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第12話「美々野くるみがやってきた!」

○今週の出来事
①転校生 美々野くるみ

 学校。のぞみは青いバラをしおりにして、ミルキィローズとの再会を期待しています。呆れるりん。すると、見知らぬ―のぞみとりんを除いて―女子生徒が入ってきます。黒板に文字を書く少女。蛇足ですが席に座っている生徒の中で隣にいる女の子の肩に手を置いている女子生徒がいるのは流石プリキュアの学校だと思います。
 「美々野くるみ」と自己紹介。よくある標準的な転校パターンです。学校であの子は誰だろう?と言ったら大抵は転校してきます。「あなた達、仲良くしてあげてもいいわよ」と一昔前のお嬢様キャラでも言わなさそうな素敵セリフを言うくるみ。こういう人は実はとても面白い人である確率が高いので優しく接してあげましょう。手を振って応えるのぞみ。


 エターナル。スコルプが殉職して悲しむブンビー。部屋を出ようとしたところホシイナーのボールを踏んづけて倒れてしまいます。「あらやだ」ってあんたはおばさんか。
 持ち主であるネバタコスが荷物を引いてやってきます。どういう繋がりがあるかは謎ですが、誰だと聞くブンビーに「出世できないタイプ」と核心をつきます。出世はできないかもしれませんが、この調子だと死ぬこともなさそうなので勝ち組です。ネバタコスと自己紹介します。名前は知っていたのかスコルプの後任であると気づくブンビー。
 ネバタコスの態度に憤りを覚えつつも、足を揉めと理不尽な要求をのんでしまうブンビー。この人は仕事しているより揉んでいるイメージが強くなってきました。


 くるみが転校してきたことに驚くうらら達。りんはお約束通りでしょ、とすでに悟っているようです。のぞみがくるみを連れてやってきます。くるみを紹介するのぞみ。早速ミルキィ…と言いそうになります。相変わらず機密事項がダダ漏れな娘です。幸い他の生徒達はこの5人が騒ぐのは最早当然のことと悟っているのか気にすることもなく自分達の会話に勤しんでいます。
 今度は自分達の紹介をしようとするのぞみを遮って、りん、うらら、こまち、かれんの名前と特徴や夢を言い当てるくるみ。何かかれんの評価が高いような気がしますが、ミルクなので仕方ないと思います(実も蓋もない。いや、だって、さっきから「くるみ」って書こうとしたら無意識に「みるく」って書きそうになって面倒なんだもん)。
 くるみがみんなを知っていることに驚く一同。と、久々に登場する増子さん。増子さんの「続けて読めば…」にも平然と応えるくるみ。まあ、これは知らなくてもそのまま言えばいいだけなので問題ないです。
 やはりというかのぞみ達5人は学校でも有名らしく、そこに接触しているくるみに感心する増子さん。有名と聞いて嬉しがるのぞみ。しかし増子さんはしれっと「一人だけドジで有名よ」と答えます。残念なのぞみ。そんなのぞみが好きです。

 くるみにインタビューする増子さん。どこから来たのかという質問には遠くて素晴らしいところと曖昧に答えます。学園に来た理由も素敵な人達と出会える予感がしたからと不思議ちゃんか君は、と思われそうなことを言うくるみ。
 「もう出会っているんじゃないかな」と受け答える小々田先生。この辺のきめ細やかな対応が人気の秘訣でしょうか。一人で自己紹介させてしまってすまなかったと詫びます。高飛車な転校生は堂々と教室に入ってきて自己紹介するのが慣わしなので問題ありません。急にしおらしくなるくるみ。くるみの態度の変わりように突っ込むりんとうらら。
 のぞみに学校の案内を頼む小々田先生。くるみは小々田先生に気があるのか積極的にアプローチします。面白くないのぞみ。くるみに手を握られて、何かに気づく小々田。たぶん見知った感触なのでしょう。
 先生と生徒のただれた関係を写真に撮る増子さん。後でゆすりに使えます。増子さんの「猛アプローチ」という言葉にさらにショックを受けるのぞみ。感情表現がストレートなのぞみですが、くるみのように意図的にアプローチをするわけではないので出遅れます。
 シロー(かれん命名)がやってきます。シローを見てシロップなの!と興味を持つくるみ。何でも知っています。そして機密情報だだ漏れです。あ、この人のぞみと似てるかも。急いでくるみの口を塞ぐ5人。怪しさ全開です。

