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第3話「とれたてフレッシュ!キュアパイン誕生!!」

○今週の出来事
①祈里の祈り

 登校する祈里。ごきげんよう、と級友と挨拶を交わします。これはあれですか、私の乏しい知識から言うと、スカートのプリーツは乱さないように、白いセーラーカラーは翻らせないように、ゆっくりと歩くのがここでのたしなみってやつですか。血縁とは別にロザリオを渡して姉妹契約を結ぶ制度があったりするかもしれません。
 祈里は、ラブにダンスの誘いを受けたこと、それを自信がないために断ったこと、それでもラブと美希がダンスの練習をしているところへ行って見ていたことを思い返します。本心ではラブたちと一緒にダンスをしたい祈里。引っ込み思案の自分の性格を変えたい、と懺悔するように学内の教会で祈る祈里。ミッション系の学校です。あまり詳しくないのですがカトリック系とプロテスタント系との違いってぱっと見分かるのかな。
 謎物体(イエロー)がその様子を見ます。


 ラブの家。美希も来ます。ラブの母は美希のことを知っているようで親しく話します。ケーキを持っていくと言うラブ母を断ろうとする美希。女同士の大事な話があるから入ってこないで、と念を押したラブは部屋へ入ります。美希もラブ母に頭を下げて続きます。結構良い躾を受けているようです。礼儀正しい。
 部屋の外のベランダにはタルトとシフォンが待機しています。

 ラブたちがダンスの練習をしていた公園を訪れる祈里。誰も来ていません。誰も練習していない、とガッカリします。メールや電話でストレートに尋ねられれば苦労はありませんが、断った手前言い出しにくい。偶然を装うには少々手間がかかります。
 帰る道すがらワゴンのドーナツ屋さんの前を通りかかります。祈里の元気ない姿を見て背中が寂しい、と言うサングラスのおっさん。その風体でドーナツ屋をやっているのはある意味すごい。

 動物病院を営んでいる祈里の家。祈里が帰るとちょうど犬を連れた、というより連れられた少年が出てきます。かっぷくのいい祈里の父が少年を見送ります。ラッキーと呼ばれた犬(前回出てきた犬)は退院のようです。祈里の問いに母が首肯します。
 少年と顔見知りの祈里は少年をタケシ君と呼んで退院を喜びます。


 美希に事情を説明するタルト。ラビリンスには他にウエスターとサウラーという者がいるそうです。自分達がその相手と戦う伝説の戦士?と笑い出す美希。冗談みたいな話です。ラブはその気持ちを理解しつつ言葉を返そうとしたら、変身しちゃったよね、と美希は現実を認めます。現状認識は早いようです。
 美希の妄想タイム。プリキュアになって活躍すると……火災現場に駆け付け変身するチビ美希。うお、可愛い。これはDVDの特典映像で寸劇をして欲しい。美希は変身して颯爽と火災現場から逃げ遅れたペットを助けます。その様子が報道されます。次に大物ミュージシャンのコンサートにゲスト出演するプリキュア。プロ野球の始球式までこなします(これは着ぐるみで実際にあった)。
 私達超有名人!とはしゃぐ美希。ファッションモデルも夢でなくアイドルだと喜ぶふたり。妙な妄想ですが、プリキュアが活躍すればアイドル的な扱いを受けそうな気はします。ずっこけるタルト。気持ちは分かる。タルト達からすれば危機的状況です。
 タルトはプリキュアの正体が関係者以外にバレてはいけないと注意します。そういう決まりだそうです。わかりやすい。ペナルティとかはないようですが、昔から魔法少女の類は正体がバレてはいけません。たぶん、魔法少女規約か何かに記載があるのでしょう。どっかのミルクは謎のヒロインは正体が分からない方が面白いと言って関係者に隠していたことがあります(詳しくはGoGo!の13話を参照されたし)。プリキュアはその辺がメタ的です。
 おやつを持ってラブの部屋へ向かう母。女同士の大事な話はきっと彼氏が出来たに違いないと喜びます。
 ラブはプリキュアは他にもいるのかとタルトに訪ねます。答えようとした矢先ノックの音。隠れます。彼氏が出来たと思い込んでいる母はラブにどんな人かと尋ねます。話が分からないラブ。運悪くお約束どおりこのタイミングで起きるシフォン。今まで寝ていました。ぬいぐるみと勘違いした母に美希がクレーンゲームで取ったと説明します。シフォンはぬいぐるみのように動きません。空気が読めるようです。
 タルトを見せないように身体で隠すラブですが、タルトケーキを作ったという母の言葉に、つられて出てくるタルト。お前しゃべるな。プリキュアの正体よりタルト達の正体がバレることの方が問題です。結局バレてしまいます。可愛い~と母。普通のフェレットだと認識したようです。ずっこけるラブ。ところでラブのベッドが(たぶん)畳敷きなのは珍しいというかそういうのもあるですね。そんなことよりも、ラブと美希の部屋は分かったので、祈里の部屋も見せるべきだと思います。もちろん寝間着姿の祈里も。

