六畳半のすごし方 TOP  >  Yes!プリキュア5 >  第46話「カワリーノ非情の策略!」

第46話「カワリーノ非情の策略!」

○今週の出来事
①いつもの日常

 いつもの人達で初詣。みんなと初詣できた事を喜びます。ココはきっといい年になると言います。笑顔で頷くのぞみ。クリスマスのときのような憂いはありません。
 パルミエ復活をお願いしたミルク。のぞみも同じと言いますが、ミルクに卵焼きじゃないのかと言われてしまいます。心の片隅ではそう思ってそうな気がしないでもない。のぞみも負けじとチョコをお願いしたんでしょと対抗。新年早々騒がしいふたりです。
 かれんはりんに何をお願いしたのか尋ねます。するとりんはかれんに真っ先に放そうとしたと言いながらポケットから何かアクセサリーのようなものを取り出します。これはもしかして…のぞみとミルクが抱きついてきます。新年早々流石です。話しの腰が折られるりん。いつもどおりの楽しい連中に微笑むこまちとうらら。多分うららはのぞみとずっと一緒に居たいと願ったと思う。


②うごめく闇
 ビル。誰も居なくなった会議室。一人残されるブンビー。このままではこの部署もなくなってしまいますし、何より身の危険を感じます。退職願を取り出して周りに居る社員(?)に退職願を出すか逃げるか尋ねます。無言。のれんに腕押し。豆腐にかすがい。無駄です。
 ブンビーの退職願を見るカワリーノ。相変わらず神出鬼没です。ブンビーに辞めるつもりなのか聞きます。ブンビーは自分探しの旅に出ようかな~と焦りながら答えます。無慈悲に退職願を破るカワリーノ。怖い。こいつ怖い。勘違いをしていませんか?と言うカワリーノ。ナイトメアを抜ける選択肢は無いといいます。
 カワリーノの力によって屋上へ飛ばされるブンビー。デスパライア様のために働かないのなら存在する価値は無いと言うカワリーノ。ブンビーは逃げるように端の方へ走ります。「嫌な展開だ…」まったくそのとおりです。断崖絶壁。変身して空飛べばいいんじゃない?ということは言わないでおきます。そんなことしたら本気でカワリーノに消されそうです。
 追い詰められたブンビーは臆しながらもカワリーノに文句を言います。カワリーノは使い捨ての駒のように部下を次々と使っている。俺達を利用している! 睨み付けるカワリーノ。「すみません」押しが弱いなーブンビー。エネルギー弾を放つカワリーノ。落ちていくブンビー。


③最後のピンキー
 公園。最後のピンキー探し。気合を入れる皆。残る最後のピンキー探しに皆真剣になります。しかし、これホントにナイトメア関係ないね。敵を倒す必要がどこにもなくて、ピンキーを全部集めればパルミエを復活できるというシステムはプリキュアらしいと言えばプリキュアらしい。わざわざ敵に向かって打って出る必要がない。これまでのシリーズでも基本は敵を迎撃していれば石なり雫が集まる方式だったけど、バトルアニメだけどプリキュア側は戦うことを望んでいないので、敵関係無しに目的を達成できる方式の方が自然ではある。まあ、どっちにしろ戦うんだけど。
 最後のピンキーはこれまでとは違って探すのが難しいだろうと予想されます。あ、多分この展開はかなり簡単に見つかると思います。もう、ピンキーの方からやってくる勢いで。
 頑張って見つけるぞーけってーい!とのぞみ。の頭の上に居る何か。やっぱりー。だよねー。それを見ながらもそう簡単に夢が叶うわけないよねーと現実逃避するかれん達。ピンキーの鳴き声を聞いてようやく現実を受け入れます。一人分かっていないのぞみ。のぞみ上!上!
 ピンキーをキャッチ。これで本当に全てのピンキーが集まりました。

 喜んでいるのもつかの間。拍手の音。外灯の上に立つ外套を着た老人。ブラッディ。アイテム収集関係の場合はアイテムが全部集まったときが一番危険です。漁夫の利を狙う輩がいるからです。ブラッディは仮面を地面につけます。地面から無数の手が伸びます。新年初変身。一斉変身。

