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第14話「謎の転校生!満と薫がやってきた」

○今週の出来事
①運命の出会い
 大空の樹のもとで咲はキャラフェを持って「開け~ごま」と念じます。咲の所業を問う舞。泉の郷から帰ってくるとここに来るのだから、ここから泉の郷に行けないか試してみたようです。しかし奇跡の雫が無いとダメだと言うフラッピ。キャラフェそのものは器なので力とかは無さそうです。完全に奇跡の雫および泉を取り戻すのはまだまだ先のことですが、ポジティブに考える咲。笑顔が似合う娘です。舞も咲に応えます。ちょっとツリ目な感じがたまりませんな。顔を近づけ合うふたり。んーあと30cmくらいかな。

 話題は大空の樹のことに。守り神として祀られていたと話す舞。母は考古学者なのでそういうのに詳しいようです。咲も自分の知る言い伝えを話します。願いが叶う、ここで出会った者は強い絆で結ばれる。咲と舞が出会ったのはここです。5年前も今も。運命の出会いだ、と冗談めかして言う咲。
 その話を聞いていたふたりの少女が現れます。紅い髪の娘は関心した口ぶりで今の話のことを聞きます。咲も心から信じているわけではないので言い伝えだからと濁します。興味が無い上に毛頭聞く気すらないのか蒼い髪の少女はバカバカしいと言います。紅い髪の少女も何かに頼らないといけない人達って大変よね、と嘲笑うかのように言います。流石に顔をしかめる咲舞。少女は続けて言います。「運命の出会いなんてちょっと素敵じゃない。私達が出会ったのも運命かもね」そう言って紅い髪の少女は「薫」と蒼い髪の少女を呼んで立ち去っていきます。薫も「満」と返答して去っていきます。不自然なほど強い風が咲と舞を包んで満と薫の姿を消し去ります。呆然とする咲と舞。何とも因果な出会いです。それはそうと、カメラさん!風が吹いた時はちゃんと下から撮らないとダメでしょ!!


②転校生の満と薫
 学校。昨日出合ったふたりのことを考える咲と舞。先生が教室に入ってきたので宮迫君が号令をかけます。ちょっと様になってきましたね。早速転校生を迎えることになったと言う篠原先生。このクラスは転校生入るの多いな。空きが多いのか。クラスに入ってきたのは昨日咲達が出会ったふたり。霧生満と薫。咲と舞のジェスチャーに目で応える満。薫はスルーです。

 ダークフォール。火の泉まで奪われてご立腹なアクダイカーン。カレハーンもモエルンバも不甲斐ないと応えるゴーヤーン。つか、倒されると泉を奪われるリスクのあるヤツを出すのがまずいんじゃない?
 ドロドロンを呼び出すゴーヤーン。地面をモグラのように掘り進んで出て…くると思ったらちょっと上体だけ出してすぐ引っ込めるドロドロン。アクダイカーンの命令にドロドロンは小声で応えます。聞き取れなかったゴーヤーンが何度も聞き返すと、ネットを使ってひっ捕まえて地中に引き釣りこんで話すドロドロン。お前はス○イダーマンか。出撃するドロドロン。毎回変な人ばっかで大変そうです。今回は根暗系か。

 休み時間。早速質問攻めにあう満と薫。その様子を遠目で見る咲舞。全く脈絡ないけど咲舞可愛いな。質問そのものが分からないのかその意図が分からないのかどちらもなのか「何を言っているの?」と聞く薫に「大したことじゃない」とキッパリ答える満。質問していた子達が面食らってしまいます。安藤さんが皆で質問したら分からないとフォローします。実際は安藤さんが言っていることと満と薫が感じていることには大きなギャップがあるんですけどね。質問組は場を離れます。
 満と薫は遠目で見ていた咲と舞の方に寄って話しかけます。自己紹介する咲舞。咲は気軽に名前で呼ぶように言います。了承する満。薫はめっさ興味なさ気です。

