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第16話「恐怖の文化祭!夜の学校に響く足音!!」

○今週の出来事
①文化祭

 美希と祈里に手伝って貰ってお買い物。ラブの学校では文化祭があるのでその準備です。ラブは文化祭実行委員に選ばれたと自慢げに話しますが、自薦だったと見透かされています。
 荷物が重いので美希が中身をあさると、こんにゃく。祈里が持っているのは釣り竿と懐中電灯。何をやるのかと疑問に思うふたり。そうか!読めたぞ!……すいません、テキトーなこと書こうかと思ったんですが、たいして面白いアイデアでなかったんで勘弁してください。
 ラブを呼ぶ声。フランケンのかぶり物をして人形を抱えた学生服の男が走ってきます。これは職務質問をされても文句を言えません。目を輝かせて男を見るラブ。美希と祈里は驚いて警戒しています。ラブは男から人形を受け取ってばっちりゲットだね!と答えます。愉快なことになりそうです。


 ドーナツ屋の影で音楽を聴きながらドーナツを頬張り旨~いと幸せなウエスター。まて、お前幸せになってどうする。まず不幸にしろよ。働けよ。美味しさに小躍りしそうなウエスターは自分で成果をあげていないのにこんな幸せで良いのだろうか?と自問します。成績不振で首切られるんじゃないのか。インフィニティを手に入れれば大手柄ですがそうそう美味しい展開は巡ってはきません。ため息をつきます。

 同じくドーナツ屋では、出し物がお化け屋敷であると判明。男からフランケンのかぶり物をはぎ取ると中は大輔です。ラブから実行委員なの、と紹介されると気のない風な返事をする大輔。なんで大輔が実行委員やっているのかわかるってもんです。
 様々な品物があるのでどこから手に入れたのか祈里が訪ねると、姉に頼んだと答える大輔。テレビ局の撮影用の機材を借りたようです。これで怖さ100倍!流石トリニティパワーとテンションが上がるラブ。
 ちょうどヘッドホンを外したウエスターは「…ニティ」と聞いてインフィニティと勘違いします。大輔がこぼした小箱がそれだと思うウエスター。お前インフィニティがどういうものなのか分かってるのか? 案の定分かっていないウエスターさん。だろうと思いました。しかしそのまま小箱がインフィニティであると決めつけます。思い込みは禁物です。仕事で失敗する大きな要因です。取っておくつもりだったドーナツをうっかり食べてしまいます。せこいなぁ。もうこの人絶対シリアスには戻れないと思う。


②本音と建前
 あいにく天気はすぐれませんが文化祭の準備は着々と進みます。
 ラブのクラスでも準備完了です。すっかり忘れていましたが、裕喜と御子柴も同じクラスです。ふたりはラブが指揮をとってくれたおかげで終われた、大輔だったら終わってなかったと話します。
 噂をすれば大輔。のんきに看板の出来を褒める大輔に、お前働いてないだろ、と冷たい視線を送る裕喜達。こういうイベントではやる気ある奴と無い奴に分かれます。図星ではあるものの、ゴミ捨てに行っていたとゴミ箱を見せようとしたら店先の骸骨に当たってしまいます。倒れそうになった骸骨をラブと大輔が同時に支えようとしますがラブの手に触れた大輔は思わず手を引っ込めてしまい支えきれなかったラブは骸骨の下敷きになってしまいます。
 なんで支えてくれなかったの? と非難の目を向けるラブ。向けられた大輔は口ごもってしまいます。意識してしまったので離したとは言えません。いや~ごめん、お前のこと好きなんで意識しちまってうっかり離しちゃった、と言えたら大物です。馬鹿者とも言えます。
 ラブのことから意識をそらすために、明後日には捨てるものだろと論旨を変える大輔。文化祭なんてテキトーにやっておけば良いと言い出します。青いな少年。大輔も失言だったことに気付きますがラブからなんで実行委員になったの?と追い打ちをかけられます。これも質問としては痛いところです。だってお前のことが好きだから!なんて言えません。ここで言えたら漢です。見直そう、君の評価を。テキトー、やりたくなかった、と嘘を重ねる大輔。前回の本音を言わされる羽がささってくれたらある意味楽だったかもしれません。
 「だったら、あたしひとりでよかったのに
 大輔から顔を背けるラブ。大輔も引っ込みがつかずつっけんどんに返答します。

