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第46話「反撃!アクダイカーン脅威の力!」

○今週の出来事
①日常との別れ
 早朝。満と薫は何かの決意を固め歩き始めます。やるべきことがある。
 PANPAKAパンに寄るふたり。最後の挨拶ではない、と聞かれてもいないのに口にするふたり。問いかけたのは自己の疑念や不安ではないか。あまりそういうことを言うといわゆる死亡フラグが立つので止めた方が良いと思います。コロネに頭を下げるふたり。

 みのりがお絵かきをして、満薫に見せます。薫お姉ちゃんを先に紹介するあたりが薫っ子です。また動物園に行こうというみのりの何気無い言葉に躊躇いを覚えるふたり。個人的にこの場に普通に当たり前に当然とそもそもの因果律がそうであったかのように舞が居ることに驚きを覚えます。デフォルトですか。というか住んでいるんですか。

 絵を描きに行く、と約束するみのりと薫。確定です。プリキュア的に死亡フラグが消滅。約束した以上遵守しなくちゃいけません。別れを告げて帰るふたり。わざわざ来たわりにあっけない。咲と舞はふたりの様子が変なことに気付きます。

 トネリコの森。満と薫は戦闘服になり空間を開きます。ああ、そうか忘れてた。この人達はまだ滅びの力があるんだから開けるのか。問いかけ。咲と舞。コロネも一緒です。
 黙ってダークフォールへ行こうとするふたりを見咎めます。満と薫はキャラフェを取り返すにはダークフォールに詳しい自分達が行くのが適任だと言います。そうか?行った所でアクダイカーンどころかゴーヤーンにも負けるんじゃないか?奇襲や隙を突くなどゴーヤーン相手に通じないだろ。どうもうそ臭い言い訳にしか聞こえない。なおも問いかける咲舞。以前のような思いをするのは嫌だと言います。咲舞は作戦が成功するしないを問題にしているのではなく、満薫を失うような真似をしたくないと思っている。アクダイカーンの力は大きく咲や舞までもが危険に晒されると言います。そしてみのりを悲しませたくないと。やはり本音はそこか。咲は薫を失ったらみのりが悲しむことを言います。結局、両者ともに同じことを考えている。もはや彼女達がいくつもの関係を持っている以上、そこから抜けてしまえば関係している人が傷ついてしまうのは避けようが無い。欠けてはならんのだ。満薫は死ぬ覚悟で行くだろうが、それがそもそもの間違いなんだ。咲舞が言うように皆で頑張って、皆で戻ってくるのだ。出来る出来ないかは問題ではない(打算を考えてはいけない。それをやると大人的な発想になり可能性は霧散する)、この場にいる皆が協力するのだ。

 心を固める四人。王女はお互いを思う心を忘れないで、と見送ります。闇の底へと進みます。


②決戦アクダイカーン
 洞窟。フラッピ達の感知能力を頼りに先に進むと、あからさまに明らかにどうみてもこれは罠ですと見えるような感じでキャラフェが置いてあります。警戒するもののその罠に乗るしかない一同。突如、地面の空間が開き満を引きづりこもうと手が伸びます。ゴーヤーン。相変わらず悪趣味な奴だ。

 景色が変わりアクダイカーンが目の前に現れます。攻撃を浴びる満薫。変身です。
 満薫を心配するプリキュアに対して、どうでもいいと言うアクダイカーン。にべもない。自分に役立たない者は存在しないも同じ。憤るプリキュア。邪魔者のプリキュアに攻撃を加えるアクダイカーン。防御するも破られます。力比べでは劣勢なのでフットワークを活かし、ブライトが牽制してウィンディが打撃を与えます。劣勢に変わりは無いものの、全く太刀打ちできないという程でもありません。これにはゴーヤーンも驚きます。でも、加勢する気はないようです。アクダイカーンの力を信用しているのかそれとも別の思惑があるのか。
 満薫とアクダイカーンの対話。生命があるからと答える満。生命は無に帰す儚い物で滅ぶ弱きモノ。生命には限りがあるから精一杯生きて、精一杯生きるから強いのだと答えます。生命は光り輝く。全てのモノは無に帰る。全ては無となり無こそ滅び、滅びこそ絶対。そう言うアクダイカーンに自分達を生んだのはあなただと満と薫は言います。無であるはずのアクダイカーンが生命を生む。無を説きながら有を作り出しているアクダイカーンは矛盾している。アクダイカーンは苦悩に耐え切れないかのように力が暴走し洞窟を破壊します。脱出。