 数学の授業。先生が転校生に授業の進捗を聞くために例題が分かるか尋ねます。「分からない」と答える満。多分言葉どおり本当に分からないのでしょう。先生はそのまま例題を進めます。自信が無さそうな咲。英語もダメだったけど、得意な科目って何だろう。あっと言う間に理解した薫はすらすらとよどみなく例題を解きます。何がすごいかって口頭で答えるのがすごい。面倒でややこしいんだよね。咲は分かってなかったようです。舞も呆れながらちゃんと勉強した方がいいと答えます。

 体育の授業。長身を活かしてかバレーボールで活躍する仁美。あ、舞は苗字で呼ぶんですね。またしてもバレーボールを知らない満と薫。唖然としながらも咲と舞は快くルールを教えます。そしてあっと言う間に飲みこんで活躍する満と薫。基本能力が高い人はつぶしが利くな~
 霧生姉妹(ってことでいいんだよね?)に感動した仁美は勢い込んで話しかけます。確かにそれだけの運動能力があれば各部活から引く手あまたなのは確実です。ソフトに誘う仁美。しかし冷静かつ冷徹とも言える口調で「指図されるの嫌いなの」と第一声の薫。思わず仁美は持っていたボールを落としてしまいます。満も「私たちのやることを勝手に決めないでくれる?」とにべも無い。険悪なムードにフォローに入る咲ですが、仁美は気を害したのか去っていきます。
 コミュニケーション上表面的には満の方が話が分かるように見えますが、実際の根っこのところでは彼女達は同じです。単に受け答えが柔らかいかそっけないかくらいでしかありません(まあ、実際のコミュニケーションはそういう表面的な部分も重要なのですが)。彼女達は結局ところ自分しか見ていません。


 無言で廊下に佇む仁美。あ、今通りかかった女の子の集団の中にいたメガネの子にチェックを入れたい。
 咲舞・満薫は一緒に移動しますが咲は仁美をフォローするため引き返します。舞はふたりに仁美は命令したのではなく感動を伝えたかったのだと話します。仲良くなりたかったのだと言う舞。「どうしてそんなことをするの?」と問われます。仲良くしたいと頼んでいないと言うふたり。このふたりから見れば舞や咲の行動は余計なお節介です。友達だから、と答える舞。
 もし人あるいはある存在がそれ自体固体として完全であり何者にも依らないものであるならば、コミュニケーションや他者との理解・協力というものは必要ないのかもしれません。満と薫はこの世界の人間では恐らく比肩する者が無い存在です。それ故この世界では己以外の他者と協力する必要がありません。やり方さえ分かってしまえば彼女達は何でもこなせてしまうからです。やり方を教えてもらうことは彼女達にとっては他者との協力や理解にはならないのでしょう。その意味で彼女達の行動は正しく理に適っています。

 仁美を呼び止める咲。仁美は意気込みすぎた自分を反省しているようです。普通あそこまで言われると満薫に対して悪感情が芽生えそうですがそういう感情は無さそうです。咲は行動を促がします。


③土のドロドロン
 チョッピが気配を感じたので咲と合流、外に出るふたり。早速現れるドロドロン。それにしても後ろを振り返りもせず膝近くまである花壇に飛び乗れるふたりは凄いと思います。小声でオドオドとしゃべるので聞き取れません。ふたりも聞き返します。「ふたりはプリキュアー」と叫んで出てきます。呼びかけ方としては間違っていませんが番組名と被っているので可笑しい感じです。花壇をウザイナー化します。カレハーンであれば主要素は花になるのでしょうが、土属性だと思われるドロドロンがやると土が主成分になります。ブツブツと薄気味悪く笑うドロドロン。ウザイナーよりウザそうです。プリキュアに変身です。

 意外と強いウザイナー。ドロドロンは地中から出てきて手首からスパ○ダーネットを出してプリキュアを捕まえます。捕まえた~と嬉しそうなドロドロン。うん、こいつキモい。泉の在り処を聞きだそうとしますが、ふいに学校にいる生徒達の話声が気になります。そういえばこの戦闘は気付かれていないようです。ドロドロンはウザイナーを校舎の方へと差し向けます。楽しそうに笑っているやつが嫌いだというドロドロン。うわっ、ダメだこいつ。ダメダメ。そんなことはさせまいと力を込めて投げ飛ばします。ウザイナーにぶつかって倒れます。振動や音で生徒達に気付かれそうですが、問題無いようです。
 体勢を立て直して仕切りなおし。しかしテンションが高くなっているプリキュアにウザイナーの攻撃は最早通じません。このBGMカッコイイな。ツインストリームの直撃で浄化されます。