 下校するラブに声をかけて行く御子柴と裕喜。ラブも明日は楽しい一日にしようと返事をします。黙って横を通り過ぎていく大輔。ムッとします。

 途中で雨が降り出します。ラブを気にした大輔が後ろを振り返るとラブは何かに気付いた様子で来た道を戻ります。ちょっと逡巡してラブの後を追う大輔。
 学校に戻るラブと大輔を見てウエスターはチャンス到来と待ち受けます。何で花柄の傘持っているの? というツッコミがどうでもよくなるくらいこの人はお約束になってきました。


 教室に戻るとラブが懸念したとおり窓が開いていてセットに雨がかかってしまっています。修繕を始めるラブに声をかける大輔。自分も手伝うと言いますがラブはどうせ面倒臭いんでしょ、とつっけんどんに返します。
 大輔が言い訳をしようとしたら稲光が教室を照らします。思わず耳をふさいで目をつぶる大輔。遅れてゴロゴロと雷の音。大輔ははっと立ち上がると呆然としています。ラブが雷が怖いの?と訪ねると、笑われると嘲笑を覚悟する大輔。しかしラブは「大丈夫?」と心配する声をかけて耳栓をしようとティッシュを渡します。大輔はラブの意外な反応に呆然として身をかがめます。恥ずかしそうに何故笑わないのか訪ねると、誰だって怖いもののひとつやふたつはあるでしょ、とラブは平然と答えます。誰もがそう考えてくれるのならどれだけ世の中楽で救われるだろうか。いや、逆かもしれない。自分の弱さや苦手なものを人にさらけ出すのが怖いからそれを避けているだけで、みんな分かってくれるのかもしれない。ちなみに私は逆上がりが出来ません。
 中間テスト、期末テスト、宿題、通信簿…と怖い物だらけだと言うラブに思わず苦笑してしまう大輔。笑い声が教室に響き渡ったあと盛大な稲光と轟音が聞こえてきます。大輔はティッシュを渡そうとするラブの手が震えていることに気付きます。ラブも雷が怖いのではないかと顔を見ると顔は平然としていますが手は相変わらず震えています。
 突然気合いを入れるとさっさとセットを直すぞ、と張り切り出す大輔。その姿を見てラブも手を進めます。なんとか修繕の目処が立つと、ラブは文化祭実行員のふたりって感じがするね、と大輔に笑いかけます。ああ、青春してるなぁ。
 甘酸っぱ~、とその様子を照れながら見るウエスター。なにお前のぞいてるの。っていうか視聴者のセリフを言うな。

 気を取り直してインフィニティ奪取作戦を実行します。骸骨にクリスタルを憑依。わざわざ小声で言うあたり芸が細かい。
 教室の外から物音がしたので様子を見に出ると骸骨が消えています。ふたりの肩にのしかかる手。恐る恐る振り返ると骸骨がそこに居ます。腰を抜かして後ずさるラブと大輔。見えそう!
 ラブはラビリンスの仕業だと気付いてリンクルンに手を伸ばします。突如攻撃を仕掛けてくる骸骨。とっさに回避しますが壁は壊れています。直撃は危険です。というかこの修繕どうするんだろう?
 ラブの腕を掴んで逃げる大輔。ナケワメーケが能力を発動すると学校全体がお化け屋敷となります。骸骨が後ろから追いかけてきます。逃げるふたり。ラブの腕を掴んでいるあたりなかなか男としては良い態度ですが、変身すれば超人的な能力を発揮できるラブからすれば余計なお世話です。むしろ足手まとい。散開しようと提案しますが、ひとりに出来るか!と離してくれません。いえ、ひとりになりたいんです。しょうがないので美希と祈里にメールを打つラブ。冷静です。余裕があります。このアニメの女の子は制服着ててもタフです。
 そんなラブの心中は知らず、俺がラブを守る!と意気込む大輔。男の子としては見上げた態度ですし評価に値しますが、生憎この番組は女児向けヒロインアニメであるので、その気迫と覚悟は無駄ではないけど役には立ちません。
 廊下の角を曲がるとスライムのような壁にぶつかってストップ。ラブはそのまま落とし穴。
 図らずもひとりになったラブですが、骸骨と遭遇してしまい思わず大声をあげてしまいます。わざわざ懐中電灯を使って怖さをアピールする骸骨は優秀だと思う。
 戦闘態勢を取るラブ。しかしちょうどラブの悲鳴を聞きつけて大輔が骸骨にタックル。そのまま教室にラブと一緒に入ります。バラバラになった骸骨は再生。何故か2体に増えています。

