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第1話「復活!プリキュア5!」

○夢と希望の物語 再び
①手紙

 普通の生活に戻ったのぞみ達。のぞみはココに手紙を書きます。夢に向かって少しずつ進んでいくみんな。のぞみはみんなで作ったオブジェを見つめながらココの居ない生活にちょっと寂しさも感じます。そういやナッツハウスは主人不在なんだからオブジェは持ち帰りなんですね。
 みんなに手紙を見せるのぞみ。中身が気になるうららですが、のぞみは慌てて引っ込めます。内容まで見せるのは恥ずかしいらしい。しかしどうやって届けていいのか分かりません。パルミエ宛と書いても郵便局員が困ってしまいます。
 「届けられるよ」と誰何の声。いつのまにか少年が居ます。のぞみに手紙を渡す少年。送り主は書かれていません。

 OP。王女様みたいな人と紫を含めて女の子が可愛い。これ、重要。可愛い女の子はそれ自体が素晴らしいのです。え?差別? 私は可愛い女の子が好きです。そして「強い勇気を纏って」のときの紫のカッコよさはたまらん。可愛い女の子は好きだが、未来を志向して進み続ける人はそれ以上に好きです。しかしそれにしても、バラに囲まれて5人が集まっているシーンを見て安心した。それはそうとテロップ邪魔!!
 ブンビーさんの続投に喜んだ大人の視聴者は数知れず。


 送り主が書かれていない手紙。初対面なのにのぞみを知っている謎の少年。不審な点が満載です。5人から質問攻めに合います。話が進まないので中断。
 少年も差出人は知らないようです。運び屋なので運ぶだけ。依頼主は誰だよ。そのまま立ち去ってしまいます。手紙を開けると薔薇の花びらが噴出します。最近の手紙は高度な手品が仕込まれているのでしょうか。その光景を見た少年はさきほどまでのクールな態度から一点して真剣な表情を浮かべます。どうやら何かを知っているらしい。

 手紙から立体映像が浮き出ます。最近の手紙はすごいな。手紙に自分の思いを込めましたと話す女性。会話が成立していることから、高度な思念体みたいなもんでしょうか。フローラと名乗る女性。危険が迫っていて助けて欲しいというフローラ。のぞみは快諾します。「私達」なのでみんな巻き込みます。困っている人を捨て置けません。のぞみならたとえ相手が誰であろうと、初対面であろうと、遠くの場所だろうと困っている人がいたら助ける。そういう娘です。

 キュアローズガーデンで待っていると言い残して消えます。手紙は新商品に変わります。キュアローズパクトだという少年。強引にパクトを引っ張ります。去年コレットを引っ張り合ったシーンを思い出します。
 またしても質問攻めに合う少年。質問しているときのみんなの表情が面白い。りんとかれんは詰問しているような表情ですが、こまちは楽しそうです。少年はのぞみを引っ張って姿を消します。


②大切なものを大切だと知る人
 人気の無い、高い建物にのぞみを連れてくる少年。眼下に広がる街の光景を見て楽しそうなのぞみ。期待した反応と違って逆に驚く少年。怖がらせる気だったのか?
 ローズパクトについて尋ねる少年の質問に答えず、というか聞いてすらなく自分のペースに巻き込むのぞみ。相手を褒めて自分が主導権を取る、のぞみの常套手段です。知略家というより天然なんですが。
 どこにでも届けることが出来るという少年に手紙をお願いするのぞみ。ココの名に驚く少年。


 再建中のパルミエ。ココはもっと豊かにしてのぞみ達に見せたいと言います。しかしナッツは心配事があるようです。他にも国があるらしく、4人の国王達はココナッツが国王になることに不満があると話すナッツ。妙にリアルな話というか、パルミエは外交が上手くいっていないのでしょうか。ナッツにどつきを入れるココ。不安に負けていられません。


 ココのことを好ましく思っていない少年は手紙を届けるのを拒みます。ちょうどのぞみ達が居る建物(鐘の塔)の鐘が鳴り響きます。驚いた拍子に手紙を手放してしまうのぞみ。身を乗り出して掴もうとしますが手紙はひらひらと落下していきます。身を乗り出したときに「あぶない!」と思うよりも「スカート(の中)が見えそう!」と思った私は最低だと思います。
 のぞみを引き止めた少年は手紙が大切なものだと知って、身軽な動きで手紙を掴みのぞみに返します。サルのように器用だなぁ。何か思うことがあるのか大事なものは絶対に手放すな、大事なものほどすぐに無くしてしまうものだ、と言います。突然「何か来た」と言い出す少年。聞き覚えがあるセリフです。「何かでた」よりはマシか。