 コワイナーに囲まれている状態。臨戦態勢をとるドリームですが守るように他の4人がガードします。何しろドリームは最後のピンキーを持っているので要防衛対象です。ちなみにコレットを持っているナッツはさらに重要だと思いますが気にしてはいけません。ピンキーを守らないといけない、という意識が働いてかキャッチュを手で押さえるドリーム。動きが堅い。それを指摘するブラッディ。さすがに抜け目が無い。わざわざ指摘することでさらに意識させます。一度手にしたものを失うことを恐れていると続けるブラッディ。この人やな敵だなぁ。プリキュアの本領はその絶え間ない意志の発露。守っていては本来の力が発揮されません(守り通すのだ!という能動的意志でないと発揮されない)。捕縛されてしまうドリーム。

 ドリームを助けるために動く4人。コワイナーで壁を作るブラッディ。直角に壁を走るプリキュア。先行したレモネードが仕掛けます。弾かれて倒れます。惜しい!これでカメラの位置が違えばとても素晴らしいんだが。モコモコで見えなくても構わない。むしろ、それが良いと思うんだ(極めて特殊な趣味だな)。
 ほくそ笑むブラッディ。別に私と同じ嗜好を持っているわけじゃありません。しかし気づくと帽子がなくなっています。それを持っているレモネード。帽子を被って照れ笑い。か、可愛い。何そのサービスショット。新年のプリキュアはいつもより頑張ってます。
 ミントの追撃で杖を落とすブラッディ。杖が落ちた拍子にドリームを捕縛していたコワイナーが緩みます。アクアとルージュの攻撃でコワイナーから抜け出すドリーム。

 このくらいのことは予測していた、とブラッディ。怪人体になります。衝撃波と高速機動でプリキュアを翻弄。しかしプリキュアも負けてはいません。ブラッディに対抗できる5人のチームワークと能力を評価すべきなのか、プリキュアに対抗できるブラッディを評価するべきか悩みます。
 巧みな連携により圧され始めるブラッディ。何故か手元に黒い紙が出現します。黒い仮面になるそれ。これは危険だ。怪しい力を放つそれを振り払い忌々しさを感じます。衝撃波の直撃を受けるドリーム。ブラッディはコワイナーを一箇所に集めて巨大な手を作ります。
 ドリームは今まで頑張ってきた想いが詰まっているとキャッチュを示しながら言います。何があってもコレットもピンキーも渡さない!と断言します。プリキュアはこうでなくては。ミルクも加わりエクスプロージョンでコワイナーを粉砕します。撤退。


④カワリーノの策略
 ナイトメアに返ってくるブラッディ。次こそは必ず…次があると思っているのですか? カワリーノが待ち受けます。黒い仮面のことを言います。忌々しく投げ捨てるブラッディ。昔より判断力が鈍ったんじゅないですか?と言うカワリーノ。うわぁ、直球。憤慨するブラッディにしれっと時代が違う、昔のやり方ではダメだと言います。カワリーノが来てからナイトメアはダメになったと言うブラッディ。自分の目的だけを優先し全体のことは何一つ考えない今のナイトメアには何の結束も無いと言います。おお、ブンビーとは違いハッキリ言います。なるほど、本来のナイトメアはまだマシな組織かまだマシな人達(といってもやっていることは悪いことですが)がいたようですがカワリーノがそれをさらに悪化させたというわけですか。何とも嫌でリアルな組織の変質ぶり。結構上司によって職場の雰囲気は変わるので他人事じゃありません。
 デスパライア様がそれを望んでいるとは思えないと反論するブラッディにコレットが手に入れば分かる、と余裕で切り返します。ブラッディは全てのピンキーが揃ったことを話します。それを聞いたカワリーノは本性を現します。ブラッディを拘束するカワリーノ。危険だ。こいつはマズイ。黒い仮面を拾い上げ、ブラッディに被せます。闇へと落ちながらもがくブラッディの抵抗むなしく怨嗟の声だけを残し沈んでしまいます。怖ぇ。これホントに女児向けアニメ?
「デスパライア様、もう目前ですよ」こいつの真意はどこにある。