 理科室に隠れながら、ラブを気遣う大輔。大輔の凛々しい姿に顔を赤らめるラブ。青春ですね~。ほろ甘!
 大輔にお礼を言うラブ。今度は大輔が赤くなります。青いね~少年。甘酸っぱ!
 そんな青春のドキドキイベントをお楽しみの中申し訳ありませんが、骸骨が扉を叩きます。非常階段から逃げます。


③勇気、強さ、力
 外に出るとウエスターと骸骨が待ち受けています。渡して貰おうと大輔に要求するウエスター。何のことか分からない大輔ですが、逃げずにウエスターに正面切って対峙します。震える手を握りしめて意を決して言います。
 「さっきはラブを守るために逃げてたんだ。でも今はラブを守るために、逃げない!

 男を見せる大輔。盛大に雷が鳴ります。評価しよう君の勇気を。
 ラブは大輔の姿に感心するものの、そのまま失神していることにも気付きます。先ほどの雷で緊張の糸が切れてしまったようです。大輔の額に指を当てながら、頑張りすぎだよ、と言いながらもありがと、と優しい表情でお礼を言うラブ。
 ほろ甘!甘酸っぱ!
 甘酸っぺぇ、とナケワメーケとウエスターも口をそろえて見ています。お前ら仕事しろ。視聴者のセリフ取るな。

 美希と祈里も合流。さあ、変身です。男がどんなにかっこよく決めようが、この作品は女児向けヒロインアニメの最高格であるプリキュアなのです。
 ウエスターはナケワメーケに少年を捕えるように指事を出します。指示どおり躍りかかる2体の骸骨。うっかり不~二子ちゃ~んと言ってしまうんじゃないかと思えるようなダイビングポーズです。そんな骸骨に肘打ちを決めるベリー。パインは抱き留めるかっこうです。あ、私パインがいいな。
 大輔をピーチに任せ、パインは骸骨を振り回して投げ飛ばします。上手く着地する骸骨。少々手強そうです。ピーチが大輔を退避させていると、パインが学校の壁にふっとんでいます。今度はピーチを襲う骸骨。ピーチは反撃を加えて撃退に成功。戦闘力ではパインより強そうです。壁にめり込んでいたパインも気を取り直して現在品薄状態のキュアスティック・パインフルートで骸骨2号を倒します。

 屋上では本体である骸骨と格闘戦を繰り広げるベリー。少々力で及ばないものの、必殺技で勝負をかけます。直撃を受け、倒せないまでも弱体化するかと思いきやエスボワールシャワーを完全にはね除けてしまいます。まさかの事態に驚くベリー。ごめん、ちょっと同情で目を伏せてしまいました。いくら新商品を持っていないからってこの扱いは、酷い。
 反撃を警戒したベリーをスルーして大輔を捕獲する骸骨。

 ウエスターのもとに大輔が届けられます。駆け付けるプリキュア。最悪な状態に歯がみするベリー。責任感を一番感じるところです。
 大輔から小箱を奪うウエスター。大輔を返して!というピーチの要求に答えて、骸骨が大輔をプリキュアとは反対側へと投げ飛ばします。えげつない。追いかけるピーチ。しかし間に合いません。このままでは大輔は正門の学園祭の看板にぶつかってしまいます。ベリーが骸骨を倒し損なわなければ! せめて弱体化させていればこんなことにはならなかったのに! とは言ってはいけません。うっかりパインあたりが内心で思っていてもそれは言えません。主にパインの人気のために。
 ぶつかる間際、シフォンの超能力で大輔は空中で停止。タルトが駆け付けていました。ピーチが大輔を抱き留めます。

 ウエスターは大輔を情けない奴だとなじります。その言葉を聞き流すわけにはいかないピーチ。怒気を込めた声で応じます。
 「大輔は情けなくなんか無い。自分じゃなにもしないで見ているだけのあんたなんかより、ずーっと、ずーっと100万倍強くてカッコイイんだから!
 その大輔より100万倍強くてかっこよさそうなのがプリキュア。現在大人気で品薄のキュアスティック・ピーチロッドでナケワメーケを倒します。

