GWを利用しての沖縄観光。
全体行程は下図参照。3泊4日。移動はすべて公共交通機関。正直言ってかなりの強行軍でした。筋肉痛と膝の痛みに耐えながらの旅行に。30前半の人間が言うことじゃないかもしれないけど、歳をとってからの旅行は色々と制約もかかるので仕事が忙しくても合間ぬって現役時代に旅行する方がいいです。引退後に第二の人生を考えている人も多いと思いますが、特に体力を使うレジャー(ハイキングや登山など)は知識的にも体力的にも経験がないと結構ハードル高いと思う。
沖縄をグルグル旅行するのならレンタカーがオススメ。バスだと時間や発着場所に制約があって、忙しかったり暇だったりします。私は運転が下手なのと、車中でも読書や昼寝ができる公共交通機関を選びました。かかった費用とレンタカー代を比較するとやや安かった程度。荷物抱えて移動したくない人は素直にレンタカーを選ぶのが無難。
以下は各所の所感や写真。地図の番号がそのまま観光順序と解説番号。
仙台からだと飛行機代だけで往復5万前後、食事・宿泊代・その他交通費などを含めると全体で10万円くらい。関東とかに住んでいる人はLCC使えて羨ましい。
①熱帯ドリームセンター 後述する美ら海水族館と併設されている温室園。当初の予定では行くつもりはなかったのだけど、変な建物があったので寄り道。
植物に興味無いので屋内の説明はカット。ここは建物の雰囲気が良い。壁を這うように伸びる植物は東北であまり見かけないので異国情緒あって面白かった。なんかラピュタっぽい。
沖縄全体に言えることなんだけど、植物が東北と全く違うので物珍しい。ただ、暖かいせいか、虫さされが多くてちょっと困りました。
もちろん塔に登ることができます。
②美ら海水族館 結構有名らしく職場で沖縄に行くと言ったら異口同音にここの名前が上がった。
特徴はなんといってもジンベイザメがいること。……といっても私自身見るまで気に留めていなかったのだけど、実物のインパクトは絶大。人間と同等かそれ以上の生き物を見ると圧倒される。ここの水槽は目玉なので特別広くとられています。隣にカフェが置かれているので遊泳する姿を見ながらまったり観賞することができます。
その他の点ではマナティー(ジュゴンと同じ海牛)がいるのは珍しいかな。イルカショーもやっていますが、時間はお昼頃から。
でかい。とにかくでかい。エイもでかい。
③今帰仁城跡 石垣があります。見晴らしがいいです。それだけです。
ここは観光ツアーバスか車を用意して行くのがいい。最寄りのバス停から1キロ程度山道を歩かなければならないので疲れます。私は行きをタクシーで、帰りは徒歩でした。帰るときに道を間違えて山道をヒイコラ言いながら歩いたのは悪い思い出です。
座喜味城跡と違って石垣には登れません。
④だちょうランド沖縄
もともと名護市方面を訪れたのはこれのため。掲示板で「沖縄行くんだけど、オススメある?」と尋ねたらここを推されたことがキッカケ(他にもダチョウランドはあるようなのでここじゃないかもしれませんが)。
ここではダチョウステーキが食べられます。味や肉質はラム肉に近い。玉子焼きも食べましたが、こちらは白身が多く寒天ぽい層があるのが特徴(白くなるまで焼き続けられないのだと思われる)。よくダチョウの卵は大味だ、みたいな話しを聞きますが、それほどではない。が、普通の玉子焼きの方が美味しいのも事実。お土産にダチョウの卵のカラが売っています。研磨すると見た目はプラスチックな質感で玩具っぽい。大きさは、片手で掴めるギリギリくらい。割りと中途半端な大きさ。大きいけど、想像してたよりは小さい。
ここではダチョウを放牧しているのでエサをやったりできます。こいつらもでかい。立つと大人と同じかそれ以上の目線になる。こいつらぜってぇ鳥じゃねぇ。何故か園内に鶏や山羊もいる。また、ダチョウに乗ることもできます。子どもだけかと思ったら大人もOK。店の人に勧められたけどさすがに辞退。
せっかくなので店の人に聞いたら、卵から大人の大きさになるのに2,3年ほどかかるとのこと。店で出している肉は2年ものらしい。美味しいけど生産性は難しいようだ。
成人男性と同等かそれ以上の体格。これで餌にがっついてくるので存在感がある。
⑤古宇利島 ここも観光バスか車が必須。今帰仁村側からだと最寄りのバス停から5キロ以上は離れている。当然徒歩で行く。橋まで来てふと「これ、対岸に渡っても同じ光景じゃね?」と思い直してそそくさと帰りました。この日無理をしたためか、次の日から筋肉痛と膝の痛みを抱えながら観光することに。
遠方から。ここから5キロほど。この橋を歩くか?と自問した結果、心が折れました。
⑥万座毛 特になし。
ガイドブックのとおりの光景です。
⑦座喜味城跡 特になし。
上と同じだが、やはり公共交通機関で行くのは何かと面倒くさい。
こちらは石垣の上を歩くことが出来ます。
⑧首里城 見せ物としては普通。概観が独特という以外特に思うことがない。展示品も少なめ。カメラをホテルに置いてきたためスマホの写真を使っています。
今帰仁城跡や座喜味城跡に比べるとやっぱ建物がある方が貫禄がある。
⑨ガンガラーの谷 旅行前に沖縄に行くんだからスキューバはどうだろう?と考えたりもしたのだけど、面倒臭いしそもそも俺は海って柄じゃねぇし、冒険っぽいということで森に。
個人的に今回の旅一番の当たり。如何にも南国って感じのガジュマルの木、鍾乳洞、洞窟などが堪能できる。ガイド付きのツアーになっていて、10人くらいの班で移動。時間にして80分。一応予約制なので事前に電話一本入れておく方が時間を無駄にしません。当日でも可能ですが人数によって後回しにされるので。繁忙期は本数を増やしているようなので聞いてみるのもいいかもしれません。
最近古代人の遺骨などが発掘されたらしく、現在進行形で発掘調査が進められている場所だそうだ。施設自体は昔から公園としてあったんだけど、上流の家畜場からの汚水で臭いが酷かったらしく一時閉鎖、家畜場が閉鎖(汚水処理されたんだったか忘れた)されたために再開したとのこと。
すぐ隣におきなわワールドが併設されているので、玉泉洞(鍾乳洞)やハブとマングースが見られます。今回は時間の都合でパス。ここは那覇市内からも直通のバスが出ているので時間行程をしっかり組んでおけば車を使わなくても比較的行きやすい場所です。
入り口。すでにここから雰囲気が出ている。
舗装された道を歩くので負担は小さい。ランタンを持って洞窟の奥に行ったりとロケーションが楽しめる。
そういえば、全く食べ物の話しをしていませんが、特にとりたてて言うことは無いです。別に美味しくもなく、不味くもない。普通です。私の旅行は見るのが専門で、食べ物にはほとんどこだわりません(求めてもいない)。
あとは、そーだなぁ、中国人観光客がすげー多いってことと、店で働いている従業員に南国系の人(フィリピンあたり?)が目についたってところかな。観光地だけあって人種が多かったイメージですね。
最後に。
沖縄を旅行して一番衝撃的だったのは、駅で隣に座っていたおじいさんがタブレットを軽快に使いこなしていたことと、
りゅうぎんのCM。沖縄の人は未来に生きてんな。