 そのころパルミエではパルミエのシンボルである5つの蝶が出現します。と、爆発音。国王達が居た建物が破壊されています。ミルクが国王達は散り散りに飛ばされてしまったと話します。蝶、謎の攻撃。のぞみ達の世界でもパルミエでも異変が起きています。


③エターナルのスコルプ
 突然現れる謎の男。少年はエターナルのスコルプと呼びます。シロップと少年を呼ぶスコルプ。状況が読めていないのか肝が据わっているのか悠長に自己紹介するのぞみ。シロップに情報を求めるスコルプ。シロップはのぞみにパクトは隠しておけとこっそりと言いますが、ノーテンキなのぞみは堂々と取り出してしまいます。藪蛇。シロップももう少しのぞみを知っていればこういうときはのぞみに何も言わず完全にシラを切りとおす方が良いと分かっただろうに。
 パクトを見て驚くスコルプ。最高級のコレクションだと言います。偽物だと隠そうとするシロップの努力空しくのぞみは本物でフローラに貰ったと言います。のぞみに機密情報を与えてはいけません。ダダ漏れです。
 額面どおりに言葉を受け取るならスコルプは本物かの鑑定をエターナルで行おうと言っていますが、要するにパクトを頂く気満々です。のぞみはそれに気づいていない様子。後のシーンを見て気づきましたが、のぞみはこの時まだスコルプを怪しい人だとは思っていません。善悪の判断をしていません。だからのぞみにとってはこのときはまだシロップもスコルプも同等の扱いをしています。第三者的には確かに本当にどちらが良い人なのか悪い人なのかは判断できませんし、そもそも善悪の区別をつける理由もありません。ノーテンキでアホだと言えばそのとおりですが、のぞみのこの態度は言い換えれば虚心坦懐で素直と言えます。
 口調は穏やかですが、やる気満々のスコルプ。攻撃してきます。

 ようやくのぞみの居場所を突き止めるりん達。それにしても視力いいなー。
 のぞみを柵の上に退避させるシロップ。スコルプは柵の一部を握りつぶします。それはそうと今この状況でもっとも重要なことがあります。そう、のぞみのスカート(の中)が見えそうだということ!(最低の中の最低)

 のぞみを連れて塔を落ちるシロップ。地面に激突する寸前にボ~ンと爆発して大きな謎生物が姿を現し飛んでいきます。のぞみを心配して近くまで来たりん達は一様に唖然とします。「ロプ!?」ツッコミはそこかよ! あのデカイのは鳥?それとも飛行機? 謎生物だな。


 巨大な飛行形態になったシロップはのぞみを乗せて飛びます。楽しそうに喜ぶのぞみ。この順応力の高さと肝の据わり方は凄いかもしれない。回避運動。スコルプが迫ってきています。サソリがモチーフなのか針を装備しています。人員輸送か貨物積載用なのか背中に窪みがある上にシートまであるシロップ。のぞみをシートで保護します。中からは外の映像が見えるようです。便利だなぁ。
 高速機動を行いスコルプを振り払います。何かノリ的には男の子向けアニメな展開です。それが標準仕様なのがプリキュアです。
 振り払ったと思いきや目の前に現れるスコルプ。撃墜。


④復活!プリキュア5!
 落下してぬいぐるみ形態になるシロップ。りん達が駆けつけます。結構距離があったと思うのですが、プリキュアに変身できる少女は基本的に制服着ててもムチャクチャタフなので大丈夫なのでしょう。
 シロップを見るみんな。公式名称決定。「不思議生物」 今後謎生物とは言わず不思議生物と表記したいと思います。

 何故か和む一同。割って入るスコルプ。今度はのぞみも相手を警戒して怒りを現します。4人も警戒態勢。パクトは本来自分達に届けられるべきものでシロップが間違ったのだと説明するスコルプ。デタラメだと言うシロップ。スコルプは自分の属している大きな組織に逆らうのか?と恫喝し、どこにも属していないシロップなど誰も信用しないと言います。
 「私は信じるよ
 「シロップは私が落とした手紙を取りに行ってくれたよ。シロップは私の手紙がとっても大切なものなんだって信じてくれた! だから私もシロップのこと信じるよ!

 親切にして油断させるつもりなのさと言うスコルプ。
 「あなたはローズパクトを手に入れるためなら平気でシロップを傷つける人よ。自分の我侭で人を傷つけるなんて絶対に許さない!

