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第34話「お月見会はロマンスの香り」

○今週の出来事
①お月見会
 (咲と愛じょ…もとい、友情を深めるための口じ…ではなく面子を揃えるため)お月見会をしたいと親に相談する舞。両親も(舞の内心を知りながら)賛成です。ごめん、のっけから嘘書きました。
 夕焼けの中綺麗なススキ。和也は何かを悩んでいるようです。小石を蹴る和也。ダメ出し。ジャージを着た怪しい人は大きい石を足の甲で蹴って見本を見せます。去っていく怪しい人。「誰?あの人?」全くです。というか、和也でも驚くことがあるのが驚きです。

 学校で皆をお月見会に誘う舞。健太はサンマを持って行くと言います。釣り船屋らしいチョイスです。っていうか、お前は毎回普通に女子の会話に入ってますね。そのポジション羨ましい。秋なのにサンマー。宮迫君が居ないのでオチれません。優子がフォローします。仁美も栗・梨・ブドウを供えていたと言います。こういうのは家や地域によって多少異なりますね。ススキ担当になる咲。パンも持ってくるそうです。あまりお月見と関係ないようですが、面白いからOKです。こういうのは形式ではなく本来的な意味、自然への感謝、感謝をとおしての一体感が重要です。

 夕方。美翔家。庭掃除していた舞。和也が帰ってきますが何やら思い悩んでいるのか元気がありません。いつも飲んでいる牛乳が売り切れだったのでしょうか。


②和也の悩み
 ダークフォール。アクダイカーンの前でも筋トレするキントレスキー。アクダイカーンは器が大きいのかそんなことには構わず、プリキュアについて意見を求めます。必ず倒すとキントレスキー。言っていることは他の幹部と大差ありません。キントレスキーは戦うことが目的なので泉の在り処には全く興味がありません。ゴーヤーンに任せます。バク転。10点満点。ゴーヤーン、シタターレで慣れてしまったのかノリが良いです。

 フラッピとチョッピはおやつタイム。元気が無い舞に相談に乗ると咲。兄のことを話す舞。しかし何で悩んでいるのか教えてくれなかったそうです。

 夕方。自転車をこぐ咲。ムープフープも一緒です。咲に和也のことを尋ねるムプフプ。ワイドショーの影響で耳年増なことを言います。噂をすれば、和也発見。哀愁が漂っています。
 和也の近くに行くものの声をかけられない咲。フラッピが背中を押しますがチョッピのことを言い返されて口ごもってしまいます。ふたりともダメダメ。口論の末大声を出してしまう咲。気付く和也。浜辺でふたりきり。なかなか声がかけられません。フラッピが口火を切ります。結果オーライです。あとカメラさんはもう少し位置をずらしてください。
 ススキを取りに来た用事を思い出す咲。和也がススキの場所を案内します。和也の悩みが聞きだせずため息をつく咲。

 美翔家。面子は揃っています。雲行きが怪しい。とりあえずは準備を進めます。キントレスキーも始動。


③皆で
 ふたりでススキを集めます。お月見について皆のイメージがバラバラだったと言う咲。和也は皆の意見を纏めるのは難しいと言います。悩んでいる理由を話す和也。学園祭の出し物で意見が揃わず悩んでいるようです。咲は大丈夫だと言います。皆から意見が出るということは皆学園祭をいいものにしたいからだと言います。……全くそのとおりです。見ているこっちがハッとしてしまった。確かに興味が無ければ意見など出ません。意見が出るのは良いことです。
 その取捨選択・統括に悩む和也。お月見の話をする咲。お供え物がバラバラです。しかし全部供えることにしたようです。賑やかで楽しいから。驚く和也。それはもうお月見じゃないような。学園祭も一緒だと言う咲。呆然としていた和也は突然笑い出します。咲に感心する和也。咲は勉強も何もよくありませんが、意外と真実を突きます。彼女は何がベストなのかを知りませんが、自然とベストの回答を見つけ出すことができます。その姿に人は惹かれます。強い指導者ではなく、自然と周りを統括し一体にするのが咲です。一見突拍子も無い発想ですが、学園祭は皆で楽しむもの。型や形式に囚われれば本来の意味を失います。もう一度皆で話合うと言う和也。一人で悩むもんではありません。

 ジャージの男が現れます。人の意見に左右されるな、自分の意思を貫けと言います。和也を気絶させる男。ムープとフープが舞を呼びに行きます。
 気配を感じるチョッピ。丁度ムープフープが来ます。