④ダークフォールの満と薫
 昼食。満達を気にする仁美。咲は舞と共に仁美を誘います。仁美を連れて満と薫に一緒にお弁当を食べようと誘います。しかしお弁当を持ってきていない満薫(というかお弁当を知らないのだろう)。仁美は自分からお弁当を差し出します。受け取って食べるふたり。「美味しい」と答えます。咲と舞もお弁当を差し出します。そこに安藤さんと宮迫君も出てきてお弁当を差し出します。…って、宮迫!!お前体育館の裏に来い。決着を付けようではないか。と今度は健太がヤカンを持ってきます。運動部のマネージャーかお前は。どいつもこいつも良いやつばかりです。

 ダークフォール。満と薫の不在を知るアクダイカーン。連れ戻そうとするゴーヤーンに捨て置けと言い放ちます。「あのふたりがどう動いて何をするか楽しみだ」うん、楽しみです。

 下校。咲と舞は一緒に帰ります。満と薫を凄いという咲に、舞は咲が凄いと言います。皆が仲良くなれた立役者です。そう言える舞は別な意味で凄い娘だと思います。
 ふたりを地面から見下ろすドロドロン。立ち止まることも無く満が「だらしないわね」とシレっと言います。プリキュア打倒の命令を下されているのは自分なのに勝手に行動する満と薫に腹を立てるドロドロン。「私達は誰にも指図されないわ」「ブツブツ愚痴ってないでさっさとアクダイカーン様にご報告に行ったら?プリキュアを倒し損ねましたって」こっ、怖ぇぇぇ。そうです、と帰るドロドロン。分かりやすいなコイツ。
 お手並み拝見。ふたりとふたり。運命の歯車は動き出します。


⑤次回予告
 ナレーションが面白い上にまたみてねで笑わせてもらいました。


○トピック
 風雲急を告げるとばかりに話を引っ掻き回しそうなキャラ登場。プリキュアは基本的(思想的にか?)に善良な人しか出てこないので不協和音を起こさせるキャラとしては部外者を持ってくるのが妥当でしょうね。不協和音だけでなく、それによって咲舞との違いや触れ合いによっていかに咲達がより良くなっていくかが楽しみなところです。今回で言えば仁美の件なんかが分かりやすいですね。横暴なキャラが出てきて引っ掻き回すのはいいのですが、それは雰囲気も悪くなる恐れがあるのでその辺を綺麗に浄化して「どうなるんだろう」という期待へとステップを進めているのが見る側に優しいです。この辺のストレスや不快感をキチンと消し去ってくれるのは良いところです。

 ちなみに、巷でよくネタにされる満と薫は花鳥風月の風と月に相当するのでは?という話ですが、個人的にはそういう考えは無かったりします。花鳥風月自体があまりこだわるキーワードでは無いだろうということと、ましてや"ふたりは"プリキュアって言ってんだから満と薫が味方側に寝返ることも無いだろう、と思ってます。予想というか、敵は敵って考え方ですね。だから、今後満薫との関係が良好になっていった場合最終的にどう決着つけるのかが気になるところではあります。味方に寝返るのはそういう意味では楽な展開なんですが、真っ向勝負の対立する関係の決着はかなり難しいと思います。『運命』というキーワードが使われているのが印象的で、前作であればキリヤが思い出されますが正直に言えばキリヤの話は大分ポイントをズラして話しを逃がしているとも受け取れるんで(別な解釈でフォロー可能ですけど)その辺の課題を如何に見せてくれるか期待したいところです。この作品は結構チャレンジングで難しい方向に進むというイメージがあります。3年目でもそれは裏切らずにやってくれると面白いですね。もっとも最終的には咲と舞、そしてS☆Sとして如何に主題(結局ここが一番の面白いところであり魅力だと思うので)が昇華されるかという点が一番期待する点ですね。この辺はとても信頼しているところです。
[ 2013年05月22日 09:07 ] カテゴリ:Splash☆Star | TB(0) | CM(-)
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