感想を漏らします。長老に挨拶とか色々口実はありますが、お別れはとりあえず延期。雲の形がソフトクリームや鳥に見えると楽しむ彼女らに呆れるタルト。先ほどまでのしんみりした感傷が台無しです。とりあえず城に向かいます。

 お城では盛大なお出迎え。もうかりまっか!ぼちぼちでんな!とベタな挨拶。国民みんな関西弁です。どうやら本当に公用語らしい。異国情緒感が全くねぇ。しかもどうやらタルトは王子らしく第105王子だそうです。105代目の王子なのか、嫡子が105いるのか、国王候補が105いるのか気にならんでもない。正式な名前は長いですが本人も覚えていません。
 お城に立って国民に手を振るタルト。プリキュアを紹介します。

 タルトに声をかけるアズキーナ。フィアンセです。フィアンセと聞いて驚きつつも目を輝かせるラブ達。その手の話好きそうです。せつなはあまりよくわかっていないのか一人話に食いつきません。
 国王と謁見。アズキーナから紹介されますが、玉座が遠すぎて見えません。タルトはお母さん似みたいね、と冷静に観察するせつな。見えるらしい。ラビリンスの人というのか、せつなはどうやら身体能力やら基礎学力やらが高い。
 国王から長老のところに行けと言われます。アズキーナは何かあるのか不安そうにタルトを見ます。

 長老を訪ねる一同。長老はボンジュ~ル、君の瞳に乾杯♪とやたら軽いノリです。こういう人だったんだ。めっさバリバリの関西弁でタルトに頼み事をする長老。長老と王子の会話というより、近所のお爺ちゃんがお使い頼んでいるように見えます。実際そんな感じですが。
 シルコ・アマの森のほこらにお使いに向かうタルト。アズキーナが追いかけて森に行くのを止めます。魔神が支配していたと言うアズキーナに昔の話だと答えるタルト。ラブ達が護衛につきます。
 タルトとアズキーナの熱熱っぷりをラブが言うと、タルトもまんざらではない様子。しかしせつなはアズキーナが何かを隠していると言います。元腹黒なので隠し事がわかるのでしょうか。

 シルコ・アマの森がどういうところから訪ねるラブに、タルトはそよ風が吹き、小鳥がさえずり、草花が優しく出迎えてくれると言います。
 ついてみて驚愕の光景。おどおどしく出迎える森の情景。イメチェンしたやろか…と顔を引きつらせるタルト。ベタな展開です。ああいう前振りは絶対にそうならないと昔から決まっています。荒々しい風が吹き、カラスが不気味に鳴き、巨大化する化け物のような花が出現。どうやらRPG的にはモンスターが現れた!ような感じです。


③日曜サスペンス
 襲いかかる巨大花。逃げるラブ達。このままでは追いつかれてしまいます。変身して応戦します。今回はラビリンスと関わらないようです。
 ピーチ、ベリー、パインの攻撃で態勢を崩してパッションの必殺技で一気に倒します。早い。RPG的には初期の敵でしょうかあまり強くありません。戦闘慣れしているプリキュアの前では凶暴化した花程度では敵になりません。
 元に戻った花を見ると大福の花だとタルトが言います。当然あんな化け物のような花ではありません。心当たりがあるタルト。

 走って向かう一同。いったんほこらをパスして心当たりの場所に向かいます。お椀と蓋が外れて何か出てしまったような跡。魔神の封印が解かれてしまったようです。早々にアイテムを回収して離脱したいところですが、悲鳴が聞こえてきます。
 アズキーナです。。花で足止めを食らったせいかラブ立ち寄りも早く来ていたようです。上空から何か落下してきます。
 地響きを立てて姿を現わす……臼。ウスです。人型になります。魔神だそうです。ご丁寧にも腹のあたりに臼と杵のマークが入っています。なんで餅つきの魔神なんだ。おしるこだからなのか。ウーッス、とナケワメー…魔神が言います。お前絶対ナケワメーケと同族だろ。
 先制攻撃をかわして、プリキュアが反撃。意外と大したことがないのか簡単にぶっとぶ魔神。しかし頭の餅をついて練るとそれをのばしてきます。プリキュアお得意の触手攻撃です。ちなみにこの番組は日曜朝のアニメなので適正な表現方法に努めています。瞬く間にプリキュア全員捕縛されてしまいます。
 助けようと駆け出すタルトを引き留めるアズキーナ。タルトはプリキュアはラビリンスと戦うためにいるのでここでもしものことがあったら長老に顔向けできないと言います。その言葉を否定するピーチ。自分達はラビリンスだけと戦うのではなく、みんなを悪い奴らから守っていつも笑顔でいてもらうのが使命、タルトもタルトの使命を果たして!と言います。
 ここでネタばらし。アズキーナが封印を解いたと告白します。魔神も空気を読んで静観。犯人が告白するときは黙って聞くのが礼儀です。なおこの場合、ロケ地は崖であることが望ましい。
 魔神が出ればタルトがほこらに行くのを諦めると思ったと供述するアズキーナ。ほこらのものを持ち帰ったらタルトがまた向こうの世界に行ってしまうことを懸念したようです。浅はかな愚かさです。タルトが仕事に夢中になって自分が忘れられてしまうのが怖かったと話すアズキーナ。たぶん真面目な話なんですが、関西弁のせいか、どこか真面目に聞けないというか、関西弁を話す不思議生物というハンデは大きい。アズキーナの好意には感謝しつつも、こんなやり方は間違っている!と行為を責めるタルト。この手の恋愛もののゴタゴタは大抵好意を不適切な行為によって現わそうとしていることが多いような気がします。そこに気づけないのが浅はかさであり、気づけても(嘘をつきっぱなしとか)直せないのが愚かさであります。