 片割れはまだか、と苛立つキントレスキー。それならふたり居るときに出てこいよ。舞が到着します。


④強さとは対極のもの
 変身。月と風。前回劣勢だったと思いますが、お月見だからでしょうか。
 ウォーミングアップとウザイナーを召喚。兄の自転車と電柱をミックスします。金属性らしいウザイナーです。能力を使って対抗するプリキュアですがウザイナーに手こずります。
 弱いプリキュアにつまらない、退屈だと言うキントレスキー。強い者と戦うことに喜びを感じるキントレスキーに他者への配慮はありません。自分勝手な理由で和也を傷つけられた(気絶しただけですが)ことに怒るプリキュア。月と風の力召喚。やっぱこの月はカッコイイ。
 パワーアップしたプリキュアにやる気を出すキントレスキー。少年漫画的敵役を完全否定するプリキュア。強さを求めるとか強い者と戦うなど知ったことではありません。強さを得ることに全く価値を見出さないプリキュア。その対極に価値を見出すことで力を発揮します。ウザイナーを撃退。撤退するキントレスキー。


⑤お月見
 意識を取り戻す和也。ススキは折れてしまっています。咲が折れていないのを見つけ出します。笑顔で微笑みあうふたり。何か良い雰囲気です。近所のお兄さんと幼な子みたいな(恋と遠いなぁ)。それを見て微笑む舞。兄の悩みが解消されたことを知ったからでしょう。決して、恋愛関係に発展しないことに安心したわけではありません。

 色々なお供え物。健太はサンマを焼いています。何故牛乳を飲んでいる?と聞く健太。おお、偉い!今まで誰もが気にしつつも何故か聞かなかった疑問。和也は宇宙に行くと骨が弱くなる。牛乳を飲むと骨が強くなると子どもの頃に聞いたので習慣になってしまったようです。割りと普通な理由です(何を期待したわけでもないですが)。
 咲のおかげで兄が元気になったと舞。自分もそういうことがあるから、と。さりげに告白ですか。あなたが大好きって瞳が恋してますか。
 空が晴れ、満月が姿を現します。見事な月だ。微笑みあう咲と舞。和也はその姿に微笑みます。


⑥次回予告
 ソフト部話。弱小校らしいけど決勝まで行けたんですね。「またみてね」は懐かしい。子どもネタ分からんだろ。絵本のタイトルが「ぶっちゃけプリキュア」ってのはどうなんだ。


○トピック
 久しぶりにサブタイトルに「!」とか「?」が無い回。
 月見は子どもの頃やってたけど、何お供えしてたっけなぁ。団子と魚(サンマではない)だったと思う。

 和也はこれまでポジション的には前作さなえさんのような、主人公達を見守る位置だったと思うのですが今回では咲に励まされ気付かせられる立場でした。
 さなえさんは前作主要メンバーの中で唯一の老人(長老は人間じゃないので除外)。プリキュアの大人は理想的な大人像ですので、その親の親となれば神様みたいなもんですね。実際、さなえさんは日常のみならず主人公達が戦っていることを知っているような素振り(絶対知っているよなー)を見せつつも口出しするのではなく見守り続ける人でした。
 和也は今まで自分の世界を作っている人で、そのくせ適宜アドバイスできる美味しいポジションでしたが、今回逆にアドバイスを貰うことで和也もまた咲舞達の輪の中に入ったことになるんでしょうね。ラストで咲舞を優しく見るのは「舞が禁断の花園へ……計画通り!」とか思っているわけではなく、健太宮迫コンビを最後に見守った舞と同じ心境なのではないかと思います。何気ない輪、繋がりの良さを知っている。兄として舞が良い友達を持ったことでも安心しているでしょう。
 和也が高い位置のポジションから落ちても特に問題はないでしょう。前作は光の園、虹の園、ドツクゾーンと世界が分かれており、主人公を見守る人にはそれを全て見ることができる神の視座が必要でした。S☆Sは世界の中(大空の樹を中心)に緑の郷、泉の郷、ダークフォールが含まれており、世界に咲舞が所属しているので神の視座は必要ありません。咲舞が戦っていることを知っている人は関係者以外ではいないですが、戦闘と日常世界が繋がっているので親の視座だけで十分です。親は前回のとおり主人公達と繋がっているからです。長々と書きましたが面倒な話ではなく、結局は人と人とか繋がっている世界が描かれているってことです。
 それにしても、うん、あの兄貴は妹と咲をくっ付ける気あるよね。その意味でさなえさんの系譜を受け継いでいると思う。


 キントレスキーは前回の感想で風格ある大人、と書いたんだけど早速ズレてきたなぁ。アホな意味で。
 ダークフォールの敵方だけあって理念も意思も所詮一個のエゴでしかない。周りを顧みない。力への衝動・探求。自分しか見ない者は、皆を見るプリキュアの敵に相応しいですね。
[ 2013年05月22日 09:20 ] カテゴリ:Splash☆Star | TB(0) | CM(-)
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