 暗い空のダークフォール。アクダイカーンはそこにそびえ立ちます。おお、立てたんだ。てっきり腰痛かと思ってたよ。制止の声をあげる満薫を吹き飛ばすアクダイカーン。もはや声を聞くことは止めたようです。プリキュアツインキック(即興で命名)を弾くアクダイカーン。やはりにわか仕込みの命名では効かないか(そういう問題かよ)。
 ムープとフープが力を与えます。単独技で打撃を与え、必殺技のモーションに入ります。久しぶりにフルバンクです(リング装着のポーズとか回すシーンとか)。必殺技はフルバンク使って出すと気持ちが良いです。生命の力と滅び(?)の力の激突。満薫を守ってみせる!と力を込め押しますが、アクダイカーンの力に適いません。満と薫が防御しプリキュアがそれに加わりますがやはり吹き飛ばされます。
 大きく、圧倒的な力のアクダイカーン。



③次回予告
 やっぱりゴーヤーンが黒幕で。っていうかそれ以外に無いよな。
 新番組Yesプリキュア5。うお、5人並んでポーズ決めてるシーンカッコイイ。やべ、見てー。やっぱ並ぶとカッコイイな。


○トピック
 アクダイカーンの矛盾を指摘するとは思ってませんでした。言われて気付いたんだけど、そうなんだよね。滅びや停滞・停止を望んでいるくせに有を作り出しているのは矛盾するんだよね。いや、まあ、手下作って世界を支配しようとするのは悪役としては当たり前のことなんで考えてすらいなかったけど。なかなか不意を突かれた感じですね。

 次回予告で「黒幕」と言っているんで、もろバレなのですが、アクダイカーンは滅びの権化ではないのでしょう。ゴーヤーンに変質させられた「生と死」の循環の中にいる人なんでしょうね。でなければ苦悩や躊躇いなど起きないはずなので。
 そうなってくると、アクダイカーン達(幹部含む)はむしろ生の側に立つ人達になるので、必然として満薫もその側に立つでしょう。極論すれば、S☆Sは「生命の循環」が世界として作られていることになります。勿論、その生命の循環は永続的なものではないでしょう。いずれは(エントロピーや閉鎖系の話にもなるが)この世界のエネルギーは平準化し動かなくなります(熱いお湯と冷たい水が混ざってぬるま湯になるような感じ。温度差があれば対流が起こり動く)。全く変化の無くなった世界、停止した世界を滅びと言っているのだと考えられますが、それはアクダイカーンの言うように無(恐らく「死」のことを差している)が直接そうなるのではなく、生と死が循環しなくなった状態を言います。(「死」といわず「無」と言っているのは子ども向け的に「死ね」とか「死あるのみ」とか言えないからではないかと思う)

 仮にアクダイカーンが「死」を司るにしても、それはやはり生命の循環の一部であり、本質的にはプリキュアの敵ではありません。敵はその循環を終わらせようとする滅び・停止を司る者です。
 余談ですが、プリキュアが今回アクダイカーンに押されるのは、力を合わせていないからでしょうね。満薫を守る、プリキュアを守る、違う違う。そんなんじゃ勝てるわけが無い。力を合わせること、生命の賛歌(命はたくましい)こそがプリキュアの力になるわけなので現状勝てないのは当然でしょうね。


 憶えている人はいないでしょうが、一応書いておくと42話の感想トピックで滅びと生は表裏一体って書き方したんですが、あれ間違いです。話がこうなってくるとあれでは辻褄が合わなくなるんで。あの時でも合わないかもしれませんが。要は、咲舞と満薫達がいる世界というのは断絶していないひとつの大きい世界で、そこに彼女達は生きているってことを言いたいだけです。断絶していなければ、繋がり得るわけです。(『滅び』と『生命の循環』は両立できないので繋がれない)
[ 2013年05月22日 09:25 ] カテゴリ:Splash☆Star | TB(0) | CM(-)
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