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カーズ/クロスロード



 シリーズ3作目、完結編(?)といったところかな。
 個人的に2作目は蛇足感があったけど、本作は1作目の直系といえるものでルーキーだった主人公も今やベテラン。現役最速マシンの座を名実ともに手に入れる。が、その時代は呆気なく幕を閉じる。颯爽と現れる新世代マシン達は瞬く間にベテラン達を駆逐し、レース場を支配していく。しかもこいつら先輩に対して礼儀も知らないいけ好かない連中。あ、これ1作目の主人公と同じじゃん。

 若者だった主人公がおっさんになって現役を退く話。自分の衰えに葛藤しながらも若手の育成トレーナーとしての道を見つける。本作で一番リアリティがあったのは、

 おっさんはおっさんとツルもうとする。


 連敗につぐ連敗で落ち込んだ主人公は、まず最新式のトレーニングを試みるが上手く行かない。するとどうしたか? 自分が若い頃にやっていた古臭いトレーニングをやり始める。さらに孤独感を埋めるために、自分が若い頃憧れていた人達を探し出して昔話に花を咲かせる。

 自分がおっさんになってみるとこの流れが非常に違和感なく見れてしまう。
 新しいことにチャレンジできなくなるし、過去の成功体験から逃れられなくなっていく。当然話相手として共有できるのは同世代か自分が憧れた上の世代。つまり、おっさんは失敗すればするほどどんどん引きこもっていく。という流れが実に清々しい。映画ではサクセスストーリーになってるけど。
 だいたい、若者の指導者になって第二の人生を始めよう、なんて虫の良い話そうそうあるわけねーだろ。若者をダシにして何夢見てんだ。誰がおっさんなんて必要とするかよ。お前の時代の知識や技術なんてもう要らねーんだよ。ロートル。若者は若者でやるよ。おっさんは引っ込んで縁側でお茶飲んでろって言われるのが関の山。
 おう、それなら老害らしく若者から絞り取ってやるよ!ってのが現実。


 縁側でお茶飲みたい。

[ 2017年08月02日 20:52 ] カテゴリ:よもやま話し | TB(0) | CM(-)

魔法少女リリカルなのは Reflection

 期待通りのなのはさんが見られるなのはさんムービー。

 なんでなのはさんが強いのかわかった。
 魔力の絶対量とか、戦闘技術とかそんなチャチなもんじゃねぇ。戦闘特化のメンタル。模擬戦ではフェイトと互角なのに実戦ではああも差がつくのはこれのせい。
 頭掴まれたときのリアクションがキチってますわ。やられる前にやれ。やられても耐えてやれ。如何に相手に打撃を与えられるか。それしか考えてない。話し合いはお前をベッドに縛り付けてからだ。ドラマを背負わず攻撃だけを追求するスタンス。そりゃ聴視官にフェイトさん呼びますわ。

 高火力高耐久タイプだからプロレスに持ち込ちこめば有利だし持ち込めるのが彼女の強さ。
 なのは→敵→なのは→敵→なのは→敵→なのは→なのは→なのはの勝ちパターン。
 フェイトが泣き落として、なのはが撃ち落とす。これでいいんじゃないかな。


友人A「6割の完成度って残り4割なんだよ? リミッターとかか?」
私  「4割の伸び代があるって意味だと思う」
友人B「あの6割は戦闘力60%アップって意味だから」

レイジングハート「プリーズ(その技術よこせ)」

 本人も武器も勝つまでやめないブレのなさは見事という他ない。

[ 2017年07月23日 22:54 ] カテゴリ:よもやま話し | TB(0) | CM(-)

その管理コストは利益になっているの?

セムラーイズム


 多くの企業には人事管理のための専門部門があり、それが山のような社内文書を生み出している。例えば出張を例にとろう。社員の出張に関しては、時と場所に応じてどれだけの経費が許されるかについて詳細極まるルールが儲けられているのが普通だ。ところがセムコ社では、出張先での経費は、社員が自分の判断で決めることにしている。個人が旅先で自分の金を使うのと同じで、当社にはそれを管理する部門もなければ、ルールもないし、会計検査もしない。飛行機でどちら側の席に座るとか、星がいくつのホテルに泊まるかを社員が勝手に決めるのを心配するくらいなら、彼らを自社の代表者として海外で仕事させる方が間違っているのではないだろうか。


 ほんこれ。
 こういう管理するための管理コストって実際問題どのくらいかかってるんだろうなって思うよ。私の会社は出張するために、独自のシステムに入力して、承認を受けてるけど、入力の手間とか、システム導入代とか、誰も読まない長ったらしい出張規定(マニュアル)とか、それ自体を維持するためのコストってバカにならないんじゃないの? 仮に出張でちょろめかす人が居たとしてもそのコストよりは少ないんじゃないの?って思う。
 本来こうした管理コストは、管理しないと損失が大きい場合に必要なのであって、その損得の比較がされているかは怪しい。てか、やってない。管理のための管理。それ自体は金を産まない仕事ってすげぇ非効率的で非生産的だと思うわ。仕事するのに余計な中継点作ってるだけっていうか。

日本一社員がしあわせな会社のヘンな“きまり”

 この会社もそうだけど、社員の自主性に期待することで余計な管理コスト、長大なマニュアルを省いて、その場その場で解決を図っていくことで生産性を上げる、つまり人間にマニュアルを作らせていく方式が共通点としてあるんだけど、これは一理あると思うんだよね。現代人は高度な教育を受けている。仕事する時だってマニュアルを読むより人に教わってする方が早いし実際そうする。なら人間の中にマニュアルあればいいじゃんっていう。人間は頭が付いているんだから、使えばいいじゃん。ってのは合理的だと思う。


 金属加工労働組合側では、最初はこの種の柔軟性に抵抗を示した。一昔まえに、組織労働運動は、いやが上にも高い生産性と利潤を追求する巨大企業の圧力の下で、現場での職務の徹底的な細分化を受け入れざるを得ない羽目に落ち入ったことがある。しかし、間もなく組合側は、これがかえって自分の武器となり、細分化された職種の縄張りをはみ出した作業は、追加賃金の支払いなしには就労を一切拒否することで企業側に対抗できるのを発見した。その結果、時間の経過と共に、この制度は経営者側より組合側により有利となっていった。もちろん、最終的には、このやり方はどちら側の利益にもならなかったのだが。


 職務主義を突き詰めればこうなる。細分化の結果、それ自体は高度な技量や知識が必要ないのならそもそも教育自体最低限になる。馬鹿と天才の二つだけでいいじゃん。でも実際にはそこそこ仕事できる中間層がいるわけで、この人達は上のような仕事ができる。仕組みを上手く作れば彼らはちゃんと仕事して、結果を出してくれるよ、という経営者視点の話。


[ 2017年07月05日 22:43 ] カテゴリ:よもやま話し | TB(0) | CM(-)

つくって!たべて!たたかって!

キラキラ☆プリキュアアラモードオリジナルサウンドトラック1 プリキュア・サウンド・デコレーション!!