 大量のバスケットボールを運ぶ配送人。おタカさんが体育館の場所を教えます。


②のぞみ達vsくるみ
 サンクルミエール大講堂を案内します。舞台の上に立って演技するうらら。ロミオとジュリエットの演目です。それに応えるくるみ。ロミオとジュリエットの第二幕第二話ね、とタイトルはちゃんと分かっているくるみ。感心するうらら。増子さんが舞台の上に上がって写真を撮ります。のぞみは呆然としています。多分何のことだかわかっていないと思います。
 拍手の音。こまちも感心します。シェイクスピアは基本でしょ、とくるみ。シェイク?とやっぱりわかっていないのぞみ。シェイクスピアを説明するこまち。余談ですが、あまり日本では基礎的文学、芸術というのが無くて誰もが知っている、あるいは高等教養として共有される文学・芸術というのはないんじゃないかと思います(文学作品を読む人は少数派)。外国の小説を読むと教養ある人は大抵このように有名どころはおさえていますし、信心深い人は聖書や福音書を覚えています。
 シャイクスピアの作品を答え合うくるみとこまち。のぞみはチンプンカンプンです。大丈夫、私も読んだことはない。くるみの文学知識に興味を持つこまち。なかなかこういう人はいないので同好の士を持てる良いチャンスです。
 舞台の上から見下ろしながら腕を組むくるみ。もう少しアングルが低いと見えそうです。テニスの商人についてどうかしら、と話題を振ります。それってヴェニスの商人のこと?と聞くこまち。くるみは慌ててテニスと発音するの!と言い訳します。ちょっと抜けているくるみ。
 ちなみにちょっと、テニスと聞き取れなくて、違うものを連想したのですが、それが何であったのかはここでは割愛したいと思います。

 かれんも含めて案内。庭の花壇に気づきます。以前生徒会の目安箱で出来たことを話す増子さん。芽が出て咲いたようです。みんな植えたと話すのぞみ。それを聞いて感心するくるみ。かれんのリーダーシップを褒めます。かれんの評価高いなー。ミルクだから仕方ない。さっそくかれんとくるみのただれた関係を写真に撮る増子さん。後で生徒達に売れます(私にも売ってください)。
 花壇の手前側の植えられ方に難色を示すくるみ。のぞみです。…。何か悲しくなってきた。頼むよのぞみさん。合点がいくくるみ。センスが無いと聞いてショックを受けるのぞみ。のぞみ良いトコ無しです。

 放課後体育館。バスケットボールをするりん達。くるみを誘います。早速プレイ。華麗にダンクシュートを決めます。すげぇ。カッコよく決めたつもりですが、りんがあっちに入れていればね、と反対側を示します。ボールを入れる場所が違いました。ミスに気づいて恥ずかしがるくるみ。可愛い。可愛い(重要なので2度繰り返します)。基本的に凄いのだけど、完璧ではないようです。

 バスケットボールを片付けながらのぞみはくるみを褒めます。特に何の特技も無いのぞみも頑張ればできるようになると言うりん。しかしのぞみに何時?と聞かれて未来に、と曖昧に答えます。そりゃ保証はできんわな。
 バスケットボールを撒き散らしてしまうのぞみ。ドジです。のぞみの有様を見てどうしてのぞみがプリキュアなのかと疑問を口にするくるみ。どっかの誰かさんも以前同じことを言いましたね。もしローズガーデンにたどり着けなかったらみんなが迷惑すると言います。
 くるみの物言いに反発するりんを遮って、のぞみは落ち着いた声で「絶対に行くよ」と言います。フローラとの約束を守ると言います。もしかしたら重大な事件なのかもしれないのに、責任や重み、気負いを感じさせない、むしろ近所にお使いに行くくらい平然とした口調ですが、そこには彼女の固い意志が隠されています。
 のぞみのその答えに満足するくるみ。のぞみはいつもそうだし、そののぞみを見てきたはずです。(ミルクだし)


③ネバタコスの物量作戦
 くるみは踵をかえそうとしてボールに足を触れると、ボールは割れてホシイナーのボールが現れ、倉庫に憑依します。スタンバっていたのか、すぐに駆けつけるうらら達。ネバタコスが現れます。担当になったとご丁寧にも言います。力ずくでパクトを奪う気満々です。変身します。ミルキィは制服変身。

