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第39話「燃え尽きろ!青春ラクロス決勝戦!!」

○今週の出来事
①ラクロス決勝戦に向けて
 練習に励むベローネ・ラクロス部。決勝戦が近づいています。今年の相手は去年同様御高倶女子。今年の御高倶は徹底したプレー、フォーメーションで強敵のようです。作戦を考えるべくタコカフェへレッツゴー。呆れる莉奈ですが志穂は乗り気です。何だかんだ言いながら付いて行く莉奈。緊張感の欠片も無い人達です。

 御高倶女子中学。フォーメーションの練習をする部員達。「フォーメーション・B」・・・とても事務的です。実用主義です。「フォーメーション・花より団子」とか「フォーメーション・かっぱえびせん」とかダメでしょうか。試合中に堂々と言ったら相手チームは驚くこと必至。心理戦で優位に立てます。多分。
 オデコが特徴的な女の子がテキパキを指示を出します。どうやらキャプテンのようです。練習を中断しフォーメーションの反省会。「2m」とか「1秒」とか非常にシビアです。勝つためには練習と徹底したプレー技術が重要というのがここの方針でしょうか。


②なぎさと永沢
 洋館。少年はずっと窓の外を見ます。胸中はひかりのこと。
 タコカフェ。ひかりも同じように少年のことを考えていたようです。不安そうなひかりを心配するポルン。パートナーらしく気にかけます。そんなことには気づかないルルンはおき楽にポルンにくっつきます。その様子に笑うひかり。思いつめても仕方有りません。

 ベローネ。御高倶キャプテンが校門の前で立っています。表情はキリリとしていて怖そうです。一昔前だとスケバンとかと勘違いされそうです。そこに食べ物の話をしながら校門から出てくるなぎさ達。御高倶キャプテンはなぎさに声をかけます。永沢と自己紹介。事務的というか「出来る女」って感じです。オツボネ様や姑として相手したくないタイプです。
 挨拶したのは偵察とか宣戦布告とかの目的ではなく、敬意を表した上でお互いに最後の試合となるので頑張りましょうと言いたかったらしいです。口調は事務的でそっけないですが結構律儀な人です。人望とかありそうです。言い終わって去っていきます。孤高な人です。
 と横からなぎさに声をかけるほのか。校門前で待っていたのでしょうか。事前にタコカフェの話をしていたのか、毎回寄るのが暗黙の了解なのか、そもそもなぎさの思考は完全に読んでいるのか分かりませんがなぎさと一緒にタコカフェに行くつもりです。なぎさは思いついて永沢さんを呼び止めます。たこ焼きに誘うなぎさ。「たこ焼き・・・?」戸惑う永沢さん。
 
 タコカフェタイム。一緒にたこ焼きを食べます。なぎさのペースに巻き込まれましたね、と永沢さんに話しかけるほのか。永沢さんも苦笑いしながら「そうですね」と答えます。この人意外と感情表したりするときの表情が可愛いかもしれません。
 なぎさのパワーは皆に感染すると莉奈と志穂も言います。宇宙からの細菌Xか、と妙に古いことを言うなぎさ。たこ焼きを食べてもらいたかっただけと永沢さんに同意を求めます。その行為自体が細菌Xをばら撒く行為だと思います。たじろぎながらも同意する永沢さん。ちなみにその後ろに居る志穂の表情がすんごい崩れ顔というか、温泉につかりすぎて極楽浄土へ行きかかっている人みたいな顔になっているのが面白いです。そんななぎさと永沢さんのやりとりを見て微笑む一同。ほのかは多分、なぎさの魅力が発揮されていて喜んでいると思います。

 世間話。なぎさは永沢さんにラクロスを始めた時期を聞きます。中学一年生。なぎさと同じです。いまでこそバリバリキャプテンをやっている永沢さんですが最初の頃はベンチだったそうで、スタープレイヤーであったなぎさに憧れていたようです。照れるなぎさ。研究されてるね、とはやし立てる志穂と莉奈。そう考えていなかった永沢さんは戸惑いますが、なぎさはあっけらかんとたこ焼きを食べます。アホなのか器がでかいんだか。
 雰囲気が柔らかくなったところでさらに世間話。ラクロスを始めた理由を聞きます。「もう忘れてしまったけど、楽しそうだったからかな」と答える永沢さん。今回の肝です。頷くなぎさ。やり始めた頃の感動を話します。なんでそんなことを聞くのかと反対に聞く永沢さんになぎさは同じラクロスをする仲間だからと答えます。内心で「仲間・・・」と反芻する永沢さん。そんなことに構わずなぎさはたこ焼きを喉の詰まらせます。いつものこと、と志穂と莉奈。「なぎさったら~」とほのか。ええ、いつもの風景です。
 「なぎさはラクロスをしているときが一番幸せそうなの」と勝手知ったるなんとやら。ほのかさんはすごいです。「ラクロスが好きなんだもん」と言うなぎさに永沢さんは内心でまた反芻するのでした。