 プリキュアのBGMは毎回ハズレがない。
 変身曲はもちろんのこと、いちかが一念発起してスイーツ作る場面でかかる曲(「つくって!たべて!たたかって!」)がとりわけ好きです。疾走感ある曲が多いイメージ。「スイー・2・ワンダフルアラモード!」の畳み掛けてる感とか。
 インタビューで各キャラ変身BGMの冒頭と後半の繋がりは音楽としては不自然でも映像と一緒に聴けば問題ないと答えていますが、まさにそのとおり。強引に持っていってる感というか、だからこそいつものきた!ってなるのは映像のイメージが同居してるからだと思う。ロングバージョンも含め、ちゃんと全員分収録されています。


 このサントラで良かったのはもう一つ、3話でちょこっと使われた岬さんの曲がフルで入ってること。アレもテンション高くて好きなんだよね。

[ 2017年06月02日 11:04 ] カテゴリ:よもやま話し | TB(0) | CM(-)

そんな「昔」などない

「昔はよかった」と言うけれど: 戦前のマナー・モラルから考える ストーナー


昔の日本人は礼儀正しかった。
 →身内だけ。他人には冷たく乱暴。ウチとソトの使い分けは日本人のデフォ。

昔の日本人は道徳的だった。
 →戦時中でも食べ物余ってたら捨てるの当たり前。
 →道端、公園でのゴミ捨て当たり前。器物破損当たり前。
 →商人の粗製乱造、偽造、詐欺は当たり前。
 →職人の横領は当たり前。
 →ヤブ医者当たり前。
 →教師の(性的)暴行当たり前。
 →子どもへの虐待当たり前。養育費目当てで引き取ってその後に殺すのも稀によくある。
 →親への虐待、養護放棄当たり前。平均寿命の問題で親や祖父母の介護が表面化しづらかった。
 →核家族当たり前。子どもが多ければ必然的に実家を出て行く子どもが多くなる。
 →子どもをしつけないの当たり前。教育勅語? 暗記するだけのお仕事です。

 昔も「昔に比べて今は…」って言ってる事実。
 ここで言う昔とはだいたい1900年初頭から戦時中までの人々のことです。一言で評せば、昔の人はクソ。『菊と刀』書いたベネディクトも捕虜にされた日本兵がペラペラと軍事機密を教えてくれるので驚いたと言っているように、日本人の実直さがよくわかります。
 現代に生まれて良かった。

 一通り小馬鹿にしたところで本題に入ると、別段昔の人が取り立てて粗野でバカでカスだったかと言えばそういうわけではなく、現代人も同じです。違いが生じるのはインフラ、技術、ルール、文化的背景のためでキチンとしていれば誰だってキチンとするし、そうでなければズラクラするって話ですね。ちょっと前まではどこでもタバコは吸われていたけど、今は市民権を失って片隅に追いやられるのも「世間がそういう方向だから」ってわけで、たいていの人はその時代に信じられていること、そうするのが当然と思われていることをやっているだけ。現代に近くなるほど色々整ってきたってだけで。
 歴史を学んだり、古い小説を読む面白さの一つは、如何に人間がいい加減でクソかってことがわかることです。それに対する私の感想は「それでいいじゃん」です。だってそんな先人たちの後の世が現代なんですから。いいじゃないですか。
 (総じて言えば現代人は温厚で平和的で礼儀正しく綺麗好きです。それはインフラや技術、知識に裏打ちされたもので、人間の進歩は技術的ノウハウ的蓄積に連動していると私は思っています。新しいものを生み、使い方を覚え、より良くなっていく(そうしたものを選んでいく)という意味で私は人間を信頼しています)


 『ストーナー』という現代小説では、大して頭が良い訳でもなく、コミュ障で、家庭内が上手く行かなくて、女学生と不倫しているクソ主人公が出てきますが、あの野郎いっちょ前に人並みに死ぬんですよ。クソ親父のせいで娘はグレてるのに。読んでいる方からすれば、何やりとげた感だしてるんだ、惨めな死に様晒せよって感じですが、おそらく現実的にはこんなことは掃いて捨てるほどある話で、そう考えればどうでもいいんじゃないかなって思うわけですよ。
 要するに世の中甘くて、多少舐めても問題ないんじゃない?って。だってみんなそうでしょ?
 って油断しているところを上手くやって掠め取るのが有能な人なわけで。そういう人たちが先に走って、その他の人たちが後追いして、それで全体としてはちゃんと回っている。

 掠め取られない程度にズラクラできればいいや。

[ 2017年05月20日 13:21 ] カテゴリ:よもやま話し | TB(0) | CM(-)

神様からの贈り物(寿命通知)

神様メール [DVD]


○神様メール
監督・脚本:ジャコ・ヴァン・ドルマル

 この世界を作った神様はとても意地悪で粗雑。
 法則2117。必要な睡眠時間はいつも10分足りない。
 法則2125。ジャムを塗ったパンが落ちるときはジャム側から落ちる。
 法則2218。(レジ待ちのとき)隣の列の方がいつも早く進む。


 ムシャクシャすると娘に暴力を振るうダメ親父。嫌気がさした娘は父が使っているパソコン(このパソコンがないと神様は世界をいじれない)から人間に寿命を知らせ家出する。目的は「新・新約聖書」を書くこと。そのためには6人の使徒を集めなければならない。
 寿命を知った人間達は、そして家出した神の娘は。

 系統としては「ゲーム」「ファイト・クラブ」「LIFE!」などと同じで、人生ワンチャン、人生を変えたい系。寿命を知った使徒達の反応は、

 一人目の使徒の名前はオーレリー。残された命の長さを知ったとき、彼女は何も変わることなく普通に過ごそうと決めた。
 二人目の使徒は家にいなかった。自分の余命を知らされたとき、彼はベンチに座ってもう動かないと決めた。
 三人目の使徒、名前はマルク。性的妄想者を自称してる。自分の余命が83日だとわかり彼は思った。残された時間は少ない。一日も無駄にできないと。「貯金を全部使おうと思った」
 四人目の使徒の名前はフランソワ。世界中の人々が自分の余命を知らされたとき、フランソワは銃を買った。
 五人目の使徒。名前はマルティーヌ。最初まだ子どもの世界に生きていた頃、マルティーヌの心の95%はロマンチックに恋ができる穏やかで良い匂いがする物質でできていた。でもいつまでも続くことはない。
 六人目最後の使徒。名前はウィリー。自分がいつまで生きられるかを知った彼は女の子になることにした。


 と様々。この辺は人によって共感する相手が変わるでしょうね。

 この映画が上記であげた三作品と違うのは、荒唐無稽なこと。レンタル屋で借りたDVDのパッケージには感動作のような紹介文が書かれているが粉飾もいいところで、実際には毒があって、エロがあって、ハチャメチャでアホらしい。だいたい神様が使ってるパソコン、X6800とかそういうやつだぜ。使徒を6人集めるのもすでに兄貴(キリスト)が12人いるから足して18。女神の母親が好きな数字(野球の合計数)だからといういい加減さ。オチに至ってはカオス。
 作中での映像表現や台詞も独特で
 「死んだラクダを放置した蒸留所のような臭い(映像付き)」
 「彼の声は30人の男がクルミを割っているような声だった(映像付き)」
 と小説で出てくるような表現(映像付き)がしばしば茶化すように登場する。


 そんな感じで独特なんだけど、嫌いじゃない。その理由はなんと言っても馬鹿馬鹿しいから。
 人生は変えられる。変えようと思えばいくらでも道は拓ける。それに蓋をしているのは自分だ。みたいなことは啓発書とかでありそうだとは思うんだけど、実際にはそんなことはない。諦める諦めない以前に、人はやろうとしてもせいぜい自分好みの生き方しかできないからだ。コミュ障が友達100人作って毎日ホームパーティやるか? やらねーよ。一人が好きな奴は一人で居たいだろ? 選択肢は無限じゃない。もし選んだとしてもそれは嫌な人生になる。結局は自分の好む生き方を選ぶし、選びたい。
 だから人生はある種の程度問題、その選んだ選択肢でより先に進むか、留まるか、退くかといったものになる。6人の使徒はそれぞれに自分好みの人生を選び、そして様々に変わっていくのだが、そこにはこの手の作品にありがちな押しつけ的説教臭さはない。むしろ呆れるというか、なんだろうな、それ? ゴリラと不倫て。

