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第24話「プリキュア5新たなる力!」

○今週の出来事
①エターナル

 突如現われだパルミエの王冠。シロップはローズパクトを持ってエターナルへ。突然の事態に見舞われるもドリーム達はシロップを迎えに行くためにエターナルへ行きます。

 目の前にそびえ立つエターナルの本拠地。プリキュア達も緊張を隠せません。ちなみに、6人立っているシーンでレモネードのスパッツが描き忘れられています。私は喜びを隠しきれません。つか、むしろ大いに喜ぼう。ナイスミス! プリキュア5はスパッツが無いとかなり際どいです。

 窓の外を見るアナコンディ。プリキュアの姿を認めます。その隙を突いて部屋から出るシロップ。冷静です。アナコンディはシロップには注意を払わず先にプリキュアを倒しに行くため姿を消します。
 実は部屋の外ではなく、開いた扉に隠れていたシロップ。とても冷静です。古典的な手ではありますが実戦的かもしれません。シロップはプリキュア達と合流するため駆け出します。が、途中で足を止めてしまいます。行ってどうする? 自問するシロップ。手にはローズパクトがあります。いまさらどの面下げてのぞみ達と会うというのか。裏切り者に戻る場所はありません。何処へと駆け出してしまいます。

 歪んだパルミエの王冠を見るナッツとメルポ。あ、意外と王冠小さい。もっと大きいものかと思いましたが、ココやナッツの頭に乗せるとすればこのくらいの大きさがちょうどいいかもしれません。余談ですが狭い部屋や小さい建物を大きく見せるときはアップにして写して極力細切れにして全体像を見せずに、受け手側に想像させるように仕向けると実際以上に広く・大きく見せることができます。広告のマジックに気をつけましょう。
 心配するメルポを勇気付けるナッツ。


②居場所
 玄関から姿を現すアナコンディ。ネバタコスの失態を責めます。プリキュアに自己紹介します。そういえば初対面です。役職上は鑑定士のようです。
 シロップの返還を求めるドリーム。アナコンディはどこかに消えた、あなた方に会いたくないんじゃないですか? と答えます。前半は事実ですが後半は憶測です。あながち間違ってもいませんが。
 弁明するネバタコスですがアナコンディは冷徹に居場所は無くなった、と告げます。平たく言えばクビってことですね。自分の居場所がなくなってしまったことに焦りと怒りを爆発させるネバタコス。敵意を全てプリキュアに向け、巨大化します。
 ドリームはココにシロップを連れ戻して欲しいと頼みます。引き受けるココ。しかし行く手にはアナコンディが立ちふさがります。ローズが牽制の蹴りを放って、ココを抱え入り口の扉の中へと導きます。ローズを襲うアナコンディ。ローズの悲鳴に扉を振り返ってしまうココ。アナコンディの攻撃を受けながらもシロップのことを頼むローズ。ココは人間の姿になって駆け出します。やっぱ人間の姿になってシロップに会わないと見栄え的に厳しいよね。不思議生物同士でカッコいいこと言われても語尾が「ココ」「ロプ」では微妙です。

 出口はどっちだ?と迷うシロップ。君、ここに入ってきたんじゃないのかね? 逆送して迷ったのか裏口を探しているのか。そうして迷っていると他の部屋とは著しく異なる部屋に入ります。様々な品が置かれています。どれもが青白い光を発するケース(結界?)の中に入っています。中を歩いているとエレベータを発見します。出口に通じているかは怪しいのですが、好奇心が働いてか中へ入るシロップ。
 エレベータは地下へと降り、ほどなくして扉が開きます。一本道を進むシロップ。突き当たりには扉があります。吸い寄せられるように扉へと向かい中へと入ります。後ろを向いた椅子。「誰だ?」と呼びかけてきます。


 本性を現したネバタコス。プリキュアを圧倒します。単身アナコンディに挑むローズも成す術なく倒れます。完全な戦闘モードになっているネバタコスはまだしも、アナコンディは通常状態でも高い戦闘力を持っているようです。