 ナッツハウス。いよいよピンキーをコレットに入れるときが来ました。テーブルにコレットを置いてのぞみが正面に座ります。それよりも何よりも、のぞみのスカートが気になります。もう少し、もう少し下にカメラを…テーブル邪魔だな、撤去しようぜ。新年を迎えようが何しようが、この最低な見方に変わりはありません。
 夢の実現が目前となり感激するミルク。のぞみも涙を瞳に浮かべます。感慨もひとしお。
 ドアが開く物音。店を閉め忘れていたようです。店の方へ行くココ。しかし誰もいません。外に出てみるとカワリーノが。

 戻ってくるココ。勿論偽者です。微妙にしゃべり方が違っていて芸が細かい。ピンキーをコレットに入れようと急かすココ。ナッツは不振がるものの、ミルクはココに賛同します。いつナイトメアが来るか分かりません。もう目の前にいますけど。
 コレットにピンキーを入れます。全てのピンキーがコレットの中に。言い換えればコレットがあれば即あらゆる夢が実現可能な状態です。コレットを手にとるナッツ。見せてくれとコレットを要求するココ。あまりに不自然なココに皆は不振がります。しかし気づいていないミルクはナッツからコレットをひったくってココに渡してしまいます。
 「ありがとう」本性を現すカワリーノ。本物のココは外でボロボロになっています。掴みかかるナッツを吹き飛ばします。壁に当たり謎生物に戻るナッツ。こまちがフォローに向かいます。消え去るカワリーノ。
 歓喜の表情が消え、表情を強張らせ身動き一つとれないミルク。プリキュアがナイトメアに行く手段は…ありません。

 希望が絶望に変わり物語は最後の幕が上がります。


⑤次回予告
 そんな手があったのか! ってそれでいいのかナイトメア。


○トピック
 プリキュア5最終章。どんどん話しが動きます。
 カワリーノによって歪められた組織、利用されていった部下達。ナイトメアの組織腐敗ぶりは子どもアニメにしておくには勿体無いくらい良い見本です。典型的な悪の組織として描かずに、ちょっと実社会の悪い面を寄せ集めただけでより一層悪い組織の出来上がり。ブラッディが指摘するように何の結束も無いことがこの腐敗と冷たさを生んでいるわけで、結束によってなりたっているプリキュアとは正反対の様相。この辺の対比関係はバッチリです。
 ブンビーさんの顛末が気になるところですが、あのパターンだと再登場してもプリキュアの敵としては出にくい感じがします。あのまま消えても問題無いですが。初期の頃のブンビーはカワリーノばりにギリンマやアラクネアに非情な上司でしたが、こうして見ると強者が支配する組織の危うさと怖さが見て取れます。ブラッディはカワリーノの傀儡として出てくるんだろうなぁ。部下達を利用し切り捨てていくカワリーノの非情さは勿論、切り捨てられていく部下も非情で身勝手な人ばかりなので、一切ナイトメア側には同情する余地がありません。完膚なきまでに倒していい。絶望を退けるプリキュアの正当性は揺るがない。上手い配慮だと思います。

 個人的にはコレットの力をデスパライアまたはカワリーノが使ってくれることを希望したい。ジャアクキングがプリズムストーンを吸収したり、太陽の泉が滅ぼされるのと同じですね。徹底的な絶望感。もはやどうやって立ち上がって対抗すればいいんだよ!?という状況。その中でも希望を持てるか。しかもそれが外部からのもの(プリズムストーンや泉やコレットの力)ではない、自分達が持っているものから導けるか。楽しみです。

 今回致命的なミスを犯してしまったミルク。彼女の希望からの転落は底知れないものです。彼女の心を救うことができるかも重要な点。「騙す方が悪いに決まっているじゃない!」とドリームが言ったように、決してミルクを責めずに肯定するであろうと思いますが、ここも完膚なきまでの肯定を見せてもらいたい。

 りんの言いかけたことも気になります。おそらく彼女は何かやりたいことが見つかったのでしょう。それがきっと立ち上がれる力になるんだろうと思う。それぞれの夢、それぞれの希望、それを纏め上げて一つの方向性を提示できるのぞみ。プリキュアのこの何かやってくれるに違いない!という安心感と希望はたまりません。残り僅か。刮目して見よ。
[ 2013年05月22日 09:55 ] カテゴリ:Yes!プリキュア5 | TB(0) | CM(-)
トラックバック
この記事のトラックバックURL