 なぎさマンション。振り返るなぎさ。藤P中心の回想です。メップルがちゃちゃを入れます。取り繕うなぎさですがメップルにはバレバレです。クッションでメップルの動きを封じます。

③本領発揮
 決勝戦当日。なぎさの両親も観戦に来ています。勿論ほのかとひかりも居ます。
 手を繋ぎ、目をつぶって円陣を組むベローネラクロス部員。いつか見た光景。なぎさの訓示がカッコイイです。決める時は決めます。士気は上々。御高倶も士気では負けてはいません。

 お互いに健闘を称えるなぎさと永沢さん。試合開始のホイッスル。御高倶のフォーメーションが見事に決まり先制します。謝るゴーリーをフォローするなぎさ。相手チームに感心します。
 ゴールが決まったにも関わらずダメ出しする永沢キャプテン。完璧主義は大変です。スパルタです。まあ、これはこれで士気上がるか。

 試合再会。志穂が単独突貫します。そのまま勢いよくシュート・・・となるところですが、ヘロヘロ玉を投げる志穂。ダメダメです。しかし逆に予想していなかったのかキャッチミスしてゴールしてしまいます。思わぬ得点。完璧にやって入れても1点。ミスって偶然で入っても1点です。
 調子が戻ったのかベローネの押し返しが始まります。3対2で前半戦は優勢に終わります。休憩中、志穂のミスを笑うなぎさ達。それを見た永沢さんは緊張感の無いベローネに疑問を持ちます。まあ、人が真剣になってやっているところであんなヘラヘラしていたら何だ?とは思います。去年優勝したからって調子乗ってんじゃねーよボケが!ってならないのがプリキュアという作品の良い所です。永沢さんはタコカフェでの会話を思い出し、自分がラクロスをやり始めた頃のことを思い出します。ボールを追いかけているだけでも楽しかったあの頃。ラクロスが好きでやっていたあの頃。ラクロスが好きという初心を思い出し、勝ちにこだわっていた自分を見直します。チームに声をかけて後半戦への言葉を口にします。先ほどとは違って柔らかい口調になったキャプテンに驚きの表情を隠せないチーム。永沢さんはダメ出しするのではなく、背中を押すように長所を褒め、失敗を恐れないチャレンジ精神を説きます。一人のミスはチームでカバー。彼女達は彼女達の試合をします。

 後半戦。フォーメーションの正確さと柔軟さを発揮した御高倶は開始早々1点を奪い返します。これで同点。観客席から見ていたひかりは御高倶の雰囲気がよくなったことに気づきます。ハピネンもその様子に喜んでいます。


④ルミナスだってすごいんです
 さて、そろそろ時間です。ダイナミックな感じで登場するサーキュラス。なぎさのシュートを受け止めます。闇の空間に早変わりです。ザケンナー召還。ダイナミックに登場するラクロスザケンナー。かなり嫌がらせ入っています。こっちも変身です。おそらく見納めラクロス姿変身。でも私はほのかの方しか見てないんでどうでも良かったりします(今、かなりの数の人を敵に回した気がする)。
 ザケンナーに抗議するブラック。もっともです。ダブルキックをかますプリキュアですがザケンナーはダメージを受けた様子も無く、ブラックをスティックで拾い上げてクレードル(玉をスティックの中で転がす)します。そのままシュート。ゴールを突き破って壁にめり込みます。キャプテン翼もビックリです。ってか、私はキャプテン翼見て(読んで)ないんでもしかしたら壁壊してますかね。
 ブラックがやられたお返しにと突貫するホワイト。こういうときのホワイトは怖いです。しかし、スティックに遮られそのまま地面に押さえ込まれます。プリキュアピンチ。シャイニールミナスの出番です。
 迫るザケンナーにルルンは言葉を紡ぐと例の、えーっと、能動的防御結界(分かりにくっ)を発生させます。構えた時のルミナスがカッコイイです。もう、女の子向けアニメのセンスではありません。どこの少年向け格闘アニメですか。防御によりザケンナーを転ばせます。同時にホワイトも救出。本人が少々驚き気味のルミナス。はっきりいって戦闘力はゼロに近いですが持っている力そのものはプリキュアを超えています。
 そこにサーキュラスからいつもの言葉が掛けられます。言い返すブラックとホワイト。言い返すサーキュラス。さらに言い返すブラックとホワイト。えっと、ルミナスの分も残してあげてください。

