六畳半のすごし方 TOP  >  フレッシュプリキュア! >  第8話「シフォン大ピンチ!ピーチの新しい力!!」

第8話「シフォン大ピンチ!ピーチの新しい力!!」

○今週の出来事
①ラブの子育て奮闘記

 夜。電話に出るラブ。相手はミユキさん。ダンスレッスンの時間変更のお知らせです。机にあったスウィーツ語らしき文字が書いてある紙の裏にメモを取るラブ。
 朝。寝坊したと騒ぐラブ。よし着替えだ! KIGAE! 即完了。期待通り期待を裏切ってくれてありがとうございます。急いで支度したら今度は時間が変っていたことに気付いて膝をついて涙をこぼすラブ。ほんま、せわしないお人や。
 お腹を空かせるシフォン。キュアビタンを呼び出して与えます。瓶を放り捨ててしまうシフォン。どうやら中身が空っぽです。リンクルンを見たタルトはえらいこっちゃ!と慌てます。

 今週もOPは映画宣伝仕様。S☆SなMHの出だし。映画のピーチの笑顔が素晴しいです。劇場で確認されたし。

 タルトはキュアビタンが無くなったと言います。補充していたのか?という問いの「え?」と答えるラブ。やり方も教えられていたようですがすっかり忘れていたようです。
 切れてしまったのでスウィーツ王国から取り寄せる必要があります。メモを探すタルト。ラブがメモに使って、その後捨ててしまったようです。キュアビタンの業者の連絡先が書いてあったと力なく話すタルト。業者て。なんかもっと不思議なパワーで得られるものとか、簡単に得られる類のものじゃないのか。
 なんでそんな大切なものを机の上に、と言うラブにアフターフェスティバルだと答えるタルト。後の祭りです。物欲しそうにラブを見るシフォン。

 ラブは代わりにと、ミルク、リンゴのすり下ろし、ホットケーキ、おかゆを作って与えようとしますがどれも受け付けてくれません。残った分はタルトが処理。しかしそれにしても家事出来る主人公だなぁ。
 拗ねるシフォン。お腹を空かせているためです。タルトは満腹なので落ち着いています。王国に戻って直接キュアビタン持ってくればいいと思うのですが時間や何か手続きでもかかるのでしょうか。
 ラブは幼い頃に母に作ってもらった特性ミルクを作ります。しかしそれもダメ。思わずシフォンを責めるような目で見るラブ。シフォンは超能力を使って抗議します。すっかりむつけてしまうシフォン。ラブは意気消沈してしまいます。
 電話に出るラブ。ダンスレッスンの時間です。部屋を出て行くラブ。散らかった部屋には特性ミルクも転がっています。


 ダンスレッスンをする三人。ラブは覇気がありません。胸中はシフォンのことばかりで、心ここにあらずな感じです。ミユキさんもラブの様子に気付きます。
 休憩時間。ラブは、泣く子にミルクを飲ませる母の姿を見てシフォンもお腹が空いていたから泣いていたんだと改めて気付きます。自分も努力しているのに、という先ほどまでの自己の要求は消え、責任を感じます。
 ミユキさんからダンスに集中していなかったけど?と訪ねられ決心したラブは事情を話さず帰ってしまいます。ミユキさんは美希と祈里を促します。ミユキさん大人です。ちなみに17歳です。基本的にプリキュアの高校生以上は大人的に描かれています。

 ラブを追いかける美希と祈里。なかなか話そうとしないラブに水くさいと美希。祈里はラブの手を握って幼なじみでしょ、とラブを見ます。そのまま白昼堂々と抱き合ってくれると個人的に嬉しい(白昼夢でも見てろ)。事情を話すラブ。


 ラブの部屋。事情を知る美希と祈里。祈里のポーズナイス! カメラさん祈里に寄って!正面から! 美希のポジションが最良です。美希さんちょっとさりげなく祈里の写真撮ってくれませんか(なんか、もう、色々と酷いな俺)。

 こちらの世界の食べ物はシフォンの口に合わないようです。キュアビタンは無い。他の代替物もない。八方ふさがり。困った状態です。困ったと言えば祈里のフェレット嫌いもまだ進展がありません。
 キュアビタン作るしかないな、とさりげに爆弾発言をするタルト。最初から言えよ。


②キュアビタン作り
 材料は、虹色の卵、空から降った乙女の涙、竜巻の欠片、走るペガサスの尻尾、天使が落とした幸福のリング。それらをリンクルンで呼び出すお手軽クックカップに入れればできあがりだそうです。まあ、なんてお手軽。三分クッキングです。材料が揃えば。
 近い材料でも良いと言うタルト。ラブはシフォンのため決行します。