 シロップの名を叫びながら廊下を走るココ。ブンビーは建物の中にはいないようです。居たら居たでお茶出しそうなので緊迫したムードが台無しです。警備に問題があるような気がしますが、アナコンディ一人居れば万全のような気もしますので無駄な経費がかからない分良いかもしれません。
 ココも先ほどシロップが入ったコレクションの部屋に行き着きます。世界中の宝物が保管されているのを見て憤りを感じるココ。
 椅子が回転し正面を向く鎧の人物・館長。館長はシロップを知らないようですが、シロップは知っているような気がすると自分でも驚いた様子で言います。


 ストライク&ソーサーの攻撃を墨で防ぐネバタコス。間髪入れず躍り出るドリーム・レモネード・アクア。相変わらず良い連携です。しかしそれもネバタコスの反撃によって激しく弾かれてしまいます。建物の窓に当たりそうになったレモネードをアナコンディが受け止め、コレクションに傷がつくと違うところに飛ばします。彼我の戦力差は圧倒的にエターナル有利。

 館長は気配でシロップがパクトを持っていると気づきます。パクトは自分の物だと言う館長。それは世界中の宝物は自分の物という意味なのか、それとも本来自分の持ち物と言う意味なのか。シロップは何か心当たりがあるのか、「まさか!?」と言い掛けますがココの声がそれを留めます。部屋の中に入ってくるココ。シロップの姿を見て一安心するココ。目の前に館長が居ますが完全無視です。
 「何できたんだよ!来るなよ!」とココを拒むシロップ。帰ろうと促すココにシロップは帰る場所がないと答えます。しかしココは最早シロップに顔をそむけたりはしません。視線を合わせ、目線を合わせて向き合います。
 「帰る場所っていうのは、生まれ育った所じゃなくて、迎えてくれる誰かがいる場所なんだよ、君はのぞみ達と過ごしてそういう場所を一緒に作ってきたじゃないか。みんなシロップを迎えにエターナルに来たんだよ
 「俺を?」
 「自分のことを知りたいというシロップに僕は何も出来なかった。でもこれだけは知って欲しい。シロップ、君は独りじゃない。僕もナッツ、ドリームもルージュもレモネードもアクアもミントもローズもメルポも、みんなシロップに帰ってきて欲しいんだよ
 泣きながら帰りたいと言うシロップ。しかしみんなを裏切ってしまったと自分の過ちを言います。ココはそれを否定します。まだローズパクトをエターナルには渡していません。泣きながら頷くシロップ。

 今まで無視されてきた館長はパクトは私の物だと水を差します。このまま放置していると自分の居場所がなくなりそうだったので良いタイミングです。
 身を震わせるシロップ。ココがシロップの前に立ち庇います。気配でパルミエ王国の者であると気づく館長。いろんな意味で空気が読める人だな。何をしに来た?と問いかける館長。シロップを迎えに、と簡潔明瞭に即答するココ。
 パクトを持っている者を帰すわけにはいかないと答える館長に、ココは帰るべき場所に帰るのだからそれを止める権利は誰にもないと毅然と答えます。話がかみ合っていないような気がしますがプリキュアではよくあることです。ココは世界中の人々が大切にし心の支えにしてきた宝物がエターナルに不当に保管されていると訴えます。宝の価値がわからぬ者たちから宝を守っていると答える館長。奪う側の論理です。奪われた者達の悲しみは? 下らん。即答。敵の親玉はそうでなくては。本来あるべきところに帰すべきだ、ふさわしい者のところに置くべきでありそして始めて輝きを持つ、価値の意味を知り慈しむ者のもとにあるべきだ、水掛け論。
 埒が開かないので本来の目的であるパクトの要求へと話を戻す館長。パクトはプリキュア達のもとに送られてきたのだから彼女達の物だと反論するココ。あれは私のものだと答える館長。やはり何か本当に関係があるらしい。フローラがプリキュアを選んだんだ!と叫ぶココ。館長はフローラの名を聞いて驚きます。知り合いなのか。まさかシロップは館長とフローラの子どもとかそんなオチじゃあるまいな。
 館長が動きを止めている隙にシロップは逃げるためにココの腕を掴み促します。冷静です。隙を突くのが上手いです。逃げていくふたりを見つつも衝撃が強いためかみすみす見逃してしまう館長。


