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投資初心者向け動画



 わかりやすくて良いシリーズだと思います。一覧はこちら

 あらかじめ言っておくと投資に興味が無い人にはどうでもいい無駄知識です。しかし投資をやらなくても投資や金融知識は損になりませんし、場合によっては自分を守る武器にもなります。
 例えばハイリスク・ハイリターンの投資として株式が挙げられますが、そのリターンは年5%程度です。つまりこれ以上のリターンを謳う商品はかなり眉唾だってことです。何十%も利益を得られる商売なんてまず無いしあったとしてもそんな美味い話が転がり込んでくることはありません(断言)。
 上手く行って5%。なのに手数料や金利は数%、時には十数%も取る。はぁ?(怒り)って思いませんか? これ以外にも巧妙にカモフラージュした金融商品はたくさんあります。特約や保険、貯蓄を謳った商品、為替商品なんかも危険。これらは仕組みを複雑にして手間賃を取るタイプです。仕組みがシンプルなもの、買い手と距離が短いものほど買い手にとっては得。と考える癖をつけましょう。


 それを踏まえた上で私見をつらつらと(失敗談もあるよ)。
 投資に詳しくないのであれば動画も見ておくと良いです。実は新型NISAや海外ETFの税金の話は動画で初めて知りました。


①iDeCoとNISAについて
 投資の入り口としてiDeCoと(つみたて)NISAはうってつけです。詳細はネットなり動画なり見ればわかりますが、ここで両者を簡単に説明すると下記の表となります。




 企業型確定拠出年金をやっていないことを前提にするならiDeCoを優先した方が節税効果が期待できるのでオススメです。単純に支出が減りますからね。ただしこれは個人年金なので途中解約が基本的にできない上に、月単位で買付や銘柄変更をするので投資というよりは預金している感覚に近く配当なども受けられません(再投資される)。最初に何を選んだらいいのか、それが良かったのか悪かったのか、色々試してみたい人には勝手が悪く戸惑うかもしれません。

 その点、つみたてNISAはお手軽で練習も兼ねられます。
 通常のNISAは投資上限額が多いものの枠が5年と短め。5年を過ぎてもロールオーバーする(オーバーする分を次年度の枠に充てる)方法はあります。(つみたて)NISAの配当金は非課税です。

 「損益通算できない」というのは、普通に株を買っていてそこで損失を出した(損切りした)場合、NISAの儲け分と相殺することができないということです。その逆もできない。株を売って得た利益には税金がかかりますが、損をした分と相殺することで税金を安くする方法があります。これを損益通算と言います。NISAは普通の株と別枠なのでそれができません。
 NISAは買ったら利益が出るまで売らない、の気持ちで。ある程度の利益が確保できそうなら5年を待たずに売ってしまうのが良いと思います。でないとコロナショックのように突然暴落することもあり得ます。私は2、3年寝かして売ることが多いです。
 つみたてNISAは期間が20年と長いのでほぼ放置プレイで構いません。


 新型NISAは金融庁によるとこうなるそうです(画像をクリックすると金融庁のPDFに飛びます)。




 あのさぁ、お前らそういうとこだぞ?
 解説によるとこんな感じらしい。統合しようとして挫折した感が半端ない。あまり気にしてなかったんですがNISAの対象銘柄が玉石混交で怪しいものもあったからそれを排除するのも兼ねている感じでしょうか。


②初心者は何を買ったらいい?
 投資を始めたい。でも何を買えばいいのか? 初心者が一番悩むところでしょう。株を買うにもどの会社が良いのかわからない。投資信託もいっぱいあるし名前の意味もわからない。そういう場合、動画の人もそうしているようにアメリカ株のS&P500(もしくはダウ)を買うのが一番無難です。理由は①株価がずっと上がり続けている②それ自体が分散投資になる③安く買える

 はっきり言って今の株式市場はアメリカに大きく左右されるのでアメリカ株が下がれば世界中の株が下がるし、その逆も然り。ていうか世界の株式時価総額の半分以上がアメリカらしいので、株≒アメリカ株やんって話。

 新興国はカントリー・リスクも高くアメリカ株が上がったからといって上がるとは限らない。そのくせ勝手に下がることがあるので分散投資で新興国まで手を広げる必要はない。10年後20年後に上がってくる国があるならその時買えば良く、現状はアメリカ一択でも差し支えない。であればS&P500が実質的な世界分散投資になる。