 父が帰ってくるとフェレットを飼いたいと交渉する母。タルトの顔で遊んだあと、あっさりと許可する父。この一家は順応性が高いというか、幸せ者の集まりというか、楽しい家族のようです。


②それぞれの風景
 学校が終わるとそそくさと学校を出るラブ。美希がラブの学校前で待っています。美希を見て超美人と関心を持つ男子生徒。美希は鳥越学園らしく芸能人?と憶測を交わす生徒達。どうやらその方面に通じた学校らしい。ラブが来て一緒に足早にどこかへ向かいます。

 公園。今日も一人で待ちぼうけの祈里。携帯を見ていますが、おそらく誘いの連絡が来ていないのか気になっていたのかもしれません。
 帰る途中でまたドーナツ屋を通ります。声をかけるおっさん。呼び止められた祈里はカオルちゃんと答えます。一個100万円にまけてあげると言います。おタカさん(詳しくは5の3話を参照されたし)と同系列の人みたいです。
 苦笑して誘いに乗る祈里。ポイっと材料をワゴン上部に設置された入り口に放り投げると、自動的にドーナツが完成。ころころとドーナツたちが転がっていきます。ハイテクなんだかローテクなんだか迷うところです。
 美味しいと答える祈里。フランス生まれだもの、と冗談らしいことを言うカオルちゃん。微妙に声優っぽくないしゃべりですが、中の人はタレントらしい。あまりその方面に詳しくないのでさらりと流します。
 カオルちゃんに自分に自信が持てないと話す祈里。なかなか直球のお悩み相談です。こういうのは私生活と離れた人に持ちかける方が言いやすい面はあるかもしれません。消極的になってしまうと言う祈里。ショウキョクテキと妙な言い方で反復するカオルちゃん。この人外見どおり独特です。カタギじゃないような気もしますが、たぶん見た目に反して良い人です。カオルちゃんは大量のドーナツの入った箱を見せます。失敗作と言うカオルちゃん。揚げすぎのように見えるが十分美味しそうだと答える祈里。味にはこだわりがある、と言います。誰だってどこかしら自信がないんじゃないの? でもそれをひっくるめて全部自分、誰かが代わってくれるわけじゃない。だから最後には自分を信じて結果を出すしかないと答えるカオルちゃん。良い大人です。プリキュアの大人は子どもを指導助言できる人達なのが良いところです。

 そこにラッキーを連れたタケシが訪れます。


 ミユキさんのところでダンスの練習。屋内で練習しています。練習が終わるとクタクタになるラブ。体力を使うようです。「わたし完璧!…にはほど遠い」と言う美希。やはりこの娘は努力家タイプだ。自身を鼓舞することはあっても自信過剰にはならない。
 トリニティは三人編成だからふたりではいまいち決まらない、と言うミユキ。あと一人いないかと尋ねるミユキにいるにはいると答えるラブ達。
 帰り道。美希はブッキーをもう一回誘おうと言います。引っ込み思案なので本心ではやりたくてもなかなか言い出せないのでは?と言います。全くそのとおりです。しかしラブは本当にダンスがやりたいなら自分から言ってくる、それまで待とうと言います。意外な反応に美希はお節介焼きのラブと思えないがそれがいいとラブの判断を肯定します。この3人は関係が長いのかよくお互いのことを知っているようです。当人にとって何が良いことなのかも含めて。


