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第25話「プリキュア合宿大作戦!」

○今週の出来事
①夏休み

 太陽が燦々(さんさん)と輝く一日。前回のことを思い返すのぞみ。さり気に堂々と新商品のアピールです。前回の辛い体験を乗り越えたことを強く心に刻みます。ノートを持ってナッツハウスへ。
 ミルクが店番しているのはどうかと思いますが、休みなのでしょうか。ココナッツもくつろいでいます。肝心の4人は用事があるようで誰もいません。

 読書に勤しむナッツ。ココはシュークリームを頬張っています。お前ら働け。
 りんはフットサル。うららはコンサート。何かハチマキして盛大に応援している客がいますが、プリキュアショーとかでもたまに居ると思います。こまちは執筆。かれんは生徒会。各自用事があります。部活にも所属していないのぞみは特にやることがありません。…考えてみると、この娘だけプリキュア以外の人間関係とか所属とか個人的趣味とかないんだな。
 のぞみは皆と一緒に何かやりたいようです。第1回プリキュア合宿と題されたノート。そのノートは機密事項なので他の人に見せてはいけません。情報管理が求められます。


 ビル。ブンビーの話は聞かず一人考えるカワリーノ。回想します。さり気に新商品のアピールです。コレットの問題だけではなく、プリキュアに対しても問題が出てきました。何故絶望しないのかあの力は何のか。
 アラクネアが自ら進み出て提案します。上司のブンビーを無視。面目が立たないので常識的な社会人はあまりそういうことをしない方がいいです。カワリーノは直接アラクネアに指示します。了解するアラクネア。ブンビー立場無し。


②合宿会議
 夕方。全員揃ったので会議を開きます。最初の議題はおやつから。目的地だろ、とツッコミを入れるりん。うららはおやつも大事だと言います。流石のぞみっ子。
 合宿と聞いて体育会系のイメージを持つりん。かれんは上手くできそうですが、うらら、こまち、のぞみは体力に自信が無さそうです。乗り気ではないりん。
 そういう合宿ではないし目的もある、というのぞみ。目的が何なのか気になるところですが、旅費の話になります。きょうび300円の予算ではおやつ買えないと思います。バナナはおやつに入りますか?
 よくあることですが、強力なリーダーシップというか、言いだしっぺ特性というか、周りを巻き込む行動的な人はあまり考えずに「何かやる」と言い出す場合があるので、周りの人は色々と検討を加えなければなりません。旅費・都合・行程等々考えなければならないことはあります。
 執筆しているこまちは除くとしても、りんやうららは予定が入っています。かれんは生徒会の仕事はもうありませんが、別荘に行くと言います。別荘。出た。ブルジョワ階級。驚く一同。別荘と言っても大したものではない、とことわるかれん。そういう問題ではありません。そもそも普通は別荘なんてありません。(無印の頃のほのかも蔵があることを謙遜していたが、普通は蔵なんて無い)
 そういえば、と思い出すりん。ナッツハウスですら小さい倉庫と言える水無月家の資財力。うららも別荘が広いところだと予想します。かれんは、広くない、島だから。これだから根っからのブルジョワ階級は困ります。自覚がありません。どんだけ金持ちなんだ。
 島と聞いて、イメージを膨らませるのぞみ達。水着!…があるわけもなく、ワンピース姿でビーチでくつろいでいるイメージ。南国風味です。

 これは乗らない手はありません。のぞみは懇願します。りん、うららも口では遠慮しますが態度はミエミエです。わざわざ人が込んでいそうな観光地に行くよりも水無月家のプライベートビーチの方が魅惑的です。最初は控えていたこまちも、興味があるようです。了解するかれん。というか、プライベートビーチならこまちを誘わないとダメだろ、色々な意味で。
 明日は買い物です。のぞみが帰った後、4人は旅行を楽しみにします。いつも、いつの間にかのぞみのペースになってしまう。のぞみに巻き込まれてしまいます。のぞみに巻き込まれ出会いプリキュアになった4人。自分の夢を肯定したのは彼女であり、彼女といることは自分達が変わっていくことでもあります。肝心な時に彼女は入れくれ、そして繋ぎとめてくれることを彼女達は知っています。人の信用や評価はその人が居る前ではあまり出ることはありません。特に悪いことは。陰口は悪い評価を陰で囁くものです。その意味でのぞみは本当に信頼されています。4人でハイタッチ。