 このように特定の銘柄ではなく全体の指数に基づいて投資することをインデックス投資と言います。これをドルコスト平均法、要するに時間をかけてコツコツ買い足していくと時間的にも業種的にも自然と分散されていきます。たぶんこれが一番楽でパフォーマンスが高い投資法です。無難で面白味はありませんが王道に勝る近道はなし。

 また、これは投資をやっている人なら誰もが口を揃えて言いますが、手数料が高い商品に手を出してはいけません。株式投資で一般に得られるリターンは年5%前後。それしかない利益の中から手数料で1%も2%も引かれたらたまったもんじゃない。手数料が安いのもインデックス投資のメリット。
 だから一つのやり方として、投資信託なりETFの銘柄を選ぶときに手数料の安い順に見ていくのもアリです。大抵そういう銘柄はダウやS&P500に連動したものになるはずなのでほぼ間違いはありません。

 こうした投資マインドが結果としてアメリカ株の株価を押上げ、バブル化しているのでは?と思われるかもしれません。おそらく一因としてあると思います。じゃあ他に投資すれば大丈夫かと言えばそうはならないでしょう。アメリカ株がポシャったらまず間違いなく世界恐慌になります。経済不安に伴う経営破綻で連鎖倒産は避けられない。そうなると株を持っていようがなかろうが職を失いかねない。要するに一連託生なのです。卵を同じ籠に盛るな、とよく投資では言われますがその籠を載せているトラック(アメリカ)がコケたら卵は全部ダメになるんじゃない?って思ってます。


 インデックス投資を勧めていますが個別株を買うのを否定しているわけではありません。よほど思い入れや目的がない限り個別に調べたり株価をチェックするのが手間なのと、今後も投資を続けていくつもりならインデックス投資の方がスムーズに継続できるので利便性の面でもオススメしています。
 余談ですが私が投資を始めてまもなく買った株は東映アニメーション。趣味から広げていくのも手。


③分配金のメリット・デメリット
 投資信託やETFには年に何回か分配金を出すものがあります。株で言うところの配当金みたいなもので、これにはメリット・デメリットがあるので投資スタンスを明確にしておいた方が良いでしょう。
 例えば動画の人は分配金を貰える海外ETFを購入しているようですが、当然税金がかかります。しかも海外と国内で2重取り。これを損と見るか、利益確定と見るか。

 単純に言えば、一番利益を増やす方法は分配せずに増えた利益を原資に回してさらに投資を続けることです。税金を先送りにすることでロスを抑え元金を増やしていくのが一番効率的。勿論売却したときに税金はかかります。でも必要な分だけ売却すれば最小限の税金で済みます。お金が欲しいときに換金すればいいのだからわざわざ配当金で貰う必要はない、という人は無分配の銘柄を選んだ方が良いでしょう。
 逆の見方として分配金は投資の一部を利益確定しているとも言えます。お小遣いにして生活を豊かに楽しむのも醍醐味でしょう。使ってこそのお金ですからね。この辺は個人の考えやお金の自由度にもよります。
 私も毎月分配型などを買ったこともありますが結局のところ無分配型に落ち着きました。


④失敗談
 私の失敗にコモディティ投資があります。コモディティとは原油や穀物などの商品投資のことです。シェールガス関連が流行ったことがあって、そのときに投資したんですがものの見事にその後に暴落して損切りしました。
 そのときはエネルギー関連だし将来性もあるだろうと思ったんですが、原油価格との競合もあって不安定なんですね。最近も原油価格は暴落しています。この経験から「よくわからないものに投資してはいけない」という基本を身を以て教えられました。
 これも結局は(石油や穀物などの)商品に投資するんじゃなく、会社(株)に投資すればいいじゃんって結論になって私のS&P500信仰が強まった要因でもありますね。


 冒頭にも書いたように投資をするしないに関わらず、金融知識を得るのは損になりません。
 先日税金の話をしたように、国や役所は申請主義なので制度を知って申請しなければ受けられるものも受けられません。情報を常に最新のもの……にするのは難しいとしても「そういえばこういうのあったな」「これ何かあるんじゃないの?」といった良い意味で疑う癖をつけたいものです。


[ 2020年06月24日 19:26 ] カテゴリ:アーリーリタイア | TB(0) | CM(-)
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