③イースの嫌がらせ
 河川敷。まだ病み上がりですがラッキーは川に入っていきます。祈里も靴が濡れることに構わず川の中へ入ります。あまり水位は高くないのでくるぶしが埋まるくらいです。川でラッキーと笑って遊ぶ祈里。謎物体(イエロー)がその様子を見ます。
 祈里達の様子を橋から見ていたイースは幸せなど無くなってしまえ、と変身。名乗りはカットされていますが、間違いなく名乗ったと思います。誰も居なくても。
 動物が好きな祈里。しかし苦手な動物がいるそうです。好奇心から訪ねるタケシ。答えようとした矢先、イースがやってきます。ラッキーが警戒して吼えます。
 クリスタルを作ってラッキーに憑けるイース。ラッキーは大型の野獣と化します。驚愕する祈里とタケシ。イースは暴れ回れとナケワメーケ化したラッキーに命じます。周囲に居た人達は一目さんに逃げます。車が押しつぶされてしまいます。タケシは祈里にラッキーを助けて!とお願いしますが、無理だと尻込みする祈里。これは仕方ない反応です。私なら祈里を置いて逃げるレベルです(人としてよりも男として最低な対応)。
 すがるように頼むタケシに祈里は他の人を連れてくると現場から離れます。そのうちにラッキーは橋の上に立ち車を破壊していきます。惨状に泣き出してしまうタケシ。イースが満足そうにそれを見ます。抗議して近づいてきたタケシを払いのけるイース。タケシは気にぶつかって気絶してしまいます。
 この世界の人間のなんと脆いことよ、と達観したようなことを言うイース。ただ犬とじゃれていた人を見て嫌がらせに野獣化させたあなたの方が別な意味で脆そうな気がします。

 異変に気付くラブと美希。離れたところからでもラッキーを視認します。物陰に隠れて変身。変身BGMはロングバージョンです。フル変身。ベリーの変身シーンには脚の装着シーンが追加されています。回転装着かっこいい。最初は地味であっさりに見えたピーチの変身もオーソドックスな変身のため動きのあるベリーの変身が引き立ち、そのためにピーチ自身の変身シーンも面白くなります。やはりバンク変身は繰り返し見てこその面白さ。
 プリキュアも周囲に人がいなくても名乗ります。

 助けを呼ぶ祈里。しかし周囲の人達も逃げるので手一杯で誰も聞く耳を持ちません。ここでお嬢さんどうしたんだい?と駆け付ければ好感度アップ間違いなしです(男としてはともかく人として最低な動機)。

 暴れ回るラッキー。橋は半壊。車はことごとく大破です。この街は毎週被害が拡大しているような気がします。
 プリキュアが駆け付けます。プリキュアの登場を予想していたイース。

 助けを求める祈里。誰も聞いてはくれません。オカルちゃんの言葉を思い出します。誰かが代わってくれない以上、自分でなんとかしなければいけないと決意します。
 「私がやらなくちゃ、自分を信じて、私を信じて!


④とれたてフレッシュ!
 ダブルプリキュアキックを叩き込みますが通じません。少々厄介です。祈里が駆け付けてラッキーを止めようとします。ラッキーの前に立ち本当は助けて欲しいんでしょう?と問いかける祈里。ラブの部屋ではシフォンが何かに気付きます。タルトは檻の中。ちょっと可哀想。
 自分を信じる祈里に答えるようにおとなしくなるラッキー。泣いています。
 「お願いです、攻撃しないで下さい!ラッキーという飼い犬なんです。本当は悪い子じゃないの
 プリキュアがラブ達とは気付かずに攻撃しないで欲しいと頼む祈里。
 しかしイースが命令を発して強制的に凶暴化させます。攻撃してくるラッキーから祈里を守るプリキュア。衝撃で倒れてしまいます。携帯が地面に落ちます。準備完了。

 ラッキーが祈里を攻撃しようとした矢先、謎物体(イエロー)正式名称ピックルンが携帯に憑依。シフォンも何かしらの力を発揮します。結界が祈里を守ります。待ちわびた変身シーン。それはそうとカメラさんもう少し下のアングルからお願いします。
 「チャインジ!プリキュア・ビートアップ!
 落下するタイプの変身。生き生きとした楽しそうな表情。ピーチが跳躍、ベリーが平面移動ならパインは縦軸落下。個性あるなー。
 「イエローハートは祈りの印、とれたてフレッシュ!キュアピーチ!