 ベースを吐き出して攻撃するホシイナー。各自回避します。ミルキィローズの前に移動するネバタコス。ミルキィの攻撃を全て防ぎます。そろそろ新キャラ補正が切れてきたのか、一応新しい幹部なので強さを上げないといけないのか、多分両方だと思うのですが、息が上がり苦戦するミルキィ。前回ネバタコスがやぶれたのはドナドナ波(仮名)による不意打ちが功を奏したといったところでしょうか。
 ボールを掴むネバタコス。どうやら事前に用意したバスケットボールは全てホシイナーボールの偽装だったようです。意外と作戦と準備を立てておく人のようです。
 そこらじゅうにホシイナーが撒き散らされれば学校が滅茶苦茶になってしまう、と心配するミルキィ。パクトに比べれば価値など無いと切り捨てるネバタコスに、学校の各施設を大切にする人達の想いを壊させはしないと抗います。試すようにホシイナーボールをかざしたところでドリーム達が割って入ります。
 くるみがのぞみ達の気持ちを理解していたことを理解するのぞみ達、を理解するくるみ。人の関係は相互的でありまた幾重にも重なった関係です。
 正面にネバタコス。後ろにはホシイナー。レモネードがチェーンでホシイナーの動きを止めます。ネバタコスが投げたホシイナーボールを必殺技で片っ端から打ち落とす4人のプリキュア。ホシイナーにブリザードを放ち粉砕します。この技改めて強いな。撤退するネバタコス。それにしても、憑依がとけた物体がズドンと落ちるのは面白い。これ着地点間違ったら大変だよね。


 翌日早速サンクルミエール通信にくるみの記事が載っています。各分野でトップクラスのうらら、こまち、かれん、りんに匹敵するくるみ。かれんのライバルというより慕っているような写真です。ちなみにうららは妹にしたいナンバーワンらしいです(読みにくいが書いてある)。のぞみは自分の記事だけない!とショックを受けます。通りがかりに「当たり前でしょ」と言ってそのまま歩くくるみ。のぞみが追います。特技があるのかと聞かれて、一杯食べることと、一杯寝ること、うららに宿題を見てもらうことだと答えるのぞみ。…教えてもらっているのか。うららが優秀と言うべきなのか。うらら的にはのぞみと一緒に居られる時間がとれて問題なしです。
 お茶会に誘うのぞみ。相変わらず食い意地が張っているとそっぽ向くくるみ。成長しなさいよ、と言います。いつだって成長していると抗議するのぞみ。どっかで見た光景。そして何だかんだで人にちょっかいをかけて巻き込んで行くのぞみ。


④次回予告
 流石のうららといえど、のぞみのボケぶりに愛想をつかす…わけもなくぞっこんラブ。それが春日野うらら。


○トピック
 くるみ転入編。元というか正体である人物の性格のせいなのか高飛車な態度ですが、どこか抜けているくるみ。ミルクっ気がバシバシ出ていますが、面倒なのでミルクってことで。
 お世話役はこちらの世界で言えばエリート官僚と捉えていいので、その候補生であるミルクが人間になるとかなりの実力者であることがわかります。さり気にのぞみを除く4人が改めて学内の実力者達であることもわかります。増子さんも今後出てきてくれると楽しいですね。
 りん達と対比できるほどの実力を持っているくるみですが、のぞみだけとは対比されない点はお約束でもあり面白い点です。そもそものぞみは一般的に評価されるような能力は何一つ持ち合わせていません。のぞみの優れた特徴は数値で測ったり比べたりすることは非常に難しいものです。のぞみの活躍の仕方は他とは違います。その特徴がくるみにも知らず知らずのうちに影響していっています。

 早速くるみとのぞみ達が打ち解けてきましたが、くるみが正体を隠している以上対等な相互理解にはなりません。のぞみ達はくるみをくるみとして知り始めた友人として扱うことになります。一方でくるみはのぞみ達のことを知っています。関係としては不公平と言えます。相互理解を是とし、難しい課題にも挑戦するこの作品がそんあたりをどう見せていくのか楽しみです。「実は私ミルクなの」「あ、そうだったんだ。どうりで」で終わったら、そんときはそんときで。
[ 2013年05月22日 10:07 ] カテゴリ:プリキュア5GoGo! | TB(0) | CM(-)
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