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第44話「ひかりが消えた日 明日を探す日!」

○今週の出来事
①歪み
 新学期。登校するなぎさとほのか。なぎさはひかりの事を考えます。最近ひかりの身に何かが起きている。それも自分達の及ばないところで。ほのかは少しでも気を紛らわせるためか話題を変えようとしますが不安の消えないなぎさ。
 ひかりは自分に起きていることに危機感よりも少年への疑問を膨らませています。

 洋館。執事はゴム駆動の飛行機を飛ばして少年を遊びに誘います。しかし少年の目ははるか虚空を見つめるように遠くを見続けます。

 光の園。今は誰もいない玉座。長老と番人は闇の力が拡大していることに気づきます。ジャアクキングの復活が近いのかもしれません。長老は闇の力が透明感を持っていると話します。透明感?持って回った言い方です。
 闇に対抗できる者、すなわち…フランソワーズとカトリーヌじゃ!と盛大にボケる長老。狙っちゃダメと番人に突っ込まれます。お約束はお約束のままの方が良い時もあります。よしこさんとけいこさん。それでいいんです。
 扉を開けるとそこには光の園の光景ではなく虹の園の光景が映し出されています。驚いて扉を閉めるふたり。どうやら光と闇のバランスが不安定のようで歪みが生じているようです。

 洋館。窓の外を見つめる少年。それを見守るお笑い芸人4人。バルデスは、前回少年が力を解放したことで少年の中で急速に力が拡大していると説明します。見に行ってくると出かけるウラガノス。間もなくとは今すぐのことではないとサーキュラスは言いますが例によって聞いちゃいません。ウラガノスの悲鳴。玄関を開けると光の園の光景が映し出されています。騒ぎを聞いて駆けつけたサーキュラス達にその光景を見せようとしますが元に戻っています。呆れたように部屋へ戻る執事(チビ)。ノッポの方も連れられていきます。ヒゲに蝶々をつけて呆然とするウラガノスに突っ込むビブリス。だがしかし、バルデスは分かっているようで長老達と同じようにバランスが崩れていることを告げます。
 居なくなる少年。バルデスは闇の復活の予兆に歓喜します。

②ひかりが消えた日
 公園のベンチで一人佇むひかり。元気が無さそうです。そこに声がかけられます。声の主がなぎさとほのかであることを知って表情を明るくするひかり。なぎさとほのかはひかりが心配で来たようです。礼を言うひかり。ポルン・ルルン・メップル・ミップル・シークンがひかりの周りに集まります。賑やかというか多いな。何かが起きようとしている。とても大きなことが。「それってひかりさんにも…」と呟くほのか。続く言葉は「関わること」でしょうか。言いようの無い不安に黙ってしまう一同。しかしルルンは「皆を守るルル」と言います。いつか交わした約束。いつものルルンの雰囲気ではないと察したなぎさが問いかけますがアカネさんの声で遮られます。ポルンの隠れ方が面白いです。
 タコカフェの手伝いをする三人。テーブルにパラソルを設置して開くとそこに映し出される闇の光景。驚愕するなぎさとほのか。同時にタコカフェカーの中で光が発生します。なぎさとほのかはアカネさんを適当に誤魔化します。ひかりが居なくなっています。残されるポルン。


 闇の気配が広がります。目の前に現れるお笑いトリオ。サーキュラス・ウラガノス・ビブリス。サーキュラスはルミナスが居なくて残念です。
 ひかりが消えたのはサーキュラス達の仕業だと考えたなぎさは詰問します。しかし心当たりの無い彼等は逆に聞き返すだけです。どっちみちタダで帰ってくれる相手ではないので戦闘です。変身です。
 サーキュラスが先攻します。ブラックと格闘戦。ホワイトはヘタに手を出すのは軽率と判断したのか静観します。一進一退の格闘戦もしだいにブラックが防戦になってついに押し負けます。ブラックを確保するウラガノス。ホワイトは助けに行きますがビブリスが阻みます。31話の時の逆襲でしょうか。31話の時はホワイト優勢でしたが今回は押し切られてしまいます。プリキュアはテンション(意志力)で能力が上下するので今の状況は苦しいところです。
 形勢が不利でもブラックを助けようとするホワイトにビブリスは衝撃波で行く手を阻みます。ブラックもタダ掴まっているだけではありません。ウラガノスの髭を引っ張って捕縛を逃れます。衝撃波で飛ばされたホワイトを助けに行こうとしますがサーキュラスが阻みます。やけに対抗意識を燃やしています。ルミナスが居ないので機嫌が悪いのでしょう。エネルギー弾を放つサーキュラス。ブラックは突貫しますが押し返されて飛ばされます。ホワイトがキャッチしてその身を庇います。立ちはだかるお笑いトリオ。
 プリキュアの形勢が不利なのは単純な実力差もありますが、やはりプリキュアが連携を取れていないことでしょう。それぞれで分断してしまっています(31話は意識レベルで同期していた)。何気にルミナスが居ないのもピンチの要因です。ルミナス自身は戦闘力ゼロですが、その援護能力は評価されるべきもので特にアンクションやバリアならプリキュアの必殺技(またはブレス装着)を出す隙をカバーできます。