 ウエスターは倒されたことに構わず、小箱にキスしながら嬉しそうに帰って行きます。
 何が面白いんだ?と疑問なタルト。ベリーは自分の手を見つめながら「どうして…」とつぶやきます。


 館に戻り、小箱を楽しそうに開けるウエスター。案の定びっくり箱です。驚いて尻餅をつくウエスターにびっくり箱から飛び出した骸骨は「びっくり箱だよ、バイ・トリニティ」と種明かし。


④持たざる者
 文化祭当日。ところで骸骨が開けた穴とかパインがつっこんだ壁はどうしたのか気になりますが、たぶんこんなこともあろうかと祈里が持っていたモルタルやセメントで直したのでしょう。美希もここぞとばかりに能力を発揮して私完璧!と言ったとか言わなかったとか。

 幽霊の格好をしたラブはすっごく怖いよと美希と祈里をお化け屋敷に誘います。複雑な気分で見る美希と祈里。美希が来ていることを知って思わず出てきてしまう裕喜。ミイラ男です。ラブが教室の中に押し戻していると、死神の格好をした大輔がサボろうと逃げようとします。ラブが見つけるとつまずいて転んでかっこ悪い姿を披露。ラブとたわいもない口げんかを始めます。青春! ほろ甘! 甘酸っぱ!
 楽しそうにしているラブと祈里を見つめる美希。表情は辛そうです。隣にいる裕喜の言葉も耳に入りません。自分の手を見つめ、
 「どうして…どうして…わたしだけ…
 ひとり取り残される美希。

 キュアスティックで新たなパワーを手に入れて♪
 キュアスティックのCMが直後に流れます。酷い!なんて残酷な仕打ち!これは鬼です。ここまで酷い仕打ちを見たことがない。ある意味プリキュアすらも欲しがるキュアスティック♪として請求力抜群ですが、シャレになっていません。思わず美希も玩具屋に直行してしまうこと請け合いです。しかし品薄で手に入らないかも。さらに絶望してしまいそうです。


⑤次回予告
 頑張れ美希たん!シフォンがどん引きしているけど頑張れ美希たん!!


○トピック
 ウエスター働いてないけど今週のFUKOゲージはめっちゃ溜まったと思う。

 甘酸っぱい青春な一コマ、と思っていたら美希の寂寥感が絶妙な話。ひとりだけ新商品持ってないことがここまで残酷にのしかかるとは容赦ないです。祈里より早くプリキュアになって、オーディションまで蹴ったのに、後から入った祈里に新商品販促を勝ち取られた美希の心中は察するには余りある。ある意味前振りまである高待遇ではありますが、思わず吹き出…もとい、涙を禁じ得ません。

 ある意味、前回とは逆のお話。本音を言わされるのではなく、建前を言わざるを得ない状況。前回は本音を伝えることや、きちんと配慮して伝えたいことを伝えるお話でしたが、今回は本音を伝えるわけにはいきません。口では言えないけど態度で好意を示す少年に幸あれ。でもラブは女の子同士の友情を優先しなきゃいけないからダメだぜ。自分の弱いところを見られても、素直に心配してくれる女の子を見たらより一層惚れてしまう気持ちは分かるけどね。
 プリキュアは女の子が大活躍する物語ですが、男の子にも見せ場や正念場があって、キチンとその意志が主人公達に伝わり理解されてもいます。物語としては物理的な強さは意味を持ちません。男の子も女の子も絶望や巨大な力に立ち向かう勇気、優しさを持つことが最大限に肯定されています。大切なものを大切だと大声で主張するプリキュアはそんな人々の代表者なのです。

 そんなほろ甘く、甘酸っぱい青春のワンシーンが霧散してしまうほど、美希のシーンが際立っています。ちょっと前までは自分も早くブルン出ないかな~と楽しく語らっていた姿がとたんに懐かしくなります。希望を印に持ち、完璧を目指す彼女がこれをどう克服するか楽しみです。
[ 2013年05月22日 12:01 ] カテゴリ:フレッシュプリキュア! | TB(0) | CM(-)
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