③王の力
 ココとシロップが出口に着くと目の前には倒れたプリキュアとローズ。
 アナコンディにシロップは地下に居た人物は誰だと聞きます。館長の名(役職名)を聞いてやっぱりと合点がいくシロップ。先ほどのまさか、の続きは館長ということでしょうか。それでもシロップが館長を知っているような気がすることとは別問題でしょうが。
 館長のこととなると見境がないのか、無礼者!と突如攻撃するアナコンディ。ココが庇います。身体の周囲を金色の光が包んでいます。完全無敵というわけではなく傷つき倒れてしまうココ。容赦なく第二撃。今度はドリームが庇います。
 「シロップは教えてくれたじゃない、大切なものは手放すなって
 「だから、シロップ
 「みんなで一緒に帰ろう
 「シロップさんは私たちの大切な仲間なんだから
 「絶対に離れ離れにならない
 「みんな…
 「シロップは私たちと一緒に、帰るの!

 三度目の攻撃。ドリーム倒れます。無言で4波目。この人怖いな。ボロボロになるココ。己を犠牲にして庇うココ。何も出来なかった自分にはこれくらいしか出来ないと言うココにシロップは独りで居た自分にいつも話しかけてくれた、と言います。のぞみ達にとって大切なものはパクトではなくシロップであるように、シロップにとってココへの信頼の担保が約束ではなくココ本人の優しさ・行為(好意)であるとシロップは気づきます。

 そんなことはどうでもいいアナコンディはトドメの一撃をプリキュアに浴びせます。ほんと、容赦無いなこの人。
 全て無駄でしたね、と言うアナコンディにココは「生きていること、立ち上がること、笑顔があること、助け合うこと、友達を想うこと、全てに意味がある! かけがえの無い宝物ココ! みんな一緒に帰るココー!」突如ココから発せられる爆発的な金色の光。

 ナッツハウス。王冠が花開くように形を変えます。とナッツとメルポが王冠とともに部屋から消えます。

 アナコンディ達の頭上で光り輝く2つの球。ココに王冠が降ります。またしても気配で分かるのか館長は王冠が現れたのを察します。この人は毎回アナコンディが部下に嫌味言ってたり、シビレッタと熾烈なバトルをしているのも感じていそうです。大変です。同情してしまいたくなります。
 攻撃体勢をとるアナコンディの懐に飛び込むローズ。ゼロ距離でブリザードを放ちます。うお、かっけぇ。力を使い果たしミルクの姿に戻ってします。アナコンディは瞬時に防御し後方に圧されます。って個人攻撃技最強を食らってその程度って、どんだけこの人強いんだよ。

 王冠がココの頭に載ります。フローラが立体映像で現われます。何か関係しているようです。これまた気配を感じるのか察する館長。この人傍目には自室で一人驚きのリアクションをとっているわけで、中に他の人が居たら「この人独り言激しいな」とか思われそうです。どこか厳しい眼差しのフローラ。

 先ほどアナコンディの攻撃を受けたプリキュア達は煙の中から姿を現します。ダメージが回復して力がみなぎっていることを自覚する5人。
 プリキュアに新たなる力を!と叫ぶココ。キュアフローラーって聞こえるんですが字幕だとフルーレになってます。商品名はフルーレです。たぶん聞き間違いだと思いますが、あの声だとけっこう際どいです、発音。さっきから水を差してばっかりな感想ですが、これから起こることを思えば、むしろこの流れで書いた方がいいかなーと思いまして。


④キュアフルーレ
 えー説明しづらいのですが、去年同様ウチワみたなのが出てきて、基部から5つのファンネル…じゃないけど花が飛んでプリキュア達の手に握られます。それらは剣の柄の形になり、輝く刃を発生させます。
 「クリスタル・フルーレ! 希望の光!
 「ファイヤー・フルーレ! 情熱の光!
 「シャイニング・フルーレ! はじける光!
 「プロテクト・フルーレ! 安らぎの光!
 「トルネード・フルーレ! 知性の光!