③買い物
 デパートの前で待ち合わせる4人。のぞみが来ていません。遅れて登場。遅れた理由は買い物のリストを作っていたからのようです。イラストでリストアップ。お菓子ばかりです。
 カゴにどんどん欲しいものを入れていくのぞみ。うららはカレー味を入れます。流石ポジション黄色。自分の本分を分かっています。
 すでに一杯になっているカゴを押し留めるりん。買いすぎだと注意します。しかしりんがチョイスしたチョコは?とのぞみが尋ねます。痛いところを突かれるるりん。ミルクはチョコレート好きのようです。ミルクチョコレートとか好きそうです。どさくさにまぎれてうららがお菓子を入れていきます。ちゃっかりしています。のぞみは単純に幼い。りんはしっかり者。うららは幼いがちゃっかり者(頭は切れる)。 
 呆れる三年生組。かれんは必要なものだけ買えばいい、とグレープ味のジュースを手に取ります。同じくオレンジ味を手に取るりん。一気にその場に緊張が走ります。のぞみとうららは床を走ります。
 一触即発。妥協したものが敗者です。食うか食われるか。己の食欲を通した方が勝利者です。オレンジのりん。グレープのかれん。両者引きません。のぞみとうららが愉快に走っていきます。ジュースの好みでケンカできるこの娘達は一番幼いと思う。こまちが仲裁に入ります。両方買えよ。走るのぞみとうららをりんとかれんは同時に注意します。仲いいなー。

 ココナッツミルクが堂々とカゴの中にいるのはどうかと思いますが、多分人形か何かだと見られるので大丈夫でしょうか。こいつらは人間形態になっていないと精神年齢まで見た目どおりのぬいぐるみ年齢になります。(人間体の時は指導助言者としての役割が彼らにはあり、ぬいぐるみの時はのぞみ達が指導助言者としての役割を持ちます)

 一通り品を選ぶのぞみ達。りんが待ったをかけます。量が多すぎます。とても買い切れなさそうです。かれんなら一人で買えると思いますが、まさかそこまでおんぶに抱っこはできません。何故かラジカセを選んでいるのぞみ。どうやら目的には欠かせない道具らしい。ラジオ体操?


④合宿の目的
 高笑いとともにアラクネア登場。一斉変身。ラジカセに仮面をつけてコワイナー召喚です。
 ちょっと体型的に可愛い感じのコワイナー。音波攻撃と意外と動きの良い体さばきでプリキュアを攻撃します。迎撃に成功するプリキュア。アラクネアはコワイナーを糸で包み込んでマッシブな体型にします。メタボリックは良くないということでしょうか。さらに動きが機敏になり、プリキュアの攻撃が通用しません。
 ここで必殺のドリームアタック。それすらも通じないコワイナー。これは一体どういうことか。アラクネアさん、そんな能力があるなら初めから使えよ、と思います。それとも日夜プリキュア対策を考えていて、その結果として講じたのが今回のものなのでしょうか。いずれにしても厄介です。

 ラジカセを返して!と叫ぶドリーム。合宿の目的。疑問を口にする一同。
 ドリームは皆と一緒にいたことを残しておきたかったと言います。他愛の無いおしゃべり、遊び、それらを残し、思い出せるようにすればこの先辛いことがあっても乗り越えられると必死に叫ぶドリーム。よほどあの経験が辛かったのでしょう。合宿はただ遊ぶことではなく、彼女達の繋がりが確かにあったという証を残したかったようです。のぞみの真意を理解する4人。
 コワイナーが容赦なく攻撃します。耐えるドリーム。気付くと4人がドリームと共に攻撃の手を留めています。
 「あんな思いはもう二度としたくない。でも、もう大丈夫!
 「あなたの気持ち、あなたの言葉、皆忘れるはず無いわ!
 「心の中に、深く、刻みこまれていますから!
 「みんなドリームを信頼している。この前みたいなことにはもう絶対にならない!
 「みんな!
 「だから大丈夫!

 とてつもなく恥ずかしいセリフ。私はそれが大好物です。言葉そのものではなく、それを発している人の意思が感じられること、それを感じられる言葉が大好きです。

 強気のアラクネア。ドリームは怯みません。
 新商…もとい、成長した彼女達の力が更なる力となります。先週出てきた大型うちわのようなハエ叩きのような布団叩きのようなものの小型版(付属パーツ無し)が胸から出てきます。それを無駄にカッコイイ動作で構えるドリーム。「あれは何ココ!」こういうときこそ「何か出たココ!」と言って欲しい。
 「プリキュア・クリスタルシュート!
 えらくカッコイイビームを撃つドリーム。発射口に円状のフラッシュバックが付くのが良い感じです。魔法少女っていうか、明らかに敵を粉砕する攻撃魔法みたいな勢いです。最初、底力を受けろと言うのだから、新商品をぶんなげてぶっ飛ばすのかと思いました。