 卵にマジックで虹を描くラブ。これは酷いパチものです。しかし只のお皿にキャラクターの絵を描くだけで価格が跳ね上がることはしばしば見られることです。卵をカップに入れると自動判定されます。失格。お手軽の名に恥じないお手軽さです。高性能。
 美希発案で、ジョウロで虹を作ってそれに卵を重ねます。判定は○。第一問クリア。

 次は空から振った乙女の涙。地上に待機する美希。ラブはビルの屋上。祈里が激辛シュークリームを用意します。シフォンのためとそれを食べて涙をこぼすラブ。何か乙女チックな情景が流れますが、やっていることはえらい物理的です。地上で待機していた美希からの報告は「全然見えなかったごめん」だってと笑顔でシュークリームを見せる祈里。まだまだ一杯あります。この笑顔に騙されてはいけません。

 どこで用意したのか羽の髪飾りを付けて走る美希。ポニーテールにしてその状態で髪の毛を抜きます。

 子どもがよくグルグル回って遊ぶように公園でグルグル回るラブ。た、大変だぁ。こんなこと業者はやってるんだぁ。オリジナルを集めるより大変そうだぁ。

 ラブの作った特性ミルクを持っているシフォン。タルトは頑張っているラブの気持ちを分かってやれと話します。

 最後のお題は天使の落とした幸福のリング。難題です。ドーナツ屋で思案するラブ達。カオルちゃんは悩みが分からないのが悩みだと言います。それは幸せだと思うけどね。何も問題がなくても、何かしら問題があっても人は困るようです。
 大好きなドーナツを目の前にして食が進まないラブ。シフォンがお腹空かせているのに自分だけ食べるのは気が引けると話します。ドーナツの穴を通して他のお客さん達の微笑ましい情景を見るラブ。美希と祈里も真似ます。幸福のリングです。しかし天使が居ません。
 電話でカオルちゃんが天使の微笑みカオルちゃんです、と言います。その顔で言うか。それを聞きつけて身を乗り出すラブ達。赤ん坊の頃言われたと言うカオルちゃん。それは仕方ない。グッハッ、と言いながら思わずドーナツを手放してしまいます。それを追いかけるラブ達。


③育児勉強もするウエスター
 子育ての本を持ちながらチューリップ畑に立つウエスター。もう、この人はお笑い担当です。チューリップをナケワメーケに変えて襲います。
 変身。チョリース、と言いながら襲いかかってくるナケワメーケ。色んな意味で軽いなぁ。ピーチが先制攻撃して体勢を崩します。先ほどまで泣いていた子ども達もプリキュアの姿を見て喜びます。
 しかしナケワメーケの足下には天使のリング(ドーナツ)が。踏みつぶせと指示を出すウエスター。ピーチが踏ん張って天使のリング(ドーナツ)を守ります。ピーチはシフォンに笑顔を返してキュアビタンを作ると言います。
 ベリーとパインの援護攻撃で窮地を脱したピーチ。三連続必殺技でトドメをさします。が、効きません。ひそかにパワーアップしていたと言うウエスター。いわゆる「こんなこともあろうかと」ってやつです。
 マシンガン状の攻撃を撃つナケワメーケ。ベリーとパインが倒れ、天使のリング(ドーナツ)も粉々に砕け散ってしまいます。呆然としていたピーチに弾が当たって倒れてしまいます。リンクルンが地面に落ちます。
 シフォンにごめん、と涙をこぼすピーチを見てシフォンは持っていた特性ミルクを一気に飲みします。それを見て微笑むピーチ。先ほどまでとは違った涙が流れます。


④愛のメロディ キュアステッィク・ピーチロッド
 シフォンの額とピーチの胸につけているバッチから光線が出てぶつかりハートになります。ところで、フレッシュって胸あるよね。ありがたやありがたや。
 ハートから落ちたしずくがリンクルンに降り注いでピックルンが出てきます。待望の必殺技バンク発動です。ナケワメーケもやられる気満々で気合い入れて襲ってきます。
 フルート状の魔法ステッキを持つピーチ。おお、何か魔法少女っぽい。格好もそれっぽいし。
 「届け愛のメロディ、キュアスティック、ピーチロッド!
 「悪いの悪いの飛んでいけ! プリキュア・ラブサンシャイン・フレーッシュ!
 作品名を冠した必殺技。魔法少女っぽいけどやることは破壊殲滅。ハート型の弾丸がナケワメーケを包み込んで倒します。