 一段落したので魔神が餅をのばしてきます。アズキーナをかばって捕まってしまうタルト。なぜ自分を!?と言うアズキーナに大切な人を守るのは当たり前と言うタルト。ほこらのものを長老に届けてくれとアズキーナに託します。今気づきましたが、ほこらにあるものって新商品でしょうか。おそらくアイキャッチやEDで登場していた箱形の玩具。

 アズキーナをほこらに向かいます。触手をかわしながらなんとかほこらへ。もう少しのところで捕まってしまいますが、気力を振り絞って新商品をつかみ取ります。
 箱から音色が広がります。その音に安らぎを感じるプリキュア達。逆に魔神は弱体化します。新商品はオルゴールかな。弱体化した魔神をプリキュア達が抑えて、ピーチの必殺技で撃破します。


④元の日常へ
 長老に新商品を届けます。商品名はクローバーボックス。
 そろそろ帰る時間です。お別れの時が迫り…ません。
 なんでやねん。なんでお前一緒にいかへんの? 長老ほんとただのおっさんだな。威厳とかないぞ。新商品の管理があるので託されます。シフォンも一緒にラブ達の世界へとどまることに。あれだけお別れと言った手前少し格好悪いタルトですが、ラブが帰ろうと促します。「帰りまっか」

 外にアズキーナが居ます。会わせる顔が無いアズキーナですが、タルトはドーナツを持ってくるから一緒に食べようと許します。
 ラブ達も口々に口癖と絡めてタルトとアズキーナを見守ります。

 カオルちゃんのドーナツ屋にやってくる一同。さっそくドーナツを注文します。

 クローバーボックスが世界を救う鍵となるとつぶやく長老。売り上げは大事です。



⑤次回予告
 ついに美希(とせつな)回!!


○トピック
 タルトですらフィアンセが居るのにお前らときたら、とかそう声は聞こえなかった。断じて聞こえない!! むしろ日曜朝に嬉々と女児向けアニメ見ている俺は勝ち組。という回でした。10月の映画楽しみですよね。

 どうやって新商品出るのかと思っていたら、ほこらでゲット。毎年新キャラが登場するのでそれに合わせてかと思ったのですが、キャラは増えないのかな。

 今まで本当にあるのかさえ疑わしかったスウィーツ王国が登場。タルト実は王子でした。しかも母親似。これは重大な伏線になる、わけもなし。
 プリキュアでは恒例のお別れにちょっと絡む話。ラブ達にとってはタルトやシフォンと居る生活が今や当たり前の状態になっていて、タルト達も別れを惜しんでいます。シリーズ上、なんだかんだ言って最終回を迎えても一緒に居たり世界を行き来できたりするので今作でもそうなりそうな感じではあります(瞬間移動できるし)。また今回プリキュアが明言しているように、プリキュアはただラビリンスと戦うための存在ではなく、人々の安全と笑顔を守る使命があります。その範囲は四ツ葉町だけでなくスウィーツ王国にも適用されるでしょう。
 タルトに恋人がいるのは意外でしたが、彼は一応役割としては大人に分類されるでしょうから、子どもより一段高いところで男女関係を持っていると関係性の幅が広がるので、それらを総括して守るプリキュアの存在感が増します。一応対象年齢が低いプリキュアで濃い恋愛を主人公達がするよりは不思議生物が恋愛を臭わせる程度に止めて、好意の形を主人公達が知るというのは安定した形です(主人公が視聴者と乖離しすぎない)。プリキュアが今回あまり活躍しないのも、タルトとアズキーナの話なので自力解決させるためだと思われますが、相変わらずこの作品はその辺が徹底しています。プリキュアは個人の問題を解決しない(出来ない)。
 今までは、ラブ達の世界に居候していただけのタルトでしたが、故郷があり、故郷には役職があり、恋人がいることで彼の世界が拡大してラブ達と繋がりを持ったことになります。大人の世界、子どもの世界、それ以外の世界の人々の笑顔を守るのがプリキュアの使命となります。


 いよいよ次回は美希とせつなの話。確かにこのふたり会話が弾まなさそう。
[ 2013年05月22日 12:08 ] カテゴリ:フレッシュプリキュア! | TB(0) | CM(-)
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