 とにかくくだらない。扱っているテーマは寿命も相まって重いはずなのに、人生そんなに重く考えなくてもいいんだなって思える。
 「人生はまるでスケート場、転んでる奴らばっかりだよ

 だったら自分が転んでても仕方ない。
 下手は下手なりに、不器用は不器用なりに楽しみ方はある。不器用な俺を優しくエスコートしてくれる美少女に出会えるかもしれない。そんな妄想したっていいでしょ。それで前を向いて歩けるなら。考え方の好みになるだろうけど、自分の人生はこうでなければならない、こうであるはずだ、本当の生き方みたいに考えるよりも、こういうやり方やっても普通に生活してる人いるんだから何とかなるんじゃねーの、案外みんなテキトーだよって考える方が楽なんだよね。結果して自由度が上がるっていうか。

[ 2017年04月05日 00:22 ] カテゴリ:よもやま話し | TB(0) | CM(-)

真犯人を名指しするだけなら神にもできる

さよなら神様

 相変わらず後味微妙な神様ミステリ。

 「神様ゲーム」の続編で、時間的にも前作から数ヶ月後の2学期(学校は別)という設定。
 全6章からなる本書であるが、いずれも開幕「犯人は○○だよ」から入る。

 もう推理も何もあったもんじゃねぇ。最初から犯人わかってるんだからそいつが犯人であるように強引に辻褄を合わせるしかない。前作を読んだ読者はもとより本作の主人公達もそのように動いていく。無論それだけの話なら尻切れトンボも甚だしいが、神様が告げる犯人は絶対正しいことを利用して裏を掻こうとする奴が現れるのが一ひねり。
 前作を読んだ読者なら知っているようにこの神様は非常に意地が悪いので、彼を利用して得をしようってのは読者側からしても悪い気はしない。まあ、そのせいで主人公が散々な目に遭うので微妙なんですが。そして最後のオチ。正直半分読めていたんだけど、でもそれってどうなのよ?(どうするのよ?)と思っていたらそのままアクセル全開。やっぱりこの小説こういうノリだよ、と心底思わされる。
 たぶん一般的なロジックで言えばこれはハッピーエンド。推理小説で探偵の上位(絶対)者として君臨する神様は世界観ぶちこわしも甚だしいし、人間が神の退屈しのぎに付き合わされるのもいけすかねぇ。けどこのオチは微妙感漂う。最後まで読者を微妙な気持ちにさせてくれるところが本作らしい。「そのオチそれでいいのかよ!?」感は前作同様でむしろ安心感すら覚える。なんだこの小説。

 真実と事実は似ているようで違うとよく言われるが、本作もそう。事実は事実かもしれないが、そこに意味づけするのは人間の心。主人公が○だったと知って慌てて読み返したように。

[ 2017年04月01日 00:06 ] カテゴリ:よもやま話し | TB(0) | CM(-)

Windows 10のフォントが我慢ならない

 パソコンの電源がプツプツ切れるようになってしまったのでWindows7→10に買換え。
 そしたらフォントが汚いのなんの。にじんでるっていうか、かすれているっていうか。どうも高DPIを前提に作っているせいらしいんだけど、このままでは使えたものではないので『Meiryo UIも大っきらい!!』を利用。
 一括でシステム、アプリ(再起動必要)のフォントが直ってスッキリ。個人的にはメイリオが一番読みやすい。

 フォントがにじむ問題で、前にフルHD(1920×1080)パソコンを買ったときも目が疲れてダメで敢えてHD(1368×768)に買換えたことあったんだけど、アレ今でもダメなのかね。今回もHDにしたんだけど。文章を長く読むパソコンでフォントが汚いって致命的な欠陥だと思うんだけどさ。


[ 2017年03月23日 21:58 ] カテゴリ:よもやま話し | TB(0) | CM(-)

友人との会話

友人「フローラの完成度高ぇ。プリンセスは安定してる」
私 「絵もCGも可愛いよね。手を差し伸べるシーンが最高にサマになってた」
友人「でも一番見入ったのは、ひまりのカレーのタマネギの量だけどね」
私 「え、そうなの?」
友人「あれ、めっちゃ入ってたぜ。具材10だとしたら6はタマネギ」
私 「マジかよ、実はいじめられてるんじゃね?」
友人「円盤出たら見返してみるといいよ」
私 「明日観に行って確認するわ」

 6話エンディングでも確認できるので見たら本当にタマネギ多かった。これ絶対盛られてるわ。
[ 2017年03月19日 21:27 ] カテゴリ:よもやま話し | TB(0) | CM(-)

マイナンバーカードを使って引越しをすると

○転出届
 転出申請書を書く(従来どおり)
 転出証明書はカードに入力されているのでペーパーレス化

○転入届
 転入申請書を書く(従来どおり)
 マイナンバーのパスワードを入力(紙を渡す代り。こちら側の手間的には変らない)
 住民票発行申請書を書く(従来どおり。紙とマイナンバーで様式が違う。役所も慣れてなくて間違う)
 マイナンバーカードの変更申請書を書く(手続き増えてる)
 マイナンバーカードの変更手続き(時間かかる)
 パスワードの入力を求められる(面倒くさい)
 電子証明書の紐づけパスワードを求められる(コンビニで住民票を発行する機会がないのでこの機能に意味を感じなかったので今回削除した)


 結局、紙だけの申請の方が書類が少なくて時間もかからない。なんじゃそりゃ。
私 「マイナンバーカード意味ないっすね。捨てて良いですか?」
役所「あ~それはそれで申請書必要なんですよ(苦笑)」

 流石の文書主義。
 役所の人も慣れてないし、手間増えてるし、時間かかるしで誰も得しないシステム。
 やるんだったらピッピッで終わるとか、セルフ申請できるように端末置かないと意味ない。
[ 2017年03月15日 18:03 ] カテゴリ:よもやま話し | TB(0) | CM(-)

そういえばこの漫画、ラブコメだった

かぐや様は告らせたい 4 ~天才たちの恋愛頭脳戦~ (ヤングジャンプコミックス)

 顔真っ赤にしながら涙目になっている藤原書記が最高でした(ゲス顔)

 勢いが乗ってきた石上君と、それを上手いこと乗りこなす会長が面白い。
 アクの強いキャラが多い中でちゃんと会長がイニシアチブを取って纏めているので安定感がある。

 かぐや様からベッドのお誘いを受けても欲望よりも悪寒を抑えきれないと思うのは私だけでないはず。
[ 2017年01月27日 11:22 ] カテゴリ:よもやま話し | TB(0) | CM(-)

友人との会話

友人「きた! 四葉の出番!」
私 「100万個仕入れまーす」
友人「この瞬間を待ってた!」
私 「また四葉の飛行船がずらりと並んじまうだろ」
友人「毎年このタイミング狙ってるから」

 シリーズが続く限り四葉の栄光も続く。
[ 2017年01月09日 11:22 ] カテゴリ:よもやま話し | TB(0) | CM(-)

進化の不思議

爆発的進化論 1%の奇跡がヒトを作った (新潮新書)


 魚は陸に上がるために肢を進化させたのだと、かつては考えられていた。なんといっても四肢動物の肢は、陸上を歩くためにあるのだから。そういう仮定のもとに、さまざまな仮説が考え出されてきた。
 たとえばこんな仮説があった。陸上が乾燥して池が干上がることもあっただろう。そのとき魚に肢があれば、歩いて別の池にたどりつくことができたにちがいない。したがって肢は、水から出るためではなく、水へ戻るために進化したのだ。
 また別の仮説としては、水中には恐ろしい捕食者がいたというものがある。それらから逃れるために浅瀬に、そして陸上へと進出したのである。そのために肢が進化したのだという仮説である。
 でも、なんだか変な話だ。おそらく初期の四肢動物の子供も、オタマジャクシのように水中で生活していたはずだ。そこに恐ろしい捕食者がやってくる。親はスタコラと陸上に逃げてしまう。でも子供は捕食者に食べられ放題だ。こんなことって、あるだろうか。