 撤退するアラクネア。新商品の発売など聞いていませんでした。


⑤それ、300円以内じゃ済まないよ
 ラジカセを戻します。想い出は心に残せばいい。それは移ろいやすく、時に忘れることもあるのだが、それでも残るもの、残せるもの、それを残したいと思ったその人の想いの結晶となります(人によってはそれが憎悪だったり、絶望だったり、何も残らなかったりする)。想い出はその人の意思と行動と経験が蓄積したもの。その人の人生と価値観の現れと言えるかもしれません。
 のぞみを見直すりん達。

 余計な品物を返品しようとするりん。勿論グレープジュースもです。慌てて抱きかかえるかれん。グレープ味が好きなようです。「あら?みんなの好みを考えてるんじゃなかったんですか?」と良い表情で問うりん。かれんたじたじ。流石かれん。総受けは伊達じゃない。こまちも好きな飲み物入れちゃおうかしら♪と楽しそうに言います。流石こまち。総攻めは伊達じゃない。受けとか攻めとか分かりませんが。ちゃっかりもののうらら。
 チョコをちょこっと入れたミル。


⑥次回予告
 こまち回。ナッツ…量産されていたのか。


○トピック
 新商品シリーズの続き。ビームカッコイイ。これまでの技も使ってくれると個人的に楽しいです。
 科学忍法火の鳥よろしく突撃する合同技は5人の最終奥義としての位置付けかな。気が早いですが、最終回の必殺技はこれのさらに上位技であると熱いですね。CMで既に出ていますが、他4人も新必殺技があるようで、特にレモネードのカスタネットが気になります。はじけそう。ミントも防御技なのかどうか次週以降楽しみです。


 ラジカセってチョイスが渋い。デジカメやビデオがほぼ普及している現在において、ラジカセで声を録音しようという案は、古いというと失礼だが、堅実なチョイスだと思う。カメラでは"その一瞬の場の風景"でしかないし、ビデオでは誰かが撮影していなければならないから"誰かが居ない風景"になる(坂本さんに撮って貰うという方法もあるが)。声の録音はその場に居る全員の声、つまり"会話"を残すことができるから、それは紛れも無くコミュニケーションしていた証となる。金額的にも高くないから買い物としても不自然ではない(ラジカセくらい持ってそうだけど)。

 今回の話は前回の引き続き。仲直りでめでたし、ではなく、その苦境を意識して次へと進もうとするのぞみとそんなのぞみを理解する4人がとても綺麗。前回の経験が各自活きています。
 にも関わらず、各自基本仕様はあまり変わりありません。のぞみは突然何かをやると言い出す。うららはそれにノリノリ。りんはツッコミ役で進行役。こまちはフォロー役だけどマイペース。かれんはどこかズレていて強そうだけど実は弱い(りんに押され始めた)。関係にしてもりんとかれんが言い合うのは変わらないし、その仲裁に回るこまちもそうだし、抜け目の無いうららも、そして肝心な時にキメるのぞみもそう。
 それでも少しずつ変わり、明確な(他者との関係に対する)意思を持ち始めた彼女達がカッコイイ。一年かけてこの成長と変化をやるのが良いですね。こういうのはリアルタイムで見るのが一番面白い。何しろ、本当に見る側も一年かけるのだから。


 ふと気付いたけど、のぞみだけプリキュア以外での関係とか夢が無いんですよね。かれんも卒業してしまえば生徒会から離れるでしょうが、彼女は実務的な仕事に向くでしょうから高校に進んでも今のような地位を作るような気がします。プリキュアは作中で実際に1年経つはずですので、3年生とはお別れです。よほどスポンサーや製作の都合がなければプリキュア5はそのまま解散になるはずです。どうなるか、ですね。よもやココとのぞみがくっ付くなどということは無いと思いますが、つか私の個人的感情としてそれは勘弁、ピンクは俺の嫁、とか言いたいくらいなんですが、それは置いておいて。
 夢や各自の関係を持った彼女達が一つの節目を迎えるときにどのような「お別れ」あるいは「始まり」があるのか、気が早いですが楽しみでもあります。15話で母親達が語ったように、娘達がそう思ったように、この繋がりがたとえ各自の夢を追うこととなっても切れぬものであることを切に願います。



 次回は、「かれん別荘殺人事件!そして誰も居なくなった。水着もあるよ♪」です。
[ 2013年05月22日 09:45 ] カテゴリ:Yes!プリキュア5 | TB(0) | CM(-)
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