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第9話「プリキュアがばれちゃった!?」

○今週の出来事
①サンクルミエール通信

 学校の掲示板には新聞が張り出されています。サンクルミエール通信。いわゆる新聞部ですか。のぞみ達が近寄って記事を見るとそこには、彼女達の大食い…もとい輝かしい戦績が書かれています。アイドルうららはスパゲッティ、ピラフ、サンドイッチ。りんはお弁当に菓子パン4個。のぞみはカレー2杯にドーナツ4つ。やはり彼女達の大食いは普通ではなく記事になるほどのものなんですね。非難混じりの驚きの声をあげるりんにのぞみも頷きます。メロンパンが入っていません。流石のぞみです。着眼点が違います。「可愛く撮れてます」流石駆け出しアイドルうらら。
 快活の良い声。サンクルミエール通信編集長の増子美香。続けて言うとマスコミか。自分で自分をネタにするその心意気や良し。ICレコーダー片手にバリバリ新聞部です。
 駆け出しとは言え、芸能人のうららが注目されないわけはなく取材を受けるうらら。「えへっ」すかさず営業スマイルになるうららを押しのけりんが記事について抗議します。増子さんは生徒達の知りたい情報を伝えるのが使命とやる気満々です。思わず拍手するのぞみとうらら。基本この娘達は楽しいこと優先なのでりんが一人頑張るしかありません。
 取材を受けるうららは今日の昼食を答えます。エンゲル係数が大変なことになってそうです。続いてボーイフレンドがいるかどうか。おっと、これはいきなり核心を突いてきました。全ての視聴者にとっては答えを聞かなくても確信します。好きな男の子はいないけど、好きな女の子はいる!と。案の定、ボーイフレンドはいないがのぞみを尊敬していると答えるうらら。流石はプリキュア。日曜の朝からやってくれます。


 昼食。遠巻きにうららの食事をカメラでチェックする増子さん。おタカさんがそのネタはもう古いのでは?と話しかけます。確かにゴシップネタは新鮮さ、斬新さで目を引きつけるものなので同じネタでは飽きてしまいます。つか、何を食べたかなんて日記だし。自分を売り込むおタカさんですが即断る増子さん。観察してふと気付きます。生徒会長、図書委員、スポーツ万能、現役アイドル、これといってに何も無い夢原さん。学年も違うし繋がりが見えません。好奇心が湧いてくる増子さん。ちなみにそういうのを一般的に出歯亀と言います。
 のぞみに皿を持ってくるよう頼むりん。リーダーだから。こまちの飲み物にストローがついてないのでそれも。リーダーは忙しくて大変だと言うのぞみ。生徒会長も同じく皆のために働くのとかれんも頷きます。皿とストローを取りに行くのぞみ。…いいようにパシられてない? りんもなかなか上手い持上げ方です。いつものぞみに振り回されているのでささやかなお返しでしょうか。
 あの面子の中で夢原さんがリーダー!?増子さんは益々目(メガネ)を光らせます。

 ビル。休日が終わり今日から仕事。かったるそうにしゃべるブンビー。なんでこの作品はこういうシーンが生々しいんだ。スタッフの人本音で言ってるんじゃないのか。アラクネアにプレッシャーをかけます。アラクネア三度目の正直となるか。


 サンクルミエール通信では新しい記事が出ています。「五人怪しい関係!?」そのものズバりです。マズイ、バレた。昼間からイチャイチャしてたらやっぱ気付かれるか。これは諦めて全校生徒公認ということにするしかありません。開き直って堂々とイチャつけばいいんだよ。という変な方向の話ではなく。
 増子さんが現れて解説します。学校内でも有名な4人と無名な夢原さんの接点とは何か。関係者は語る。目隠し線が入っていますがおタカさんだとバレバレです。最近は仲良く昼食を食べていますし、この関係の前には幽霊騒ぎがあった、と話す増子さん。誤魔化すのが難しいです。生徒会長にズバリ聞く増子さん。かれんは口ごもってしまいます。さらに勢いづいて詰め寄る増子さん。あまりかれんに仕掛けると後で部費9割減とかされるかもしれないので気をつけてください。
 のぞみに聞く増子さん。のぞみは正義の味方と答えます。いい加減にはぐらかそうとしていると思った増子さんは聞き入れません。地味にですが、ここで報道の原理が見えます。所詮人間の主観によって事実を把握する以上、本当かどうかではなく、受け入れられるかどうかによって決定されます。


②謎の5人
 放課後も後を追う増子さん。下校途中でココがぬいぐりみ形態になったりピンキーをキャッチしたりと危ないことをしていますが、いまひとつ確証が得られません。
 ナッツハウスに来ると5人が集まっています。尻尾を動かすココナッツ。正攻法で正面突破。直接尋ねます。5人居るのが偶然?といぶかしがる増子さん。のぞみとうららは素直に無理があると認めます。この2人は嘘はつけません。のぞみは性格的にでしょうが、うららは割りと状況把握ができるので下手な嘘は逆に不自然だと分かるようです。
 話を変えてお店の事を聞く増子さん。アクセサリーや小物を売っているようです。人形について尋ねます。精巧な人形であると見せるため演技するココ。ナッツはひねくれ者なので反抗します。自動ケンカ機能付きのぬいぐるみだと説明するのぞみ。確かに動くのは凄いですが、女の子の玩具はあまり自動稼動機能を必要としないのでやり過ぎなぬいぐるみではあります(男の子の玩具は逆に動く方が良い)。不審がる増子さん。お店の人も留守です。
 店を出るとアラクネアと接触。これは益々のっぴきらない展開になりそうです。