 現在の仮説では水辺に棲息していた時点で前腕(にあたる発達したエラ)を持っていたようです。また、魚の浮き袋が肺に進化したと考えられがちですが、これも逆。というのも酸素を取り込んでエネルギーに変える代謝効率は肺の方が圧倒的に高く魚の時点で肺を持っていたと考えられる(現在でも肺を持つ魚はいる)。
 つまり陸に上がろうともがくように進化したわけではなく、すでに水の中(魚の時点)で陸に上がれる条件が整っていて陸上したのではないか?という説が有力のようです。
 現在の私達から見れば未発達な手足(エラ)が何に使えるのか?と思いがちですが、これも「無いよりはマシ」と考える。例えば多少泳ぎが下手になっても急流な場所では海底に張り付くように移動した方が効率がいいかもしれないし、明暗を見分けられる程度の未発達な目でも無いよりは生存率を上げやすい。羽も飛べなくても体温調節や音を出すには使える。
 オスメスの雌雄についても一般的には多様性を獲得するためと考えられているけど、これもウィルスの進化速度に対抗するために編み出されたもので、交配による進化が目的ではなく病気にならないための(従って現状維持のための)方策ではないか?という説もあるようです(「赤の女王仮説」)。


働かないアリに意義がある (中経の文庫)
(Kindle版は半額。何故か同ページ内で切替えられないので、同名で検索し直す必要あり)


 主にアリの(遺伝的)生態について解説した本ですが、ここまでニッチだと逆に面白いという見本。
 アリの一部は働いていないという話は結構有名だと思いますがこれには続きがあって、働いていないアリは忙しくなると働き出す。働きアリには仕事の感度に個体差があって、腰の軽い奴と重い奴がいる。これによってコロニー(巣)全体の仕事量や分業を効率的に分散させている。全員が一気に働くと予備力がなくなって長期的な生存力が弱まる。この個体差はオスとメスの交配によって作りだしている。
 (ちなみに仕事量が多いアリは短命の傾向がある。年齢によって仕事の質が変わるらしく、高齢になるにしたがって危険な仕事をやるようになる)

 という入りから始まって、

 コカミアリと、私たちが研究しているウメマツアリというアリの女王は、ワーカーをつくるときには有性生殖を行ってオスの精子を入れるのですが、次世代の女王をつくるときだけ自分のクローンとしてつくります。ワーカーは産卵しませんから、オスから見ると次の世代には自分の遺伝子がまったく入らず、進化的には適応度がまったくないことになります。これはとてもヘンな話です。
 ところが、よく調べてみると、母親が生むオスのほうには、「父親の遺伝子だけが入っており、母親の遺伝子はまったく入っていない」ことがわかったのです。つまり、オスは女王の腹を借りて自らのクローンたる息子をつくっているわけです。ということは、繁殖虫であるオスとメスのあいだで遺伝子の行き来はゼロのはず。コカミアリとウメマツアリ両方でオスはオス同士、メスはメス同士で遺伝的に分化した別の集団になっていることがわかっています。つまり、雌雄は同じ母親から生まれ、交尾もし、ワーカーも両者の遺伝子の混合物としてつくるのに、繁殖するオスとメス自体は遺伝的に完全な「別種」となっているのです。正直、この10年間の生物界で発見されたなかでいちばん驚いた現象です。いったいどうしてこんな奇妙なシステムが進化してくるのでしょうか?


 という驚きの生態が明らかに。なにそれすごい。
 じゃあ最初から単為生殖しろよ、って気もしますがこの種は理由はわからないが交配して遺伝子を混ぜないとワーカー(働きアリ)が作れないからではないか?という推測に留まっているようです。

 アリは女王を母体としてコロニーを作っているわけですが、ここが進化論的に謎だったようです(ダーウィンも保留してた)。つまり女王は自分の遺伝子を残せるからいいとして、働きアリ達って使い捨てじゃね? それってお前ら納得できるの?と。そこで提案されたのが血縁選択説。
 アリの遺伝情報はメスが2、オスが1(人間はオスメス共に2)で、不均衡なんですが、このため子世代から見た時に自分の兄弟と自分の子では兄弟の方が血が濃いという逆転現象が生じるのだそうです。たぶん図がないと理解しにくいところだと思うんですがそういうもんだと理解してください。で、要は自分は犠牲になるかもしれないけど、血縁上濃い(より自分と近い遺伝子を持つ)女王一族を生きながらえさせればOKみたいな説。
 これを実証するかのように、ワーカーが女王から生まれた子を差別する例が発見されています。上述したようにオスはメスに比べ血が薄いのでネグレクトされたり虐待されるらしい(実際に血縁の問題なのか、他の理由なのかはアリに聞かないとわからないが観察上はそのように見える)。女王というと絶対的権力を持っているように見えますが、実はワーカーの方がコロニー運営の実権を握っているのかもしれないと思わされる例。
 この他にも群選択説もあるようですが、どの説が決定的というより色々混ざってるんじゃねーかというのが著者の見解。

 コロニー全体が完全にクローンで出来ている種もあるそうですが、この場合どうやって分業しているのか、最初に就いた仕事を優先するなどの説はあるようですが詳細は不明のようです。(上述のメスはメスで、オスはオスのクローンを作る種はこの問題を交配によってクリアしたって気がしますが、完全クローン種も現存しているところを見ると生物というのは存外に多様でしぶといものだと思う)

 アリを通して生物の進化の不思議を体験できる良書でした。


[ 2016年12月31日 21:52 ] カテゴリ:よもやま話し | TB(0) | CM(-)

ガールズ&パンツァー 劇場版4DX効果マシマシ版

ガールズ&パンツァー 劇場版 (特装限定版) [Blu-ray]ガールズ&パンツァー これが本当のアンツィオ戦です! [Blu-ray]

私  :映画視聴済、4DX初心者
友人A:映画未視聴、4DX初心者
友人B:映画&4DX版も視聴済

 ―鑑賞後―

私  「画面見えねぇ」
友人A「普通ので見たかったわ」
友人B「これ、経験者向けだわ。友人A話しわかんねーでしょ」

 開幕のブッパシーンから度肝抜かれたんだけど、ほんとに揺れが大きくてその度に姿勢を直すのが面倒だったのと、頭の後ろで「プシュ、プシュ」空気音鳴るのが邪魔だったのがネック。友人B曰く通常の4DX効果は丁度よかったらしいのでそっち見たかったわ。
 ガルパン映画初心者、4DX初心者は避けた方が無難。正直、4DX自体もういいかな、ってなる。ちとやりすぎ。
 あと、スモークはわかるんだけどお風呂シーンでシャボン玉でるの意味あるんですかね?w いや、雰囲気作りなのかもしれないけど「あ、あー」みたいなリアクションにしかならなくて(3人共通意見)。

 映画自体は面白いんだけどね。ドゥーチェ可愛いし(3人共通意見)。あまりに可愛かったのでOVA買いました。
[ 2016年11月19日 21:36 ] カテゴリ:よもやま話し | TB(0) | CM(-)

非行少年のファンタジー

発達障害児の思春期と二次障害予防のシナリオ


 良書。
 以下に長文で抜粋しますが、平易な言葉で感覚的に納得のいく説明がされていて、非行少年の心情と行動への理解が深められる。本書は発達障害を主とする解説書ですが、発達障害による学習障害、対人関係の齟齬は非行少年の背景と近い。そのため非行少年の心理と行動をまず理解することによって発達障害者が抱え込みやすい状況を把握できる。
 先天的な問題は取り除くことができないが、二次的な問題は環境改善や指導によって修正が可能なので本書の後半ではそこに重点が置かれて書かれています。