 ピーチに抱きつくシフォン。ウエスターは撤退。


⑤ラブとシフォン
 キュアビタン完成。天使のリングは追加でカオルちゃんから貰ったのでしょうか。虹を浴びた卵、激辛シュークリームを食べて出た涙、変な格好してむしり取った髪の毛、グルグル回って取った何か、ドーナツ、というオリジナルの材料とは微妙に、というか何の接点もないものもいくつか混じったものを混ぜて作られたキュアビタンは似て非なるものどころか全くの別物のようにも思えますが、きっとお手軽クックカップはその辺も調節してくれたに違いありません。ラブと美希の肉体労働の結晶です。天然キャラはこういうときに強い。
 キュアビタンをあげようとしたらシフォンは飲みません。その代わりピックルンを呼び出してハンバーガーを出して食べます。少し大人になったと言うタルト。キュアビタンはもう飲まないと言います。え~。
 ミルクから離乳食になったみたいなもの?と祈里。ハンバーガーが離乳食かよ。ピックルンって何?と訪ねる美希。タルトは言葉を濁してプリキュアの種というか、そっち方面系みたいな、と曖昧に答えます。プリキュア関係は全部シフォンに依存しているというか、シフォンが鍵を握っています。ピックルン鍵の形だしね。
 ラブとシフォンに絆が生まれたからピックルンは姿を現したと纏めるタルト。まあ、そのとおりです。美希や祈里も関わるようです。ごくごくキュアビタンを飲むシフォン。これはこれで好きなようです。
 幸せゲット。


⑥次回予告
 プリキュア恒例の別離回。


○トピック
 ラブの子育て奮闘記。そして必殺技バンク登場。ついでにシリーズ通算250回。

 女児はお世話ごっこが好きらしいので、シフォンの子育ては興味あるところでしょう。絆はプリキュアのキーワードなのでそれと絡めて新商品まで見せるプリキュアは商魂たくましい。

 ラブ・美希・祈里の関係は現状でも大分進展した仲なので、その関係の醸成よりもシフォンをお世話する中で助け合い、シフォンと絆を紡いでいく展開は上手いところです。精神的にちょっと脆いところがあるラブを支える美希と祈里の優しさ、素直で真っ直ぐなラブが素敵。
 6話の親子ゲンカが子ども視点だったのに対して、今回は親視点。どちらかと言えば大人の方が思い当たる点が多いでしょう。自分に落ち度はあったけど、自分だって頑張っているんだからそれを認めて欲しい、と誰もが思います。誰だって努力は認められたいし物事が上手く運んで欲しいと思う。言換えれば「俺は悪くない。お前が俺を受け入れろ(お前が変れ)」という外部に対する変更要求です。この考えは非常に強固で捕らわれやすいので日常のあらゆる場面で芽生えます。こうなってくると後は意地の張り合いに発展します。
 もちろん、素直で真っ直ぐなプリキュアはそんな意地の張り合いなんてしません。ラブは一番大切なことを思い出します。お腹を空かせているシフォンを思って行動するラブはやっぱりプリキュアの主人公だし、ラブの思いに応えるシフォンもプリキュアの不思議生物です。
 擬似的な子育てをとおして、子であるシフォンの成長、親であるラブ・美希・祈里の成長、お互いの絆が結ばれていく関係は、プリキュアの物語の変らぬ骨子です。そしてお互いに成長しながら母も子も強くなっていくわけだ。
 子育て、という身近なテーマを用いているのも視聴者である子どもの親を意識してのことかと思われます。親子揃ってそれぞれの視点で楽しめるかもしれませんね。段々プリキュアも手慣れてきました。


 オールスターズの映画を見た影響もあるのですが、主人公のラブがすんごく魅力的に見えてきました。なんと言っても笑顔が素敵。変身しても子どもっぽさが残るピーチだけど、それ故に見せる素直で真っ直ぐで素朴な笑顔が素晴しい。ヒロインはこうでなくては。そんでもってかっこよく決めるときは決めて、どんな困難にも失敗にもめげず常に最後には笑顔で決めるプリキュアはプリキュアなんだと思う。さっきからプリキュアプリキュアしか言ってないけど。


 次回は恒例の別離イベント。この序盤に出るとは予想外。夢とプリキュア、友情、は両立できるのか。両立させてしまうのがプリキュアよ。
[ 2013年05月22日 11:58 ] カテゴリ:フレッシュプリキュア! | TB(0) | CM(-)
トラックバック
この記事のトラックバックURL