 拉致があかないと悟ったのかすごいアップでザケンナーを呼ぶサーキュラス。この人は戦闘になると非常にすごい表情になるのですが何かスタッフとかのお気に入りなのでしょうか。まあ、他の連中を同様の描き方で出すともっと怖くなるからなのかもしれませんが。立ち上がるザケンナー。BGMは「逆転勝利」の後半パート。この曲は掛け値なしでカッコイイです。ルミナリオが発動しゴメンナーへと返します。

⑤ハッピー
 試合再会。同点。残り時間わずか。いつものパターンです。なぎさシュート。ゴール。優勝です。
 おめでとう、と握手を求める永沢さん。最高の試合だったと話すなぎさ。永沢さんも何故なぎさが最高のリーダーなのか分かったと言います。ラクロスを愛する気持ちを思い出せたし楽しかったまた会いましょうと言う永沢さんに、なぎさもラクロス続けていればまた会えるよと答えます。そうだよね、とウインクする永沢さん。可愛いな。笑い合います。さわやかな終わり。他のチームメイトもベローネ、御高倶関係無しに楽しげです。同じラクロスをする仲間。それはそうと、相変わらずなぎさは女子生徒に人気があります。

 チェアレクトに戻るハピネン。集まるハーティエル。残るハーティエルは多くありません。終焉が近づいています。


⑥次回予告
 なぎさ姉弟の話。去年でいうおつかい話に相当するのかな。踏襲していますね。


○トピック
 去年は対戦相手、敵という程度の扱いでしたが非常に密度のある関係が描かれていました。敵・味方、勝ち負けではなく、プレーをとおしての交流や心の持ち方を描いていて気持ちいいです。格闘館大も気持ちのいい終わり方をしていましたね。ハッピー。

 勝ち負けよりも自分が何故それをやっているのかを思い出しましょう。そして敵・味方ではなく、同じ仲間として向き合いましょうということで今回があったのかと思います。まんまですね。

 勝ち負けにこだわって、練習も厳しくやって、そして得るものは何か。勝てばまだ体裁がつく、じゃあ、負けたらどうしましょう。私はスポーツをやったことがないのでこの辺の気持ちってのが今ひとつ分からないのですが、勝ち負けってそんなにこだわるもんですかね?いや、勝てば面白いし、負けっぱなしは面白くないだろうし、「勝ちたい」という気持ちは向上心であると思うので基本良いことだと思うのですが、そのためにガチガチにやりまくって普段も試合も辛くなるようなことして何が面白いのかな~って思うのね。頑張るのは良いんですが、辛くなって楽しさすら忘れたらつまんない。その時点で「お前やる気ねぇだろ」って言われそうですが、何も仲良しこよしの部活ごっこが良いとは言わないけど、面白いから始めたことがつまんないことになってたらそりゃ本末転倒だよね、と思う。楽しく、自分が面白いと思ってやって、その結果として負けても、それでも自分はそれを好きでやっていたんだというものが残れば良いし、さらにそれを通して他の人と楽しさを共有できれば面白いでしょうね(お互いに切磋琢磨するのも楽しさのひとつだろう)。初心忘るるべからず。

 話離れましたが、完璧マシーンになるのではなく、血のかよった人になりましょうという話でとても温かみを感じました。また、割と土壇場で勝っちゃうことが(演劇含め)多いプリキュアですが、キチンと練習を積み重ねてしっかりと自分の力、チームの力を十分に発揮できた御高倶の姿が印象的でした。永沢さんがやってきたことがそのまま否定されるのではなく、心の持ち方をちょっと変えることで、より今まで以上に肯定される結果になったと思います。毎度地味ながら面白いです。
[ 2013年05月21日 20:51 ] カテゴリ:MaxHeart | TB(0) | CM(-)
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