 以下の抜粋は意味を損ねない程度に行間を削っています。
[ 2016年11月16日 23:11 ] カテゴリ:よもやま話し | TB(0) | CM(-)

友人との会話

私 「変身前はリコ見てるけど、変身したらミラクルだけ見てるわ」
友人「ポンコツ可愛いからな。マジカルのことも少しは見てやれよ」
私&友人「はーちゃん可愛い」

 ~映画鑑賞後~

友人「ルビーミラクルのあのシーン超かっこよかったわー」
私 「ギャラクティカ何とかって字幕入りそうだったな。変身後はミラクルしか見てなかったわ」
友人「そういえば、マジカル何してたか全く憶えてないわ」
私&友人「はーちゃん可愛い」


 映画は、モフルンのサプライズが素晴らしかったですね(明日のOPでネタバレしてそう)。
 トパーズは相変わらずズルイ。
[ 2016年10月29日 22:48 ] カテゴリ:よもやま話し | TB(0) | CM(-)

きっと何者にもなれないお前たちに告げる

何者 (新潮文庫)
(私が見たのは映画版)

 就活って大変なんだな~(他人事)
 工業高からそのまま就職した身なんで、企業説明会とか、Webテストとかようわからんのよね。
 将来すげー出世したい!っていうんでなければ工業高からの就職コースはオススメ。もちろん県内で一番良い工業高校ってのが前提になるんだけど、そういう学校なら企業とのパイプもあるし、たぶん採用枠みたいなのがある。高校で就職する場合、第一志望、第二志望と会社を選ぶんだけど、みんな好き勝手にエントリーしても潰し合いになるだけなので学校側で絞る。要するに成績順で志望企業が決められるってわけ。だから自然と頭の良い人は大企業系にエントリーするし、県内有数の工業高のトップクラスとなればまず採用される。なので工業高の就職は人によっては超楽。個人的には高校受験や資格試験や車の免許取る方が大変だった。ちなみに民間企業だけでなく公務員枠もあるんで、結構選り取り見取り。
 大企業系に就職しても高卒ではずっと下っ端でないの?という疑問も、これはその会社によるかもしれないけど、仕事できる人なら自然と上に行くし、そうでないならそうでないなりのポジションになるってのが経験談ですね。学卒・院卒といっても仕事できない人も少なくないし。っていうか、高卒で就職してる時点で出世に興味ないだろ? ほどよく仕事してほどよく稼げればいいじゃん。っていう人向きのコースだと思ってます。

 あとこれは私の勝手な思い込みなんですが、大学ってのは本来知的エリートが行くべき場所であって、進学率50%とかありえねーだろって思ってます。知的エリートが50%もいるわけないし、必要でもない。大抵の仕事は中卒・高卒レベルでも十分できる。一部の知的エリート向け大学を除けば、一般教養とか省いた(会社入ればそのまま仕事できるような)実学を教える大学があれば十分なんじゃないの?と。現時点でも大学って就職のための箔付けにしかなってないだろうし。


 …とまあ、余計な話から入りましたが、原作は『桐島、部活やめるってよ』の人。
 学生にありがちな関係や心理描写がメイン。就活に挑む大学生5人の男女。チャラ男系、真面目系、意識高い系、委員長系、クールな俺カッコイイ系とラインナップがとても香ばしい。30も半ばを過ぎたおっさんからすると「まあ、こういう時期もあるよね」と生暖かい目で見られるようにもなるんだけど、当事者からすれば切実な問題。
 タイトルになっている「何者」。作中で度々描かれる1分間で自分をアピール。これ酷な話だよね。だって何もしてねーじゃん。小学校行って中学校行って高校行って大学行っただけの人達に何かあるわけねーだろ。「学校行ってました」だけだろと。そんな木偶人形に期待する方もどうかと思うのだが……。人事担当も選ぶのが仕事だから少しでも見栄えの良いものが欲しいってのもわかるんだけどさ。
 つまりね、大半の人は「何者でもない」んですよ。空っぽ。量産品。十把一絡げ。その他大勢。なのに世の中は何者かであるかのように振舞えと、飾り付けろと無言の圧力をかけてくる。個人主義社会では「個人」の価値が重さを持つ。価値なんてねーのに。俺が会社辞めても昨日と同じように仕事が進むくせに。俺がいなくても社会は何も困らないくせに。それならそれでこちらにもやり方がある。仕事はする。その取り分もキッチリもらう。隙間があれば好きにやらせてもらう。っていう風にこの歳になると割り切れるし、それができるように用意もしておけるんだけど、10代後半から20代前半はそんな余裕なんてない。作中では他人を見下してクールな俺かっけぇって人が出てくるけど、ほとんどの人は彼と同類だ。やり方は異なるかもしれないけど、つまるところは「自分は何者か?(自分は何をしてきたか? 何をするのか?)」という不安や焦りがある。将来にビジョンがなきゃないで不安だし、会社に入れば本当に仕事できるのかと不安になる。
 その不安を何で埋めるか。そこにその人の人とナリがある。人は意外なほどそういうところを見ているし見抜ける。

[ 2016年10月27日 11:53 ] カテゴリ:よもやま話し | TB(0) | CM(-)

幾多の運命が一頭の馬に重なるとき、ゲートが開く

優駿〈上〉 (新潮文庫)


 女が買った単勝馬券は、セントホウヤだけではなかった。女は、もう一枚の馬券をハンドバッグから取りだし、「ロベルトダッシュも買ってましたのよ」
 そう多田に言って、二枚の馬券を捨てた。
 「ぼくのも、全部外れた」
 薄く笑い、多田も、二十二頭の馬を印した馬券を足元に落とした。


 生産者、馬主、騎手、サラリーマン、競走馬に関わる人々の群像劇。
 生まれ出る命に夢を託す一方で、悲劇の死、望まれた死が人々を翻弄する。運命の糸が絡み合い交差する中、彼らの祈りを乗せたサラブレッド・オラシオンは雄々しく駆ける。

 生産者同士での、馬主同士での、騎手同士での、サラリーマン同士での競争や足の引っ張り合い、食い扶持を探すために奔走しなければならない現実を前にしても夢を捨てきれない人々のもがき。そういった醜くも青臭い願いが最後の最後に一頭の馬に委ねられる。この潔さがカタルシスを生む。策略も意地も捨てて最後にモノを言うのは運。
 夢と大金を掴み取る人々の中で、負けて勝ちを取る多田という人物の姿が清々しい。

[ 2016年10月25日 19:05 ] カテゴリ:よもやま話し | TB(0) | CM(-)

この漫画の唯一の欠点はカバー下のネタが滑っていること

かぐや様は告らせたい 3 ~天才たちの恋愛頭脳戦~ (ヤングジャンプコミックス)


 かぐや様は顔芸で笑い取りにいくのやめて下さい。ちんちんって言いたくなります。


 石上君いいキャラしてるわ~。っていうか何故成績上がったし。どこに上がる要素が? 幾多の死線をくぐり抜けた経験が彼を覚醒させているのだろうか。


 藤原書記の匂いを嗅ぎたいと思う今日この頃。

[ 2016年10月20日 23:23 ] カテゴリ:よもやま話し | TB(0) | CM(-)

ジャッジ ~島の裁判官奮闘記~

ジャッジ 島の裁判官 奮闘記 DVD-BOX

 この仕事絶対にしたくねぇ。絶対面倒臭ぇよ、これ。

 ストーリーは王道的でアナログ的で予定調和。それらを差し引いても裁判官を主人公にしてるってのがポイント高い。
 主人公は知的財産権訴訟を専門とする若きエース。ところが辞令で下ったのは離島の裁判官ポスト。といっても左遷ではなく、島の裁判官は一人しかいないため主人公の実力を期待されてのこと。しかし島では非行少年の処遇、親権を争う夫婦、殺人事件、島を二分するリゾート開発問題などこれまで経験したことのない難問が次から次へと立ちはだかる。これらに加えて都会とは勝手が違う島民達の気風に主人公は戸惑いながらも向き合っていく。