 それぞれ構える5人。非常にカッコイイのですが、明らかに一人間違っている人がいます。っていうか、おかしい(可笑しい)人がいます。黄色はじけすぎ。構えも背中越しとカッコイイです。アクアも前作で剣を使っていたせいか、むしろこれが標準的な兵装かと思うほどしっくりくる動きです。

 「五つの光に勇気を乗せて!プリキュア・レインボー・ローズ・エクスプロージョン!
 五色の薔薇が出現しそれを打ち出すと、一つの薔薇となって標的であるネバタコスを……「喰った」という表現が一番近いような気がします。薔薇の蕾が標的を上から飲み込んで、あとたぶん消化。かなりエグイです。前作では科学忍法火の鳥ばりに巨大なウチワに乗って特攻しましたが、今回は薔薇で捕食しました。このアニメ物理的だなぁ。

 アナコンディは物陰に隠れて一時避難。シロップは背にプリキュア達を乗って上空へと舞い上がります。「プリキュア達とキュアローズガーデンへ行くロプ!」 空の彼方へと飛びます。
 館長はフローラはプリキュアを選んだのか、と独白します。


⑤みんなが居る場所
 ナッツハウス。メルポはシロップは叩きますが、心配をかけたと謝り抱擁するシロップ。
 シロップはのぞみにパクトを返そうと差し出しますが、のぞみはシロップが持っていて欲しいと言います。受け入れるシロップ。
 ココにお礼を言うのぞみ達。国王の力が目覚めたようですが、王冠はまた歪んだ形になっています。まだまだ未熟だと言うココの言葉を遮りシロップは自分がココに甘えていたと話し、お礼を言いかけそうになります。言葉をなかなか続けられません。ババロア女王が出てきて、ポジティブに指導。もう、いい!と顔を赤くして答えるシロップ。
 みんなの笑い声、みんなの笑顔。再びナッツハウスにみんながそろいます。


⑥次回予告
 再び話しは日常に戻り、新しい敵出現。


○トピック
 新必殺技よりラストののぞみ達の笑顔に大喜び。珍しいかれんの「それでシロップはさっきなんていいかけたの?」の攻め口調にさらに満足。そんな回でした。


 期待通りにシロップとココの和解と、予想を裏切る豪快でエグイ新必殺技が炸裂。
 自分の居場所を人との関係ではなく組織に結び付けているネバタコスが暴走し敗北する一方で、シロップは自分の居場所は人との関係でありそれを自らが作ってきたのだとココに教えられ気づきます。人の居場所やモノの価値とはそれに関係する人々が創り出すものであるとするプリキュアのスタンス。ココは自分が無力で約束を守ることができなかったことを認めながら、それに向き合いシロップに一番大切なことを伝えます。それがシロップにとって大きな心の拠り所となり彼はのぞみ達とともにキュアローズガーデンへと行くことを決心します。また自分が甘えていたことを認めます。1話から半年をかけてプリキュア達の輪にシロップも加わりました。これで本来のプリキュア5GoGo!の物語が始まります。

 先週躊躇っていたココを決心させたのはプリキュア達が居たからで、シロップを決心させたのはココが居たからで、それを支えたのはプリキュアで、そのプリキュアを今回ココは支えており、ではシロップは何もしていないかというと彼もプリキュア達との関係を一緒に紡いできたから現在のようになっています。今回はココとシロップがメインで、プリキュアは新商品のお披露目があることを除けばそれほど活躍はしていなのですが、先週のように物語の中核を担いつつも周囲と密接に関わっています。「みんな」の物語なんですね、だから一見脇役や目立たない位置にいてもキチンと繋がっています。

 プリキュアの最弱キャラことココ(ナッツ)も王の力を発動させてプリキュアに力を与えています。これはプリキュア的には想いや優しさや意志の強さが物理的な力に変換される仕様なので特に問題はないんですが、王の力の根源が民衆の支持なので、今後ココナッツが王に値するものを持てるか、それを人々と築いていけるかが問われます。ココナッツ単独では無力ですが彼らが王として務めや行動が求められ、同時に他者との信頼が求められます。個人の努力、他者との関係がココナッツにも課せられたことになります。のぞみ達、ココナッツミルク、シロップ(とメルポ)と、パルミエ他不思議生物界を巻き込んでの広い物語へと向かいそうですね。

 頑張れナッツ、独立してナッツハウスを経営する道もあるぞ。
[ 2013年05月22日 10:11 ] カテゴリ:プリキュア5GoGo! | TB(0) | CM(-)
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