 パインをブッキーと呼ぶピーチとベリー。ふたりがラブと美希だと気付く祈里。先週ベリーの正体を美希だとラブは気付きましたが、どうやら基本的には正体は分からないようです。状況が切羽詰まっていたのでふたりがラブと美希ということに気が回らなかった可能性もありますが。
 三人揃ってポーズ。
 「レッツ!プリキュア!
 引っ込み思案な割にピーチは片足上げて可愛さアピール。この娘、制約が無くなると結構積極的になるのかもしれません。

 プリキュアが増えたことに驚くイース。ラッキーをけしかけます。ラッキーに攻撃を加えるピーチとベリー。パインの制止の声は無視して再攻撃。どうやら武闘派のようです。火力が足りないのでパインにも支援要請。ラッキーを元に戻すため、と言われてその気になるパイン。自分が元に戻してみせる!とトリプルプリキュアキックを叩き込みます。弱体化するラッキー。
 「悪いの悪いの飛んでいけ!プリキュア・ヒーリングプレア!

 浄化系のようでラッキーを傷つけることなく元に戻します。
 一体何人いるんだ!?と撤退するイース。毎回人数が増えているのでその疑問はもっともです。たぶん、最終的にもう一人増えると思います。


⑤三人のチーム
 ラッキーに舐められて意識が戻るタケシ。祈里のおかげとお礼を言います。幸せゲットだよ!と言うラブ。無事解決です。

 ラブの家。事情を再度説明するタルト。タルトの説明に祈里はぎこちなくうなずきます。どうやら祈里はフェレットが苦手のようです。
 正確にはフェレットではないけど、とタルトをいじる美希。何はともあれ、祈里もプリキュアとして一緒に頑張ると言います。
 そんなことより、私からもお願いがあると言う祈里。そんなこと!?と愕然とするタルト。プリキュアがどうでもいいこと扱いされています。ダンスユニットに加えて欲しいと言う祈里。待ってました~、とクラッカーを鳴らすラブ。「祝!ようこそブッキー」と書かれた幕を持つ美希。たぶんイメージ映像です。ちなみに「祝」の字が間違っています。「ころもへん」ではなく「しめすへん」です。残念、やはり完璧ではないです。
 先ほどから持っていたものを渡す祈里。練習ジャージのようです。用意が良いです。祈里やる気満々です。この娘どうやら一度やると決めたら徹底的にやりそうな感じです。
 プリキュアもダンスも頑張ろう!


⑥次回予告
 早速美希がギャグキャラに。完璧だ! 完璧過ぎる! 上を見上げればそこに祈里のスカートが!


○トピック
 三人目のプリキュアが加わってフレッシュプリキュアのスタート。おそらく4人目がいるはずですが、当面は出ないようなのでこの三人を軸に進むことになりそうです。

 祈里の「祈り」は「信じる」ことに通じていて、その対象は「自分」と「相手」。ラッキーを止めるために自分を信じ、ラッキーを信じて声をかける祈里は芯の強さがあります。自信が無く消極的ではあるものの、やり出すとどうやらノリノリなところや、タケシとラッキーと無邪気に遊んだりするところを見ると人見知りをするわけではなく一歩を踏み出すのに躊躇いがあるだけで、基本的には元気な女の子のようです。変身シーンが可愛すぎます。

 ラブの「愛」、美希の「希望」もプリキュアシリーズ伝統のキーワード。自分を信じ、相手を信じ、愛情と希望を持って日常を一生懸命に過ごすのがプリキュアの物語です。自分を変えるためには自分で行動を決断しなくてはいけないし、相手の決断を信じ尊重することも大事であるし、プリキュアも大事だけど日常生活も大事なところはプリキュアらしいです。プリキュアになって活躍すれば有名人になれる!と喜ぶ姿はリアルというか、プリキュアの使命や役目を気負うよりも状況を楽しんでしまうバイタリティに溢れています。

 5系はプリキュアであることが主人公であるのぞみにとって夢実現の手段になっていて、各自も自己決定やお互いの関係を築く要因としてプリキュアが関係していましたが、本作ではプリキュアそのものは今のところラブ達の関係や生活、夢に影響を与えてはいません。フレッシュではプリキュアがどういう位置づけをされて、どのように彼女達に影響を与えていくのか、彼女達が選択していくのか楽しみです。また、ラブ達は最初から友達でお互いの性格も熟知しているようなので、この関係がどのように発展していくのか、シリーズの中でも初期状態が高い彼女達の成長も楽しみです。
 ゆっくりまったりラブ、美希、祈里の物語を見ていきます。
[ 2013年05月22日 11:55 ] カテゴリ:フレッシュプリキュア! | TB(0) | CM(-)
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