 各話毎にメインとなる大きな事件が起きるんだけど、それよりは小さな民事訴訟や調停の様子が面白い。例えばお爺さんとお婆さんが口約束でした借金の返済問題は1話で決着がつかず最終話まで引っ張ったりと本当に時間がかかっているし、戸籍の生年月日の変更など細かい仕事も多い。裁判というと法廷ドラマのイメージが強いけど民事訴訟では会議室でテーブルを挟んで当事者と裁判官で話し合ったりすることが多いらしい。
 この調停がね、ほんと、面倒臭そうなの。お互いに引かない場合は収集が付かないし、折衷案を裁判官がプレゼンターばりに提案したり、ただの便利屋みたいな扱い。被告(原告)からすれば当たりハズレあるよなっていう。上手い裁判官に当たればスムーズに行くけど、そうじゃないとなおさらこじれる。

 つくづく裁判官って普通のおっさんだな~と思うね。彼らも迷い悩む。仕事が複雑で面倒臭いということは言い換えればいくらでも手抜きができるってことでもある。これ絶対判決文テンプレで書いてる人いるでしょ。そうしたくなるのもわかる。過去の判例に倣うのもわかる。だって国の命令になるんだから、トーンが合わないのも問題になる。同じような事例で判決の軽重が大きく異なったら気分で仕事してんのか?ってなるからね。勿論それだけじゃつまんないから、その人なりの見解も入れたくなるときもあるだろうし、テキトーにやるときもあれば、ガッツリやるときもある。同じ人でもムラがあるし、経験値や能力で仕事の完成度が違う。どこの会社にもある光景。
 おっさんが人を裁いている(面倒臭い問題を捌いている)。そのことがよくわかるドラマ。

[ 2016年10月12日 22:29 ] カテゴリ:よもやま話し | TB(0) | CM(-)

ややこしい人達

無差別殺人と妄想性パーソナリティ障害―現代日本の病理に迫る


 ミロンはマゾヒストを、自分の不幸を、周囲の人間を(助けの手をさしのべさせるなど)思い通りに動かすために喧伝する人々であるとする。そればかりではない。マゾヒストには、「少しでも幸福であることは、他人から搾取していることと同義であり、何も持っていないことこそ、無罪の証拠」である(転倒したナルシズムである)という感性があるという。不幸であることは善人の証拠であり、だからこそ、愚痴をこぼして世界に抗議する権利がある……。
 要するに、この掲示板(注釈:秋葉原で通り魔殺人を行った加藤が利用していた掲示板)で演出された「世界一不幸な自分」とは、絶対にそうでなければならないものだった。「僕は、どうしても不幸じゃなくちゃだめ」と不幸ごっこに執着しなければならなかった。マゾヒストというと、ひたすら悲劇的で消極的な印象を受けるかもしれない。しかし、実は、彼らはけっこう「出たがり」なのである。自虐ネタという言葉が示すように、彼らは自分の不幸ぶりを積極的にメガホンで言いふらす場合も少なくない。ミロンは彼らのネガティブな外見というものは誇張して演じられていると主張し、「こんなに不幸な俺ってなんて自己犠牲的で清廉潔白なビューティフル人間なんだろう!」というようなナルシズムとマゾヒズムのブレンドの存在を主張している。


 たまにネットで延々と自分の不幸ばかりを嘆く人っているよね。かまって君なんだろうとは思ってたけど、わざわざそんな自虐的なことを書き続けるからには何かしらの価値表明があるのだろう(人が長期間にわたって何かを主張している場合、そこにはその人なりの自己正当化の主張があるのだろう)と思ってたんだけど、この説明はしっくりくる。えらいまどろっこしい人達だな。

 依存症の人で、いわゆる暴力亭主(嫁)にそれでも従い続ける人っているんだけど、アレも暴力を振う側がたまにすがってくることがあって(アル中であることが多く、このタイプは憂鬱になると自分を捨てないでくれ!許してくれ!と懇願したり、頼ってくることがある)、そうしたときに「赦してやる」ことが依存する人にとって万能感を得る瞬間だって本で読んだことがあるね。
 うん、面倒臭い人達だ。

[ 2016年09月30日 15:57 ] カテゴリ:よもやま話し | TB(0) | CM(-)

マイナーな奇病

アルツハイマーはなぜアルツハイマーになったのか 病名になった人々の物語

 『なぜ年をとると時間の経つのが速くなるのか』の著者だけあって、少し読みにくい。時系列が雑で、そもそも病気の話をしているのか、その名付け親の話をしているのか、っていうかそこ深掘りする意味ある?みたいな文章がしょっちゅう出てくる。

 マイナーで奇妙な病気のみを取り上げます。個人的にそういうのが好きってのもあるんですが、こういうマイナーなヤツは実際に自分や身近な人がなった場合に本人も周囲も理解が得られず、そのせいで誤った解釈や治療がされる可能性がある。知っていれば対処法が見つけやすいし、あるいは、諦めもつく。


・シャルル・ボネ症候群
 白内障などの視覚障害を負った高齢者が薄暮に視る幻像。
 幻像は人、動物、無機物など様々で、そのスケールも様々。巨人のように大きく見えることもあれば小人のこともある。違うことに意識が向いたり、瞬きすると消える。発症から概ね1年程度で症状が無くなる。この症状の特徴は発症者が幻像を本物ではないと認識できる点。つまりボケているわけではないし、幻像自体も現実と区別がつく。「幻覚」と区別するために「幻像」と呼称する。
 原因は不明。眼の問題なのか、脳の問題なのか、その両方なのか特定できていない。視力を失った老人が視るため、感覚遮断の一種(情報不足による脳の幻覚)ではないか?という説もあるが瞬きで消える、本人に自覚症状があるなどやはり幻覚とは一線を画す。原因がわからないため若年層でも視るのではないか?との説もあるがやはりよくわかっていない。定義が定まっていないため、幻覚や視覚障害、精神障害なとど混同されて診断されることがある。なお、これの聴覚版(音楽が聞える)もあるらしい。
 マイナーな症例だが実際には多くの人がこの幻像を視ているのではないかと推測されている。言うとボケていると思われるので言わないだけで。基本的に実害は無く、自然完治するため放置で問題無い。


・ジル・ド・ラ・トゥーレット症候群(トゥーレット症候群)
 重症のチック(突発的で、不規則な、体の一部の速い動きや発声を繰返す)。
 チック自体は幼児期に比較的見られる症状。もちろん大人も発症する。珍しい発症の仕方として汚言(汚い言葉や卑猥な言葉)を連呼する例がある。
 汚言については我慢しようと思えば我慢できるらしく、そのせいで以前は心因的なものと考えられていた。そのため躾けや本人の怠慢など非難的な見方をされたこともあったが、現在は器質的な原因だと判明している。薬物療法で治療可能。脳幹神経節(運動の制御を行っている神経回路)のドーパミン過敏が原因で発症する。なんでそうなるかは不明。ちなみにドーパミンが不足するとパーキンソン病になる。