③明日を探す日
 光でも闇でも無い空間。以前キリヤが言っていた空間かもしれません。横たわるひかり。意識を取り戻します。誰も居ない。知らない場所。しかし一人こちらに歩いてきます。それは洋館で消えたはずの少年。少年と出会った時を思い出すひかり。2度の邂逅。ひかりは恐れなく少年に話しかけます。迷子になってしまったと言うひかりに、少年は皆が見つけてくれると話します。「みんなとっても優しいんだ」

 追い詰められつつも戦意は失わないプリキュア。果敢に挑みます。しかし劣勢は明らかでホワイトは飛ばされてします。ホワイトを庇うブラック。ピンチの時こそ力を合わせなければなりません。ピンチの時こそ相手を思い遣る心を失ってはなりません。
 ザケンナーを召還します。逃げるプリキュア。距離を置いて合流します。サーキュラスの失策です。プリキュアに時間を与えてはいけません。だってブレスを召還しちゃいます。握り合うふたりを中心に広がる光。スパークルブレス装着で必殺技発動です。三人で耐えますがやっぱり無理です。
 敵は追い返したもののひかりの行方は知れず。

 ひかりと少年の空間。
私にはポルン・ルルン・なぎささんやほのかさん達、そしてアカネさんが居る。あなたにとってあの人達がそうなのね
「よくわかんない。でも、いつも傍に居てくれるよ」
そう。私達ってどこか似てるのね
「僕はどうなるの?僕は何になるの?誰も教えてくれないんだ。だけど僕は僕の知らない何かになるような気がするんだ」
じゃ…じゃあ、あなたは
「頭の中で僕を呼ぶ声がするんだ。それがだんだん大きくなってくるんだよ。僕は僕でなくなるの?僕は僕のままじゃいけないの?なんだか怖いよ」
心配いらない。私達は私達のままよ
 少年の手を握り締め語りかけるひかり。ふたりの行き先は。


④次回予告
 もう、何かエライことになってます。「またみてね」復活。


○トピック
 前回とは打って変わって日常が無くなって一気にラストスパート開始。やっべ、話の行き先がますます分からなくなってきた。

 少年が初めてサーキュラス達のことを話し、それに対して理解するひかりが印象的。ひかりは少年が闇の者であり、ジャアクキングなる存在であることを今回知ります(ひかり自身はジャアクキングもクイーンも分かっていないでしょうが、直感するものはあるでしょう)。知ってなお、ひかりはひかりとして少年に語ります。恐れも不安も無く少年を気遣います。同時に自分にも言います。自分は自分であると。かつてなぎさがひかりに言った言葉です。うう、それだけで涙腺緩みそう。
 ひかりの人間関係と少年のそれとは単純に比較はできません。ひかりをひかりとして認め接してきたなぎさ達やアカネさんとは違い、サーキュラス達(特にバルデス)はジャアクキング復活のために少年を守ってきた(そして何も与えなかった)面があります。しかしながら少年にとってはそれは問題ではなく、彼にとってサーキュラス達は優しい人達なのでしょう。サーキュラス達に問題があっても少年には何ら問題はありません。だからひかりは少年を守ろうとするでしょう。
 ひかりと少年は立場上その他の者とは別の位置にいます。光と闇の根本存在であることもさることながら、彼らは言わば孤児として虹の園に生を受けます。なぎさ達とサーキュラス達はその後見人です。後見人のスタンスが明確に違います。ひかりをひかりとして認める者=プリキュア。少年をジャアクキングとして認める(=少年を少年として認めない)者=お笑い芸人(その呼称使うんかい)。その両者の相違はそのまま両者の属する世界の理でもあります。それを総括する者であるひかりと少年が出す結論は如何なるものか。
 非常に重くなってきた本編終盤。さらに刮目して見よ。
[ 2013年05月21日 21:23 ] カテゴリ:MaxHeart | TB(0) | CM(-)
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