 のぞみの正しさ、善悪の基準、人を見るときの基準、何を見ているかが全部詰まっています。スコルプの虚言を論証するなら直接フローラに貰ったのだからこれだけで十分なのですが、彼女にとってどちらが信用できるのかは当事者の行動によって判断している。属している組織や立場を気にしない。大切なものを大切だと理解してくれたシロップと、目的のためには手段を選ばないスコルプ。優しさ、温かい心を推奨するプリキュアにおいてどちらを信じるべきか明白です。

 ローズガーデンに行く約束を守るためにもパクトは渡せません。本性を現すスコルプ。
 「いくよ!みんな!
 構える5人。おお、変身できなくてもやる気なのか。それともこの気合とともに蝶がくるのか!?
 「にっ、げろー」「Yes!
 堂々と正面から逃げたーーー!?

 逃げながらなんか緊張感の無い5人。追い詰められますが、その時まばゆい光とともに蝶とココナッツ(国王仕様)が登場します。パクトの光を浴びて蝶は新商品に変化します。ということで、このパターンはアレです。
 プリキュアメタモルフォーゼ!

 どっかの555みたいにボタンを押して掛け声。腕部装着後に一気に変身するドリーム。炎を纏うように力強く変身するルージュ。新体操の選手のように大胆な動きではじける変身のレモネード。全部一気に変身するミント。水を纏い変身するアクア。
 「希望の力と未来の光! 華麗に羽ばたく五つの心! Yes!プリキュア5!


 ED。実はかなり動きのある映像。追うだけでも大変です。紫の通常状態も可愛い。公式的にかれんと紫の組み合わせでよろしいのでしょうか?


⑤次回予告
 ココと出会い夢を抱いた場所図書館。新たな夢を目指してGOGO。


○トピック
 圧倒的な紫のカッコよさ&可愛さに大期待。本編に登場するのを心待ちにしております。
 新キャラに期待が持てるのは良いことです。

 話は5の続きですが基本的に面倒な設定や話ではないのでこの作品から見ても問題はないでしょう。新キャラであるシロップを中心にしつつ、アホでノーテンキだけど芯の強さと心の正しさを持つのぞみが物語を動かしていくことに違いはありません。
 敵も引き続き組織を相手にするようで、こちらも心を通じ合わせた仲間と利益追求型組織の対決となるか楽しみです。さしあたって、スコルプさんは次回でヘタレるのか気になります。伝統的にいって、最初に登場する幹部は逃げ帰ったあとにボスからこっぴどく怒られるのでちょっと期待しております。
 小道具として登場した「手紙」。意味合いとしては「相手に気持ちを伝える」「想いを込める」があると思います。新しい仲間、新しい物語にどう関わってくるのか楽しみ。


 さて、番組も新しくなって、この作品から見る人もいるでしょうし、残念なことにというかこの感想を読んでみようと思ってくださるごく少数の方と継続して読んでいただいている方に改めてこの感想の基本仕様をご説明いたします。

 基本的にこの感想は私の主観的な感想であり(感想ってのはそういうものなんですが)、個人的な問題提起や解決を作品を見ながら想起して綴っていく感想です。
 つまり、プリキュアそのものの感想ではなく、それを見た私の考えていることを書いてます。本編感想とトピック部分に分かれています。本編感想は録画した本編を再生・巻き戻しして随時思ったこと、ツッコミ、セクハラ、解説をしながら本編の出来事を書いています。この本編感想は作品をより理解し把握し楽しむのために書いているもので個人的には副産物です。文章化すると整理されて理解が深まります。トピックは解釈も書きますが、先のとおり自分の考えていることをメインに書いていきます。

 そんなわけで、この感想はプリキュア感想の中でも特異な部類に入ります。あと、作画がどうのとか、脚本がどうのとか、そういうことも基本書きません。プリキュアの絵は描き手によって大幅に変わる仕様なのでむしろそれを楽しむ方向。というか、作画がどうのとか言っても大して面白くないし、良くないつまらないとかの文章はそれ自体がつまらないと思うので書かないようにしています。好意的な文章を書くように努めます(褒めたいというより、否定的なだけの文章は読み手も書き手もつまらない)。ただし私がこの作品の主題だと思っているテーマに作品が矛盾してきたら遠慮なく指摘します。作品自体が主題にストレートに答える作品なのでそういうことはまず無いと思いますが。

 最後に、この作品が好きな理由は、
 友達と自分を信じ如何なる困難にも屈することなく、優しさと真っ正直さで常に前へと進んでいくことを意志し続け、生きることを肯定する物語
 
 だからです。それを感じるために、それを見極めるために、それを自分の糧とするために見ています。プリキュアは、このテーマにおいて一つの理想形です。それを断言します。断言しているのが私の感想。

 引き続き、この作品と、この感想に付き合っていただけるみなさんに感謝します。
[ 2013年05月22日 10:02 ] カテゴリ:プリキュア5GoGo! | TB(0) | CM(-)
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