・カプグラ症候群
 自分の身近な人を他人(分身・変装)だと思い込む。
 これと併せて妄想も発症することが多かったことから精神疾患が疑われていたが、現在では器質的な要因ではないかと考えられている。この症候群は相貌失認症と鏡像の関係にある。相貌失認症は表情や性別の区別、重度の場合人とモノの区別が付かなくなる症状。人間の認識システムはどうやら二通りの経路があるらしく、一つは顔の認識から意識的な認識に行く経路。もう一つは無意識的でかつ感情的な認識を辿る経路。正常な人であればこの二つの経路が合わさり最終的な認識を行う。
 つまり、相貌失認症は意識的な経路に損傷がある(対象を選択的に認識できない)が、近しい相手を見た場合には感情的な反応が起る(ただし意識されない。嘘発見器のような装置を使うと微動な反応が観察できる)。カプグラ症候群は逆に、意識的には問題ないが感情的な反応が起らない。肉親を見ても感情的に想起されず他人と解釈するのではないか。妄想もこれの延長ではないかという説明ができる。
 が、どうも話はそう簡単ではなく、カプグラ症候群は強い心的ストレス(離婚や家族の死)によって引き起こされる場合が多く、また視覚障害を持っている人でも似たような反応を起こすケース、声だけで分身だと思い込むケースもあり、結局のところよくわかっていない。

[ 2016年09月26日 22:17 ] カテゴリ:よもやま話し | TB(0) | CM(-)

「看護婦はFカップ」

空中ブランコ (文春文庫)


 久々に小説で笑った。
 空中ブランコが飛べなくなったサーカス団員、先端恐怖症のヤクザ、義父のカツラが気になって気になってしょうがない医者、イップスにかかった野球選手、昔書いた小説の内容とこんがらがって筆が進まない作家。
 そんな失業崖っぷちの人々が助けを求めた先が、見た目はデブのおっさん中身は小学生の伊良部&ミニスカ看護婦のマユミ。

 一言で評するなら大人向けの寓話。
 リアルな世界に開いた特異点。その空間では常識が通用せず、大人の世界では言えない悩みも伊良部の前では遊びのネタになってしまう。

 「『金王神社前』と書いてあるわけ。バスでその下を通るたびに、クラスメートたちと、ああ、あの『王』の字に点をつけて『金玉神社』にしてえなって……」
 「誰もやらなかったの?
 「さすがに躊躇したよ。ぶら下がるの、危険だし」
 「じゃあ今夜やろうか


 「そのルーキーに怪我をしてもらうとかね
 「……どうやってですか」
 「そりゃ闇討ちでしょう。上野公園で外国人を雇えば30万ほどでやってくれるよ


 こいつ(伊良部)マジで言ってます。でもそこが可笑しい。
 伊良部は大人が抱える深刻な問題をそのままおかしく描いてしまう。もっとも、複雑に絡み合ってこじれた問題を一人の人間が治せるわけじゃないから、彼の治療が直接的に彼らを治すことはない。
 大人にとっての日常は多忙でストレスフル。遊びや本音が出る場所は非日常と言っていい。毎日が遊びな子どもとは逆。伊良部の存在は彼らに非日常を触れさせ、清涼剤(ビタミン入り)を与える契機になっている。


 「もう1回、性格を変えてみたら? 看護婦のお尻を毎朝触るとか
 「馬鹿言うな。セクハラで大問題になっちまうだろう」
 「じゃあ、机の引き出しに蛇のおもちゃを入れておくとか
 「ナースセンターから抗議が来るぞ」
 「そういうのを1年間続ける。すると周囲もあきらめる。性格っていうのは既得権だからね。あいつならしょうがないかって思われれば勝ちなわけ

[ 2016年09月16日 11:53 ] カテゴリ:よもやま話し | TB(0) | CM(-)

人はお人好しにできている

ファスト&スロー(上) あなたの意思はどのように決まるか? (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)


 認知容易性と単純接触効果というのがある。
 要するに分かりやすいもの、よく知っているものには好意的になる。ここのポイントは、それの中身を知っている必要はない。単純にそれを見た回数が多い、見やすい、読みやすい、認知しやすいというだけで好感度アップ。
 快感を感じているとき、心地良いときは認知が緩くなる(警戒心が下がる)ので、騙されやすくなる。好意的に言うなら好意的な判断をしやすくなる。これは対象が好意的なものであればハロー効果(後光効果)が働くし、自分の調子が良い(上機嫌な)ときにも同様に好意的な判断をしやすい。ゲームやギャンブル、株取引でもなんでもいいけど、調子がいいとついつい欲を出してしまうのはそういうこと。
 また、逆のパターンとして判断を失わせるような状況、難しい仕事をやらされながらとか、酷く疲れているときとか、そのような場合でも安易な判断に走りやすい。つまり人は良くも悪くも安易に答えを出しやすい傾向がある(ただし、最初からソレに対しての明確な判断がある場合は除く)。


 アンカリングの罠。
 プリキュアを全く知らない人に次のような質問をする。

・プリキュアの人数は50人より少ないですか?
・プリキュアの人数は20人より多いですか?

 このような質問の場合、前者の方が数が多くなる傾向がある。質問の中に数字が含まれている場合、その数字に引っ張られることをアンカリング効果という。これはデタラメで全く関係なくても効果がある。例えば事前に1~100までのルーレットを回したあとで、プリキュアの人数は?と訊ねられたらルーレットの結果に引きずられやすい。またはプリキュアの人数は1000人より少ないですか?のような極端に大きい数字でもやはり効果がある。これは質問の意図から人数は多いのだろうと想像してしまうため。日常的によくありがちなのはご祝儀や寄付の額で、最初に出した人の額に並びやすい(世間体もあるが)。
 アンカリング効果は非常に強力で、プロの不動産屋でも先にこちらが提示した額にかなり引きずられやすく、ベテランの裁判官にサイコロを振らせても量刑がその数字に引きずられることが実験で分かっている(数字と扱っている事象に全く関係がなくても効果がある)。
 ただ、これらは回答者に複雑で難しい判断が必要な場合で、さらに即決的に決めさせるからそうなりやすいのではないかと思う。また、元々答えや明確な数字が分かっていればこの影響は少ないのではないかと。「ちょっと考えなければならない」「その場で答えを出さなければならない」ときにこのアンカリングは効いてくる。
 ここから言えることは、人と交渉する際は先手を打つと非常に有利に働くこと、逆に後手に回ると非常に不利になる。これを打破するには仕切り直すか、別の判断材料を持ってくるか、別のアプローチで相手を突くなどの転換が必要になる。


 上機嫌なときは騙されやすい。相手が言った数字に乗りやすい。
 相手をおだてて値段ふっかけてサインさせる手法は古典的ではあるが効果的。
[ 2016年09月09日 20:53 ] カテゴリ:よもやま話し | TB(0) | CM(-)

人は楽観的にできている

 1分20秒ほど暇のある人で、ちょっとした実験をやってみたい人は下記動画を参照下さい。
 selective attention test(YouTube)


 この映像(を含む各種実験)は2004年のイグノーベル賞にも選ばれています。

 実験の結果は半々になるそうで、被験者は次のような反応を起こすそうです。

・(自分に対して)うっそだろおいww
・(他人に対して)うっそだろおいww

 ここのポイントは「半々」という部分で、つまり人間の精度(確度)ってのはその程度ってことです。


錯覚の科学 (文春文庫)


・人は想定していない事に対して認知力が大きく下がる(見ているのに見ていないと思い込む)。
・人は自分が期待しているものを、時に捏造する(見ていないのに見たと思い込む)。
・お前の記憶は当てにならない。
・俺の記憶も当てにならない。
 日常的な記憶と衝撃的な体験では、後者の方がよく記憶されるように思われがちだなそんなことはない。後者の方が後付や色づけが多いので、それを反映した内容に上書きされやすいだけ。過去の出来事を詳細に語っている人は、その分だけ色を付けていると思っていい(1のことを10にして話す人いるでしょ? そういうの)。