 悲鳴。アラクネアが増子さんを抱えて走り去っていきます。堂々と誘拐です。後を追うのぞみ達。
 人気の無い建物。増子さんを人質にしてコレットを要求するアラクネア。増子さんは記者魂を炸裂させてICレコーダーをアラクネアに向けます。好奇心と職業意識が強いですが自分の状況は弁えた方が良いです。レコーダーを弾き飛ばして変化するアラクネア。変身を躊躇うりん。変身すればバレてしまう。しかしこのままでは増子さんが…。素直に人質とコレットの交換という選択肢は勿論ありません。
 カメラでアラクネアを撮る増子さん。凄いな、この人。アラクネアはカメラを奪い取ってコワイナーにしてしまいます。アラクネアの手を離れ物影に隠れて頭を抱えて震える増子さん。周りを見ていません。今がチャンスです! 長めの一斉変身。装着音の連続が何かクセになります。

 人質はもうどうでもいいのかやっぱり正面攻撃になります。プリキュアを見る増子さん。…どうやらのぞみ達が変身したものだとは思っていないようです。確かに突然衣服が替わって髪の毛まで変化するとは普通思えませんが、変な怪物とかいるんだから変身くらいするんじゃね?と思っても良さそうです。
 増子さんに目撃されて躊躇うプリキュア。コワイナーの攻撃を避け続けます。増子さんを再度捕獲してコレットを要求するアラクネア。最初からそうしてください。逃げるしかないプリキュア。人質を取られてもコレットを渡すわけにはいきません。やることは一つ。増子さんを助けて敵を倒す。ドリーム、アクア、ミントでアラクネアを。コワイナーはルージュとレモネードで対応します。
 アラクネアからコワイナーを引き離します。ドリームを攻撃するアラクネアの隙を突いてプロテクションで体勢を崩しストリームで本体を攻撃。無事増子さんを解放します。コワイナーの処理ははじけるレモンと情熱と希望で粉砕。ドリームは決定力があるので分担に関わらず締めです。今回も帰って始末書を書くであろうアラクネア。

 プリキュアにお礼を言って誰かと尋ねる増子さん。アクアは名乗るほどの者じゃないと返答しますが、ドリームは素直にプリキュアだと言います。機密性がゆるゆるです。如何にドリームの口を塞ぐかがプリキュアの機密性の要です。写真を撮ろうとする増子さんに写真はNGとレモネード。流石芸能界の人です。撤収します。


③イケメン
 特ダネを見つけてはしゃぐ増子さん。通りかかりの人に尋ねるとイケメンです。ナッツです。プリキュアのことを尋ねる増子さんにイケメンスマイルで忘れた方が良いと答えます。納得する増子さん。

 翌日。サンクルミエール通信にはナッツの記事が張り出されています。プリキュアのことはどうでも良くなったらしい増子さん。結果オーライ。


④次回予告
 早速増子さん連投。来週もガマオはただ働きでしょうか。


○トピック
 なんだよ、結局イケメンかよ。カッコ良ければそれでいいんかい。しかし、考えてみれば可愛い女の子なら確かに自分もそれで良いと思うし、変身しようが構わないし、むしろOKだし。あ、そう考えると至極真っ当な判断だな。(イケメンに嫉妬するより可愛い女の子を持上げる方を私は採用します)

 増子さんスペシャル。ゲストキャラかと思えば次回も登場するので準レギュラーでしょうか。大食いが記事になるという視聴者としては馴染みの話題から始まってプリキュアに迫るという流れ。今まで5人だけの比較的閉塞的な話でしたが、それに割って入るかのように外から入り込んでくる増子美香女史が面白い。細かいツッコミを5人に入れつつ、変身したことに気付かないという盛大なボケを見せるのも流石です。最後にはプリキュアよりもイケメンに目が行ってしまうのも普通に考えればかなり強引で無茶苦茶なんですが、プリキュアらしい誤魔化し方ですね。謎の正義の味方よりもイケメンの方が年頃の娘には興味があるでしょう。

 シリーズの流れとして、やはりプリキュア自体の秘匿性は下がっているようです。例年なら増子さん気絶→気付いたら終わっててのぞみ達が誤魔化すという流れになるでしょうが、人質になったあげく目撃されてプリキュアですと言ってしまうのは大分オープンです。
 プリキュアを通じて5人の関係が出来たわけですが、それが日常にもフィードバックされていてそこからまた友達(増子さん)が出来るのは今までに無い特徴です。メインの登場人物が5人と多く、一から関係性を作ったために他の一般の友達が9話までで描かれていないことを考えるとこうやって登場人物が増えていくのかな、とも思えます。
 学校生活でのぞみは友達がいないように見えてそれはそれで不自然といえば不自然ですが、プリキュアの物語を通じて人との関わりが広がっていくのはそれはそれで自然な展開です。後者の流れで行くのかな。
 なんにせよ、増子さんが続投するのは大歓迎です。個人的にはのぞみ母の再登場を期待したい。
[ 2013年05月22日 09:39 ] カテゴリ:Yes!プリキュア5 | TB(0) | CM(-)
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