・科学者は当てにならない。
・経済学者も当てにならない。
・心理学者も当てにならない。
・俺らの自信は当てにならない。
 普通の人は自分を平均より上と思い込んでいる。「自信」と実際の結果について別に相関はない。ただし、自信がある(ように見える)と周囲は「正しいのかな」と思いやすい。

・脳トレに効果はない。
・サブリミナル効果に効果はない。(インチキ)
・モーツアルト効果にも効果はない。
 作業前に「曲を聴く」「何もしない」「リラックスする」の3択で、後ろ2つがこれから作業しようって時に脱力したら能率下がったってだけで、別にモーツアルト関係ない。実験のやり方と解釈がヘタ。
 「潜在力」をアピールされると騙されやすい(認知を歪めやすい)。

[ 2016年09月08日 16:08 ] カテゴリ:よもやま話し | TB(0) | CM(-)

作戦は奇を以って良しとすべし

ガールズ&パンツァー 劇場版 (特装限定版) [Blu-ray]


 DVD借りて見終わったら、何故かAmazonでポチってた。
 あー、これ4DXで見たいってのわかるわ。もしくは音響に超金かけたシアター。むしろ後者で。

 プリキュアがプリキュアと戦ったと思ったら、共闘してた。
 あの個性的で協調性のない面子を前にしてマイペースに決められる大隊長は有能。
 あ、あとダージリンさんってダージリンが本名なのね。てっきり愛称だと思ってた。

 アンツィオが使ってたカルロ・ヴェローチェCV33が面白そう。っていうか乗ってた人達楽しそう。
 フィンランドのBT-42も面白い。マニアならあのネタやるって予想できたんだろうね。


 クールロリは至高。また一歩世界の真理に近づいてしまった。


・ミリタリーコメンタリー
 ある意味本編より楽しい2時間だった。
 軍事評論家とか設定考証担当の人達が解説してるんで、マニアックなネタや製作裏話を話してくれるだけど、段々ガルパン好きのおっさんがダベってるだけのトークに。カチューシャが指立てたシーンで「よっちゅだね」とか言いだしたときは、この人達ダメだと思った。
 映像にツッコミながらノリノリしゃべってるの好きなんだよね。傍から見るとくっだらないんだけど、そこで無駄な知識が炸裂するのがいい。
[ 2016年09月02日 22:55 ] カテゴリ:よもやま話し | TB(0) | CM(-)

かぐや様は告らせたい

かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ 2 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)


 この漫画は「先に○○した方が負け」勝負を延々とし続ける、小学生みたいな秀才男子と天才女子の物語である。


 何故この世界の女の子はゴキブリを一目見ただけで品種までわかるんだ…。
 ラブコメは女の子よりも男の側の好感度がいいかどうかで良し悪しが決まると思ってるんですが、この漫画はいいですね、っていうか久々に腹抱えて笑った。


 私は告るなら藤原書記がいいです。
 童顔巨乳は正義。また一歩世界の真理に近づいてしまった。

[ 2016年08月27日 21:25 ] カテゴリ:よもやま話し | TB(0) | CM(-)

シン・ゴジラ

 日本(の官僚)VSゴジラ

 電車(特に在来線)>>>>>>アメリカ軍の兵器>>自衛隊の兵器


 ゴジラの倒し方が地味っていうか、ギャグだよね、アレ。シリアスな笑いというか。最初から最後までそんな印象。会議のための会議とかもう笑っちゃうよね。「報告書についての報告書についての報告書についての報告書の準備を奨励する報告書についての報告書についての報告書」っていうのがアメリカの監査院であったらしいけど、どんだけ文書主義やねん。

 熱線吐くシーンが超カッコイイ。プラズマ化してるんだと思うけど、集束していく(集束が解ける)過程が良い。あんなん撃たれたら勝てる気しないわー。
 正面からの殴り合いじゃ勝てない。これぞ怪獣映画。軍隊のゴリ押しで勝てるなら怪獣の意味が無い。
[ 2016年08月08日 20:32 ] カテゴリ:よもやま話し | TB(0) | CM(-)

メイン盾の仕事

1.先陣切って攻撃を盾で受ける。
2.跳躍しながら両サイドからの攻撃を盾を投げて防ぐ。(投げた盾は後続の足場に)
3.着地と同時に武器召喚。さらに前進。
4.大盾で受ける。(後はサイドから仲間が挟撃)

私 「ここまで5秒なんだが」
友人「アリス・イン・ワンダーランド」


映画プリキュアオールスターズ みんなで歌う♪奇跡の魔法!(Blu-ray特装版)

[ 2016年07月22日 21:52 ] カテゴリ:よもやま話し | TB(0) | CM(-)

便利な友達がいなきゃいないでなんとかなるもん

夜のピクニック (新潮文庫)


 「足、大丈夫? さっきから変な歩き方してるよ
 「正直、ヤバイと思う。すげぇ痛い」
 「だからさ、気が紛れる話をしてくれないかな」
 「じゃあ、あたしが歩行祭で、密かに賭けてたことがあったって話は?
 「いいね」

 丸1日かけて80キロを踏破する歩行祭。そこで交される少年少女の青春物語。
 この手の話にお約束なのが、
・文武両道&才色兼備でありながら人間味溢れるパーフェクト超人
・お節介でやたら勘がいい親友
・普段はウザくてバカなんだけどイザというときに汚れ仕事を引き受けてくれるムードメーカー
・当て馬、噛ませ犬

 などの友人達で、もちろん本作にも実装されている。
 断言しよう。友人にこれだけのメンツ揃えて良い青春できないわけねーよ。

 事件も何も起きずただひたすら歩き続けるだけの小説なんだけど、感心したのはまさにそれゆえのシンプルさと必要なシチュエーションが揃っていること。物語前半ではクラス別歩行、後半では自由歩行と別れていて、前半ではクラスメイトとの会話で登場人物が説明され、後半ではちょっとした謎解きや転換が起きる。高校生の悩みは大抵勉強か、家族か、恋愛・友人関係なので自由歩行のときに誰と一緒に歩くかは大きな関心事と言っていい。ここの駆け引きから始まり様々な思惑や関係がパズルのピースの如くはまっていく様子は非常にご都合主義的で王道。一部、神視点を持ったキャラが登場してて、ちょっとやりすぎだとは思うけど。どんだけお膳立てされてるんだよ。


 翻って、自分の学生時代を思い返すと……まったく思い出せないことに気づく。面白かった、つまらなかったという感情すら湧かない。小学校の同窓会で当時の担任から「独特の世界観あったぞ」と言われたけど当時はそういう自覚なかったしねぇ。今はあるけど。
 まあ、結論から言うと人生のどの段階が一番楽しかったですか?と聞かれたら「今」と答えます。5年後も「今」。10年後も「今」。常に自分の人生に95点出せる。その自負とやり方を持ち続ける、というのが私の一つの実存証明。だから率直にいって学生時代よりも社会人の方が自由度が高くて楽しいんですよ。もし歩行祭のようなイベントを学生時代にやらされたら愚痴しか言わなかった。私からすると学校の方が制限が多すぎてやりようがない。でも今なら違う。堂々とサボる。あるいは裏技的に楽で楽しい方法でゴールする。
 社会というのは案外いい加減にできていて、そこで生活するための最低限の義務を果たしたら、あとは思い切り次第でかなり自由にできる。人間関係に捕らわれなければさらに自由度は増す。だから私は声を大にしてこう言いたい。
 友達がいなくても人生楽しめる!(これはこれで特殊な才能が必要です)


 真面目な話、「友達」にそんなに期待するもんではないと思うよ。だって自分がそんなに便利な友達じゃないんだから。むしろ現実はパーフェクトじゃないことを許容することの方が大事だと思うね。

[ 2016年07月07日 21:19 ] カテゴリ:よもやま話し | TB(0) | CM(-)